恩田陸のレビュー一覧

  • 不連続の世界

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    幻想的なトラベルミステリー5編。

    誰といても傍観者で透明人間のような多聞に「夜明けのガスパール」ではちゃんと輪郭と実像が与えられて良かった。

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    2025年04月12日
  • まひるの月を追いかけて

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    ミステリーなのか?
    穏やかな旅の話と思ってたらそうでもなかったり不思議な話。
    奈良の独特の雰囲気がこの物語と合ってて面白かった

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    2025年04月09日
  • 三月は深き紅の淵を

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    章ごとに雰囲気ががらり変わり、4冊の本を読んだ気分です
    第四章は難しかったけれど、恩田さんの頭の中を覗いたよう
    小説とはなにか考えさせられる作品でした

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    2025年04月09日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ななつ星にまつわる小説やエッセイ集。ななつ星乗ってみたいけど、一緒に行く人を選びそう。
    糸井重里の”帰るところがあるから旅人になれる”というのは私も昔から思っていたことだから共感できた。

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    2025年04月06日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    ネタバレ

    再読完了。
    常野物語シリーズは優しい雰囲気と思ってたら、結構ダークな話でした。
    普通の人とは違う能力、というか枷と言ってもいい感覚、力を持った家族が、その宿命に翻弄され絶望しながら抗う様は、ネガティブなものです。もう常野のみんなも許してあげてよ、と同情しながら読み進めると最後、ほえ?って感じのどんでん返し。
    そうなるのかあ、と。
    ただみんなが最後納得してそれぞれの生活を続けられる結末は、ハッピーといってもいいものですね。

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    2025年03月31日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    ネタバレ

    恩田陸氏による2004年の作品。

    当時、氏は飛行機恐怖症であったとのこと。とはいえ海外への憧れは強く、ムズムズしていた模様。

    本作では恐怖症をおして、ゆきたかった英国・アイルランドへ赴き、その道中を綴るという作品。

    なお、文庫化に伴い、『麒麟麦酒横浜工場』『札幌落雪注意』『オリオンは新年、東の空から上る』を収録

    ・・・
    で、本作、ありていに言えば恩田氏による旅行記です。

    飛行機恐怖症をアルコールで紛らわせるさま、飛行機で読む本をチョイスする、そして現地で楽しむ様子など、私のポイントにドはまりしまして、楽しめました。

    特に好きだったのは、こんなくだり。

    随行したK嬢は恩田氏の搭乗前

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    2025年03月27日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    貴志祐介さんを目当てに手に取りましたが、流石の執筆陣、数時間で一気に読み切りました。短編で読みやすく、気軽に読み始められるかと思います。

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    2025年03月25日
  • 夜果つるところ

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    刊行順に読んだ方が良いとのことだったのでその順に読んだけど、こっちを先に読んだ方が良かったと思った。
    生きているのにずっと「死」がまとわりつく物語だった。

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    2025年03月23日
  • 鈍色幻視行

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    ものすごく長く感じた本だった…。
    何だろう…この読み終わったあとの解放感…。
    本の中の登場人物のように暗い所をぐるぐるしていたような気分になった。

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    2025年03月23日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    最後まで伏線回収やどんでん返しがあって楽しかったです。不穏な会話に挟まる美味しそうな料理の描写が印象的でした。

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    2025年03月22日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    ネタバレ

    鳥の巣頭とヘッドホン男が違う人とはわかってるのに度々同一人物かのように読んでしまった。SF苦手だけど要素少なめだからサクサク読めた。今回はちゃんと結末のあった恩田陸だけど、空港を出たら消滅が遂行されるくだりがよくわからず。負けず嫌いな女性医師が好きだった

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    2025年03月21日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    登場人物が覚えられなくて冒頭を何度か読み返しながら読んでいった。先が気になりあっという間に上巻終了。下巻の方が少ないけど風呂敷たためるのかな?

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    2025年03月21日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    表題作の『歩道橋シネマ』を含めた18編の短編集。1番好きなのは『麦の海に浮かぶ檻』です。以前読んだ『麦の海に沈む果実』のスピンオフだったのであの学園、あの世界観を一瞬にして思い出しました。

    他に印象に残ったのは『線路脇の家』と『球根』『あまりりす』『楽譜を売る男』『ありふれた事件』です。『ありふれた事件』は最後意表を突く怖さでした。

    恩田陸さんは個人的に短編集より長編の方が好みかな。

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    2025年03月20日
  • 三月は深き紅の淵を

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    読むのにめっちゃ時間がかかってしまった。
    1つの本を主人公に物語が作られてるところは設定として面白かった。

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    2025年03月19日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    服毒自●をした小説家の重松時子。
    時子に縁のある5人の女たちは、
    時子が住んでいたうぐいす館で毎年宴をしていた。

    時子の自●から4年。
    今回の宴には時子が最後に書いた小説の
    主人公の名前とともに謎のメッセージが届く。

    それをきっかけに時子に関する告発や告白の嵐に。
    時子は本当に自●だったのか?

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    なごやかとシリアスの温度差が印象的な作品。

    展開はジェットコースター式ではないが、
    終始緩やかな上り坂と下り坂が繰り返される。
    故にやめどきがわからず、ずっと読み続けてしまう。


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    2025年03月15日
  • ライオンハート

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    恩田陸の作品って、読んでる最中は「これはすごい名作だ……!」と感じるんです。でもいざ読み終わってみると「まぁ……おもしろかった、かな……?」ってなる。そんな作家だと私は思ってます。


    この小説も結局そんな感じでした。美しい描写、キャラクター、名場面は多数あり。でも最終的には「うん……まぁ……」という感想になってしまう。文章は本当に上手い人なんですが………。

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    2025年03月14日
  • 鈍色幻視行

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    最後まで継続して読めるけれど、イマイチまとまりのない感じのお話がずっと続くので、読後感もなんだか消化不良気味です。

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    2025年03月12日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    それぞれの視点で物語が進行し読み進めると、その章の主人公のことがわかってくるのが面白い。
    ある人から見るとこう見えるんだけど実際の本人はこんな考えをしているなどが分かったとき登場人物をいろんな側面から見ることで伝わってくるものがあり繋がるにつれて一人一人の魅力が増してくる。

    下巻は登場人物の人間像を掴みながら読むと、もっと面白そう。下巻も楽しみです。

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    2025年03月11日
  • 黄昏の百合の骨

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    理瀬シリーズを読むのは果たして何年ぶりだろう?
    「三月は〜」と「麦の海に〜」が大好きだったことを思い出し、ふとこの本を手に取った。

    読み終わりタイトルを見て納得。そう繋がってくるとは、まんまと二転三転と転がされた。続きがとっても気になるし、この機会に「黒と茶〜」も読みたい。

    ストーリーも面白かったし、的確で上品で鋭い恩田陸さんの文章が大好き。

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    2025年03月09日