恩田陸のレビュー一覧

  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    とある書評で恩田さんの描く男子は皆知的で物静かでカーチェイスなどしないと書いてありましたが、この作品ではカーチェイスしてます、自転車だけど。サブカルに満ち満ちたパロディのようなラノベのような小説。恩田さんはあまりにも作風が変幻自在かつ多作なので、読んでいない作品があるとうれしくなっちゃいます。

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    2016年09月07日
  • 隅の風景

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    『月の裏側』(福岡県・柳川)
    『六番目の小夜子』(茨城県・水戸)
    「ノスタルジア」(長野県・松本)
    『ユージニア』(石川県・金沢)
    『クレオパトラの夢』(北海道・函館)
    『まひるの月を追いかけて』『夢違』(奈良県・奈良)
    「幻影キネマ」(広島県・尾道)
    「砂丘ピクニック」(鳥取県)
    『球形の季節』(岩手県・一関)
    「魔術師」(宮城県・仙台)

    『愚かな薔薇』『闇の絵本』『太陽の末裔』は刊行されたのかしら……。

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    2016年08月06日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    ネタバレ

    近未来の空港密室劇的ミステリー。

    恩田さん得意の会話による謎の周りをぐるぐる回る感じが、11人という登場人物によって長編に仕上がっています。
    冒頭のつかみ、展開は非常に面白く、「消滅」って台風のこと?と的はずれな推理もしてしまいました。
    大型台風接近、大規模通信障害、空港内爆発事故、に加えて国際手配レベルの情報操作犯、テロリスト、ヒューマノイドと盛り沢山なので、着地ができないかと思いきや、恩田さんらしくもなく、きれいにでも残念ながらこじんまりとまとめてしまいました。
    結末が衝撃的だったり大どんでん返しの連続だったりしたら大傑作になっていたかもしれないだけに惜しいです。

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    2025年05月25日
  • 朝日のようにさわやかに

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    短編集、「水晶の夜、翡翠の朝」と「赤い毬」はアンソロジーで既読。「あなたと夜と音楽と」が一番面白かった。本当にラジオの深夜放送を聴いている気分。
    「淋しいお城」はドキッとする。自分も淋しい子どもだったのかな…と。
    「楽園を追われて」は「猫と針」や「黒と茶の幻想」を彷彿させる。恩田陸はこういった同窓生が集う話が上手いですね。

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    2016年07月22日
  • 三月は深き紅の淵を

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    不思議不思議な本だった。こういう話も書けるなんて、引き出しがたくさんある人なんだ。結構好きかも。

    前に読んでたんだ。すっかり忘れてまた読んでしまった。そして前の自分の感想に唖然。今回読んで、1、2章はよかったけど、3章は別の物語かと、4章は混乱してしまった。結構苦手かも。いい加減な私に言われたくないですね。

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    2024年06月13日
  • 雪月花黙示録

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    世界観に強いこだわりを感じる。それだけの作品だった。
    美人(美形)かつ武芸の達人ばかりな登場人物に序盤から満腹だし、相手と対峙したさいに必ずにらみ合い、動きがないが、実際は~というお決まりの説明文。
    蘇芳と道博の掛け合いは面白かったけど、萌葱、紫風に読者側が親近感を抱いたり、心境が理解出来るといった場面もなかったためなんとも感想が抱きづらいキャラクターだった。一応は主要人物なのだろうがなぜ容姿や武芸面ばかり強調したのでしょうか。
    世界観へのこだわりが強すぎてキャラが薄っぺらかったのは気のせいじゃないと思う。

    シリーズ物として3,4冊に分けた方が内容的に纏まったんじゃないの? という作品。詰め

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    2016年07月08日
  • 雪月花黙示録

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    ネタバレ

    ミヤコという架空の国を舞台にした近未来ハイパーアクション。

    ロミオとロミオは永遠にに近い感じだろうか。

    色彩感とか雰囲気はサイケな感じで良かったのだが、ストーリーとしてはいまいち馴染めなかった。

    恩田さんのサイバーパンク的なノリってちょっとダメかも。

    ロミオとロミオもいまいち馴染めなかったし。

    外国人から見たサムライ日本とクールジャパンを具現化したような世界観は、いつも通り恩田節でチャレンジしてて面白い。

    ロボットやらテーマパークやら細かい設定が全くピンとこなかった。

    恩田作品でダメなものがあるとわかっただけでも収穫だったのかもしれない。

    これきっと続編あるだろうな。

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    2016年05月28日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    学生時代のことを、少し小説化して書いてみた不思議なテイストの作品集。3つの短編にわけてあって、それぞれ独立した主人公がいるようで、微妙に絡み合っている。

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    2016年04月29日
  • 隅の風景

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    個人的にはネクロポリスよりも、気取った感じがなく好き。しかし全編を通してビールを飲んでいたように思える。わたしも九州で馬刺しが食べたい。

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    2016年04月28日
  • 夢違

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    夢が記録できるという設定や展開は非常に面白かったのだが、結末が投げっぱなしで終わるので読後にもやもやが残る。恩田陸らしい終わり方とも思うが。

