恩田陸のレビュー一覧

  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    登場人物が11人いて、各章ごとにこれら人物が主となり展開していくため、覚えきれず、名前を書き出して、読み進めることに…
    外見的な特徴は覚えやすくても、登場人物の名前が難しく文字の中では、しばらくは外見と文字が一致せずメモを見ることに。
    登場の説明がない1人と、なぜこの人が登場するのかと思う人が1人。おそらくは、後者がテロリストだろうと(かなり自信あり)、思いながら下巻に。

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    2020年01月25日
  • 錆びた太陽

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    これは『沈黙の春』第2号となるのだろうか。恩田さんは宮城県出身。2011年以降原発や復興に対して日本の政府や政治家のとってきた態度に疑問を投げかける。作者の社会に対しての眼光が随所に光る物語。我々は東京オリンピックに浮かれてばかりで、被災者や被災地を忘れてしまってはいないか。

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    2020年01月16日
  • 朝日のようにさわやかに

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    長さがバラバラならばテーマも様々な14編の短編

    「水晶の夜、翡翠の朝」は水野理瀬シリーズの、
    「淋しいお城」は“ミステリーランド”シリーズの番外編…前者のヨハンはカッコよく、“みどりおとこ”の転生が
    生々しい

    この2編とラジオパーソナリティの会話だけで
    事件が進み解決する「あなたと夜と音楽と」が好き

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    2020年01月12日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    空港という非日常空間での物語。
    考えるということ、自分が何者かをどう証明するか、
    実は深遠な課題なのかも。

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    2020年01月05日
  • 妖し

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    評価は三ツ星半と言ったところか。
    タイトルどおり「妖し」を共通テーマとした異なる作者による短編集であり、それぞれに異なる趣きの作品からなっており、飽きることなく読み終えることが出来た。

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    2020年01月04日
  • 訪問者

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    これ、過去に読んでたっぽいです(^^;;
    陸の孤島的な設定が好みかも?と思ったのですが、なんとなく肩透かし。
    だから余計に記憶に残っていなかったのかな?

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    2020年01月03日
  • 妖し

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    表題「妖し」のような統一感はあまり感じない。
    「真珠星スピカ」「李果を食む」「フクライ駅から」が良かったかな。特に「フクライ」の終盤に雪崩れ込むような展開のスピード感がなかなかよい。朱川湊人氏の作品は読んだことがないので、今度読んでみたい。

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    2019年12月27日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    同じ歴史を何回も繰り返されるのは当事者にとっては堪らないものがあるだろう。当事者にも思いがあり、その方向性で意図的に少しずつずらしていくと………タイムパラドックスに捻り加えた面白い構成。

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    2019年12月27日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    ネタバレ

    国際空港の入管で別室に連行された11人による密室劇。‬

    ‪天災、テロ、感染症、サイキック、ヒューマノイド。色んな要素が含まれていて一言で表しづらい小説です。‬
    ‪行動や時間の制限で不安を煽られながら、登場人物の1人となって推理をしてみるものの、著者の世界に翻弄されるばかり。‬
    ‪どんな展開になっていくのか読めません。

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    2019年12月23日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    ネタバレ

    【内容】
    超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。時間だけが経過し焦燥する彼ら。大規模な通信障害で機器は使用不能。その中の一人の女が「当局はこの中にテロ首謀者がいると見ている。それを皆さんに見つけ出していただきたい」と言った。女は高性能AIを持つヒューマノイドだった。10人は恐怖に戦きながら推理を開始する。


    【感想】
    「蜜蜂と遠雷」を読んだ時と同じような印象。
    言葉にするのは難しいが、
    沢山の登場人物のバックグラウンドがしっかり描かれるから、其々を一人称にして述べられる描写は程々にリアリティーがあるのだが、作られたリアリティーという感じがするから、あまり心に響

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    2019年12月10日
  • 三月は深き紅の淵を

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    「三月は深き紅の淵を」という謎の本。4つの短編から構成されている。本当にそんな本はあるのか。いったい誰が書いたのか。1章、2章は興味深い。3章はミステリー仕立て。著者のヒントになるかと思ったが。4章で謎が明らかになるかと思いきや、つながりがまったく見えず。難解。もやっと感の残る恩田作品。

