恩田陸のレビュー一覧

  • 失われた地図

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    ネタバレ

    恩田陸風のオカルト異能力バトルもの…ってジャンルでいいんだろうか。キャラクターはみんな恩田陸っぽいけれど、どこか世界観が合ってないようにも感じてしまう。設定とかは物凄くひかれる感じであるものの、急に離婚だの再婚だのと現実に引き戻されてしまうのがちょっともったいない。でもまあ息子さんの能力がそれに関わるから仕方ないのかもしれない。でももうちょい上手くやれたら面白かったのになあと思った。呉の大和は息子の能力でいいのかな?あとラストが打ち切りエンドみたいだった。びっくりした。

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    2024年10月09日
  • ネクロポリス 下

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    ネタバレ

    すっごい世界観への引き込まれかたがすごかった。自分的にはサスペンスやミステリー要素はあんまり注視して読まず、要所要所で出てくるアナザーヒルの光景を頭に浮かべながら読みすすめ観光スポットを巡っているそんな感じだった。
    もちろん異変や不穏な出来事は多くあったが、それでもヒガンを行っている人達が各々の意見を語り合いながら酒屋で飲み交わすみたいな描写やガッチの時の重い雰囲気から解放された時の人間臭さは読んでいてとても好きになれるシーンだった。
    読むのにかなり時間がかかってしまいうろ覚えだけどジュンのこの
    「人間というのはなんと不可思議な存在だろう。極めて物理的な存在でありながら、やはり自然の一部であり

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    2024年10月06日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    キャラがとても魅力的!
    キャラ達が大活躍するスカッとしてラストを期待したので、遠回しなラストが少し物足りなかった。

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    2024年10月06日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    川上弘美さん、三浦しをんさん、糸井重里さんと好きな作家さんのラインナップに惹かれて手にとった。本のデザイン素敵だなーと思ったら、クラフト・エヴィング商會だった。
    九州の豪華寝台列車「ななつ星」にまつわるお話。寝台列車の旅って憧れがあるけど、なかなかなお値段。それでも抽選になるぐらいだから、きっと素敵なんだろうな。
    途中のイラストも小山薫堂さんの「旅する日本語」も素敵で、眺めているだけでほわっとした気分になった。

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    2024年09月30日
  • ネクロポリス 下

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    独特で良く作り込まれた物語設定と世界観。恩田氏が文庫本あとがきで「勝手に物語が拡がっていった」と述べるように、優れた作品であるのは間違いない。しかし私には合わず。ミステリーなのかファンタジーなのかサスペンスなのかホラーなのかどっちつかずの状態で物語は進行し、大事件が起こっているようでそうでもなかったり、最後はなぜかの大団円で幕を閉じる。ハッピーエンドであるゆえに幾多の伏線や謎解きは何だったのかと思わせるファンタジー色強めの終演は「?」という気持ちを残す。最後の最後はホラー映画のようなラストであるし。約1000ページ読んだわりには何だったんだろう、という気持ちが勝ってしまった。

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    2024年09月29日
  • まひるの月を追いかけて

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    恩田陸さんの文章は読みやすかったけど、物語の内容は…なんだか、という感じでした。
    このことをこのページ数で書かれることに、2人の女性がその人生の大半を思い煩うほどに、何かがあるのかなと、よくわからなかった。

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    2024年09月29日
  • ネクロポリス 上

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    ネタバレ

    読んでて物語の世界に引き込まれるような感じ。
    舞台となっている世界の設定や状況の一つ一つがとてもわかりやすく、主人公の気持ちに感情移入しやすかった。
    特にアナザーヒルの何とも奇妙な雰囲気、例えばでかい鳥居、死者=お客さん、ぜんまいのような形をしている事、などとても詳細に書かれておりこれからどうなるんだろう?やなぜ?など疑問が出ては解消され出ては解消されの繰り返しが癖になりそうだった。
    とっても気になるところで終わったので下巻も楽しみ。

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    2024年09月27日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    2015年9月の刊行。コロナ前だが、文中で出てくる「孤独な肺炎」という未知のウィルス性感染症の描写(世界で同時流行、感染者の隔離、検査結果陰性など)が、数年後に訪れる大惨禍を予言しているようでもある。

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    2024年09月27日
  • まひるの月を追いかけて

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    ネタバレ

    腹違いの兄の彼女と、彼を探す旅に出る主人公。しかしその女性は実は彼女ではなかった。いつしか彼の最愛の女性は誰なのかを探す旅になっていった。家庭環境が複雑だったり、人が簡単に死んだりとかなり重い。ミステリーなのに温かい恋愛小説になるところが恩田陸っぽい。最後の最愛の女性が主人公の母親だと分かる瞬間、主人公はどう思ったんだろうとか、母親はどういう感情なんだろうとか、モヤモヤする部分はあるがそれ自体が物語の余韻として残って良かった。もう少し過去の話も知りたい。ちょっと泣きそうになった。倫理観的にアウトなのは気になる。

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    2024年09月26日
  • ネクロポリス 上

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    日英を織り交ぜた独特な世界を構築する「アナザーヒル」の行事「ヒガン」で発生するサスペンスファンタジー。映画的・漫画的な雰囲気は良いが、事前情報がないまま読み進めるとかなり先に行かないと設定が掴みにくい。もちろん面白いのだが、何か起こりそうでなかなか起こらないので、上下巻の分ける必要があったのかなと感じる作品。

