恩田陸のレビュー一覧

  • 蛇行する川のほとり

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    ネタバレ

    高校生くらいに呼んだ気がする、再読。
    その頃の感想は「やっぱり恩田さんの描く女の子たちは強くて、こうなりたい」
    今となってはそれが毬子なのか、香澄なのか、芳野なのか、真魚子なのか、わからない。

    てか香澄死ぬんだっけ
    びっくりした

    終わり方も綺麗だったなあ
    香澄の視点で終わる感じがいい

    わたしがあの時感じた「強い女の子」って誰だったのかな
    強くて綺麗なんだよなあ
    誰だろう、でもみんなそれぞれ強さがあった気がするな

    そして美しい
    「少女」の残酷さが美しいな

    ストーリーの展開も静かで美しい
    本格サスペンスには遠いけど、恩田さんの作品が好きな人にはわかる感覚だと思う
    月彦が香澄のお母さんを殺

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    2024年05月03日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    向き不向き 2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので手に取った1冊です。年末年始の里帰り時に読んでしまえればと思って読み始めたのですがこれがなかなか難しかったです。ずいぶん前の作品かと調べたところ、やはり1999年と古い作品でした。2004年の夜のピクニックは面白かったです。前後のほかの作品も読んでみたいとは思いました。2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので。。。

    登場人物の5人が皆女性で誰が誰か覚えられなかった。しかも、その他のキーマンも女性。。。私の壊れかけの脳みそでは追いつけませんでした。

    最終的に下記のようにまでは理解しました。

    時子:故

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    2025年12月03日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    途中の感染症のくだりは、まるで新型コロナの話のようだった。コロナ禍の前に書かれた作品なのに…と鳥肌が立った。
    総じて面白かったけど、前半、話が動き出すまでが長かった。

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    2024年04月29日
  • 図書室の海

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    他の恩田陸さんの著書のスピンオフや前日談の様な内容があるので、ある程度他の作品も読んだ上で本作を読むと面白いかも

    イヤミスのような、最後にぞくっとくる短編もあって面白かった


    0
    2024年04月22日
  • ライオンハート

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    とても評価が高かったので期待して読んだがイマイチ感情移入ができなかった。
    主人公が変わっていくので一気読みしないとうまく世界観に馴染めないのかもしれない。
    しかし内容はとてもロマンチックだし、背景描写が印象的。
    大切な場面では舞台背景が匂いまで感じ取れるほど印象に残った。どこもシネマティックで美しい舞台だった。

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    2024年04月21日
  • スキマワラシ

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    恩田さんの文章ってどうしてこんなにスルスルと入ってくるのだろう。
    本の分厚さの割に、体感時間があっという間。
    この本も500ページ越えという大作だけれど、まるで本の中にすべりこんでいくように、抵抗なく読み終えた。

    ちょっと変わった体質を持つ主人公が、その体質のせいで見える風景の謎に迫るお話。
    『スキマワラシ』というタイトルから想像できるように、少し怪談めいた要素があり、それが「恩田陸」らしい世界観を醸し出している。
    訳のわからなさが不穏に感じてドキドキする。でも、不思議と読後感は爽快、爽やかな気持ちになる。
    これぞ恩田陸、というお話。

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    2024年04月20日
  • いのちのパレード 新装版

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    なかなか不思議な物語がいっぱい。
    ちょっとそういう世界があってもおかしくないかもと
    思ってしまう。
    やはり短編は合わないなあ
    じっくりと深く物語にひたりたい

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    2024年04月16日
  • 薔薇のなかの蛇

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    理瀬シリーズにイギリスはよく合うな、と思う。
    晴天ではなく、曇天。
    スカッと晴れていない雰囲気が作品全体を覆っている。

    そして相変わらずネタばらしのスカッと感もなくグダっと終わる。
    恩田作品は物語の世界観を楽しむものなので、まあ、こんなもんか。

    途中までは盛り上がるしね。
    なんだかんだいっても、手にとってしまうしね。

    0
    2024年04月15日
  • ネクロポリス 下

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    下巻も様々な事件が起こり、謎は深まるばかり。そして、終盤に一気に解決していくが、恩田陸ワールド全開で、これぞファンタジーと言った結末だった。久々のファンタジーの世界観に、ハリーポッターを読んだ時の衝撃を思い出した。

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    2024年04月14日
  • まひるの月を追いかけて

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    兄に興味の無かった妹が、旅の最中に心が変化していくのが面白いです。 女性というのは自分がある関係性の中に蔑ろにされると好きでも無い人でも好きな感情に引っ張られるのかな?

