恩田陸のレビュー一覧

  • 雪月花黙示録

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    導入部、設定、キャラはよい。けど風呂敷を畳みきれなかったのか、結末を考え付かなかったのか、ラストはやっつけ気味でかなり苦しかった。惜しい作品。

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    2017年01月11日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    そもそも謎が何なのかがわからない。
    それが恩田流。
    そして、かっこいい両性具有キャラが必ず出てくる。
    恵弥は慎吾風?

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    2017年01月07日
  • puzzle(パズル)

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    短い文量ですっきりまとまっている。
    答えありきの一本道と言えなくもない。
    すごく久しぶりの恩田陸だった。
    10年近く前からの積ん読がやっと消化できた。

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    2017年01月07日
  • 訪問者

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     本当に久々の恩田陸。ファンタジーに片足突っ込んだような作家だという認識を持っていて、ミステリである本作でもその雰囲気を纏っている。
     外界から隔絶された洋館で嵐の夜に起こる事件・・・というのは、私は名探偵コナンでしか味わったことが(多分)ないのだけど、アニメを見ていた小学生時代を思い出してワクワクしながら読んだ。読んでいて容易に風景を想像できるのも良く、非常に楽。

     一方で、この人の小説はファンタジーモノや日常系の方がより面白いのかなとも思った。単にミステリというジャンルが苦手なせいかも知れないけど、もっと曖昧な世界に包まれたい。ので、もう少し他の小説も漁ってみようと思う。

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    2016年12月30日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ザキザキザキトリオがそれぞれ大学で文学、音楽、映画に取り組む話。それぞれの話が最後に行くに連れ絡み合って伏線が明らかになっていく、のかと思えばそんなこともなくほとんど独立した短編集に近い構成だった。大学ならではの空気感の描写はよかったが、早稲田大学の話だと分かると「なんだかなぁ」と思ってしまった。

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    2016年11月22日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    恩田陸の小説の登場人物は、たいてい輪郭がぼんやりしたような人達だが、本作の主役・神原恵弥は輪郭のはっきりした濃いキャラ。前作『MAZE』よりもパワーアップしているし、『麦の海…』の校長先生よりも濃い。

    恵弥が謎を解くと言うよりも、周りに振り回された感があり、終わってみたら何だかそっけない。ま、面白いには面白かったけど。

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    2016年11月09日
  • 朝日のようにさわやかに

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    短編です。どれも読みやすかった。最初の「水晶の夜、翡翠の朝」が良かった。これはシリーズみたいなので他のも読んで見よう。

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    2016年10月29日
  • 中庭の出来事

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    著者のマジックにかかって、最初は話がどう展開しているのか分からなかった。恩田陸さんはとても凝った本を書くなと驚かされる。私たちは皆、観客になったり、役者になったりしている。生きるということは、演劇の世界のようだ。私もどこかの「中庭」で、私という役を演じているのかもしれない。

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    2016年10月07日
  • 中庭の出来事

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    あらすじは脚本化が毒殺されその容疑者に3人の女優がいる。という戯曲をかいている作家がいて友人にアドバイスを求める、虚と実が巧妙に入り混じっていてクルクルとテンポよくすすんでいく。

    同じ展開が何度も繰り返され、それが芝居の中のことなのか現実なのかはたまた脚本なのか。

    最初男、女だったのが次に同じシーンでは名前が出てきていて少し話が進むと
    ここでつながるのかと思ったりしながら読み進んでいく。

    だんだん頭の中が???どーなってるんだ?どーなるんだ?と読んでいくのだが。

    ラストがあ~そういう風に終わらせてしまうのかと若干残念だった。

    最初にミステリーなのねこの話はというような概念を勝手にもっ

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    2016年09月20日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    とある書評で恩田さんの描く男子は皆知的で物静かでカーチェイスなどしないと書いてありましたが、この作品ではカーチェイスしてます、自転車だけど。サブカルに満ち満ちたパロディのようなラノベのような小説。恩田さんはあまりにも作風が変幻自在かつ多作なので、読んでいない作品があるとうれしくなっちゃいます。

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    2016年09月07日
  • 隅の風景

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    『月の裏側』(福岡県・柳川)
    『六番目の小夜子』(茨城県・水戸)
    「ノスタルジア」(長野県・松本)
    『ユージニア』(石川県・金沢)
    『クレオパトラの夢』(北海道・函館)
    『まひるの月を追いかけて』『夢違』(奈良県・奈良)
    「幻影キネマ」(広島県・尾道)
    「砂丘ピクニック」(鳥取県)
    『球形の季節』(岩手県・一関)
    「魔術師」(宮城県・仙台)

    『愚かな薔薇』『闇の絵本』『太陽の末裔』は刊行されたのかしら……。

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    2016年08月06日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    ネタバレ

