恩田陸のレビュー一覧

  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

    Posted by ブクログ

    少年少女たちの冷たい夏のお話だった。
    小説の初出しは2016年、でも今読むのとでは気持ちが違うだろうなと思う。
    未知というものは社会的動物にとって、ライオンよりも恐ろしい。

    0
    2024年12月26日
  • 三月は深き紅の淵を

    Posted by ブクログ

    理瀬シリーズと呼ばれてる、この本をとても読みたかった。麦の海に沈む果実から読んで、もう理瀬達がでてくるのが待ち遠しくて待ち遠しくて読み進めていたら、理瀬達が登場するのはちょっとでしたね。
    まだ読んでない理瀬シリーズがあるので、どう繋がっていくのか楽しみです。

    0
    2024年12月23日
  • 愚かな薔薇 上

    Posted by ブクログ

    爽やか青春系でない方の恩田陸。
    光の帝国とか大好きなのでそんな感じを期待したのですが、ちょっと消化不良。

    虚ろ船乗りになるべくキャンプに参加する奈智。血切り、木霊、徹夜踊り..謎がたくさんあるのに全部回収しきれてない感。
    面白かっただけにもやっとしました。うむむ

    0
    2024年12月22日
  • 象と耳鳴り

    Posted by ブクログ

    ちょうど先日、江戸川乱歩傑作集を読んだところだったので、D坂はもちろんのこと、これらの短編もぞくぞくしながら楽しめた(乱歩ほどのグロさはなく、恩田さんぽい女性や情景の艶やかさの方がある)
    あとがきにもある通り、秘密の花園や本格ミステリへの憧憬など、好きなものを詰め込んだな〜というのが分かって楽しかった。タマゴマジックを先に読んだけれど、最後の魔術師は、その元になったもののよう。

    0
    2024年12月19日
  • puzzle(パズル)

    Posted by ブクログ

    久しぶりの恩田作品。ホラーなのかと思っていたが、意外に筋が通っていて短いけど味わえました。このわけの分からない情報だけで、ほぼ真相を当ててしまった春さん凄い。もう少し志土さんと2人のやり取りを読みたかったですね。

    0
    2024年12月19日
  • 妖し

    Posted by ブクログ

    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

    0
    2024年12月18日
  • 黄昏の百合の骨

    Posted by ブクログ

    終始不穏な空気が続いて気になって一気読み。
    おもしろいしめちゃくちゃ読みやすい。
    しかし、状況がよくわからなくて疑問が多い中、最終的に伏線回収されたのは8割くらいで終わってしまった。
    突然名前が出てきて一切登場しないあれは誰だったの?あの人はどうしてそもそも知ってたの?
    と、色々謎なまま解説を読んで本書がこれまであった3作の続編にあたると知った。
    とはいえ、解説者が言うには恩田作品は何かがわかりそうでわからないまま宙吊りにされている感覚になって腑に落ちないからこそ次の作品に手を伸ばしたくなるらしい。
    では私も他の3作を読んでみなくては。
    読んだところで不可解さは残るとも書かれているけど(笑)

    0
    2024年12月16日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いやあ、面白かったです。

    1992年デビューの恩田氏の2004年の作品。ちょっと古めですが、恩田氏得意のモダンホラー系の作品です。

    あれ?表紙ってあの、羽生結弦選手!?って思ったけど全く違った。俳優の高杉真宙さんでした。これだからオッサンは嫌ですよね。

    ・・・
    本作、主役らしい主役というのが居ません。

    しいて言えば、都内建築学部に通う捷、そして造形アーティストとして駆け出しの律子、ベンチャー企業経営兼大学院生の和繁、あたりか。

    対して、人の心に入ることのできる(人に容易に感応できる)悪玉的アーティスト烏山響一がもう一方の中心人物。

    上記の3名の人物やその係累が、響一に影響され、ある

    0
    2024年12月12日
  • Q&A

    Posted by ブクログ

    読後感はモヤモヤモヤッてします笑

    大型商業施設で起こった原因不明の事故
    この後日談として、この事故の被害者などの関係者と会話形式で物語は進む

    宗教・精神崩壊・組織・大衆心理、色々な怖さを感じられる作品

    ただ、スッキリした終わり方ではないです笑

    0
    2024年12月05日
  • 消滅 VANISHING POINT

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恩田氏の2010年代の作目。2013-2014年に新聞小説として掲載され、2015年に出版。ちなみに新聞小説は以前の『夢違』に続き、二作目。

    アフターコロナ後に本作を読むと、恩田氏の未来感(未来勘!?)がかなり鋭いことを感じます。AIロボットや未知のウイルスなど、まるでコロナを経験したかのような筆ぶりでした。

    ・・・
    超大型台風に見舞われたとある日本の国際空港。

    入管で足止めされ『別室』に連れてこられた年齢性別もバラバラな男女10名。彼らを迎える謎の若い女(実はAIロボットだった)から命じられるのは『この中にテロリストがいる。そして10人の使命はそのテロリストを見つけ出すこと』とのこと。

