恩田陸のレビュー一覧

  • クレオパトラの夢 新装版

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    ハードカバーを読んだのだけど、見つけられなくて文庫本バージョンに書く。
    冷凍みかんの話がありそうで怖い。
    内容とは関係ないが、借りた本のやけた紙の色合いと古びた本特有の匂いがしていつの本だろうと思ってしまった。見たら17年も前の本で、その時私は何してたんだっけとかそんなことを考えさせられた。

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    2020年06月27日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    購入済み

    音がうるさい

    音楽が、音が鳴り響きまず。ただ、いくつもの、ストーリーがあるため音が途中ぶつかります。それゆえに、雑音も聴こえます。

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    2020年06月24日
  • 妖し

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    【収録作品】「曇天の店」 恩田陸/「わたしキャベンディッシュ」 米澤穂信/「ANNIVERSARY」 村山由佳/「真珠星スピカ」 窪美澄/「マイ、マイマイ」 彩瀬まる/「李果を食む」 阿部智里/「フクライ駅から」 朱川湊人/「細川相模守清氏討死ノ事」 武川佑/「かぐわしきひと」 乾ルカ/「喪中の客」 小池真理子

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    2020年06月20日
  • きのうの世界(下)

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    ネタバレ

    世界観は大好きです。
    ただ、あまりにふんわり終わりすぎたのがちょっと。街の秘密、主人公の脳裏、もっと深く結論が欲しかった気がします。

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    2020年06月18日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    ネタバレ

    たぶん、5月連休明けか、中旬くらいに読んだんだと思う。


    読んでいて、ふと、思った。
    これって、もしかして、恩田陸版「なんとなく、クリスタル」?って(爆)

    といっても、「なんとなく、クリスタル」は、主人公(だったか?)の女性がパイドパイパーハウスに新譜を見に行こうか迷うシーンしか記憶にないwこともあり、内容ではなくて。
    この「ブラザー・サン シスター・ムーン」に出てくる3人の日常の雰囲気が、なんとなーく、“なんとなく、クリスタル”だなーって。
    ていうか、それこそ「なんとなく、クリスタル」なんて題名にした方が、この本の内容に合っている気がするのだ。
    いや、別に、「なんとなく、クリスタル」にこだわっているわけではなく、「ブリリアントな午後」でも、「たまらなく、アーベイン(だっけ?)」でもいいんだけどさw
    自分としては、これを書くにあたって、著者がモチーフにしたのかもしれない、その「ブラザー・サン シスター・ムーン」という映画を知らないこともあり、(話の後、著者と登場人物のモデルとなった当時のジャズのスタープレイヤーとの対談がついていることも含めて)なんとなーくクリスタルな話?、だなぁーって思った。

    それはそれとして、ファンとしては、これって、著者はどういう意図で書いたんだろう?というのが気になるわけだ。
    ま、意図というか、どんな風に書いたというか(たまたまネタがなかっただけwというのも含めて)。
    3つの章+予告編ヴァージョンで構成されているこの話を、著者はどの順番で書いたのだろう?と、なんだかそこが妙に気になるのだ。
    ファンとしてはw

    とはいうものの、著者はジャズをやってただけあって、インプロビゼーションでノリまくるのはいいんだけど、
    ノリまくりすぎちゃって、元の演奏に戻り損ねることが多々ある(というか、常習?)からなーw
    (ビッグバンドにインプロビゼーションがあるかどうかは知らないw)
    素直に考えれば、「予告編ヴァージョン」は予告編とあるのだから。この3人を主人公に物語を考えていて、次にポツンと話が飛んで2章目を書いたってことかなぁー、と思うんだけど…。

    というのも、1章目がよくわからないんだよなー。
    ぶっちゃけ、素人が自己陶酔が自己逃避だかで書いたみたいな、この話を一章に持ってきている(残している)ということは、「予告編」にある3人の物語を書くというのはもちろん頭にありつつ、まず一章を書いて。
    次に、もっとも小説然としている2章を次に書き、3章でインプロビゼーションしまくっちゃって、例によって話が元に戻らなくなって。
    しょうがないから、なんとか収拾をつけようと予告編の部分を、わざわざ「予告編ヴァージョン」とことわりを入れて書いたんじゃないかと勘繰ってしまうわけだw

    ただ、短編集なんか読むと、この「予告編」みたいに唐突に始まって唐突に終わる話は普通にあるから、まず短編として(ネタとして)「予告編」があったのかなーとも思う。
    だって、1章は「予告編」の設定をちゃんと引き継いでいるし、また、2章に展開を巧く引き渡してもいる。
    結局、3章のインプロビゼーション吹きまくりで話を収拾し損ねただけ、と考えれば、なんだ、結局いつもの著者のパターンじゃんwみたいな?
    ということは、1章は著者のたんなる照れにすぎないってこと?w

