恩田陸のレビュー一覧

  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    SFの親殺しのパラドックスに何度も対面させられる。
    歴史の流れを変える事は是か非か。フラグメントとして表される事象はいつの時代のいつの出来事なのか、読み進めれば進めるほど錯綜し、伏線に気づき、また元に戻る…
    映画マトリックス的な構成を小説で構築する素晴らしさは圧巻だけど、読後感はすっきりはしない…

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    2026年02月20日
  • ブラック・ベルベット

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    異国を舞台に、雰囲気は良かった。そこでどんな展開になっていくのか、大きく謎が深まるが、うん?て感じで終わったなぁ。キャラは良き!オネエ言葉も(笑)めずらしくソフトな恩田陸の世界観。

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    2026年02月20日
  • 酒亭DARKNESS

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    期待していたほどのホラー作品ではなく、つらつらとした考察?作品で良い読者にはなれなかった。
    日本のあちらこちらに旅してお酒を飲むひとたちに今は少し違和を感じるから。
    あと物事は確実にこれだと断定できないよなーと思うから。
    しかし珈琲怪談はまじめに良かったのであちらを押します。たぶん、はっきりキャラクターがいるほうが良いのでしょう、ワタシは。

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    2026年02月20日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    館ミステリアンソロジー。館ミステリ結構好きで、まだこんな引き出しあるんやなって思う。首無館と囚人館が個人的には好きで、待ってこれ繋がるな?と読み返すのが楽しい。不穏さ醸し出されるのに弱い先が気になりすぎる。館ごとに味が全然違ってそれぞれ個性的なの良い。

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    2026年02月19日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    心理戦の面白さにページをめくる手が止まらず。が、しかし、ラストはこれで終わり??いったい終着はどこ?な感じでした。それでも、愛じゃなかった?、何かのキッカケで冷める、というのは理解できる。それは、自分がそうなのか?それとも還暦近くまで生きてきたからなのか?若い世代がこれを読んでどう思うのかな?それにしても、恩田さん、多才ですねぇ。

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    2026年02月17日
  • 酒亭DARKNESS

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    後書きによると、「孤独のグルメ」のホラー版をやりましょうと編集者から言われたことが執筆のきっかけとのこと。
    孤独のグルメ感はあまり感じませんでしたが、日本全国を旅しているような気分が味わえる短編集でした。
    序盤の作品は確かにホラーなんですが、後半にいくほど段々とホラー感が薄れていってその土地のちょっと不思議な話みたいな作品が多かったです。
    飲み屋さんで友人同士がダラダラとしゃべっているのを聞いているようなまったりとした気持ちになりました。どの話も短くてサラッと読めるので、ちょっとした待ち時間とかに読むのに良いかも。

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    2026年02月17日
  • 酒亭DARKNESS

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    居酒屋を舞台にした怪談?のような短編集。コーヒー怪談と一部類似したものかとも思ったが、コーヒー怪談よりも一話が短く、主人公(語り)に個性があまり与えられずに淡々と話が進行していく感じがした。
    「跡継ぎの条件」と「三味線の音」が、不穏・不気味で良かった。「アトランダムな神々」の、曾根崎心中をテーマにした独特な考察も、面白かった(曾根崎心中のあらすじも知る事ができた)。

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    2026年02月15日
  • 酒亭DARKNESS

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    2026.02.15
    著者のファンだから読んだけど、飲む楽しみよりも、さまざまな謎が優先されていて飲みたい感じは今ひとつ。

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    2026年02月15日
  • 光の帝国 常野物語

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    読んでいるとついつい微睡んでしまう作品だった。
    重たくなく、軽くなく、フワフワとした気持ちにさせられる。
    なぜだろう。

    『二つの茶碗』が好きだった。

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    2026年02月15日
  • 酒亭DARKNESS

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    >居酒屋が舞台の、怪談ではあるけれどそれほどには怖くはない、どちらかといえば「奇妙な話」テイスト。でも少しは怖い。お話がわりと身近だから?
    >ひとつひとつの章はさりげなくて、短くて、あっさり。
    >愉しいです。好きなタイプです。
    >この著者の似たような作品『珈琲怪談』はキャラクタの個人名があるけどこちらでは名前は書かれない。その分お話のエッセンスのようなものが際立つ。
    >いくつかの話では場所が特定できそうやけど無名というか気にせずにいたほうが趣が増すような気もします。

    ■居酒屋についての簡単な単語集

    【跡継ぎ】《常連が跡を継ぐというのは、お店にとっては理想のひとつかもしれない。》跡継ぎの条件

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    2026年02月15日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    過去シリーズ作のキラキラした、強い光の中には影もある、というイメージを「裏返し」て影にフィーチャーしたような本作。キラキラほんわか涙な流れだと思い込んでいたので、あとがきにある通り「人間というのは、なかなか大義が捨てられない」に集約されたシニカルな流れに驚いた。
    欲を言えば時子の力の強さをもっとドカンと感じたかった。

