恩田陸のレビュー一覧
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僕の大好きな俳優の松岡茉優さんが
「生と死に関わる本というのは、印象深い」
と語り、その影響を受けた本のひとつとして『Q&A』を挙げていた。彼女が出演した映画『騙し絵の牙』公開時のインタビュー記事に記載されていた。
“災難”にまつわる“物語”。発災直後の“記憶”への“問いかけ”から始まり、後日譚へと展開してゆく。時間の経過に伴って、“災難”という具体的な事件そのものとは全く質の異なる不穏な空気が漂ってくる。
防犯カメラの映像という具体性が入り込む余地がほとんどなく、被災者の記憶の証言からのみ真相を得ようとしても、はたして記憶とは、当事者の主観がすべてだろう。問いかけという客観と、返答 -
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ネタバレ恩田陸氏による常野物語シリーズ第二巻。本シリーズでは、常野と呼ばれる特殊能力を持つ一族の活躍や生き様が描かれます。
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時は新世紀(20世紀…1900年)初頭。とある田舎の村で周囲を取り仕切る槙村家。その槙村家にいる末娘聡子様にお仕えすることになった、中島医師の娘の峰子。この峰子が老いたときに在りし日を回想する形式で、槙村家で起こった超常現象と悲劇について描いたもの。
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常野という特殊能力をもつ方々が出てくるので、まあ超常現象系の事件がクライマックス。
ただね、何ていうんだろう、峰子の聡子様へ女子高的憧れやその聡子様の恋心、槙村家の屋敷に集う風変りな方々の描写など、峰子の青春の -
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ネタバレ高校生くらいに呼んだ気がする、再読。
その頃の感想は「やっぱり恩田さんの描く女の子たちは強くて、こうなりたい」
今となってはそれが毬子なのか、香澄なのか、芳野なのか、真魚子なのか、わからない。
てか香澄死ぬんだっけ
びっくりした
終わり方も綺麗だったなあ
香澄の視点で終わる感じがいい
わたしがあの時感じた「強い女の子」って誰だったのかな
強くて綺麗なんだよなあ
誰だろう、でもみんなそれぞれ強さがあった気がするな
そして美しい
「少女」の残酷さが美しいな
ストーリーの展開も静かで美しい
本格サスペンスには遠いけど、恩田さんの作品が好きな人にはわかる感覚だと思う
月彦が香澄のお母さんを殺 -
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向き不向き 2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので手に取った1冊です。年末年始の里帰り時に読んでしまえればと思って読み始めたのですがこれがなかなか難しかったです。ずいぶん前の作品かと調べたところ、やはり1999年と古い作品でした。2004年の夜のピクニックは面白かったです。前後のほかの作品も読んでみたいとは思いました。2016年の蜜蜂と遠雷がよかったので。。。
登場人物の5人が皆女性で誰が誰か覚えられなかった。しかも、その他のキーマンも女性。。。私の壊れかけの脳みそでは追いつけませんでした。
最終的に下記のようにまでは理解しました。
時子:故