【感想・ネタバレ】ブラック・ベルベットのレビュー

あらすじ

魅惑のウイルスを求め、世界中を飛び回る凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。彼がこの度訪れたのは、東西文化の交差点であるT共和国。この国では、全身に黒い苔の生えた死体が見つかっていた。そして、気鋭の女性科学者が入国後に突如消息を絶つ。ふたつを結びつけるのは、想像の域を遥かに超えた、ある事実だった――。

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Posted by ブクログ

1作目があまり刺さらなかった記憶だけど、これは楽しかった。主人公が魅力的で、1作目から読み直したい。

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2023年11月14日

Posted by ブクログ

MAZEでは振り回す側だったけど、クレオパトラの夢とブラック・ベルベットではぶん回される側だったなぁ…主人公。
今までの作品のオールスター戦だったのが楽しかったところ。
エディみたいなキャラクターも結構好き。
それにしてもコロナ禍で読むとゾワッとくる話題!

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2021年09月23日

Posted by ブクログ

シリーズ物と知らず恩田陸一冊目に選んだ本。
主人公の説明がかなり遅れてされて不服だったけど、シリーズ3作目なら仕方がない。
DFのネタがあるとT共和国へ。
なんでも良いけど国名とか地名とか伏せるのなんか意味あるのかな。
キャラがみんな好きだー

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2019年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々の恵弥シリーズ。
旅行中だがあっという間に読んでしまった。
今回はT共和国に仕事とプライベートの野暮用(?)で行ったはずがやはり何かに巻き込まれてしまう。
今作は前作までをちゃんと読んでいないと楽しめないかもしれない。それくらいMAZEとクレオパトラネタが多い。
個人的には慶子と満が出てきたので満足。
多田からとある女性の捜索を依頼されるものの女性は恵弥の目の前で刺殺され、依頼した多田も謎の事故?で負傷してしまう。そして恵弥の元には色々な人が現れて慌ただしい。
今までのまとめ感があるのだがこれでシリーズ終了なのだろうか?
最終盤で恵弥は選択をしなければならないフラグも立っているのでこれで終わる可能性もありえるが個人的には続いて欲しい。
恩田さん作品の中ではどこかアクションサスペンス映画(そんなジャンルはあるのだろうか?)みたいな雰囲気があってあっと言う間に読めてしまうので続編希望。

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2019年07月08日

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3作目のT国での誰が、どうなっているのか?謎が多いが全てが繋がり、振り回される恵弥が1番好きかも…。
自分の勤めている会社が何故監視されているのか、会社を辞めて独立するのか、有名になる前の話など、まだまだ恵弥のストーリーを知りたい欲求になるので続編がずっと続いていくといいなぁ

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2019年01月04日

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神原恵弥シリーズ第3弾。
1作目に出ていた同窓生の満が再登場するは、恵弥の元彼・橘が初お披露目となるは、このシリーズのファンとしては盛り沢山で嬉しい限りでした。
いままでは答えを明示されることが無く、モヤモヤ感を残していたのですが、今作は答えが明らかになっているので、読後もスッキリ!
次作に繋がる謎を残しているところをみると、4作目もありそう。楽しみです♪

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2018年07月21日

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濃いキャラクターの登場人物に、全く日本とは違う国の世界観、まるでミステリーツアーに連れて行かれたような読み応えでした。

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2018年07月10日

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神原恵弥シリーズの3作目

今作は、異国情緒漂う中東の国に出張の恵弥
仕組まれたような出張の予定や、黒い苔に覆われた遺体という謎、画期的な鎮痛剤という噂レベルの薬 D・F、多田直樹から頼まれた人探し等、またまた色々な思惑が交錯している

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外資製薬会社に身を置く凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。
ある博士の捜索を依頼されてT共和国にやってきたが、博士は殺されてしまう。
一方、この国では全身を黒い苔で覆われて死んだ人間がいるらしい。
ビジネスで滞在中のかつての恋人・橘は不穏な行動を見せる。
恵弥が想像だにしない、これらの背景に存在するものとは――?
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例によって、舞台となる地名が「T共和国」と伏せ字になってるけど、明らかにトルコ共和国ですね
ってか、バレバレの伏せ字にする必要あるんですかね?


恵弥は様々な理由でT共和国を訪れる
・アキコ・スタンバーグという人物の人探し
彼女は会議と休暇を兼ねてT共和国に一週間の滞在予定だったが、調べたいことができたから帰国が遅れるとメールが届いてから帰ってこないという
その夫から、多田直樹を経由した依頼