    近未来の空港密室劇的ミステリー。

    恩田さん得意の会話による謎の周りをぐるぐる回る感じが、11人という登場人物によって長編に仕上がっています。
    冒頭のつかみ、展開は非常に面白く、「消滅」って台風のこと?と的はずれな推理もしてしまいました。
    大型台風接近、大規模通信障害、空港内爆発事故、に加えて国際手配レベルの情報操作犯、テロリスト、ヒューマノイドと盛り沢山なので、着地ができないかと思いきや、恩田さんらしくもなく、きれいにでも残念ながらこじんまりとまとめてしまいました。
    結末が衝撃的だったり大どんでん返しの連続だったりしたら大傑作になっていたかもしれないだけに惜しいです。

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    2025年05月25日
  • 朝日のようにさわやかに

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    短編集、「水晶の夜、翡翠の朝」と「赤い毬」はアンソロジーで既読。「あなたと夜と音楽と」が一番面白かった。本当にラジオの深夜放送を聴いている気分。
    「淋しいお城」はドキッとする。自分も淋しい子どもだったのかな…と。
    「楽園を追われて」は「猫と針」や「黒と茶の幻想」を彷彿させる。恩田陸はこういった同窓生が集う話が上手いですね。

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    2016年07月22日
  • 三月は深き紅の淵を

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    不思議不思議な本だった。こういう話も書けるなんて、引き出しがたくさんある人なんだ。結構好きかも。

    前に読んでたんだ。すっかり忘れてまた読んでしまった。そして前の自分の感想に唖然。今回読んで、1、2章はよかったけど、3章は別の物語かと、4章は混乱してしまった。結構苦手かも。いい加減な私に言われたくないですね。

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    2024年06月13日
  • 雪月花黙示録

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    世界観に強いこだわりを感じる。それだけの作品だった。
    美人(美形)かつ武芸の達人ばかりな登場人物に序盤から満腹だし、相手と対峙したさいに必ずにらみ合い、動きがないが、実際は~というお決まりの説明文。
    蘇芳と道博の掛け合いは面白かったけど、萌葱、紫風に読者側が親近感を抱いたり、心境が理解出来るといった場面もなかったためなんとも感想が抱きづらいキャラクターだった。一応は主要人物なのだろうがなぜ容姿や武芸面ばかり強調したのでしょうか。
    世界観へのこだわりが強すぎてキャラが薄っぺらかったのは気のせいじゃないと思う。

    シリーズ物として3,4冊に分けた方が内容的に纏まったんじゃないの? という作品。詰め

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    2016年07月08日
  • 雪月花黙示録

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    ネタバレ

    ミヤコという架空の国を舞台にした近未来ハイパーアクション。

    ロミオとロミオは永遠にに近い感じだろうか。

    色彩感とか雰囲気はサイケな感じで良かったのだが、ストーリーとしてはいまいち馴染めなかった。

    恩田さんのサイバーパンク的なノリってちょっとダメかも。

    ロミオとロミオもいまいち馴染めなかったし。

    外国人から見たサムライ日本とクールジャパンを具現化したような世界観は、いつも通り恩田節でチャレンジしてて面白い。

    ロボットやらテーマパークやら細かい設定が全くピンとこなかった。

    恩田作品でダメなものがあるとわかっただけでも収穫だったのかもしれない。

    これきっと続編あるだろうな。

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    2016年05月28日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    学生時代のことを、少し小説化して書いてみた不思議なテイストの作品集。3つの短編にわけてあって、それぞれ独立した主人公がいるようで、微妙に絡み合っている。

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    2016年04月29日
  • 隅の風景

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    個人的にはネクロポリスよりも、気取った感じがなく好き。しかし全編を通してビールを飲んでいたように思える。わたしも九州で馬刺しが食べたい。

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    2016年04月28日
  • 夢違

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    夢が記録できるという設定や展開は非常に面白かったのだが、結末が投げっぱなしで終わるので読後にもやもやが残る。恩田陸らしい終わり方とも思うが。

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    2020年02月02日
  • きのうの世界(下)

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    ネタバレ

    塔と水路の町で起きた殺人事件にまつわる人と町の物語。

    世界観や文章は間違いなく恩田さん。

    いろいろな登場人物に観点から物語が語られ、それぞれが関連をもちながら進んでいく手法は本当に楽しい。

    上巻はぐいぐいと引き込まれていく。

    なぜ上巻なのか。

    世界観、文章、手法は最後まで本当に面白かったが、下巻に入っての、殺人事件の顛末、町の秘密など、伏線の回収がしょぼく感じてしまった。

    もう少しミステリー色の強い結末の方が個人的には好きだった。

    自然の怖さと、先祖の知恵と、ファンタジーの融合という感じで、それはそれで面白いのだが、ちょっとピンとこなかったなぁ。

    月の裏側のようなホラーっぽい方

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    2016年03月21日