恩田陸のレビュー一覧

  • 八月は冷たい城

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    『七月に流れる花』のボーイズ編。
    『七月〜』を読んでいたので、ある程度の世界観が分かった上で進んでいくんだけど……。
    伏線なのか、なんなのか、「いや、なんで?」っていうモヤモヤ部分もまだまだ残されている。

    今更だけど、「みどりおとこ」のネーミングも。
    (もしかしたら『七月〜』で明らかになってたかもですが)なんで、「おとこ」なんだろなー。

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    2018年10月28日
  • 八月は冷たい城

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    講談社タイガから発売された連作です。
    表紙の絵とタイトルが気になって読んでみました。 『六番目の小夜子』とか『麦の海に沈む果実』とか『蜂蜜と遠雷』とかタイトルのセンスが好きです。

    何かしらの「美」を感じます。

    ただ、1冊あたり160ページしかないので通勤の電車で読み終わってしまった。
    賞味2日(4時間)。 ストーリーも設定は面白いけどどこかで読んだような。

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    2018年10月27日
  • 七月に流れる花

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    講談社タイガから発売された連作です。
    表紙の絵とタイトルが気になって読んでみました。 『六番目の小夜子』とか『麦の海に沈む果実』とか『蜂蜜と遠雷』とかタイトルのセンスが好きです。

    何かしらの「美」を感じます。

    ただ、1冊あたり160ページしかないので通勤の電車で読み終わってしまった。
    賞味2日(4時間)。 ストーリーも設定は面白いけどどこかで読んだような。

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    2018年10月27日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    再読4回目。
    ああ、そうだった。大学4年間(わたしは5年)って、こんな時間だった。と、いう感じ。全編通してセピアだった。色彩あふれる学生時代なのに、何故かセピア。思い出して懐かしみたいけど、気恥ずかしくて思い出したくない、そんな学生時代のお話。

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    2018年10月18日
  • 錆びた太陽

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    原発の「最後の事故」により汚染された立入制限区域をパトロールする男性型ロボット達の元へ実態調査に現れた二十八歳の国税庁の財護徳子とゾンビや九尾の巨大猫、護美箱計画。アンケート回収に拘る徳子等派手な設定に対し等身大が過ぎて読み易い反面滔々として盛り上がれなかった。徳子の行動の根源も想定出来てしまった。

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    2018年10月13日
  • ブラック・ベルベット

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    ネタバレ

    ウイルスハンター神原恵弥シリーズ第三弾。最近読んでなかった著者ですが、これ主人公のキャラが大好きなんです。あらゆる面で凄腕でキャラも強いのに、これまた家族友人知人が負けない変人ばかり(でも優秀)しかも今回は大好きなT共和国ときたらそりゃ読みますとも。今回も恵弥の行動言動思考の運びを楽しみながら、脇を固めるみなさんにも楽しませていただきました。特にエディ!彼だけで話ができそうなかっこよさ。謎解き自体は、そりゃないぜベイベー的展開(化学兵器のあたりではそれはフィクションだとのちにわかったのでは?というところも)でしたが、恵弥自身が次の段階に向かっていて次回作も楽しみなキャラクター小説でした。

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    2018年10月07日
  • 中庭の出来事

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    再読3回目。
    いやあ、こんがらがる。劇中劇だけじゃなくて、劇中劇中劇まで出てくるなんて。さらに、このラスト。いやあ、もう、おなかいっぱい。

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    2022年06月19日
  • ブラック・ベルベット

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    相変わらず恵弥のキャラは濃い!
    そして、このシリーズ、さんざん思わせぶりに振り回して、最終的にはとても現実的に落ちる。
    これはこれでいいと思う。
    MAZEのときは満くんのお料理がとても美味しそうだったけど、今回は焼き鳥位しか出てこなかったには、ちょっと残念。

