恩田陸のレビュー一覧

  • Q&A

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    様々な人物にインタビューする事で事件の深層に近づくミステリー。
    様々な人間性が明らかになっていく様が面白い。衝撃な展開も。

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    2024年07月20日
  • 灰の劇場

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    過去に起こった女性2人が心中した事件を題材とした物語。
    過去と現在を行ったり来たりで、ちょっと難しかった。。

    この物語を作る側は、特に何の真相は求めてないのです。
    ただ過去に新聞の三面記事に載っていた『女性2人の心中事件』が心に引っかかり、それを基に物語を表現しようと奮闘する。
    どうしても頭の中で、心中事件の女性2人をイメージすると阿佐ヶ谷姉妹が出てきてしまう。。笑
    事件が起こった当時と、物語を書いている現在が入り混じった書き方をされているので難しかったです。
    でも、「物語を書く」「表現する」裏側が覗けたようで楽しかった。

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    2024年07月19日
  • 夜果つるところ

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    墜月荘、女たちと男たちがひっそりと集う山奥のお屋敷。華やかな宴と、男たちの密談。女たちの秘密と男たちの目的は……そこで隠れるように暮らすわたしと、3人の母たち、そして出会った『カーキ色』の男たち。わたしが目撃したものは……

    久々の恩田陸。何かの作中作品のようだけどそのままで読めた。不穏でぼやけていて、でもどこか美しい館の物語。語り手自体がぼんやりしているので内容も語り手の主観でしかないが、情報の出し方はほどよくて読みやすい。主人公の秘密はぼんやり予想がつくけど、でも義弟の話とかみんなの扱い方とかからするとほんとか?って感じではある。あと久我原と莢子もちょっと唐突だなと思ったけど、話の作りとし

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    2024年07月17日
  • 薔薇のなかの蛇

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    作者の名前は聞いた事ある程度でしたが、書店でこの本を見つけて、素敵な表表紙と不思議なタイトルにそそられ、読みました。

    裏表紙の内容解説を読んで、少し覚悟はしていましたが、想像以上に惨い描写が多かったです。しかし、読み切ってみると、どんよりした気持ちではなく不思議な気持ちになります。


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    2024年07月14日
  • 三月は深き紅の淵を

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    たった1人に一晩だけ貸すことができる本、『三月は深き紅の淵を』。その本を巡る4本の話。
    第一章は『待っている人々』。会社の会長宅に招待を受けた男性が、屋敷内にあるとされるが10年以上探しても見つからないという本探しに巻き込まれる。
    第二章は『出雲夜想曲』。『三月は深き紅の淵を』の作者を求めて、2人の編集者の女性が夜行列車で出雲へ向かう。
    第三章は『虹と雲と鳥と』。2人の少女が公園の展望台から落下して亡くなった。2人の間に何があったのか。少女の元家庭教師の女性と元彼氏の少年が解き明かそうとする。
    第四章は『回転木馬』。『三月は深き紅の淵を』を書こうとする女性を描いた話。

    確かこの間読んだ『27

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    2024年07月09日
  • スキマワラシ

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    古道具屋を営む兄弟の弟目線の話。
    語り口調なんだけど、途中から書き方が変わってきてそこに何か意味があるのかな?私にはイマイチわからなかった。
    面白かったけど、なんかスッキリ!という感じの終わり方ではなかった。

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    2024年07月07日
  • Q&A

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    何が起きたのか明かさず、被害にあった負傷者数や現場にいた人へのインタビューから徐々に読者の不安と期待を煽る。本当に2004年の作品かと思うほど、斬新な物語の進行方式。
    まったく古さを感じない作品の雰囲気とは裏腹に、「茶髪」という言葉が軽薄な若者言葉と揶揄されていたりといった当時の風潮も描かれており、その温度差も楽しめた。

    特に、不幸な人と自分を比べ、自分は恵まれているという優越感に浸る大学生の話は、東日本大地震の被災者である私に刺さった。
    非現実的な「なにか」が起こっている異様な雰囲気は、当時中学生だった私にとっても、不安や恐怖よりもずっと好奇心が刺激された出来事だった。
    いま振り返ってみれ

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    2024年12月09日
  • 夢違

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    死んだはずのあの人がいる!夢なのか現実なのか…。
    この世界観は大好き。結末は読者に委ねられてて、すっきりはしないけど、想像は膨らむ。
    誰かが夢に出てくるのは、自分がその人に会いたいからではなく、その人があなたのことを思ってるから。これが本書のテーマでもあるのかな。
    二人の想いが伝わったんだな、と思った。

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    2024年07月04日
  • 三月は深き紅の淵を

