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「大東京学園」の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により「新宿」クラスへと降格になってしまう。そこでは、リーダーのシマバラはじめ13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、20世紀への想いを募らせるシゲル。それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント「大東京オリンピック」の開催日にして、“脱走の特異日”である10月10日が迫っていた――。
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Posted by ブクログ
久しぶりの恩田作品で当たりでしたー。でもラストはやっぱり恩田先生。展開がいいのに最終的には結構アッサリ。いつも通りw トータル的に見てかなり楽しみました。やっぱり学園モノが好き。
上巻は古本屋で買ったが下巻が本屋では見つからず仕方なく電子で購入。面白かったからもっと書店に置いてくれてもいいのに。 下巻はやや失速したけど恩田作品の一番の重要点である結末はまぁちゃんと終わったし私の総合点は高かった。読者にはわかる20世紀ネタが散りばめられてるのも面白かった
未来に希望が持てるのかわからない世の中で、 唯一希望であった学園だが 学園の中では理不尽な扱いを受け続ける さまざまな疑問を抱えながら なんとかしてそこから脱出しようと試みる はたして‥‥ 2031年に創立した学園という設定 もうじきやってくるかもしれない 近未来 注意喚起をしてくれているのかのよ...続きを読むうな 物語に 少しぞわぞわしながら アキラとシゲルの無事を祈った! ちなみに題名の意味は不明らしい
下巻は一気に加速 『二十世紀少年』の「ともだちランド」のような 大東京学園で繰り広げられる“大東京オリンピック” 恩田先生が愛する“愛とサブカルチャー”に 溢れた高度経済成長期、カオスのはじまりの バブル期、その結果が招いた荒廃した未来… 便利な世の中になったけれど 現代に比べると昭和は、 い...続きを読むろんな意味でカラフルだった サブカルチャーもサブ・カルチャーだった 昭和サブカルチャーは永遠に
世界観の把握ができたからか上巻よりも読みやすく、一気読み!昭和のリアル映像のくだりは理解が追いついてないのですが、大東京学園オリンピック会場に昭和が現れ、ゴジラ、キティ、スヌーピーとそうそうたる面々の大乱闘。脱走は命懸けとは言われていたけれども、ここまでがんばったのに脱落するのかと生存率の低さに驚き...続きを読むました。思ってもみなかった黒幕はただただ胸熱。結局、恩田さんにも意味が分かっていないタイトルとのことですが、すっごいキャッチーで私は大好き。映像化してほしい、勢いが爆発してる作品でした。 [追記] (中田先生の授業であらすじしか知らないけど)『AKIRA』、『グレンラガン』の今石作品、(ちょっと毛色は違うけど)『輪るピングドラム』の幾原作品あたりが好きな人はおいしくいただけそう。 タイトルがBL詐欺?そんなつっこみはナンセンスだな。
2017/02/24 スリリングだし設定も面白かった。 もう少し人間味出せた気はするが、そうするとこと疾走感が失われるかもしれないと考えると、難しいなあ。
とにかく新宿クラスがいい!ライトノベルのような感覚はあるものの自分の中で小説革命が起こった作品でした。イチオシは占星術を使ってると言われるほどの人心掌握術の持ち主であるオオムタくん!
60年代生まれの自分にとって、まさに人生を振り返るような昭和文化のオンパレード。 若い子たちにはどのように写るんだろうか。 少し山田悠介氏っぽくなりそうな部分がありイヤな予感がしたけども、そこは恩田氏だけあって無事に踏み止まっていた。ここまで風呂敷を広げると、ラストもこんなまとめ方ぐらいしかないでし...続きを読むょうね。
がーっと盛り上がりを見せておいて、スパッと終わった感じ。余韻と言えば聞こえはいいかもしれないけれど、するならちゃんとしたハッピーエンドが良かった。著者本人も後書きで言っていたけど、本当のハッピーエンドでは無いですよね。でも読む価値はアリ!夢中になれる楽しさをありがとうございました。
人類の消費生活の末に旧地球に取り残された近未来の日本の、誰もが憧れるエリートのための学園。 そこは徹底的に管理され、一度入れば脱走は殆ど不可能な牢獄だった。 設定のひとつひとつを拾って並べればライトノベルのように見えるが、作者の力量で読み応えのあるしっかりしたSFになっているのが凄い。 又、軽妙な...続きを読む語り口とふんだんに織り込まれたパロディが面白い。 友情や、学園からの「愛」や世の中の人々の考え方の違い、ラストシーンでの主人公と友人の会話に描かれる人間の正直な気持ち等、もっと考えたい要素があちこちにある。 そのどれかを特に重点的に語るという作品ではない為それらひとつひとつはあまり掘り下げられてはいないが、 その分勢いでどんどん読み進んでいき、主人公達とはらはらどきどきを共有出来る。 恩田陸さんの本は「ねじの回転」が初めてだったので、やや固めのSFを想像していた為驚いた。 「夜のピクニック」を読んで「ねじの回転」との雰囲気の違いにもびっくりしたが、改めて、作品毎に一番ぴったりと合う文章を書ける凄い作家さんなのだと感じた。 (あちこちで感想を見ると、タイトルからBLを期待して読む人も多いようだが、 主人公と仲の良い友人の友情は描かれているもののそういった要素はない。 ライトノベルやBLを読みたい人にとっては期待外れになるだろう)
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