恩田陸のレビュー一覧

  • EPITAPH東京

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    これは東京にまつわるエッセイだ。
    物語を期待したが、相変わらずチャレンジングな構成を
    試したがる筆者の趣味嗜好の本だった。
    ただ、エッセイとしては大変面白かったのだが…
    そういえば、戯曲EPITAPHは桐野夏生のoutを連想させた。

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    2019年06月26日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    恩田陸の超能力や架空の国のシリーズは読んだことがなく、そのシリーズかなと思って読み始めた。実際、設定や架空の言葉に最初は?だらけ。
    だけど、この話は前にでた本と関係あるものではなく、この主人公がいろいろあった状況から突如はじまっている。でも、だんだんそれがわかってくる感じがとてもおもしろかった。下巻が楽しみ。

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    2019年06月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    ネタバレ

    下巻までの感想含みます。入管で止められた10人、この中にいるテロリストを見つけ出すために閉じ込められた部屋で過ごすという話。登場人物を把握し、伏線かも?というのを戻って確認したりするので読むのに時間はかかりましたが、会話劇としてはスリリングでおもしろかったです。なんと言ってもキャスリンが異質で複雑でこの本にしかないおもしろさを出してると思います。しかしタイトルの消滅とは何か?というのが明らかになるラストは、完全に予想外すぎて結構唐突な感じがありました。

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    2019年06月02日
  • 雪月花黙示録

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    古来からの伝統を守るミヤコと、自由経済の恩恵と快楽を享受する帝国主義に日本が二分されるという仮想の時代を描いたファンタジー。
    適度な緊張感と読みやすくアニメのようなスピード感、個性が確立したキャラクターなどによってそれなりに楽しみながら読めましたが、最後の締め方は拍子抜けでした。

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    2019年06月02日
  • 七月に流れる花

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    ファンタジーと現実の狭間のお話。
    何も教えてもらえないミチルがちょっとかわいそうです。笑
    最後まで読んでから読み返してみると、また別の物語のようです。続き…というか別視点のお話もあるそうですが、まあいいかな。

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    2019年05月28日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    ネタバレ

    人が歴史に手を出すことが許されるのか?

    時間遡行ができるようになって、国連がしたことはある歴史上の人物の暗殺。それは歴史上の大きな悲劇を回避するための介入だったが、そのために人類に絶滅の危機が迫る。危機を救うために国連は、もう一度、過去を修復してやり直すため、過去の歴史的事件を「再生」し、そこで起きたことをなぞって歴史を「確定」するプロジェクトを始めた。今回選ばれたポイントは、「二・二六事件」。安藤大尉、栗原中尉、石原莞爾の3人が選ばれ、「確定」作業に取り組むがーー。

    れきしをかえては、なぜいけないの。ということで。介入しておかしくなった歴史を、「正しい歴史」に戻すために取り組む国連のメン

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    2019年05月28日
  • 八月は冷たい城

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    少年サイドの話。
     <夏の城>にやってきた4人の少年を待っていたのは、首を折られた4本のヒマワリだった。

     7月とは違って、ここにいる意味が解っている少年たち。
     が、不穏因子があって、結局は世界が、小さくだったとしても、揺れ動くことになる。

     <真実>はかのように重い。

     にしても、最後の最後にうっそうとした緑に覆われて、人工のものが朽ちているというイメージはよくある。
     よくあるということは、わりと共通する夢想なのだろう。

     人は、緑を夢にみる。
     緑の中で、圧倒的な沈黙の中で、朽ちることを遺伝子レベルで求めているのかもしれない。

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    2019年05月03日
  • 七月に流れる花

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     季節外れの転校生は、呼ばれると必ず行かなければならない林間学校「夏の城」に招待された。
     古城で5人の少女たちの共同生活が始まる。

     「7月に流れる花」が少女サイドで、「8月は冷たい城」が少年サイドの話なので、両方読んでしまうと、そういうことなのね、って思うのだけど、とにかく謎が多い。
     転校生であるという条件というか立場が、これほど歯がゆいとは。
     それにしても、何もかも内緒にしなくてもいいんじゃないかと思うんだけどね。

     もう、何をどう書いてもネタバレそうになりそうなので、あれなんだけど、ようするに、様々な選択肢をつきつけられる物語なのだと思う。
     
     必ず行かなければならないとして

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    2019年05月03日
  • 夢違

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    恩田さんらしい作品です。夢を映像で記録するとか、その解析を生業にした主人公とか、かつて事故で亡くなったはずの女性の幽霊とか、小学校で頻発する集団白昼夢に神隠し・・・。これでもかと言わんばかりのオカルト的な要素を盛り込みながら、ぎりぎりのところで破綻せず一定水準のエンタテイメントに仕上げているあたりはさすがだなあと感心しました。
    一方で、たくさんの事件や謎が印象的な仕掛けとともに現れはするのですが、例えば神隠しにあった子供たちの帰結とか、ラストシーンもですが、最終的にはやっぱりそうするしかないのねという感じで、導入部と比べてインパクトに欠けるように思えました。ある種の超常現象を扱っていながらも一

