恩田陸のレビュー一覧

  • 酒亭DARKNESS

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    ネタバレ

    恩田陸による短編ホラー集

    ホラー版孤独のグルメという建付けのよう。
    個人的にはハマらない。リアル寄りの酒場描写、土地描写とホラー展開への関連がいまいち刺さらない作品。
    もちろん一部刺さる短編もあったが全体としてはリアルでもフィクションでもどっちつかずという印象。
    昭和タイムスリップ(継続)の短編は好印象であった。

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    2026年05月27日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    空港の入国審査で足止めされた男女11人。
    台風も近づき通信も障害があり、閉鎖する空港。その中でヒューマノイドのキャスリンからこの11人の中にテロリストがいると告げられる。
    だがあまりの情報のなさに絶望。
    それでも可能性を考えるところが面白いが、みんなどこかしら怪しい。

    最後のみんなの賭けはハラハラドキドキ。
    え、あの人が?!って思ったら、、

    まさかのデンタルフロスと耳栓は少し笑った。
    あの緊張感はどこに行ったのよー!!笑

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    2026年05月26日
  • 珈琲怪談

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    読み終わりたくないなーと思った
    あらゆる角度でちょうどいい
    あんま考えなくていい
    おちがあるようでないようで
    あとはご想像にお任せします、てきな

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    2026年05月26日
  • 六番目の小夜子

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    作品のジャンルがなんなのか知らないままラストまで突っ走った。夜のピクニックよりちょっと複雑というか、明記されてないことが多くて「多分こうなんだろう」という想像しかできぬ、けどなんだか不思議な魅力があった作品。

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    2026年05月26日
  • 三月は深き紅の淵を

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    ネタバレ

    3話目が好きでした。
    2話目は何でそんなに作者を突き止めたいのか、突き止めてどうするのかってところに引っかかってしまってストーリーに集中出来ませんでした。
    4話目は理瀬ちゃんの方の話は面白かったですが、旅行にってる作者のは何だったんだろうと単純に分からなかったです。
    理瀬ちゃんの麦の海もいつか読みたい…

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    2026年05月26日
  • spring another season

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    バレエに詳しかったら良かったなぁと思わせる一冊でした。バレエ好きな人には最高な一冊なんだろうなと思いました。

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    2026年05月25日
  • ネバーランド

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    男子高校生4人のそれぞれ抱えているものが重くてつらかった。解説に「ピーターパンに出てくるネバーランドとは『子供が永遠に子供でいられる場所』で、青春時代というひとときそのものが長い人生の中では、ネバーランドなのである」と書かれていて、本当にその通りだと思った。青春っていいな、友達っていいな、としみじみ感じた本だった。

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    2026年05月24日
  • 珈琲怪談

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    ネタバレ

    なるほど怪談というのは説明がいらない。不思議、なぜなのか?はいらない。

    なかなか、仕事のある4人の中年男性が喫茶店巡りという稀有な行動をしていて、なお怪談を話しながらと。

    変な設定だなとは思いました。怪談も軽い。

    軽いからこそ、あまり記憶にも残らないのが怪談なんでしょうね。

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    2026年05月23日
  • 珈琲怪談

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    祇園祭準備中の京都。梅雨明け前の猛暑日。いやぁ暑そうだ。油照りという言葉を覚えました。炎天と違って爽快感が皆無ですね。

    そんな京都をそぞろ歩く男3人。目的は、たどり着いた喫茶店で怪談を語ること。1人が語り終わると、次の喫茶店を目指してまたそぞろ歩き。

    これだけ聞くとまるで苦行のようだけど、実に楽しそうだ。会話のテンポや距離感が実に良い。脱力系の漫才のような、ダラダラとしながらも適時に見せるツッコミなど、3人(別の回では4人)の親密さと信頼感が伝わってくる。

    語られる怪談のほとんどは恩田さんが見聞きした実話らしい。それだけに、とびきりの怖さはないのだけど「そう言えばこんな話があったよ」と素人がダラダラと喋るしゃべくりのネタとしてはリアリティがあった。
    どれが恩田さんの創作かな?とか想像しながら読むのも楽しい。特別不気味だったのは坪庭の指の話だけど、岡野玲子さんの陰陽師に似たエピソードがあった気が、、(調べたけど落ちてたのがホントに指だったかはわかんなかった。)

    男4人はそれぞれ味わい深いのだが、特に個性的だった塚崎多聞は『不連続の世界』シリーズの登場人物とのこと。これは読まなきゃだな。面白かったです。

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    2026年05月23日
  • spring another season

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    springのスピンオフ短編集。
    HALは変わらず軽やかに生きている。
    それにしてもフランツの話ばっかり。私は女性陣のその後をもっと読みたいのに〜!
    という訳で、フランツファンにおすすめの一冊。

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    2026年05月20日
  • spring another season

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    spring本編より楽しめた
    本編では、途中まで神格化されてた萬春が後半急に俗っぽくなったのが不満だったけど
    こちらではそれひっくるめて萬春なんだ、っていうのをしっかり飲み込めた上で楽しめた
    これ読んだことないな?というのが「石の花」と「新芸術監督へのインタビュー」で、本書書き下ろしだった
    その書き下ろし2編が特に良かった

