恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ近未来を舞台にした、サイバーパンクサブカルチャーSF学園もの作品。
ざっくり言えば壮大なる脱走劇なのだが、散りばめられてるネタが20世紀をオマージュしてるとかで、昭和ものの話がてんこ盛り。
昭和を生きた人間からすると懐かしさや郷愁が漂う。
そこに恩田作品定番である学園もの、「ドミノ」のようなハチャメチャ感、サイバーパンクなSF感が盛り込まれた爽快なエンタメ作品で、上下巻でありながらあっという間に読みきってしまうほどの仕上がり。
ただあまりにいろいろなことを詰め込みすぎて、中途半端さ感が否めないところがちょっと。
様々な展開を見せるてんこ盛り作品は「ドミノ」くらいに抑えた方がしっくりく -
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ネタバレ近未来を舞台にした、サイバーパンクサブカルチャーSF学園もの作品。
ざっくり言えば壮大なる脱走劇なのだが、散りばめられてるネタが20世紀をオマージュしてるとかで、昭和ものの話がてんこ盛り。
昭和を生きた人間からすると懐かしさや郷愁が漂う。
そこに恩田作品定番である学園もの、「ドミノ」のようなハチャメチャ感、サイバーパンクなSF感が盛り込まれた爽快なエンタメ作品で、上下巻でありながらあっという間に読みきってしまうほどの仕上がり。
ただあまりにいろいろなことを詰め込みすぎて、中途半端さ感が否めないところがちょっと。
様々な展開を見せるてんこ盛り作品は「ドミノ」くらいに抑えた方がしっくりく -
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【分かったふりしないでよ、ここはそんなに簡単じゃないのだから】
違う違う違う!!!君は強く僕を否定して、まるで自分は世界の全てを知っている、今はまだ知らないことがあったとしても、いつか当たり前の如く知ることができるのだといわんばかりにしたり顔で睨みつけている。
嗚呼。研究者というものはどうしてこんなにも、柔軟性がないのだろうか?こんな朴念仁が、この世界の誰もまだ見ぬ真実の隙間を見つけられるというのだろうか?僕からしたら地球に何回も体当たりして、自分の望む通りに穴を開けてそれを発見といっているようにしか見えない。奇跡を信じる?といって目を輝かせていた君は、いつの間にか全てに意味を持たせたがっ -
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う~ん、分かりにくい小説だった。
タイムトラベル物であり、扱ってる背景が二・二六事件となると、かなり面白そうだと思ったんだけど、少々、期待はずれだった。
二・二六事件は、皇道派と統制派の対立(反目)を軸に、様々な人が様々な思惑で動いた事件だと思うが、そのあたりの事が描かれてないのが不満。安藤、栗原の両青年将校と石原莞爾、そして未来からきた「国連」の職員たちを描いてるわけだけど、もう少し他の人たちの動きなり思考なんかを描いても良かったような気がする。
なかなか物語に入り込めなかった。
子供時代の鉄棒なんかは上手い使い方だと思うけど、現実の歴史を知っているだけに、「この後、どうやってストーリー -
Posted by ブクログ
初・恩田陸!
ミステリー調であり、紀行文仕立てであり、でもどちらにもなりきらない(なりきれないのではなく)ボヤッとした雰囲気が良かったです。ところどころ、ミステリーとしてはご都合のよろしい部分があるような気もしましたが(「悪魔を憐れむ歌」で山の声がサイレンにまつわる場所を教える場面など)、物事の全体像を敢えて見せずに、謎をほのめかす書き方が奥ゆかしく、主人公の多聞の性格とマッチしていました。
特に「砂丘ピクニック」の美術館でのちょっとした事件では、その目的も何もかも分からず、追及もしないまま終えているのが多聞らしかったです。
「夜明けのガスパール」では、妻の不在と父の不在について、それまで書か