隅の風景

隅の風景

638円 (税込)

3pt

ビールを楽しんだプラハ、巡礼者が行き交うスペイン、高所恐怖症と闘った韓国……。それぞれの土地に広がる、見たことのなかった風景たちを写真に収め、心に刻みながら、作家は新しい小説の予感を探す──。稀有な感性で捉えた情景を描き出す旅エッセイは、もう一つの恩田陸ワールド。さらに、過去の小説作品のヒントを得た舞台を明かす「ゲニウス=ロキ覚書」を収録。

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隅の風景 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「のんびり旅ができるというのは、なんてありがたいことなんだろう。確かな日常があって、明日も当たり前に世界があるからと思えるからこそ、旅に出ることができるのだ」(文庫版あとがきより)

    旅に出ることが容易ではない今日、旅エッセイや写真集をめくりながら少しでも旅気分を味わおうとしている。恩田さんのエッセ

    0
    2020年08月27日

    Posted by ブクログ

    作家の筆で描き出される目の前の風景を味わうのが、紀行文を読む楽しみ。
    人によって旅の目的はさまざまであり、興味の対象、目に留まるものもそれぞれ違うことが新鮮である。
    旅という異界の中にちょっとずつ自分を置いてくるという。自分のかけらは今も異国の地にあるという夢見るような感覚は、行った人でないと分から

    0
    2024年02月08日

    Posted by ブクログ

    飛行機恐怖症を克服した恩田さんの旅エッセイ。文章がユーモラスで出先でニヤニヤしながら読んでた。
    グレーゴム・ザムザ「変身」の解釈からプラハのビール、伊勢神宮の話まで、恩田陸ファン必読!文庫版の書き下ろしが最高!「闇の絵本」読みたいー!(未刊)

    0
    2022年06月21日

    Posted by ブクログ

    恩田さんの旅エッセイです。少し前に「EPITAPH東京」を読みましたが、あれはこの本の東京版だったんだと思いました。読み味もほぼ同じ。一方この本の舞台は日本各地、そして世界。面白いと思ったのは「EPI東京」と同じ視点が登場したことです。『日本の街や道路は…人が歩くこと自体全く想定していない』という指

    0
    2020年01月08日

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの本は、以前よく読んでいたのだが、「夜のピクニック」以来読んでいなかった。久しぶりに手に取った本がこれ。気楽に読めて、それぞれの土地の雰囲気や人の気質が何となくだけど、分かるような感じ。ちょっと行ってみたいなと思わされるのは、著者の人柄の良さが文章に表れているからだろうと思う。時々挟まれる

    0
    2019年09月13日

    Posted by ブクログ

    恩田陸の隅の風景を読みました。
    恩田陸が雑誌の取材などのためにいろいろな場所を訪ねたときの旅行記でした。

    恩田陸らしい視点での旅行記になっていて面白く読みました。
    阿蘇でお酒をたらふく飲んで山ほど肉料理を楽しんだ「阿蘇酒池肉林」は大うけしてしまいました。

    0
    2019年07月25日

    Posted by ブクログ

     旅のエッセイ集。
     
     で、むしろ某ピアニストが探偵のミステリーがおいおいな理由がよくわかった。
     よーするに、エッセイと旅行本の違いなのだ。
     某ミステリーは、るるぶ、かよって感じに音楽を書いてる。
     ちがうだろう。まず震えるのは、心だ。感じるのは、空気なはずだ。

     そのへんのストレスを一気に

    0
    2014年06月08日

    Posted by ブクログ

    恩田陸らしい旅のエッセイ。
    巡礼の話なんかは読んでいてとってもわくわくしました。

    熊本の回は、馬刺好きには垂涎。
    夜の奈良を「夜の底にいるという感じ」と表現するのは、関東育ちの奈良人としてはそれこそ、心の底から共感できます。

    巻末のブックリストがまた興味をひく内容で、読んでみたくなる本や写真集が

    0
    2014年02月05日

    Posted by ブクログ

    紀行文は、独特な興奮が好きではないんだけど、この人のはやっぱりあっさりしていて読みやすい。
    私は別に旅が好きじゃないけど、ちょっと行ってみたいと思うような内容だった。首塚とか

    0
    2013年11月27日

    Posted by ブクログ

    恩田陸の旅エッセイ。刊行は平成23年、文庫化は平成25年。積読の結果令和5年に読むという。
    どんなタイミングでも、自分が読んだ時がその本との出会いなので、気にはしてないのですが、エッセイとかは共感できる部分が変わってくるのかなあ、と思う。
    あとあと読むことで、著者が感じたことが未来にどんな影響を与え

    0
    2023年01月03日

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