    恩田陸の小説の魅力は、めくるめく謎、謎、謎…(ただし、それに見合う結末はないw)にあると思ってたけど、間違っても結末に期待してはいけない!を忘れなければ、これはこれで面白い。
    というか、ノスタルジアの魔術師と言われる(らしい)恩田陸が、自ら“自伝的”と言う小説で、自分の大学時代を全否定するのが面白い(興味深い)。
    (80年代半ばにおくった自分の大学生活を否定する著者の感覚。もしかしたら、それこそが恩田陸が今ウケる根本なのかも?なんて思ったりw)

    というかー、これって、そもそもフィクションなわけで。著者が“自伝的”と言うそれって、ノスタルジーに浸ることを良しとしないことにこだわりたい著者の、当時スターだった大学のジャズプレイヤーとの対談まで全部ひっくるめたフィクション(小説の一部)なんじゃないのかな?なんて思ったw

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    2020年06月09日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    MAZEに続き神原恵弥シリーズを読んだ。
    前作が若干ファンタジー?SF?要素があったのに対してこちらは現実味のあるミステリーだった。
    途中から和見にイライラさせられたのは恵弥に感情移入していたからだと思いたい。というか恵弥以外わりと全員イライラするかもしれない。
    調べたら函館大火って実際にあったことなのね。不謹慎だとは自覚してるけど、小説に出てくると面白いなと思ってしまう。
    ミステリー系面白くて一気に読んじゃうな…またシリーズ追っていきます。

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    2020年06月03日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    なんとなく「夜の底は〜」に近いなと思った。個人的にはあちらの方が怖かったんだよな…神山の得体の知れなさが。
    比較してしまうのは良くないかもしれないけど、烏山はそこまでカリスマ性を感じなかった…すごい人なんだとは思うんだけど…
    そんな風に思うのはラストでひっくり返されたから。悪は悪のままであるからこそ光るのではと思う。想像もしなかった善にやられる悪という構図は定番といえば定番だけどやや納得できないラストだった。
    というか姉ちゃん一人であそこまで来たの?インスタレーション沢山あったのに?
    夏海は世界を支配する側になりたいと思っているが、本性曝け出したところでものすごい小物感あるなぁと思ってしまった。烏山が悪のままでラストを迎えたとしても、結局はいいように使われて始末されてそう。
    そしてひたすらに橘兄弟がかわいそう。
    全体的に不気味だという印象はあるけど怖いとまでは思わなかった。一番嫌だなと思ったのはゴムの迷路…気持ち悪い…
    恩田作品のこの手のラスト最近しんどくなってきた。伏線回収が雑すぎる…

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    2020年06月02日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    後半ちょっと失速したかなー
    ベンジャミンの設定がイマイチ活かされていないし。
    テロが結局なんだったのかもちょっと物足りなかった。
    恩田陸さんは「ユージニア」もそうだったなー
    前半めちゃくちゃおもしろかったのに後半ちょっと失速。
    それでも上質のエンタメ小説であることに変わりはないんだけど。
    恩田陸さんの群像劇「ドミノ」は最高傑作だと思っていて
    この「消滅」も群像劇なのでもうちょっとおもしろい展開を期待したが、、、ちょっと残念。

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    2020年05月30日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    これまで何冊か恩田陸の本を読んできて感じたことが、どこかモヤモヤして終わること。この本は一気に読み進めてしまったが、読み終わった今でも物語の解釈を進める私がいる。伏線なのか表現技法なのか、謎を残して終わるところも恩田陸らしい。また読んでみようと思った作品の一つとなった。

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    2020年05月26日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    最初はどういうことか良くわからないまま読んでたけど、どんどん世界に引き摺り込まれていく。
    ちょいちょい出てくる少年が何者なのか。
    誰がハッキングしてるんか。
    歴史は変わってしまうのか。
    下巻が楽しみ過ぎる。

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    2020年05月21日
  • 失われた地図

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    今までの異能力者?達の作品に比べると少し物足りない感じがしました。
    個人的には設定は面白そうなので、掘り下げて広げて貰えたら嬉しいです。

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    2020年05月20日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    序盤から何やら正体不明の怖さにぞくぞくさせられた。よくよく考えるととてつもなく厭な話。最後は納得出来ない人多いでしょうが、私はこに終わり方でよかったんじゃないかと素直に思う。

