恩田陸のレビュー一覧

  • 劫尽童女

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    映画化も出来る作品。

    主人公遥が自分は一体何者なのか、罪深く生きていきつつ、その答えを探す中で、さまざまな戦闘シーンもある。
    恩田さんらしい、しっかり楽しめた作品。

    もっと複雑な抽象的で、もっともっと思考したい人には少し物足りないかも。それを目的で書いてないと思うので。

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    2014年11月07日
  • puzzle(パズル)

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    とりあえず読ませる。オチは急で、簡単な語呂合わせ、という感じだったけど。不安な灰色と、よく分からん2人の男とで、先が気になって。
    廃墟における中年のキャッチボールを味わう小説だ。顔がにやける。

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    2014年11月13日
  • 不安な童話

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    ネタバレ

    最後は予想できなかった…
    恩田さんのネーミングセンス素晴らしいなあ、と改めて思った。漢字の使い方が絶妙というか。古風すぎずキラキラすぎず。
    オカルトと謎解きが混ざって、恩田さん独特の雰囲気があって。先が気になってすぐ読み終わっちゃう。
    泰山先生とヒロインのコンビ、よかったな。最初から出てきた俊太郎は活躍しなかったけど。

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    2015年01月18日
  • 猫と針

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    ネタバレ

    恩田陸の戯曲。
    死んだ友人の葬式に参加した高校時代の同級生5人。タカハシの映画のエキストラとして呼ばれた4人。高校時代に消えたタカハシの八ミリフィルム。フィルムに写った食中毒事件の真相。

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    2014年08月22日
  • puzzle(パズル)

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    前から興味はあったけど、ますます軍艦島に行きたくなった。ショートストーリーという感じで、あっさりと終わるのがちょっと物足りないかな。人間関係や心理描写をもう少し掘り下げても良かったんじゃないのかな、と思った。

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    2014年07月31日
  • puzzle(パズル)

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    ネタバレ

    世界仰天不思議日記。

    そのようなものを読んだ気分。
    いやいやいやいや、でも、変なものは変と言わざるを得ない。物事には必然性があるべきだ。そう主張するわけじゃないけど、あまりにもあり得ないものはあり得ない。

    確かにアイディア自体は面白いと思う。ただ、本作をミステリー枠として捉えてしまうとびっくり科学大予想になってしまう。

    その部分を許せるか許せないか、読者の受け取り方で評価が変化する作品であろう。

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    2014年07月22日
  • きのうの世界(下)

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    やっぱり上巻の方が面白かった。下巻はまあまあ。殺人事件の真相、市川吾郎がすごいことになってる割には印象薄い。恩田さんの他作品と比べると綺麗に終わったと思う。
    伏線回収に虫食いがあるし、この登場人物の意味…と思うところあり。多視点から成る物語の醍醐味、部分が繋がって一点に収束する快感がなかった。でも、恩田陸の文章、作品の持つ雰囲気が好きなんだ。
    上下で分けずに、ハードカバーで読んだ方がよかったかも。

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    2014年07月15日
  • 猫と針

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    ネタバレ

    大人が数人限られた空間で、お酒を飲みながらぐだぐだ話しているシチュエーションが大好きです。あっちこっちに脱線しながらも、会話がいつしかあやうい方向へと…みたいな仕掛けに引き込まれます。

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    2014年05月22日
  • 隅の風景

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    著者の調子のせいもあるのか、『恐怖の報酬日記』ほどの伸びやかさが全体的にないかな?
    どことなく真面目な態度で旅を見つめており、羽目を外す感が不足している。
    ただそんな中、熊本編は期待どおりの楽しさ。とにかく楽しく飲み食いしましょうや、ってな感じの気楽さの楽しさが伝わってくる。
    エッセイにはこういう愉しみを求めちょります、当方は。

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    2014年05月05日
  • 隅の風景

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    恩田さん、ビール飲み過ぎ(^^)
    旅の醍醐味は、やはり美味しいものとの出会い。
    もちろん、史跡の探訪も楽しみの一つですけどね。

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    2014年05月04日
  • きのうの世界(上)

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    久しぶりの恩田陸。一章ごとに目線が変わって色々な人が語り手になるんだけど、語り手が「あなた」なのが、ん?!ってなる。何の為に市川吾郎は殺されたのか、まださっぱりわからない。下巻に続く。

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    2014年05月02日
  • 夢違

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    再読3回目。
    ああ、変な夢見そう。曲がりなりにも無意識についての勉強をした私には思い付けない発想。いや、そういう人の方が案外受け入れやすいのかもしれないな。それにしても、この著者の作品としては甘いラストやな。

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    2018年05月09日
  • 猫と針

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    あっという間に読み終わった。映画の『キサラギ』思い出した。名前が平凡すぎて登場人物がこんがらがった。このお話を小説にしたらどうなるのかなあ。面白いかもね。

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    2014年04月10日
  • 猫と針

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    台本とは知らずに購入しちゃいました。
    タイトルと内容に特に関係無いように感じました。誰が喋ってるかの名前を飛ばして読んでしまうことがあるので、たまに「?」になる部分が…。会話だけなので台詞に重みを感じました。
    いない人の話をするというのよくありますよね。仲が良いはずなのにちょっとした言動で疑いを持っていく心理が面白かったです。
    ただ真相はよくわかりませんでしたね。芝居で見てみたいです。

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    2014年03月02日
  • 隅の風景

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    ネタバレ

    恩田陸のエッセイ。
    割と静かな文章なんだよな。

    私は時々、恩田陸と梨木香歩が混ざってしまうんだけど、このエッセイもまた梨木さん風味を感じました。

    最初は淡々と読んでいて、このまま終わっちゃうのかな~と思っていたけれど、後半の日本編は結構面白かった。

    私も旅に出たくなり、三度目の『まひるの月を追いかけて』を読みたくなりました。

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    2014年02月23日
  • 猫と針

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    面白かったー。人が喋ってるだけの話書かせたらほんとうにうまいなあ。舞台で見たかった。最後のぶつぎり感とか、うまく演出してれば本当に良いものになってる気がする。

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    2014年01月27日
  • 小説以外

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    テーマもなく、ひたすらに集約されたエッセイ。客観的で時折ニヒルな視点と語り口は作者とイメージとおり。またエッセイ出して欲しい。

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    2014年01月18日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    引き続き。
    勢いと勢いと笑いノスタルジーと勢いで押しまくって終わった感が否めないです(笑)おがわさとしさんが絵をつけていたそうですが、頭の中では宮下あきらか山口由貴さんの絵で展開されていました…。
    世界設定もユニークで、キャラクターもみんな魅力的。なのになにかちょっと物足りない…ラストも若干予測できたオチ方でした。うーん。

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    2014年01月12日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    タイトルからして、アレっぽいのかと思ったらどうも違うようです(笑)すぐ読み終わってしまいましたので即下巻。

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    2014年01月12日
  • 猫と針

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    舞台のシナリオ。
    小説ではなく、セリフでの構成。

    内容は、死んだ精神科医の同級生のお葬式に集まったかつての友人達の関係性とか。

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    2014年01月01日