恩田陸のレビュー一覧

  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    たぶん、5月連休明けか、中旬くらいに読んだんだと思う。


    読んでいて、ふと、思った。
    これって、もしかして、恩田陸版「なんとなく、クリスタル」?って(爆)

    といっても、「なんとなく、クリスタル」は、主人公(だったか?)の女性がパイドパイパーハウスに新譜を見に行こうか迷うシーンしか記憶にないwこともあり、内容ではなくて。
    この「ブラザー・サン シスター・ムーン」に出てくる3人の日常の雰囲気が、なんとなーく、“なんとなく、クリスタル”だなーって。
    ていうか、それこそ「なんとなく、クリスタル」なんて題名にした方が、この本の内容に合っている気がするのだ。
    いや、別に、「なんとなく、クリスタル」にこ

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    2020年06月09日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    MAZEに続き神原恵弥シリーズを読んだ。
    前作が若干ファンタジー?SF?要素があったのに対してこちらは現実味のあるミステリーだった。
    途中から和見にイライラさせられたのは恵弥に感情移入していたからだと思いたい。というか恵弥以外わりと全員イライラするかもしれない。
    調べたら函館大火って実際にあったことなのね。不謹慎だとは自覚してるけど、小説に出てくると面白いなと思ってしまう。
    ミステリー系面白くて一気に読んじゃうな…またシリーズ追っていきます。

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    2020年06月03日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    なんとなく「夜の底は〜」に近いなと思った。個人的にはあちらの方が怖かったんだよな…神山の得体の知れなさが。
    比較してしまうのは良くないかもしれないけど、烏山はそこまでカリスマ性を感じなかった…すごい人なんだとは思うんだけど…
    そんな風に思うのはラストでひっくり返されたから。悪は悪のままであるからこそ光るのではと思う。想像もしなかった善にやられる悪という構図は定番といえば定番だけどやや納得できないラストだった。
    というか姉ちゃん一人であそこまで来たの?インスタレーション沢山あったのに?
    夏海は世界を支配する側になりたいと思っているが、本性曝け出したところでものすごい小物感あるなぁと思ってしまった

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    2020年06月02日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    後半ちょっと失速したかなー
    ベンジャミンの設定がイマイチ活かされていないし。
    テロが結局なんだったのかもちょっと物足りなかった。
    恩田陸さんは「ユージニア」もそうだったなー
    前半めちゃくちゃおもしろかったのに後半ちょっと失速。
    それでも上質のエンタメ小説であることに変わりはないんだけど。
    恩田陸さんの群像劇「ドミノ」は最高傑作だと思っていて
    この「消滅」も群像劇なのでもうちょっとおもしろい展開を期待したが、、、ちょっと残念。

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    2020年05月30日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    これまで何冊か恩田陸の本を読んできて感じたことが、どこかモヤモヤして終わること。この本は一気に読み進めてしまったが、読み終わった今でも物語の解釈を進める私がいる。伏線なのか表現技法なのか、謎を残して終わるところも恩田陸らしい。また読んでみようと思った作品の一つとなった。

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    2020年05月26日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    最初はどういうことか良くわからないまま読んでたけど、どんどん世界に引き摺り込まれていく。
    ちょいちょい出てくる少年が何者なのか。
    誰がハッキングしてるんか。
    歴史は変わってしまうのか。
    下巻が楽しみ過ぎる。

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    2020年05月21日
  • 失われた地図

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    今までの異能力者?達の作品に比べると少し物足りない感じがしました。
    個人的には設定は面白そうなので、掘り下げて広げて貰えたら嬉しいです。

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    2020年05月20日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    序盤から何やら正体不明の怖さにぞくぞくさせられた。よくよく考えるととてつもなく厭な話。最後は納得出来ない人多いでしょうが、私はこに終わり方でよかったんじゃないかと素直に思う。

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    2020年05月18日
  • 妖し

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    十人の人気作家が作る、妖しげな世界。

    「ANNIVERSARY」は言葉の持つ明るい世界とは異なる、なんだか奇妙な、悲しい世界だ。
    世界がループするのだ。
    ちょうど今読み返している『D.Gray-man』にも、繰り返される日々の話が出てきていた。
    この漫画について語るのはまた別の機会として、とにかく元の世界においてきた子供のことが気になってしまう。
    愛する者との離別を考えると、胸が苦しくなる。

    『李果を食む」は、私が感じ取ったおぞましさは二つあった。
    どちらだ。
    どっちなんだ。
    いや、どちらでも構わないだろう。
    もうすぐ、スモモの季節。
    あの甘酸っぱいすももを、私はこの話を思い出さずに食べら

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    2020年05月16日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    上巻の謎が解き明かされる下巻。

    それぞれの秘密、それぞれの思惑が明らかになる回でした。
    抒情的なモノローグの数々は素晴らしいのだけれど、謎が解けてスッキリした! という感じではなかったので☆3で。

    社会をうまく渡る大人たちが、ふと見せる影が印象的な作品でした。

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    2020年05月15日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    学生時代を共に過ごした男女四人が、大人になりお互い家庭をもつようになってから、ふとしたことをきっかけに屋久島旅行に向かう。
    旅のテーマは、「美しい謎」の謎解きと、過去との対峙。

    幻想的な太古の森を歩くうち、それぞれが今抱える問題や悩みを超えて、忘れかけていた過去と向き合い自分と直面する。
    心の疚しい人間には見えないという、伝説の三顧の桜は、果たして見えるのだろうか?




