恩田陸のレビュー一覧

  • Q&A

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    僕の大好きな俳優の松岡茉優さんが
    「生と死に関わる本というのは、印象深い」
    と語り、その影響を受けた本のひとつとして『Q&A』を挙げていた。彼女が出演した映画『騙し絵の牙』公開時のインタビュー記事に記載されていた。

    “災難”にまつわる“物語”。発災直後の“記憶”への“問いかけ”から始まり、後日譚へと展開してゆく。時間の経過に伴って、“災難”という具体的な事件そのものとは全く質の異なる不穏な空気が漂ってくる。
    防犯カメラの映像という具体性が入り込む余地がほとんどなく、被災者の記憶の証言からのみ真相を得ようとしても、はたして記憶とは、当事者の主観がすべてだろう。問いかけという客観と、返答

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    2024年06月06日
  • Q&A

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    都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名。未だ原因を特定できず―多数の被害者。
    「防犯ビデオに写っていたもの」
    「異臭」
    「ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女」
    多数のQの行き着く先に見える答えとは...。

    ショッピングセンターで起きた事故。
    最初は火災発生、それから有毒ガスの発生、混乱状態のままに客が逃げて、死者のほとんどは逃げた客に巻き込まれ圧死した。

    質問する人、答える人、それぞれの闇が垣間見えるお話でした。結局は、事故の原因は政府の陰謀だったんだろうと思う。

    変な夢を見る人や、性被害から逃れる為に女子校に行きたいと言う子や、元妻を恨む弁護士

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    2024年06月02日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    うーん…
    ‘’あれ‘’って結局何なんだ?
    阪神の監督の‘’あれ‘’はわかりやすかったけど
    なんかもやもや

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    2024年05月31日
  • 三月は深き紅の淵を

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    分からないところがたくさんの本でした。
    解説サイトを見てやっとおぼろげに理解した感じ。話と話の間に別の話がはさまれていて、同タイトルの別の話が出てきたりと、難しいです。
    実は、かなーり前に読んだ本だけど、ある程度覚えていると思って再読したら…こんな話だっけ。理解度がかなり落ちて、意味が分からない、繋がらない、頭で映像化できないところが多かった。昔は、この感じをわくわくしながら読んだ気がするのだが、今は困惑するばかり。
    本の内容より自分の変化に驚いた。

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    2024年05月28日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    ネタバレ

    恩田陸氏による常野物語シリーズ第二巻。本シリーズでは、常野と呼ばれる特殊能力を持つ一族の活躍や生き様が描かれます。

    ・・・
    時は新世紀(20世紀…1900年)初頭。とある田舎の村で周囲を取り仕切る槙村家。その槙村家にいる末娘聡子様にお仕えすることになった、中島医師の娘の峰子。この峰子が老いたときに在りし日を回想する形式で、槙村家で起こった超常現象と悲劇について描いたもの。

    ・・・
    常野という特殊能力をもつ方々が出てくるので、まあ超常現象系の事件がクライマックス。

    ただね、何ていうんだろう、峰子の聡子様へ女子高的憧れやその聡子様の恋心、槙村家の屋敷に集う風変りな方々の描写など、峰子の青春の

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    2024年05月21日
  • 薔薇のなかの蛇

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    理瀬シリーズの本です。同シリーズを何冊か読んだことがあるのですが、昔すぎてあまり覚えてない。理瀬のイメージが違うような気がしました。そしてヨハンって何の仕事してるの?シリーズ全部読みたくなりました。

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    2024年05月18日
  • spring

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    バレエは遠くに 娘がバレエを少しだけ習っていて、一度だけ舞台に立たせてあげられました。この世の全てが詰まっているバレエに、彼女は何を観て何を感じたのでしょうか。いつか聞いてみたいです。

    蜜蜂と遠雷でピアノを聴きたい衝動に駆られましたが、今回のspring ではバレエを観たい衝動に駆られました。

    主人公に人間味がありすぎた点と、セクシャルな設定は個人的には好きではありません。一番描きたかったのがその点なのかと思うとモヤモヤしました。

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    2025年12月03日
  • スキマワラシ

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    ネタバレ

    単行本が出た時から、早く文庫になれなれと思いつつ、いざ文庫になったら分厚くてなんとなく読んでいなかった作品。
    「アレ」って何だったんだろうとか、スキマワラシは何のために、とか疑問は解消されなくて気になった。長すぎ、っていう人もいるけど、一つ一つの章が長くて核心に少しずつしか近づかないのは、語り手である散多の回りくどい話し方と合っていて私はとっても好きだった。

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    2024年05月11日
  • 象と耳鳴り

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    初めて恩田陸作品を読んだ。本当は彼の代表作から入った方がいいのだろうが、この間読んでいた『八本足の蝶』(二階堂奥歯 著)で作者が読んでいた膨大な本の内の一冊だったので気になって読んでみた。
    元々ミステリ小説が好きなのもあり、すぐに場面が進むのでするすると読める。文体も説明口調がくどくなくて読みやすいと感じた。主人公の設定も、見事な洞察力で謎を解き進める様子に無理なく、面白かった。本作中では特に「往復書簡」が気に入った。
    文の構成と紐解き方が鮮やかで面白い。
    短編集なので久々に本を読む気になった人などにもおすすめ。