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    2026年01月12日
  • EPITAPH東京

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    戯曲を書く作者がストーリーを模索しながら東京をさ迷う連作短編集。
    同時に買った奥田英郎の著作だと勘違いして読んでしまい「頑張って恩田陸みたいな実験的な小説書いてるけど失敗だったなー」と思いながら読んでしまい、奥付きひっくり返して脱力した次第…

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    2019年12月05日
  • 八月は冷たい城

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    ネタバレ

    「七月に流れる花 」の続編で、本編でストーリーがわかります。
    中学生位では「死」を受け止めることはなかなか難しい。

    自ら死の境界を味わうこと、他人の死を経験することで、
    死が身近になった位だから。

    比喩もグロいけど、解釈を間違えると、恐怖になる。

    児童向きのため、話の展開は難しくないが、必ず「みどりおとこ」なのか?疑問が残ったけど。

    この話はエイズ等から発想が生まれたのかな。

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    2019年12月04日
  • 不安な童話

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    暗い不穏な雰囲気が漂う物語。
    生まれ変わりなのか?ただの偶然なのか?遺書に書かれた絵には何が隠されているのか?
    推理しながら読むという感じにはならなかったけど、面白く読めた。

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    2019年11月18日
  • 朝日のようにさわやかに

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    まず、巻末を読むことをお薦めします。
    短編集は2冊目ですが、他の長編とのつながりはない作品のようです。

    不思議な感覚を感じた作品もありました

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    2019年11月14日
  • 八月は冷たい城

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    「緑色感冒」で親の死が近い子供たちばかりが集められる
    「夏の城」

    少年たちはその場所で親の死を待つ

    「七月」より先にこっちを読んでしまったので
    世界観がわかるまで時間がかかっちゃった(汗

    案内人の「みどりおとこ」の正体は・・・

    急いで「七月」も読まなくちゃ

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    2019年11月13日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    ネタバレ

    安藤大尉、栗原中尉、石原莞爾。
    とりあえず2・26事件の勉強になった笑

    「歴史を修正する」という設定がとても面白かった。

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    2019年11月01日
  • 訪問者

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    あのー。

    私、この本を読んで、似た小説を思い出したんですよね……。
    それも、湖と館がセット?町の名物?になっていて、おじさんが管理をしている所から始まるんですが……タイトル思い出せない!
    知っている方、コメントください(笑)

    本題に戻るとして。

    語り手である井上が、友人の死の謎を解き明かすため、洋館を所有する朝霞兄弟の元を訪ねる。
    この中に、真実を知る者が?と思いながら、井上の探偵者視点で物語を見ていくのだけど、途中で彼が主導権を失う所が面白い。

    更に、彼で最後だと思われていた「訪問」が、次から次へと続いていく。
    どうなるの、と思いながら、ものすごいスピードで読まされるのに、最後ぉー!

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    2019年10月22日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    読んでみて、一番に思うのは
    「そんなに飛行機が怖いの⁉️」
    という素朴な疑問。次に感じるのは
    「どんだけビールが好きなの❓」
    という驚き。

    私はお酒が飲めないから、ビールやアルコールに酔う楽しさは理解できない。でも、楽しそう。
    反対に飛行機を怖いなんて思った事がないので、ここまで怖がる気持ちが不思議に感じられる。飛行機よりも遊園地のアトラクションのほうが、よっぽど怖いと思うけど‥‥

    好きな作家の書いたエッセイは、出来れば読まないようにしている。予めイメージした人物像が崩れるのが嫌だから‥‥本書を読んで、確かに思い描いていた恩田陸像は崩壊したけど、恩田陸さん自身にはもっと親近感を覚えた。面白

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    2019年10月20日
  • きのうの世界(下)

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    カテゴライズするなら、ファンタジーミステリー。

    上巻で散りばめられた謎の全てが繋がる展開を想像していたので、拍子抜けした。リアリティ重視の人は、消化不良に感じると思う。

    しかし、ミステリーとしては物足りないが、物語の雰囲気や設定はとても楽しめた。
    上巻の陰鬱さだが、終盤は朗らか!

    気負いなく読めるので、重苦しい本が苦手な人に勧めたい。

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    2019年10月18日