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    2024年04月14日
  • 私と踊って

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    どこか不気味で不穏な話が集まった短編集。
    私は「私と踊って」の幻想的な雰囲気が好きです。
    「東京の日記」は今の日本ではとても笑えない内容。
    こんな未来にならないことを祈ります。

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    2024年04月07日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    私にしては珍しく良かった

    休日午前の緩やかな時間帯の読書タイム。本書は、ギラギラしないシルバー夫婦等のななつ星とか言う高級電車旅をテーマにしたアンソロジーだ。

    冒頭の井上荒野作品、初めて良かったと感じた。苦手だったんだが、このふんわりした幽霊ものは良いな。本書一番作品かな。

    さらに、アイデアというか恩田陸作品の驚きのなぞなぞに仰天し、あまりよく知らない川上弘美作品のアイデアに脱帽。

    うん、なかなか良い休日をスタートできそうだ。

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    2024年04月07日
  • 月曜日は水玉の犬

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    ネタバレ

    映画や本にまつわるエッセイ。
    今回も初めて知った本がたくさん登場していたので、いつか私も読んでみたいです。

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    2024年04月02日
  • 土曜日は灰色の馬

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    危険。いろいろ読みたくなる。
    恩田陸の読書量と幅広さに感服。でも、不気味とか少女とかやや偏りあるとこが、小説にも現れてて、こんなルーツがあるからなのね、と納得。

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    2024年03月31日
  • 黄昏の百合の骨

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    ネタバレ

    祖母の死の謎、遺言の謎、梨南子・梨耶子姉妹の謎、そして級友の失踪の謎。

    理瀬は意外と隙がある。

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    2024年03月30日
  • ネクロポリス 上

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    読み始めは独特な世界観に慣れず、読み辛さを感じてしまったが、後半は一気に恩田陸の世界に引き込まれた。ファンタジーでありながら現実味も帯びていて、不思議な感覚。文章から想像する世界は、自分でも驚くほど壮大な世界となった。下巻も楽しみ!

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    2024年03月29日
  • まひるの月を追いかけて

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    最後にわかる一人の女の正体。倫理的に軽蔑する。最悪。

    佐野史郎氏が解説を書いていますが、まさかこの人選にヒントがあるとは。

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    2024年03月24日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    少女たちの淋しいひと夏。恩田陸ワールド全開。全体を通してなんだか薄暗い静謐な描写の中で、あまり派手に描かれない少女たちの内面が、揺れ動くのを静かに感じることができる。

    “皆慣れていて料理も上手だった”という何気なーーーーい描写が、明らかになる結末の伏線になっているってどうして思うか、、、


    対する少年側。
    少女たち側に比べるとかなり不気味でグロテスク。不穏な空気。それが土塀を挟んでわずかに少女側へ伝染していく瞬間も。

    予告編に当たるらしい、みどりおとこの短編集読んでからきて良かったです


    久しぶりに味わった恩田陸のゴシックミステリー、、、読んで良かったです

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    2024年03月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    いよいよ真相にせまってくる中盤以降、登場人物の視点をかえてお互いに推理しあう展開は面白く読めた。本作の着地点(オチ)については著者があとがきで述べているように「近未来物」の難しさを感じざるを得ない。このテーマで今書かれたものなら2024年に芥川賞をとった「東京都同情塔」のようなところにもっと踏み込んだような気がする。このテーマは2015年当時の科学技術とその一般的な認識において、まだまだ今日的なテーマとして提示できるものではなかったように思うので、これは仕方がないことだと思う。気づいてくれる人があまりいなくて残念と、著者があとがきで種明かしした登場人物たちのネーミングは、あざといくらいだったの

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    2024年03月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    フーダニットのミステリなのか、サスペンスなのか、SFなのか、思考実験なのか、何がやりたいのかがよくわからないので、飽きずに読むことはできるが落ち着かない気持ちで読んでいた。空間描写の抽象性、口をぱくぱくした、という描写などに星新一風の文体を感じたのでふと思ったが、これがショートショートだったらミステリやサスペンスにしては弛緩した雰囲気とユーモラスな登場人物たちの台詞にも納得がいく感じだった。

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    2024年03月21日