・D・Fと呼ばれる鎮痛剤の調査
最高にハイになれて、ダメージがない薬で、日本人が開発に関わっていたという噂
その真相を探るため、会社の指示でレセプションに赴く

・橘浩文との邂逅
高校の頃の元彼で、大手ゼネコンに就職後結婚するも3年ほどで離婚したらしい

・謎の病気
体中に黒い苔のようなものが生えて亡くなる病気が発生しているという

到着後、橘浩文と早々にホテルで再会できたり
アキコ・スタンバーグらしき人物を見かけて後を追うも、通り魔に刺されて亡くなる現場に立ち会ってしまう

また、「アンタレス」という謎の人物からの接触と、その指示通りの行動を強制されるなど


MAZEに出てきた満が再登場
あれがきっかけでこの国に住み着いたらしく、今は焼き鳥屋を経営しているようだ
やはり、満には癒やされるわー


様々な謎や疑惑が出てくるし、黒い苔のようなものが生える病気に関してはウイルスハンターである恵弥が何か手を出すのだろうという予断で読み進めていたけれども
やはり設定は壮大な恩田陸だけあって、真相はちょっと拍子抜けな感じ

あと、とある仕掛けは前作の「クレオパトラの夢」でも使ってた理屈だな
まぁ、納得のいく光景を見せられたらそれを信じるというのは当然と言えば当然なのでしょうけどね


ブラックベルベットというカクテルがあるのは知らなかった
シャンパンとスタウト(黒ビール)を同量ずつ混ぜ合わせたカクテルらしいけど
シャンパンをビールと混ぜるとか、もったいなくない?と思う

あと、物語には関係ないけど、ベルベットとベロアって何が違うのだろうな?
同じような生地に思うのだけれど


今のところ続編は出てないようだ
これで終わりでも一区切りついているようにも思えるし
また続編がでてもおかしくないようでもある

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2025年10月20日

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神原恵弥シリーズの第三弾。
久しぶりにこのシリーズを読んだけれど、やっぱり面白い。
気になった部分が全て明かされるわけではないけども、読後はスッキリする。
T共和国行ってみたいな。

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2024年12月21日

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久々の再読。このシリーズは読んでいて、楽しい気分見させられる。
間をあけて読むと、また作者に騙されて楽しい。

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2023年11月20日

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シリーズ3作目。
話の広げ方、謎の提供はさすがの安心感。
本当にいつも中盤までは大好きだ。
終わりはサラッとした感じだけど、珍しく閉じた物語で逆に驚くなど。閉じてるほうが面白いんだけど、オープンエンドのほうが記憶に残る不思議。

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2023年02月26日

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過去2作の内容をすっかり忘れていますが、そんなことは関係なく楽しめる作品でした。
トルコを舞台にスパイ映画さながらの展開は面白いし、まるで観光案内のような名所紹介も別の意味で良かったです。

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2023年01月10日

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2作目飛ばして3作目。MAZEはホラーっぽい面白さだったけど、今回はミステリー。トルコが舞台で、主要観光地を巡りながら謎が深まっていく感じはとても好みだった。
意外と平和なラストも「これはこれで面白い」と感じた。

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2022年12月05日

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外資系製薬会社で働く神原恵弥シリーズ3作目。(といいつつ、シリーズ第1作は未読なので、早く読みたい。

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2021年02月21日

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神原恵弥のミステリーツアー第3弾は、東洋と西洋が交わるT共和国

前2作のキャストも登場しながら、今回は現地の無神論者エディが加わり、トルコ観光をしながら壮大な謎を解いていく

冒頭から女性が殺され、恵弥のかつての恋人が現れたりする
果たして、女性はなぜ死んだのか?
謎のフィクサー“アンタレス”の正体は?
全身が黒い苔に覆われる伝染病とは?

数々の問題がつながっていき…最後はすべてが解決する様は爽快、まるで2時間ドラマのよう

神原恵弥シリーズはまた面白くなった

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2020年07月02日

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今までの登場キャラクターが大集合!って感じがよかった。相変わらず散々色んな人に振り回されてしまう恵弥がなんともかわいそう。T共和国のスパイスの香りとスッキリしたオチがよかった。

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2020年04月15日

Posted by ブクログ

一作目に続き三作目も満の存在感と安心感が良かったです。
シリーズの中では読後感がスッキリしてました。

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2020年04月03日

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 消息を絶った女性科学者を捜索するために、神原恵弥はT国にはいる。
 そこには夢のような鎮痛剤の噂があった。

 恵弥の声が、子安さまで再生されるのでいかんともしがたいです。ごめんなさい。

 つか、もう全体が映像化を全力で求めているよね。
 T国って、トルコだけど、街並みやら自然やら、圧倒的な映像力で見せて、じゃなくて感じさせてくる。
 もう、空気感というか、熱気とか湿度とか、そういうものまで感じる。

 とはいえ、これは恵弥の圧倒的なキャラクター力なのだと思う。
 彼が、そう感じているから、読んでいる方も感じる。
 心情的ではなく、体感としてシンクロさせてくる。

 うん。
 心情と体感を切り離せるのがすごいな、恩田陸。

 恵弥の元カレもでてきて、謎が謎を呼んで…。

 面白かったけど、オチはちょっと弱かったかな。
 まぁ、シリーズとしては、これぐらいでよかったのだとは思うけれど。

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2019年05月01日

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ウイルスハンター・神原恵弥第三弾(ウイルスハンターってなんかイメージ違うと思うけれど)。T共和国(トルコよねえ)を舞台に、新たな鎮痛剤の噂、女性科学者の行方、高校時代の恋の相手・橘との再会、恵弥は目的は果たせるのか。登場人物みんなが何かを隠していて(隠し事ばっかり! この仲間の世界はすごい)、恵弥が一つ一つ解明してゆく。あんまり深いものはないんだけれど、このシリーズは、恵弥のキャラを楽しめ、謎解きを楽しめ、旅気分も味わえてしまう。重くなくて良い。今回もそれで楽しめた。フリーになるのかな恵弥、そして橘とのその後の話、読んで見たいな。