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    2026年02月14日
  • 三月は深き紅の淵を

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    たった一人に、たった一晩だけ貸すことが許された本をめぐるミステリー。そんな本があったら読みたいですか?読んでみたいけど、私は一日で読み切る自信が無い。

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    2026年02月14日
  • ライオンハート

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    わかったようでわからない部分もある、時空を超えたラブストーリー、果たして輪廻転生なのか?一瞬の逢瀬だけで終わりなく続いていく儚さだけと思ったら、記憶のストーリーだけは、ハッピーエンド??なんともグレーなライオンハート、それでも世界観は好みだなぁ。

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    2026年02月13日
  • スキマワラシ

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    2026.02.13 ★3.3

    古道具店の兄弟と飼い犬、芸術家の女性を巡る家族のファンタジー。

    兄の古道具店を手伝う弟、散多(さんた)は特にこれまでの人生で役に立ったことのない不思議な力を持っていた。

    恩田陸得意のファンタジー、と期待値が高かったからか、ふんわりとゆるい雰囲気の、何が言いたいのかよく分からないまま終わってしまった。

    何のために白いワンピースの女の子は現れ、散多は何故両親に会えたのか、その理由付けがもう少し固くあって欲しかったかと。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?――太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れ

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    2026年02月13日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    松村北斗さんおすすめの本(その3)
    映画化したら出演したい、と発言されていたが、細かな心情の変化/緊迫した空気感など、とても繊細な演技力が求められるだろうな、松村北斗さんなら上手に演じそうだな、とファン視点でぼんやりと思いながら読み進めた。
    情景の描写が繊細だからこそ、話のテンポはゆっくり。私はせっかちすぎて斜め読みをしてしまったけれど、本来はゆったりと情景を思い浮かべながら読むことで没入できる作品だと思う。
    全体として面白いが、私は自分で謎を解こうとするクセが強すぎて、白昼夢の話あたりから結論が読めてしまったのが残念だった。これは作品が悪いのではなく私の読み方が悪かったなと反省。

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    2026年02月12日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    恩田陸さんの別な話題作を読む前に、と思い読んでみた。 読み終わってこれが日本推理作家協会賞受賞作?と少し疑問だったが。登場人物がそれぞれ語るという形式は、真相とどう絡むのかを考えながら読むのは面白かった。
    ミステリのような犯人当てもあるし、ホラーじみた描写もあり、異空間をさまようような雰囲気もあるという面白い構成で。こういう作品は好きだが。
    語りには事件の関係者やメインになる人たちの気質の違いが話中にあり、その一部が非現実のようなファンタジックな少し不思議な作風を感じた。

    17人の人間が一気に毒殺された背景に犯人と目ぼしい盲目の少女がいるのだが、実行犯は別にいて自殺してしまい、それで解決した

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    2026年02月12日
  • 夜明けの花園

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    なんかよく分からんかったけど最後は謎にぎょっとするゾワってするような話だった
    短編で久々に本を読んだ私にとっては読みやすい本だった

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    2026年02月10日
  • ネバーランド

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    伝統ある男子校の寮松籟館での冬休みの4人の少年の話。
    ずっと1人の少年の目線と語りが続き、松籟館を基点に遠くへ行かないし大きな事件も起きないが、4人の告白や心情の変化に読む手が止まらなかった。
    少しモヤモヤが残る読後感だった。

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    2026年02月10日
  • いのちのパレード 新装版

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    一部しか切り取らない、十分に説明しないけどその奥にあるものを感じさせる文章。濃紺、真紅、深緑のような、ゴシックで重い色を連想させる。
    刺さるものとそうでもないものが混在していたが、どれもこの作品としては必要に思えた。『蝶遣いと春、そして夏』『隙間』『かたつむり注意報』『夜想曲』が、読後感が良く好みだった。

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    2026年02月08日
  • ライオンハート

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    作者本人があとがきで「SFメロドラマ」と書いている。うれしいねえ。これでもミステリに分類されていたらぼくは怒るよ(笑)。時間SFとしての出来はSF読みにしてみるといまひとつひねりが欲しいような気もしますが……。テイストとしては梶尾真治を読んでいるような気になりました。各編の題名は絵画に由来しているのですね。なるほど、絵画というのは時を生きたままに留めておく良質な方法ですからね。
    「エアハート嬢の到着」不可思議な心踊る幕開け。ヒロインがいきなり……なのもさすがに時間テーマというべきか?
    「春」これがいちばん時間SFしているか?美しいなんとも切ない話。人生のうち一瞬だけ出会うために生きている男女と

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    2026年02月08日