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    2019年03月31日
  • きのうの世界(下)

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    恩田さんらしく、暗くて独特の雰囲気の中進められていく展開と散りばめられる謎の数々には読む手が止まりませんでした。が、最後の結末は私的にはいまいちでした。期待しすぎたのかも。

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    2019年03月12日
  • 夏の名残りの薔薇

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    ネタバレ

    元ネタの映画を観たことがないと、だいぶ退屈な小説。アラン・レネは…ヒロシマ・モナムールは観たことあったんだけどな…観たらまたパラパラ読み直そうかなと思う。

    話の構造は面白いし、こういう小説もアリだと思う。私も過去をねつ造することがあるし、そのことが小説になってて興味深かった。ただ、雰囲気のせいもあるのか、物語の世界には没頭できなかった。

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    2019年03月12日
  • ブラック・ベルベット

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    ネタバレ

    2018.03.10

    恩田作品の中で好きな神原恵弥シリーズ第3弾。
    恩田作品は久しぶりに読みましたが、相変わらず気になるキーワードをたくさん散りばめ、風呂敷を広げるだけ広げておいて、アレっ?これで終わり?という結末はまさにこれぞ恩田節という感じ。
    結局本物のアキコ・スタンバーグについてはさらっと1行「東洋と西洋の狭間で死んだ」で終わり。そんなことある?笑
    多田直純は?どうなっちゃったの?笑
    その他、回収しきれていない伏線がわんさか…

    もやもやすることは読む前からわかっていたので、恩田作品としてはまだ読めるほうかな。
    旅情ミステリーとして楽しみました。

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    2019年03月11日
  • 錆びた太陽

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    財前徳子に動きがコミカル。フィニッシュがこれ? 終わり方に物足らなさがある。
    蜜蜂と遠雷 程のじっくりとした中身の濃さ、構成の緻密さを感じれなかった。

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    2019年03月05日
  • 八月は冷たい城

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    夏流城(かなしろ)での林間学校に参加した光彦と三人の少年を迎えたのは、首を折られた四本のひまわりだった。
    不穏な空気が漂う中、光彦は茂みの奥に鎌を持って立つ誰かの影を目撃する。
    閉ざされた城で、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き…、彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。

    「七月に流れる花」と同時期に城の反対側にいた少年たちのお話です。

    「七月に~」を先に読まないと楽しめないので、読む順番を間違えないように冒頭に書いておいてほしいです。
    事前情報を持たずに読む方も多いと思うので、そういう配慮は必要なのでは…。
    「七月~」では解明されなかった謎もこちらでは明らかになったので、セットで読

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    2025年02月24日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    館に関する謎のアンソロジー。

    自分だけが知っているらしい館。
    隔離された島にある学校。
    神社という隔離された空間。
    逆行すると噂される宿泊施設。
    雪に閉ざされた館。
    高速バスで交通事故にあった人達が避難した場所。

    もうわけが分からなくなってきたのは、修学旅行。
    話の運び方に、不思議な状態にのめりこみましたが
    驚きの結末。
    これは教えられたという事?
    気が付いたという事??

    落ち…というか、人物に対しての驚きは雪の館。
    断言されてしまうと、人間の脳はそれでインプットされ
    考える事を止めてしまう、というのは確かなようです。
    完全に騙されました。

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    2019年02月18日
  • 七月に流れる花

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    夏流(かなし)に転校してきたミチル。
    転校が六月という中途半端な時期だったのと内向的な性格のため、友達が出来ないまま夏休みを迎えたが、彼女のもとに奇妙な「林間学校」への招待状が届く。
    呼ばれた子どもは必ず行かなければならないという夏の城で、ミチルと5人の少女たちは不思議な夏休みを過ごすことになる…。

    講談社のミステリーランドシリーズの配本なので子ども向けの小説ですが、往年の恩田陸の味付けがなされた、ザ・恩田ワールドなお話でした。
    物語を包むノスタルジックで不穏な空気、謎を煽りまくる思わせぶりな演出、静謐で賢い主人公が直面する物悲しい真実。
    まさに「恩田さんのいつものやつ」、久しぶりに読んだ気

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    2019年02月18日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    最後にどうなったとか、結果を知るというよりも、そこに行き着くまでのハチャメチャな過程だったり、エンターテインメント性を楽しむ作品なのかなぁという感じ。

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    2019年02月06日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    (上から続く)
    と思ったらこうなるとは意外
    ある意味作者を見直した
    作品としてはともかく
    上下で★★★

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    2019年01月12日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    近未来の日本。
    近い将来、もしかしたらこんな日本になっているんじゃないかなんて、想像しながら読んでしまった。

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    2019年01月08日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    前半とても面白かったが、オチがイマイチ。。
    もっとどんでん返しを期待してたが、予想通りというか、想定内というか。。

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    2019年01月06日