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    2024年09月25日
  • ドミノin上海

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    前半 繋がってるのは分かるけど、日常話て感じであんまり面白くないかも…

    中盤 叫びだしそうになる一歩手前。「あ、あああ……あー」みたいな。中心地にみんな集まってくる感じがワクワクする。結局これって風水的なものに引き寄せられて起こったことなんだろうか。
    厳厳好き。

    後半 みんなが出会い始めて、まだまだ大きな事が起きそうでドキドキする。半分が集まった所笑っちゃった。

    勧善懲悪ハッピーエンドて感じで面白かった。けど長すぎない?登場人物多いにしても。

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    2024年09月29日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    ネタバレ

    2回目の時間(石原の東條英機暗殺)までは面白かったのですが、マツモトが「つまむ」で介入していくところから少し理解に苦しみました。タイムパラドックスものの宿命である、設定の複雑さから入れ子構造についていけなくなりました。4つめの懐中連絡機を誰がもっているかを期待していましたが、上手く活かされず。ただ、二・二六事件と不穏な空気、表現の巧さによって終始ハラハラゾクゾクする展開で、途中まではとても面白く読めました。

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    2024年09月23日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    一時期たくさん読んだけど、久しぶりの恩田陸。
    親を亡くす子供たち、もの悲しいまま終わってしまった。ちょっと消化不良感。

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    2024年09月22日
  • 終りなき夜に生れつく

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    今まで「苦手かも」と思っていたこういう系。ダークファンタジー。超能力、特殊能力。
    苦手意識があって読み始めたけど面白かった!途鎖ってなに?どんな力を持った人たちがいるの?力を抑えたい人、強めて何かを成し遂げたい人、どんな人たちがいるの?気になるので「夜の底は柔らかな幻」も読みます。

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    2024年09月21日
  • 夢違

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    ネタバレ

    久々に出たー!
    伏線回収しきらないタイプの恩田陸作品だー!
    なにも解決していないしわからないしで泣けちゃう。

    これはきっとあれかな、現実と夢の境目があいまいで、どこからどこまでが夢札酔いなのかわからないように…なっているのかなと思った。

    子供たちの集団白昼夢、集団神隠しの謎くらいは解けてほしかった…

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    2024年09月20日
  • 不連続の世界

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    「月の裏側」の多聞が好きでこちらも読んでみた。
    相変わらずのなんだか掴みどころのない性格でなんだかほんわかする。
    話自体は、少し怖いホラーのような感じで、独特の不気味な雰囲気の短編集。

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    2024年09月17日
  • Q&A

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    なんとも不気味。全てがQ&A形式で語られる、あるショッピングモールで起きた事故の話。

    突如起きた集団パニック、そこに居合わせた人々のその後の話。病んだり、崇められたり、人を殺めたり、自分の行いを悔い改めたり、なんとも不思議。最後まで真実は分からない。政府の陰謀だったのか、生物兵器で攻撃されたのか、はたまた精神攻撃を受けたのか。

    Q&Aの中で人間の本質が明らかにされていく感じがなんとも言えない。見透かされているような気分になる
    スッキリさを求めるなら読まない方がいい。モヤモヤとした気分のまま終わるミステリのようなもの

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    2024年09月14日
  • ネバーランド

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    男子3人の寮生活にプラスアルファで毎日遊びにくる男子1人。時折スパイスを効かせながら淡々とすすむ冬休みの寮生活、最後ちょっぴり感動できる。

    なんとなくノルウェーの森を思い出した。

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    2024年09月12日
  • 夜果つるところ

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    鈍色幻視行の作中作とゆう作品なのですが、知らずにこちらから先に読んでしまいました。
    まあこっちから読んだなら、鈍色幻視行がどんな内容なのか想像するのも面白いし、登場人物と共感できるかも。

    物心つく前から人里離れた堕月荘とゆう館で育てられたビィちゃんには3人の母がいるとか、湧き上がる思いを上手く言語で表現できない子供視点で語られる物語は要領を得ないことが多くって、アウトラインが曖昧でファンタジーの世界を彷徨っているようです。
    娼館に幽閉されているようで、幽霊が見えたり殺人があったりと不気味に血生臭いし、気の振れた生みの母からは悪魔と罵られたりで因縁渦巻いていそう。
    出入りする人たちは文化人や貴

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    2024年09月09日
  • 夏の名残りの薔薇

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    ネタバレ

    最近、月一で読んでいる恩田氏の作品。

    今回の作品、結構ドラマドラマしているな、というのが印象ですかね。

    ・・・
    内容をザックリ言うと、夏の人里離れた高級ホテルで繰り広げられる群像劇、といったところ。

    一代で財を成した沢渡グループが運営するホテル。先代の娘たち(と言っても既に60過ぎ?)三人がホステス(招き主)となり、ゲストたちと交流するというもの。
    奇怪な事件が起こったり、身内の不実が暴露されたり、過去の不祥事が明らかになったり。

    人里離れた格式高いホテルは「密室」であり、まさに用意された「舞台」。そして事件は起こるべくして起こる、そんな予定調和さえ感じさせます。

    ・・・
    本当に申し

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    2024年09月07日