恩田陸のレビュー一覧

  • きのうの世界(下)

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    男が死んだ理由と彼が移住した町の秘密を解き明かす話だけど、ミステリーではない。たくさん撒いた伏線は、思ったのと違う展開で回収され、最後はスッキリとはいかない。いろいろ、ちょっと強引なところも。ミステリーではなく、秘密を持った町に住む人々の話としては楽しめた。

    それよりも、瞬間記憶能力を持つ男の苦悩が痛々しかった。地図を記憶して現地に行ったら、景色が3Dみたいに浮き上がって見えるとか。読んでるだけで、こっちも乗り物酔いみたいになったよ。

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    2024年09月07日
  • ユージニア

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    私の読解力、想像力がないのか?が多いと感じました。
    話し手が誰かわからないことが多かったし...
    世界観は大好きでした。
    スローペースで感覚を研ぎ澄まされるような感じがしました。

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    2024年09月06日
  • まひるの月を追いかけて

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    著者書く本のなんともいえない不思議な雰囲気がぴったりなあらすじ。
    消息不明になった男を元彼女と妹が探しに旅に出る。どんどんわかってくる事実にびっくりしながら読んだ。
    ホラーではないけど、全体的に不穏でおどろおどろしい感じがした。
    まさかの結末に驚愕。

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    2024年08月29日
  • 夜果つるところ

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    恩田陸『鈍色幻視行』の劇中作(既読)
    同作の中でふんわりとネタバレ・解釈について触れられているので、こちらから先に読んだ方が純粋に楽しめた気も?
    昭和の作品という事で、文体もそれを意識しているように思えるのが面白い
    序盤は少々読みづらさもあったが、崩壊へと向かう後半のたたみかけはドキドキしながら読みました
    試みは面白かったと思います

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    2024年08月26日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    場面や時間軸が割と頻繁に変わっていくので、少し混乱しかけた。内容としては盛りだくさんなので、少しでも流し読みすると「なんのこと?」となることもしばしば…
    それでも続きが気になって、一気に最後まで読んでしまいました笑

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    2024年08月23日
  • 薔薇のなかの蛇

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    ミステリーとしては面白いが、結末がやや壮大すぎてついていけなかった
    シリーズものらしいのでちゃんと他の読んでからの方がいいかもしれない

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    2024年08月22日
  • 灰の劇場

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    恩田陸自身の感情がふんだんに組み込まれなノンフィクション&フィクション作品。実際にあった、新聞の小さな記事に書いてあった事件を題材に、その事件の真相と、その事件を選んだ彼女自身の葛藤を描く物語。

    「0」がノンフィクション、「1」がフィクションというわ変わった形式。最初は理解ができず、何度かページを遡った。この本の見どころは、実際にあった事件について、事件が起こったこと以外の事実がわからないまま、彼女なりの「虚構」として事件を描いていることだ。この「虚構」を描く中で、葛藤や悩みが相当あったことが文章からわかる。
    「日常」とは何か。「死」とは何かを問いながら、自然の流れのまま死=消えゆく

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    2024年08月17日
  • 夜果つるところ

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    淡々とした筆致の中で進んでいく物語

    人物描写が淡泊なので イメージがわきづらかった

    また物語の進むスピードが速いので 僕の読解力ではついていけなかった

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    2024年08月16日
  • 妖し

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    ネタバレ

    10人の作家さんが描く怪異の短編アンソロジー。多種多様な怖い話。一体、どこからこんなアイデアが出てくるのかと驚きながら楽しみました。

    恩田陸『曇天の店』
    北陸の料理屋。開けてはいけない勝手口。フェーン現象がつれてくるカワケが人を狂わせる。ラストの夫婦の会話が不穏で、余韻たっぷりで終わる。

    米澤穂信『わたしキャベンディッシュ』
    バナナの種って貴重なんだなあ。シゲルはどんな味なのかしら。

    村山由佳『ANNIVERSARY』
    小2のときの儀式が35歳で効果を発揮?
    夫と息子と幸せに暮らしていたのに、少し違う世界で小2からやりなおし。新しい世界で新しい家族と幸せになっても、新旧、どちらも裏切って