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2018年10月03日

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ネタバレ

再読。神原恵弥シリーズ第3弾。なんといっても主人公のキャラクターが魅力的。謎解き自体はちょっと外れたところに着地した感があるけど、結末までぐいぐいと引き込んでいく面白さは何回読んでも楽しい。伏線のフリをした話のネタが多岐にわたっていてふむふむと思うし、トルコ中を巡る観光ガイドの面もあって旅気分にもなれる。また忘れたころにシリーズの次の作品が出るのかなあ。

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2018年08月21日

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神原恵弥シリーズの中で1番面白かった!
何が嘘で何が真実なのか、全てがもっともらしく、全てが疑わしく感じながら、読み進めた。
後半の、怒涛の展開がすごかった。

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2018年07月26日

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わたしの好きな、神原恵弥のシリーズ。これまでに登場したキャラクターが続々登場。めずらしく結論までしっかりしたミステリー。まだまだ続くのかな。どうかな~。

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2018年07月01日

Posted by ブクログ

第一部から、この第三部を読み切りました。
不思議。
結末はあっけないものなのに、何故かハラハラさせられる。
他の作品もそうなのか。
恩田陸さんは初読みだったので、他の作品も読んでみたいと思いました。このシリーズの続編があればいいのに。続編というか、めぐみの。

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2025年11月19日

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ネタバレ

2018.03.10

恩田作品の中で好きな神原恵弥シリーズ第3弾。
恩田作品は久しぶりに読みましたが、相変わらず気になるキーワードをたくさん散りばめ、風呂敷を広げるだけ広げておいて、アレっ?これで終わり?という結末はまさにこれぞ恩田節という感じ。
結局本物のアキコ・スタンバーグについてはさらっと1行「東洋と西洋の狭間で死んだ」で終わり。そんなことある?笑
多田直純は?どうなっちゃったの?笑
その他、回収しきれていない伏線がわんさか…

もやもやすることは読む前からわかっていたので、恩田作品としてはまだ読めるほうかな。
旅情ミステリーとして楽しみました。

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2019年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ウイルスハンター神原恵弥シリーズ第三弾。最近読んでなかった著者ですが、これ主人公のキャラが大好きなんです。あらゆる面で凄腕でキャラも強いのに、これまた家族友人知人が負けない変人ばかり(でも優秀)しかも今回は大好きなT共和国ときたらそりゃ読みますとも。今回も恵弥の行動言動思考の運びを楽しみながら、脇を固めるみなさんにも楽しませていただきました。特にエディ!彼だけで話ができそうなかっこよさ。謎解き自体は、そりゃないぜベイベー的展開(化学兵器のあたりではそれはフィクションだとのちにわかったのでは?というところも)でしたが、恵弥自身が次の段階に向かっていて次回作も楽しみなキャラクター小説でした。

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2018年10月07日

Posted by ブクログ

相変わらず恵弥のキャラは濃い!
そして、このシリーズ、さんざん思わせぶりに振り回して、最終的にはとても現実的に落ちる。
これはこれでいいと思う。
MAZEのときは満くんのお料理がとても美味しそうだったけど、今回は焼き鳥位しか出てこなかったには、ちょっと残念。

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2018年08月26日

Posted by ブクログ

恵弥さんを始め調査メンバーは個性的で魅力的。調査中の疑問が情報の少なさに答えが見つからないことが多くて、??と思いながら読んでいたら最後にどーーっと答えが来た感じ。所々の緊迫した状況にはドキドキした。が全体としてはつかみきれない感じが多く残った。

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2018年07月17日

Posted by ブクログ

久し振りに恩田陸の本が文庫の棚で目についたので手に取る。
シリーズ物の3作目と知れたが、2冊も遡るのはちょっと勘弁、皆さんのレビューでも前作読んでなくても問題ないみたいなことだったので、ここから読み始める。
主人公・恵弥に、何となくドラマの半沢直樹の中で片岡愛之助が演じたキャラクターが頭に浮かぶ。
出張に引っ掛けて、ひとりの男と、ひとりの女と、加えて謎の人物を探す、訳ありのトルコの旅。(イスタンブールやアンカラと書いてるのに、何故”T共和国”なの?)
説明されていない名詞が出て来て、それが後で語られるなど、通勤電車で細切れに読む身にはちょっと辛い。(読み落としたかと前のほうを探ること、度々)
男と女は早々に片が付き?、謎の人物の指定通りにトルコを観光するつれづれに起こる出来事だが、よくもまあ、この結末にしてこれだけ引っ張り回してくれたものと思う。

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2018年06月28日

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