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    2018年08月26日
  • 錆びた太陽

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    読み終わってなんかちょっと物足りないというか?
    シチュエーションも珍しいあたりでおもしろかったんだけど、もうひと爆発してほしかった(青玉ではなく)。
    なんかスピンオフ作品か、別視点からみたら全然違う事件のようすが浮かび上がる!みたいのがあってもおかしくない。
    つまり、、、これだけだとなんかもぞもぞする〜〜〜
    ってこと。
    個人的にはアルジャーノン推しです。

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    2018年08月25日
  • 錆びた太陽

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    原発破壊のため国土の二割が立ち入り禁止となった日本。その地域を管理パトロールするのは「ウルトラ・エイト」と呼ばれるロボットたちだが、ある日そこへ国税庁の女がやってきた。三日間で制限区域の実態調査を行うというのだが、その目的は…
    放射能汚染を軸にロボットやゾンビといったSFな世界を描きつつ、現実に対する叫びが感じられる話。シリアスに書くとどこまでも暗い話になるところを、ロボットたちのとぼけたキャラや昭和感満載の小ネタ、そして財護徳子の破天荒なキャラで軽い雰囲気になっていて読みやすい。しかし詰め込み過ぎで焦点が合わず、インパクトが足りない気がした。色々と惜しい。

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    2018年08月21日
  • 錆びた太陽

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    某舞台の「煤けた太陽」というセリフに似てるから読んでみた。
    太陽=ロボットにとっての人間
    だけど人間は不安定で自己中で過ちを犯す=錆びた
    ってことなのかな?

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    2018年08月19日
  • EPITAPH東京

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    「エピタフ東京」という戯曲を書く筆者Kと、その友人B子、自称吸血鬼の吉屋が無味無臭の東京を背景に行き交う。
    視点が変わったり、シナリオが入っていたりと構成は特殊なのに、なぜか平たい感じもして、掴み所がないのがこの作品の味なのかな、と感じた。

    また、一人称が「筆者」だからか、恩田陸がこう考えているのかな、と思わされることからプロローグ、2011年3月の日記に繋がる所も面白い。

    「屋上とジャンケン」から引用。

    「ローマは映画が撮られる前から有名観光地だったからいいものの、よく考えてみると、ロケ地に行ってみたいという願望は不思議だ。スクリーンに映しだされているのは、虚構としての風景である。映画がフィクションである以上、物語の背景である風景も虚構としての背景なのだ。現実の場所に行って、虚構の追体験をしたいと思うのは、なんだか矛盾しているような気がする。」

    先日読んだ、テーマパークの歴史についての文章に同じことが書かれていた。
    非日常を体験するというテーマの大きなターニングポイントは、ディズニーランドらしい。
    あれも、映画を観るという虚構の追体験である。

    「どこかに新名所が作られると、ゴジラはスクリーンの中で必ずそれを破壊することになっていた。今にして思えば、あらかじめフィクションの世界で破壊しておくことによって、逆に永続性を祈念していたような気がする。」

    「松本サリンはオウムのしわざ

    読んだ瞬間ゾッとしたことを思い出す。
    そして、改めて周囲を見てみると、ガードレールには、えんえんとその文章が押してあるのだった。まるで蟻の行列のように、ずっと先まで続いている。」

    このように引用してみると、恩田陸が目に止めた不思議のカケラを繋ぎ合わせたような、つまりはエッセイのような、そんな印象も受ける。

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    2018年08月10日
  • 夜の底は柔らかな幻(下)

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    再読2回目。
    好きになれないまま終わっちゃったなぁ...。いろんな設定が飲み込めなくて、自分の中で消化しきれなかった。読書力、落ちたかなぁ。年取ったのかなぁ。。
    久々に再読したら、心臓鷲掴みにされた。

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    2018年07月30日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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     特に館モノが好きとかではなく、手っ取り早く読んだことのない作家さんの小説を読みたい!と思い、手に取りました。