    0
    2024年12月04日
  • 夜果つるところ

    Posted by ブクログ

    『鈍色幻視行』に登場する作中作。『鈍色幻視行』の方は未読だが、独立した作品としても楽しる。
    戦前の人里離れた遊郭で暮らす主人公の視点で語る三人の母、館に出入りする男たち、惨劇に向かって時が流れていく様子。著者らしい耽美的な世界を味わえた。『鈍色幻視行』の方も読んでみたい。

    0
    2024年11月29日
  • 薔薇のなかの蛇

    Posted by ブクログ

    ストーリーは面白かったんですが、最後がイマイチわからなかった。
    リセって一体何者ですか……?
    シリーズものだということに気づいたのは、読んでる途中で、シリーズのはじめを読んだほうがいいかもしれないと思いました。

    0
    2024年11月25日
  • puzzle(パズル)

    Posted by ブクログ

    恩田陸

    新潮文庫の初期タイトルを3冊くらい読んで以来の作品

    しかもどうやら間違えて買ってしまったらしい
    読みたかったのは「ドミノ」だった

    さて内容の方は3部構成

    piece
    脈絡のない引用の羅列
    なんだこれは

    play
    なるほどpieceを絡めたストーリー展開になるのか
    これは楽しみ

    picture
    playの補強と真相が


    パッケージはとても面白いと思ったけど内容は薄いし謎解きも軽い
    文字数が少なくて30分で読める作品だから仕方ないけど勿体無い気もする
    恩田陸の味をほんのり思い出した感

    ★は甘めで3つです
    はやく積読ドミノを探し出して読まなければ

    0
    2024年11月23日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

    Posted by ブクログ

    贅沢な列車に、贅沢な名前の並ぶ小説

    それぞれの物語がとてもあたたかい気持ちになる

    そこに乗車するそれぞれが
    何らかの思いを一緒に乗せて旅に出る

    誰かを大切に思って
    大切な人を誘って
    願い叶わなかった列車の旅になっても
    「その人を思い出すこと」が供養にもなる

    1話目の
    さよなら、波瑠/井上荒野
    一見、芯もあって強くて…こういう人の気持ちが
    苦しくて苦しくてね
    思わず感情移入、涙が出た

    糸井重里さんの
    「帰るところがあるから、旅人になれる」
    当たり前なんだけど
    そんなふうに考えたことなかったからね
    さすがだな、
    糸井さんの言葉だな、って思った

    静かな気持ちで読めるキレイな本でした

    0
    2024年11月19日
  • puzzle(パズル)

    Posted by ブクログ

    筆者自ら云っているような「誰も信じてくれないだろうな」と言う謎解きで済ますのは、推理小説ではタブーである。読者に失礼この上無いのです

    0
    2024年11月14日
  • 祝祭と予感

    Posted by ブクログ

    蜜蜂と遠雷のスピンオフ短編集
    コンクール終わってからの亜夜たちのストーリー、
    春と修羅ができるきっかけとなったストーリーなど描かれてた
    個人的には春と修羅の物語がよかった。宮沢賢治と小山内との関係性、そこから発想していく曲になって行くのが好き
    奏のヴィオラ転向してからの葛藤やこれからの活動していく姿も好き

    0
    2024年11月12日
  • 夜果つるところ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ★3.5
    鈍色幻視行読後なので、展開や仕掛けが丸わかりで、推察するまでもなく解説履修済みだけど、雰囲気は好き。
    ただ、いろんな話のコラージュのようにも感じた。
    私的類似傾向作品としては、恩田作品「ねじの回転」「ネクロポリス」篠田真由美「閉ざされて」

    0
    2024年11月11日
  • 蛇行する川のほとり

    Posted by ブクログ

    恩田陸さんの作品は世界に行きたくて時々読みたくなります
    でもなぜだろうか、この人の作品は読み終わってみると、毎回なんだか消化不良です
    読んでる間はその世界を楽しめるのに
    「はー、面白かった」「読み切った」とならないのはなんでだろう?
    そう思いながらまた読みたくなるんだろうけど

    0
    2024年11月06日
  • 蛇行する川のほとり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1992年にデビューした恩田陸氏による作品。文芸誌に分割掲載されたのち、2004年に単行本化。

    強いてラベリングするならば、ミステリー系青春小説!?

    ・・・
    恩田氏お得意の群像劇系の作品。

    構成としても4章からなる各章を一人称で語らせるもの。この手法も馴染んできました。

    ・・・
    第一章は毬子の視点。

    高校二年生の美術部。まだ純真。高校三年の憧れの先輩二人(女)と演劇祭の舞台背景作成のため、先輩の家(女ですよ)にお泊りにいくということでウキウキ。

    また、親友がダブルデートを仕組んで他校の男子と知り合いになったり、身辺に動きがあります。ただし、先輩の家にお泊り合宿すると、物事は予想しな

    0
    2024年11月05日
  • 祝祭と予感

    Posted by ブクログ


    蜜蜂と遠雷のスピンオフ。

    蜜蜂と遠雷の登場人物の過去や未来。
    短編でもあるし、軽やかで読みやすい。

    なるほど。
    世の中には天才ってやっぱりいるのね。
    羨ましいやら諦めやら複雑な気持ちになる。

    凡才の我が息子はどう育てましょう。
    やっぱり人の3倍の努力?
    少し前に読んだ中山先生の著書を回想するわたし。

    0
    2024年11月04日