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    ネタバレ

    全四章から構成されており、幻想的な作品でした。一章〜三章はギリギリ理解できましたが、四章はとても抽象的で、場面がコロコロ変わるので追っていくことが難しかったです。

    一章〜三章の雰囲気は結構好みでしたね。

    今回の作品はそこまで私に刺さりませんでしたが、作者の情景描写や感性のレベルは本当に高いと思います。私が作者と同じ景色を見たとしても到底あんな描写はできません。
    プロ中のプロだと思いました。

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    2024年07月03日
  • 灰の劇場

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    淡白なのか、淡々としていて、本当に灰色っぽく感じました。

    文字だけと真相は分かりませんが、それでも自分の足を運んで想像してみることは必要なのかもしれません。

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    2024年07月01日
  • スキマワラシ

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    何と言うか、恩田陸とはこういう作家なのである。
    不思議なもの、というと凡庸な作家がホラー的な解釈をしたり、強引にSF的に持っていったりとするが、恩田陸は自然そのままの不思議をそのままにしたがる。
    亡き両親と兄弟たち、そして彼らが体験する不思議な体験はノスタルジックでどこか切なく、優しい感じがする。

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    2024年06月30日
  • 三月は深き紅の淵を

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    文庫版で改めて読み直し。私にはやはりよくわからないところがあったけど、雰囲気が好みのお話もありました。シリーズ化しているようなので是非読んでみたいです。

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    2024年06月28日
  • 錆びた太陽

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    財護徳子の来た目的があまりピンとこなかった。近未来の話ではあるが、今の時代の問題点などを盛り込んでいると思った。
    サクッと読める一冊でした。

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    2024年06月27日
  • ネクロポリス 上

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    私の拙い知能では、上巻の面白さがわからぬ。
    皆さんが感想で言われている、ファンタジーの趣深さが、いまいち掴みきれないのが、自分自身に残念…

    下巻に期待!

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    2024年06月25日
  • 三月は深き紅の淵を

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    書店で気になり手に取った一冊が
    シリーズ物だったので、
    それを読むための手始め。

    短編集かと思いきや
    三月は深き紅の淵を
    このタイトルがねっとりからみついて
    それぞれは関係ないのになぜか一つのストーリーを読んだような不思議な感覚。

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    2024年06月25日
  • 薔薇のなかの蛇

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    未読だった。不覚。
    本作品ではリセはパーティに招かれたゲストなので、素性を知らない人から見た理瀬が描かれる。といっても、観察者であるアーサーも鋭い感覚の持ち主なので、二人の会話は刀を抜かずして実力を測りあう剣豪のようである。
    ヨハンと男との腹の探り合いも同様に興味深い。
    全体的に禍々しく事件自体はグロテスクなのに美しくすら感じるのは、この緊張感漂う怜悧なやり取りが続くからかもしれない。

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    2024年06月24日
  • 私の家では何も起こらない

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    好きな感じの本。
    ある一軒の家で起こる出来事を描いた短編連作。
    固有名詞が何も出てこなくて想像力を掻き立てられるのがいい。外国の児童文学みたいな。ホラー味があることもあいまって「モンタギューおじさんの怖い話」を彷彿とさせます。
    途中、…ん?どの話と繋がってるんだ?っていう、ちょっと難解なお話もあったけど、まあそれも御愛嬌。
    装丁も好き。厚みも良い。

    タイトルから、冴えない主婦の日常に起こった不思議な出来事…!!みたいな話を想像してたのは、内緒(笑)

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    2024年06月22日
  • 夢違

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    久々に恩田陸ワールドに浸ったが、これは正直、途中からついていけなくなった。
    近未来、夢を解析できるようになった時代の物語だが、通常の物語だと読者が着いて来られるように様々な工夫がしてあるが、本作は「ついてくんな」と言われているようだった。トップランナーの作家でこうした作品への挑戦をやめないのは凄いと思う。

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    2024年06月19日
  • スキマワラシ

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    ネタバレ

    なんだか不思議な話だった。途中まであんまり話が進まなくて、う〜ん?って感じではあったけど雰囲気は好きだったな。結構余韻と謎が残る終わりだったと思う。日本の熱さの象徴という推測した白いワンピースの女の子が扉の向こうにかけていくのはなんだか少し寂しかったな〜。

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    2024年06月14日
  • Q&A

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    Mという大型ショッピングセンターで起きた謎の事件について迫っていく物語。ショッピングセンターの中にいた人が一斉に逃げ出したにも関わらず、原因が分からず、ドキドキしながら読み進められました。良かった点は様々な謎が散りばめられ、考察しがいがあった所です。しかし、謎がはっきり回収されず、少しのもやもやと後半が失速気味だった印象です。

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    2024年06月14日