     ■はやみね先生といえば児童書というイメージが強いのですが、掲載作は大人が読んでも充分に楽しめるし、青少年が読んでも楽しめる話だと思いました。ガッチガチのミステリーを期待している方には物足りないかもしれませんが、1作はこういった話があってもいいのではないかと思います。
     ■恩田先生の作品はタイトルでわかるように『麦の海に沈む果実』のスピンオフで、私も楽しみにしていました…が、いかんせん話が短い!勿論、このページ数で恩田陸の世界を見事に作り上げる力量は流石ですが、『麦の海に沈む果実』のスピンオフとしては肩透かし感が否めず、他の作品とのバランス的にも恩田先生だけを目当にこの本を読む必要はないかな、と思いました。
     ■高田先生の作品はこれが初めてです。
    QEDシリーズがお好きな方には登場人物の新たな一面が楽しめる作品なのかもしれません。私も短いページ数でふんだんに語られる薀蓄をおおいに楽しめました。でもこれ…館じゃないよね!?
     ■綾崎先生も初めてです。これもまたシリーズものの主要人物が登場しているようですが、キャラ付けがなんともラノベっぽい!ミステリーとして読むとうーん…と思いましたが、館だからいっかな!とも思えました。(掲載順の妙)
     ■白崎先生も初です。
    こちらはなんとも個性的というか、読む人を選ぶ作風だと思いました。でもミステリーとしては面白いと思いますし、はじめはギョッとするしほりんのことも段々と好感を抱いてすまうんですよ。これは純粋に凄いなと思いました。でも本当にグロい!し、品性に欠ける!ので、はやみね先生の作品目当てでこの本を読んじゃった青少年がいたらどうすんだよ!と思いました。とはいえ、責任は編集部にあるので、先生は別に悪くないのではないかな…。
     ■井上先生の作品も初読みです。
    首無し館の後に読むと、この作品だけ取り出して読む時よりも、ものすごく正統派なミステリーに思えてしまうという。そこへきてあのオチ。作品の魅力を最大限に生かした掲載順の妙だと思いました。、ラストを飾るに相応しいしんみりとさせられる話でしたね。本格かというと本格ではないような気がしますが。

     1作ずつ取り出すと、どれもちょっっぴり物足りないところがあるのですが、1冊として捉えると、それぞれバラエティに富んでいて、バランスのいいアンソロジーだと思いました。

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    2018年07月28日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    恵弥の双子の妹を、不倫相手から取り戻すために、北海道へ。
    それぞれの人の思惑が交錯し、どんどん物語が進んでいく。

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    2018年07月26日
  • 猫と針

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    恩田陸の初戯曲。慣れてない感が満載。
    レザボアドッグスじゃなくって、お得意の藪の中の方が良かったんじゃなかろうか?

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    2018年07月23日
  • EPITAPH東京

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    読みやすく面白かったのだけど,最後まで全体像がつかめなかった。もう一度読んだら違う側面が見えてくるのかもしれない。

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    2018年07月19日
  • 球形の季節

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    東北の田舎町の高校生たちに広まる噂。噂の広まり方を調べる中で街に異変が起きて、噂が現実になり、退屈は混沌としてくる。
    ファンタジーなのだけど、田舎の街の持つ排他的な住民の関係性でドロドロと。
    オチというか、街がこうなったのかの腹オチがイマイチでした。

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    2018年07月08日
  • 雪月花黙示録

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    「ロミオとロミオは永遠に」でも見られた、勢いだけでしっちゃかめっちゃかに進んでいく学園ドラマ。ハマれば勢いで読めちゃうけれど、この作品は合わない人も多そう。最後のオチは風呂敷広げるだけ広げて畳み掛けが急なので、ある意味恒例というか恩田さんらしい。各章のタイトルセンス、やはり好きです。

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    2018年07月06日
  • きのうの世界(上)

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    再読3回目。
    何が謎で、何が真実で、何が事実なのか。日常と、日常でないものの違いは。普段と、そうでないことの境目は。いろいろ考えてしまう。

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    2018年07月04日