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    2020年02月02日
  • きのうの世界(下)

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    ネタバレ

    塔と水路の町で起きた殺人事件にまつわる人と町の物語。

    世界観や文章は間違いなく恩田さん。

    いろいろな登場人物に観点から物語が語られ、それぞれが関連をもちながら進んでいく手法は本当に楽しい。

    上巻はぐいぐいと引き込まれていく。

    なぜ上巻なのか。

    世界観、文章、手法は最後まで本当に面白かったが、下巻に入っての、殺人事件の顛末、町の秘密など、伏線の回収がしょぼく感じてしまった。

    もう少しミステリー色の強い結末の方が個人的には好きだった。

    自然の怖さと、先祖の知恵と、ファンタジーの融合という感じで、それはそれで面白いのだが、ちょっとピンとこなかったなぁ。

    月の裏側のようなホラーっぽい方

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    2016年03月21日
  • 中庭の出来事

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    話が込み入ってるので、パッと読み切っちゃわないと、序盤の内容を忘れてしまって、終盤よくわからない感じで終わるナリ。
    まさにミーはそんな感じだったので、読み方を間違えたナリ。

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    2016年03月21日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    ネタバレ

    謎が多すぎる。
    と思ったのが第一印象。
    いや、ちゃんと謎は回収される。リアルな意味でのカタはつかなくても。
    なんというか、何作かぶんのミステリーが一作に突っ込まれたような……ほどに、ミステリーがありすぎて、登場するすべてに欺かれているような気すらした。
    主人公のキャラは面白かったから、前作も遡って読んでみよう。

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    2016年03月20日
  • 猫と針

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    小説かと思ったら戯曲だった。登場人物の名前がカタカナなので、最初のうちはどれが誰のセリフかを理解するのに手間取った。いかに普段漢字のイメージに頼ってるのかがわかる。

    席を外した人の噂話によって事件があらぬほうへ展開する…すっきりする終わり方ではないけど、一応一件落着。恩田陸カラーもほどほどに出ていて良かった。

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    2016年02月28日
  • きのうの世界(下)

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    間隔が空いてしまったので、前のことを少し忘れてしまった。なんだかよくわからないところが多かった。結局それぞれの人物はどうなったのだろう。想像するしかないのか。

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    2016年01月18日
  • 球形の季節

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    先ほど長々と書いて更新したら全部消えた。
    もう一度書く気が起きないので、消化不良な作品だったとだけ書いておきます。

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    2015年12月29日
  • 小説以外

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     主に作品や読書にまつわるエッセイ集。恩田さんの読書量は凄まじく、到底追いつけそうにない。読み方も深くさすが作家さんだなぁと思わせられたけれど、それでもなお失われていない「読者人格」がびしびし伝わってきて、親近感を覚えることもできる。量も多くて読み応えたっぷりのエッセイ集だった。

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    2015年12月13日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    ネタバレ

    近未来を舞台にした、サイバーパンクサブカルチャーSF学園もの作品。

    ざっくり言えば壮大なる脱走劇なのだが、散りばめられてるネタが20世紀をオマージュしてるとかで、昭和ものの話がてんこ盛り。

    昭和を生きた人間からすると懐かしさや郷愁が漂う。

    そこに恩田作品定番である学園もの、「ドミノ」のようなハチャメチャ感、サイバーパンクなSF感が盛り込まれた爽快なエンタメ作品で、上下巻でありながらあっという間に読みきってしまうほどの仕上がり。

    ただあまりにいろいろなことを詰め込みすぎて、中途半端さ感が否めないところがちょっと。

    様々な展開を見せるてんこ盛り作品は「ドミノ」くらいに抑えた方がしっくりく

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    2015年12月13日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    ネタバレ

    近未来を舞台にした、サイバーパンクサブカルチャーSF学園もの作品。

    ざっくり言えば壮大なる脱走劇なのだが、散りばめられてるネタが20世紀をオマージュしてるとかで、昭和ものの話がてんこ盛り。

    昭和を生きた人間からすると懐かしさや郷愁が漂う。

    そこに恩田作品定番である学園もの、「ドミノ」のようなハチャメチャ感、サイバーパンクなSF感が盛り込まれた爽快なエンタメ作品で、上下巻でありながらあっという間に読みきってしまうほどの仕上がり。

    ただあまりにいろいろなことを詰め込みすぎて、中途半端さ感が否めないところがちょっと。

    様々な展開を見せるてんこ盛り作品は「ドミノ」くらいに抑えた方がしっくりく

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    2015年12月13日
  • 私と踊って

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    あらすじ(背表紙より)
    パーティ会場でぽつんとしていた私に、不思議な目をした少女が突然声をかける。いつのまにか彼女に手をひかれ、私は光の中で飛び跳ねていた。孤独だけれど、独りじゃないわ。たとえ世界が終わろうと、ずっと私を見ていてくれる?―稀代の舞踏家ピナ・バウシュをモチーフにした表題作ほか、ミステリからSF、ショートショート、ホラーまで、彩り豊かに味わい異なる19編の万華鏡。

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    2015年10月26日