    祝祭と予感同様、余白多めで一冊にまとめてあるから読み始めたらサクッと読めてしまう

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    2026年05月20日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷のスピンオフ。本作の方で脇役(?)のキャラたちにスポットライトをあてていく。世界観が深まって楽しかったです。

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    2026年05月18日
  • 不連続の世界

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    ネタバレ

    音楽プロデューさーの多聞が出会う人は不思議な体験をしている。短編の集まりで読みやすい。鳥取砂丘が出てきて、その大きさの描写にはうなづける。最後の「不連続の世界」は多聞が父の死亡に衝撃を受け精神を病んでしまい幻想の世界に入る話。そんな事ってあるかなぁ。非常に疑問。

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    2026年05月17日
  • 珈琲怪談

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    学生時代からの友人たちが各地に集まって珈琲を飲みながら怪談を語る。

    それなりの年齢になりそれぞれの生活を営む友人たちが、なんの気張りもなく集まりなにがしか語るという物語の流れがとても心地良く感じた。

    怖い話かどうかわからないんだけど、みたいな言葉で始まる怖そうで不思議な話の数々が面白かった。

    しかしだんだん主人公の話口調がのび太くんのように優しげな雰囲気に聞こえて来て、また主人公と主宰の2人が音楽関係という一般的な中年の人生を送っていないせいか、中年男性四人組というにはちょっと爽やかで穏やかな、まさに恩田陸の世界線の男性という感じ。
    まだみんな大学生みたい。

    珈琲の香りは素敵だけど、中年男性の香りは感じなかった。

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    2026年05月17日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷を読み終えた後でパパッと読めるスピンオフ小説。
    もっとそれぞれの登場人物についての物語を読んでいたい感じもするけど、潔く終わってくれてその後のことは読者がまたそれぞれ想像していけるような感じ。

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    2026年05月17日
  • spring another season

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    本編をなかなか思い出せなかったこともあり、
    スピンオフの楽しみを半減させた自分を恨みました。。。
    springのスピンオフの短編小説です。
    スピンオフなだけに、どの話もとても軽やか。まさに踊っている感じ。
    スピンオフだけあって、本編では描ききれなかった登場人物たちを掘り下げていた内容だったのも良かったな、と。
    その中でも萬春さんの還暦の話がワタシは心に残りました。

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    2026年05月16日
  • 灰の劇場

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    フィクションとノンフィクションが交互に展開。読みづらかったけど恩田陸さんだから有りかなと思い完読。作者の気合い感じたから良かったです。

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    2026年05月16日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    この本、小説なんだけど、勝手にエッセイと思って読み始めちゃったんだよね。『世の中の「キモチワルイ」をスッキリ整理』っていう帯のワードが目に入ったのと、本屋さんで朝井リョウさんのエッセイ本の隣に並んでいたからそう思い込んでしまったのかも。

    実際、出だしはエッセイっぽい感じで始まったのですよ。なのにいきなり主人公についてのナレーション的説明が始まったと思ったら、ずっと主人公の話が続くから戸惑った。あれ?エッセイじゃなかったの?と。

    どうやらこれは小説なんだなとやがてわかったけれど、ちょっと変わったスタイルの小説だった。途中で恩田陸さん目線の解説やつぶやきが入ってくるんだよね。

    梯結子(かけはしゆいこ)という女性の一生、がテーマらしい。朝ドラ的な小説。

    結子の幼い頃からのエピソードが割と淡々と語られていく。面白くないわけではないんだけど、すごく面白いかと言ったらそこまでのめりこめなかったかなー。

    結子をあまり好きになれなかったのかもしれない。結子は、日常のちょっと不便なことやうまく回っていない部分を『キモチワルイ』と感じて、それを人が思いつかないような方法で鮮やかに解決したりする。それを特別なこととは思わず、誰でもそうするでしょといった感じで。

    努力もしているし、優しい心も持っているし、まったく嫌な人ではないんだけど、なんかね。すごいことをサラッとこなしてしまったり、ブレない自分を持っていたり、人が悩むようなことを悩みに感じなかったり、観察眼はあるのに自分のすごさとか相手の気持ちとかには少し鈍感だったりするところ、ちょっとイヤだなあと思ってしまったんだよね。妬みかな!?

    朝ドラの主人公、って割り切って読めば良かったのかも。普通にその辺にいる人のような感じで読んでいたからちょっと癪に障ってしまったのかもなあ。

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    2026年05月15日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    「 やっぱり、死は『生きる』ということの無数の選択肢の中の一つなんだよ。生と死が別個にあるんじゃなくて、死は生の一部分なんじゃないかな」

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    2026年05月14日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    ダークファンタジーというより、ダークホラーな感じ。特に8月は冷たい、、、の方が、、、食べちゃうのには驚きでした。7月に流れる、、は不穏ミステリーかと思いきや、感染症という妙にリアルが明かされ、そして、ボーイズに繋がっていく、大人へと思考も変わっていく。独特な世界観です。

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    2026年05月14日