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    2024年08月16日
  • ドミノin上海

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    ネタバレ

    前作に続き、様々な面々が複雑に絡み合いながら、終演に向かって集結してくる。これだけのキャラと背景を終結させて行くストーリーが面白い。

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    2024年08月15日
  • 象と耳鳴り

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    ネタバレ

    恩田氏デビューから数えて6作目、1999年の作品。これまた結構古めの作品。

    でもケータイ(ガラケーと思われますが)も出てくるし、不思議と古く感じさせません。
    相変わらず、えも言われぬスリラー的な作品でありました。

    ・・・
    本作、推理小説ということですが、モダンホラー的な恩田テイストが色濃く出ているのが特徴かと思います。

    主人公は引退した著名な裁判官の関根多佳雄。彼が遭遇するちょっとした事件と、その謎を解く様子がなかなかスリリングでした。

    なお本作、12作の短編からなる短編集となっており、途中から息子の春(検事)、娘の夏(弁護士)も登場し、何だか学歴ドリームチームみたいな華やかな(一種嘘

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    2024年08月11日
  • ドミノin上海

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    ネタバレ

    前回に続き今回もドタバタエンタテインメント。
    ダリオがあっけなく料理にされたのは衝撃だった!毎回ダリオに驚かされる…!笑。
    やっぱり1番カッコ良いのはえり子かな。
    最後の方は超人的な霊力が出てきて、そこは少し残念だった。

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    2024年08月08日
  • MAZE 新装版

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    主人公のキャラが濃い!一緒にいたら楽しそう!
    ストーリーよりも、登場人物の会話の掛け合いが、オシャレな感じで好きだなーと思った。

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    2024年08月08日
  • 三月は深き紅の淵を

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    大好きな理瀬がなかなか出てこないよーと思いながらも面白くてあっという間に読み終わった。
    第四章の彼女は恩田陸のこと?三月は深き紅の淵をの作者?色々考察できて楽しい。第一章では幻の本は存在していないことに、第二章では書いた人も読んだ人も存在していた、第三章は書きたいと思ってる人がいた?ってこと???

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    2024年08月07日
  • 私の家では何も起こらない

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    幽霊屋敷と呼ばれる家で起こった過去と現在の話。恩田さんらしいこの空気感が癖になる。紡がれる人間の怖さと残酷さ、馴染む幽霊、淡々と進む不気味さ、に包まれこちらまで不穏で温く冷たい空気が届くよう。やはり1番怖いのは人間よね、と思わざるを得ない。

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    2024年08月03日
  • 終りなき夜に生れつく

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    特殊能力を持った、いわゆる人たちを描いた短編集。こんな能力を持ちたくないが、恩田陸の世界が溢れている。

    "夜の底は柔らかな幻"に続くスピンオフ作品とのことなので、本編の方も読んでみたい。

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    2024年08月03日
  • 黄昏の百合の骨

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    主人公、理瀬。
    一人という覚悟からなのか、前作より強さを感じられた。
    他の登場人物も相変わらずクセモノ揃いで
    物語的にも最後にどんでん返し続きで面白い内容だった。

    残念なのが私の体調が万全でない為に読書に集中出来なかった。
    いい読書をするには健康第一だと痛感した。

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    2024年08月02日
  • 夜果つるところ

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    謎多き作家「飯合梓」によって執筆された、幻の一冊。という設定。カバーを裏返すと恩田陸のところが飯合梓となる遊び心あり。こういう仕掛けは紙の本ならではだよね。

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    2024年08月01日
  • ネバーランド

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    出てくる4人のかかえているものが重すぎて、さらっと読み進めていけるのだけど、ズーンとサラッとした感情では終われない。重さの端々に青春の風景がまざっていて、なんとも言えないかんじ。
    松籟館という寮の名前がすてき。
    4人の将来の続編がよみたい。

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    2024年07月22日
  • 月の裏側

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    思ったよりもスペクタクルな展開。実際の堀のある町は行ったことがないが、写真で見ると、風情のある趣深い感じ。
    しかし、これを読むと怖くなりそう。夜が。
    最後の方、慌てずゆったりしてるのがかっこいいとする男性と感情のままに生きるのが女性だなと感じた。説明のつかないことを説明しないままにすることの余韻が好きなので、よい。

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    2024年07月21日