恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(上)はワクワクしながら読んだ。破壊され、取り残されて、緩やかに滅亡に向かっていく世界。ある意味どこよりも生命力に満ちた(生と死が常に隣り合わせの異様なエネルギーがある)、異様な場所、閉塞された大東京学園が舞台。アキラとシゲル、二人の少年の友情や、それぞれがそれぞれの「何か」に立ち向かい続ける姿が小気味いい。管理され支配され制限される中で、でもだからこそ禁止された文化無しに生きられなくて、20世紀のサブカルチャー、"退廃した"文化がたまらなく魅力的。みんなどこかで"今"をおかしいって感じてる。でもどうしたら良いか分からないし、敵は途方もない。そもそも敵は
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Posted by ブクログ
物語の舞台は山荘に限定されている。
舞台にしたら面白いかも・・・などと考えた。
もったいないと思ったのは、千次以外はキャラクターにこれといった個性が感じられなかったこと。
もう少しそれぞれのキャラクターがはっきりと描き分けられていたほうが良かった気がする。
すべてが計算しつくされたものだったのか。
あいまいなまま幕が引かれるラストが、奇妙な余韻を残す。
読み終わったあとに、本当はまったく違う物語だったのでは?と危うい不安定さが残る作品だった。
それにしても、「訪問者にきを付けろ」にあんな解釈があったとは!?
普通の物語のようで、エンドマークの後にもうひとつ別の物語があるような。
不思議な恩田ワ