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    2024年05月07日
  • スキマワラシ

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    読んでいるとその情景がありありと浮かんでくる。さすが恩田陸さん。
    次々と重なっていく謎が、最終章でに一気に解かれた。
    ジローの癖はよくわからないままだったが…。
    私の頭の中で、白いワンピースにおさげの少女が元気よく走り回っている。

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    2024年05月04日
  • 蛇行する川のほとり

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    ネタバレ

    高校生くらいに呼んだ気がする、再読。
    その頃の感想は「やっぱり恩田さんの描く女の子たちは強くて、こうなりたい」
    今となってはそれが毬子なのか、香澄なのか、芳野なのか、真魚子なのか、わからない。

    てか香澄死ぬんだっけ
    びっくりした

    終わり方も綺麗だったなあ
    香澄の視点で終わる感じがいい

    わたしがあの時感じた「強い女の子」って誰だったのかな
    強くて綺麗なんだよなあ
    誰だろう、でもみんなそれぞれ強さがあった気がするな

    そして美しい
    「少女」の残酷さが美しいな

    ストーリーの展開も静かで美しい
    本格サスペンスには遠いけど、恩田さんの作品が好きな人にはわかる感覚だと思う
    月彦が香澄のお母さんを殺

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    2024年05月03日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    向き不向き 2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので手に取った1冊です。年末年始の里帰り時に読んでしまえればと思って読み始めたのですがこれがなかなか難しかったです。ずいぶん前の作品かと調べたところ、やはり1999年と古い作品でした。2004年の夜のピクニックは面白かったです。前後のほかの作品も読んでみたいとは思いました。2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので。。。

    登場人物の5人が皆女性で誰が誰か覚えられなかった。しかも、その他のキーマンも女性。。。私の壊れかけの脳みそでは追いつけませんでした。

    最終的に下記のようにまでは理解しました。

    時子:故

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    2025年12月03日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    途中の感染症のくだりは、まるで新型コロナの話のようだった。コロナ禍の前に書かれた作品なのに…と鳥肌が立った。
    総じて面白かったけど、前半、話が動き出すまでが長かった。

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    2024年04月29日
  • 図書室の海

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    他の恩田陸さんの著書のスピンオフや前日談の様な内容があるので、ある程度他の作品も読んだ上で本作を読むと面白いかも

    イヤミスのような、最後にぞくっとくる短編もあって面白かった


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    2024年04月22日
  • ライオンハート

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    とても評価が高かったので期待して読んだがイマイチ感情移入ができなかった。
    主人公が変わっていくので一気読みしないとうまく世界観に馴染めないのかもしれない。
    しかし内容はとてもロマンチックだし、背景描写が印象的。
    大切な場面では舞台背景が匂いまで感じ取れるほど印象に残った。どこもシネマティックで美しい舞台だった。

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    2024年04月21日
  • スキマワラシ

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    恩田さんの文章ってどうしてこんなにスルスルと入ってくるのだろう。
    本の分厚さの割に、体感時間があっという間。
    この本も500ページ越えという大作だけれど、まるで本の中にすべりこんでいくように、抵抗なく読み終えた。

    ちょっと変わった体質を持つ主人公が、その体質のせいで見える風景の謎に迫るお話。
    『スキマワラシ』というタイトルから想像できるように、少し怪談めいた要素があり、それが「恩田陸」らしい世界観を醸し出している。
    訳のわからなさが不穏に感じてドキドキする。でも、不思議と読後感は爽快、爽やかな気持ちになる。
    これぞ恩田陸、というお話。

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    2024年04月20日
  • いのちのパレード 新装版

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    なかなか不思議な物語がいっぱい。
    ちょっとそういう世界があってもおかしくないかもと
    思ってしまう。
    やはり短編は合わないなあ
    じっくりと深く物語にひたりたい

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    2024年04月16日
  • 薔薇のなかの蛇

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    理瀬シリーズにイギリスはよく合うな、と思う。
    晴天ではなく、曇天。
    スカッと晴れていない雰囲気が作品全体を覆っている。

    そして相変わらずネタばらしのスカッと感もなくグダっと終わる。
    恩田作品は物語の世界観を楽しむものなので、まあ、こんなもんか。

    途中までは盛り上がるしね。
    なんだかんだいっても、手にとってしまうしね。

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    2024年04月15日
  • ネクロポリス 下

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    下巻も様々な事件が起こり、謎は深まるばかり。そして、終盤に一気に解決していくが、恩田陸ワールド全開で、これぞファンタジーと言った結末だった。久々のファンタジーの世界観に、ハリーポッターを読んだ時の衝撃を思い出した。

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    2024年04月14日
  • まひるの月を追いかけて

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    兄に興味の無かった妹が、旅の最中に心が変化していくのが面白いです。 女性というのは自分がある関係性の中に蔑ろにされると好きでも無い人でも好きな感情に引っ張られるのかな?

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    2024年04月14日