    今年の夏に屋久島に行くので、屋久島舞台の小説をと思って読みました。
    大人になっても学生時代の友人と変わらず会えるって、素敵なことですね!

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    2020年05月13日
  • 訪問者

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    ミステリーなのね…

    タイトルどうり各章の始まりは
    来客を告げるベルの音で始まる
    が、各章のタイトルと内容の関係がわからない
    絵本から取ったらしいが

    語りての男が探偵の役かと思ったら
    途中から現れた男がとっとと推理し
    肩透かしをくらった気分

    終盤の展開も
    なんか都合の良い感じがしたなぁ

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    2020年05月09日
  • 訪問者

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    事故に見せかけた連続殺人か?
    閉じ込められた山の中の洋館で、さらなる事件が?

    密室ミステリーのドキドキ感と洋館に住む個性的な老人たちのキャラクターがマッチして、最後までどうなるの?と引っ張られました。

    「訪問者には気を付けろ」という言葉が出てくるのですが、キャッチーですよね。

    訪問者という名の異物が混入してくる感じ。
    そして、誰が本当の訪問なの?という不思議な感覚。

    最後の最後は、あれ?え?と思いましたが、それはミステリーによくある話なので、語るほどのことではありません。

    むしろ、読み終えたときに自分も共犯者であり、訪問者であった感じがしてくる作品です。

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    2020年05月02日
  • 私と踊って

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     様々な短編があり、とても読みやすかったです。
    最初の「心変わり」の続きが気になる!
    そして、「忠告」と「協力」の対照的なところが面白い。犬と猫って、こういうイメージだよなと勝手に感心してました。すっかり猫には騙された。

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    2020年05月01日
  • 中庭の出来事

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    中庭で起きた殺人事件?の演劇という感じの作品です。
    2006年作品で、バブル崩壊から立ち直れない日本、
    3年後、追いうちをかけて、リーマンショック。
    さらに5年後には東日本震災。
    2019年11月にはコロナが発生し、2020年を
    迎えている。まさに「ブラック・スワン」

    主な登場人物は曲者女優3人、脚本家、刑事。
    私的には壊れたレコードのように繰り返される文章が少しずつ、1部書き換えられている印象で、だんだん、いらいらと麻痺を起こした感じ。リズムが悪く、読者を疲れさせて、思考回路を低下させる目的があると、邪推してしまう。

    現在、老若男女問わず、ストレス社会において、権威のある人、高学歴の人で

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    2020年04月25日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    麦の海のように読んでいてハラハラする方が好みだった。これは淡々と進むのがちょっと辛い。

    上巻では利枝子のことは結構好きだったのに、下巻読んでなんだか無理になってしまった。蒔生の章を読んでいる時は蒔生が本気で無理だったが、節子の章ではその嫌悪感は少し和らいだ。
    蒔生は自分に正直なのはいいんだけど、その過程や結果で誰かを傷つけているというところが受け付けない。傷の付け方が生半可じゃないんだもの。一生かけても修復できない傷というところがたち悪いわ。
    それでもまだ好きだという利枝子が無理だ…そこが彼女を苦手になってしまった要因だな。

    憂理のその後をこんな形で知ることになるのが悲しい。実は生きてまし

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    2020年04月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    舞台は空港の一室
    テロリストがこの中に一人いるとして拘束され、当局から軟禁される
    テロリストは誰?

    話の展開が気にならない訳ではないが、舞台が変わらないので、続きを早く読み進めたいとはあまり感じなかった。

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    2020年04月18日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    なにか特別なことが起きるわけではない。しかし、読むことが全く苦じゃない。すらすら読める。読みやすく違和感のない文章を書くって意外と難しいことだと思う。面白かった。
    あと恩田陸の小説で、実在する音楽や映画、小説が出てくるところが好き。ミステリー好きのキャラクターがいたりとか。

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    2020年04月16日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    空港の入国審査で別室に連れ去られる人々
    その中に紛れているテロリストを探すことをお互いに課された

    上巻ではまずは人物と状況説明、そして変なロボの登場が主な内容

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    2020年04月13日
  • 球形の季節

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    1990年代2作目「球形の季節(1994年)」

    1作品目に続き、田舎、高校生が主人公。怨念に一見的な偶然を重ね(必然)、無念をはらすという作品と感じた。
    この後、全寮制作品も出てくるし、著者は高校生時代に思いが深いのだとしみじみ感じる。

    情報がない時代だと、アリバイ工作が簡単だが、情報化社会では簡単に位置情報でさえ、わかってしまう。仮想情報が完璧に出来たら、それはそれですごいけど。

    昔懐かしい作品といえる。

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    2020年04月07日