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    2020年05月18日
  • 妖し

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    十人の人気作家が作る、妖しげな世界。

    「ANNIVERSARY」は言葉の持つ明るい世界とは異なる、なんだか奇妙な、悲しい世界だ。
    世界がループするのだ。
    ちょうど今読み返している『D.Gray-man』にも、繰り返される日々の話が出てきていた。
    この漫画について語るのはまた別の機会として、とにかく元の世界においてきた子供のことが気になってしまう。
    愛する者との離別を考えると、胸が苦しくなる。

    『李果を食む」は、私が感じ取ったおぞましさは二つあった。
    どちらだ。
    どっちなんだ。
    いや、どちらでも構わないだろう。
    もうすぐ、スモモの季節。
    あの甘酸っぱいすももを、私はこの話を思い出さずに食べられるだろうか?

    「かぐわしきひと」「喪中の客」はどちらも気味の悪さで際立つ。
    前者は自分の思い込みに騙され、そして、終わりの凄惨さに胃液が上がってくる。
    後者は、自分の見ている世界が本当に正しいのか、わからなくなる。
    それにしても、あの客人は一体なぜきたのだろう?
    そちらの方が、より、恐ろしい。

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    2020年05月16日
  • 訪問者

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    ミステリーなのね…

    タイトルどうり各章の始まりは
    来客を告げるベルの音で始まる
    が、各章のタイトルと内容の関係がわからない
    絵本から取ったらしいが

    語りての男が探偵の役かと思ったら
    途中から現れた男がとっとと推理し
    肩透かしをくらった気分

    終盤の展開も
    なんか都合の良い感じがしたなぁ

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    2020年05月09日
  • 訪問者

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    事故に見せかけた連続殺人か?
    閉じ込められた山の中の洋館で、さらなる事件が?

    密室ミステリーのドキドキ感と洋館に住む個性的な老人たちのキャラクターがマッチして、最後までどうなるの?と引っ張られました。

    「訪問者には気を付けろ」という言葉が出てくるのですが、キャッチーですよね。

    訪問者という名の異物が混入してくる感じ。
    そして、誰が本当の訪問なの?という不思議な感覚。

    最後の最後は、あれ?え?と思いましたが、それはミステリーによくある話なので、語るほどのことではありません。

    むしろ、読み終えたときに自分も共犯者であり、訪問者であった感じがしてくる作品です。

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    2020年05月02日
  • 私と踊って

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     様々な短編があり、とても読みやすかったです。
    最初の「心変わり」の続きが気になる!
    そして、「忠告」と「協力」の対照的なところが面白い。犬と猫って、こういうイメージだよなと勝手に感心してました。すっかり猫には騙された。

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    2020年05月01日
  • 中庭の出来事

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    中庭で起きた殺人事件?の演劇という感じの作品です。
    2006年作品で、バブル崩壊から立ち直れない日本、
    3年後、追いうちをかけて、リーマンショック。
    さらに5年後には東日本震災。
    2019年11月にはコロナが発生し、2020年を
    迎えている。まさに「ブラック・スワン」

    主な登場人物は曲者女優3人、脚本家、刑事。
    私的には壊れたレコードのように繰り返される文章が少しずつ、1部書き換えられている印象で、だんだん、いらいらと麻痺を起こした感じ。リズムが悪く、読者を疲れさせて、思考回路を低下させる目的があると、邪推してしまう。

    現在、老若男女問わず、ストレス社会において、権威のある人、高学歴の人でさえ、耳を疑う事件を起こしている。

    ゴシップを好む人の性を逆手に取った舞台作品に価値は本当にあるのだろうかという所感。

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    2020年04月25日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    舞台は空港の一室
    テロリストがこの中に一人いるとして拘束され、当局から軟禁される
    テロリストは誰?

    話の展開が気にならない訳ではないが、舞台が変わらないので、続きを早く読み進めたいとはあまり感じなかった。

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    2020年04月18日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    なにか特別なことが起きるわけではない。しかし、読むことが全く苦じゃない。すらすら読める。読みやすく違和感のない文章を書くって意外と難しいことだと思う。面白かった。
    あと恩田陸の小説で、実在する音楽や映画、小説が出てくるところが好き。ミステリー好きのキャラクターがいたりとか。

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    2020年04月16日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    空港の入国審査で別室に連れ去られる人々
    その中に紛れているテロリストを探すことをお互いに課された

    上巻ではまずは人物と状況説明、そして変なロボの登場が主な内容

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    2020年04月13日