恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ高校生くらいに呼んだ気がする、再読。
その頃の感想は「やっぱり恩田さんの描く女の子たちは強くて、こうなりたい」
今となってはそれが毬子なのか、香澄なのか、芳野なのか、真魚子なのか、わからない。
てか香澄死ぬんだっけ
びっくりした
終わり方も綺麗だったなあ
香澄の視点で終わる感じがいい
わたしがあの時感じた「強い女の子」って誰だったのかな
強くて綺麗なんだよなあ
誰だろう、でもみんなそれぞれ強さがあった気がするな
そして美しい
「少女」の残酷さが美しいな
ストーリーの展開も静かで美しい
本格サスペンスには遠いけど、恩田さんの作品が好きな人にはわかる感覚だと思う
月彦が香澄のお母さんを殺 -
Posted by ブクログ
向き不向き 2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので手に取った1冊です。年末年始の里帰り時に読んでしまえればと思って読み始めたのですがこれがなかなか難しかったです。ずいぶん前の作品かと調べたところ、やはり1999年と古い作品でした。2004年の夜のピクニックは面白かったです。前後のほかの作品も読んでみたいとは思いました。2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので。。。
登場人物の5人が皆女性で誰が誰か覚えられなかった。しかも、その他のキーマンも女性。。。私の壊れかけの脳みそでは追いつけませんでした。
最終的に下記のようにまでは理解しました。
時子:故 -
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Posted by ブクログ
少女たちの淋しいひと夏。恩田陸ワールド全開。全体を通してなんだか薄暗い静謐な描写の中で、あまり派手に描かれない少女たちの内面が、揺れ動くのを静かに感じることができる。
“皆慣れていて料理も上手だった”という何気なーーーーい描写が、明らかになる結末の伏線になっているってどうして思うか、、、
対する少年側。
少女たち側に比べるとかなり不気味でグロテスク。不穏な空気。それが土塀を挟んでわずかに少女側へ伝染していく瞬間も。
予告編に当たるらしい、みどりおとこの短編集読んでからきて良かったです
久しぶりに味わった恩田陸のゴシックミステリー、、、読んで良かったです -
Posted by ブクログ
いよいよ真相にせまってくる中盤以降、登場人物の視点をかえてお互いに推理しあう展開は面白く読めた。本作の着地点(オチ)については著者があとがきで述べているように「近未来物」の難しさを感じざるを得ない。このテーマで今書かれたものなら2024年に芥川賞をとった「東京都同情塔」のようなところにもっと踏み込んだような気がする。このテーマは2015年当時の科学技術とその一般的な認識において、まだまだ今日的なテーマとして提示できるものではなかったように思うので、これは仕方がないことだと思う。気づいてくれる人があまりいなくて残念と、著者があとがきで種明かしした登場人物たちのネーミングは、あざといくらいだったの