恩田陸のレビュー一覧

  • 図書室の海

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    短編つて自分の中では乗り換えの多い日帰り旅行に持って行くもの一つです。これは最近、はまってる恩田陸さんだから尚更良かった。あつ最初に恩田さん読んだのも『常野物語光の帝国』が一話載ってるアンソロジーだった。恩田ワールドに誘ってくれたアンソロジーに感謝してます。

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    2026年01月13日
  • 灰の劇場

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    ずっとふわふわと不思議な感覚で読み進めていたが、文庫版のあとがきを読んでこの本の仕組みを理解できた。また読み返したい。
    最後の1の章の描写が切ないような美しいような…

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    2026年01月09日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    ネタバレ

    すてきなアンソロジー。豪華寝台列車「ななつ星」が舞台なので、登場人物はわたしよりも年上の大人な人たちがメインですが、想像しながら読めました。大人の素敵な旅、かと思えばいろいろな面もあったり。
    ちなみにすてきな装幀・装画デザインはクラフト・エヴィング商會さんです☆

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    2026年01月08日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    4年前に亡くなった大作家を偲ぶために、毎年「うぐいす館」に集う5人の女(物書き4人、編集者1人)。彼女らを告発する花束が届いたことで、服毒自殺と思われていた過去の事件が掘り起こされる。
    女たちの議論と独白による心理戦が全編を通じて描かれる。小出しにされる真実に自殺なのか他殺なのか二転三転する話に読む側は振り回され、ちょっと疲れた…
    編集者えい子の作るお料理がどれも美味しそう!

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    2026年01月06日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    これは『夜のピクニック』の大人版ではないか!と思ったら、こちらの方が先らしい。
    伏線にもなり得ないであろうとりとめのない会話が続き、眠くなることもしばしばだったけど、結局はその会話が彼らの人物像や抱える思いを明確にしていく。
    過去を振り返り、長年の謎と向き合うY島での時間を一緒に体験するような本だった。
    現実に追われている大人が読んで羨ましくなるような3泊4日の旧友との旅は終わる頃には切なくなる。
    タイトルの黒と茶の意味はわからなかった。

    購入本

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    2026年01月03日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    3人の青春時代の回顧録。
    同じ時間をいっとき共有した3人の絡まり合うようで絡まらない青春時代のお話。
    お話の主題が見つからず難しかったな。

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    2026年01月01日
  • 2030年の旅

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    恩田陸氏で借りたのだけど面白くなかった。
    十二国記を読んだ後だから余計つまらなく感じたのかも。
    UFOの話が1番面白かった。

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    2025年12月31日
  • 愚かな薔薇 下

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    最後までフワッとして終わってしまった。要するにSFファンタジーだと思わずに読んでいたのだ。なにか現実に直面するものがあるのかもと読み続けたのだが、最後までSFファンタジーであり続けた作品だった。
    ただし、読み物として文章などの作りは本当に素晴らしく、恩田陸ワールドをこれでもかと盛り込んだ作品なのは間違いない。発想力もさすがである。恐らく発想をひたすら心の赴くままに書いたのではないかと推察する。どこかジブリのような匂いのする作品だった。前情報無しで読むのは、私のように迷子になりかねないので気をつけた方がいいと思う。

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    2025年12月30日
  • Q&A

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    Audibleで耳読。昔から浜田岳くんの演技が好きなので気になって聞いてみたら、やっぱり演じる人ってすごい。性別、年齢、人格が見事に表現されていてとても引き込まれた。
    物語的にも、登場人物の会話のみでじわじわ真相に近づいていく感じが新鮮で面白かった。

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    2025年12月28日
  • 酒亭DARKNESS

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    酒場に絡んだ怖い話の短編集…と思って読みましたが、怖いと言うより、不思議な話達でした。
    一部殺生沙汰な話もありましたが、おどろおどろした話はなかったです。イメージしてたのは違ったのでちょっと肩透かしだったかな?

    印象に残ったのは、昭和の世界に一瞬迷い込んだ話と、長崎の砂糖の話。
    今回は酒場が舞台みたいな感じの作品でしたが、喫茶店版もあるみたいですね。
    こっちはまた機会があれば手に取るとします。

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    2025年12月27日
  • 終りなき夜に生れつく

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    『夜の底は柔らかな幻』 スピンオフ連作短編集。

    「砂の夜」「夜のふたつの貌」「夜間飛行」
    「終わりなき夜に生まれつく」の4編を収録

    学生時代の葛城が、予想外に穏やかな感じで驚きました。

    本編や本作でも思ったんだけど、異常な執着が
    テーマですか?ってくらいに、しつこく追いかけるシーンが
    別の意味で怖かったなぁ~
    恩田さんの異能の持ち主の描写は好きなんですけどね(^◇^;)

    ※※※このクソ忙しくクソ暑い通勤時間に電車を止める奴は
    それこそこの首都圏ウン百万の人間の呪詛だけで
    死罪に相当するに違いない。 まったくだ!ヽ(`Д´)ノ

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    2025年12月27日
  • 夜の底は柔らかな幻(下)

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    主要キャラたちは独自に山へ入り、偶然鉢合わせしたりしながら、
    ソクの居るフチを目指します。

    ソクがいるはずの湖の向こう側の建物の中で見たものは?
    水晶筋とは?ホトケとは?地下から出てくるものとは?

    色々と謎を残しますが、いわゆる得体のしれないものが
    大昔から世界には点在していて、人を呼び寄せ取り込み
    静かに生き続け成長している?
    よくある読者におまかせぇ~ってやつでしたね(;^_^A

    まぁ~恩田さんだから、これはこれでOKって感じです(^◇^;)
    ただ、実邦と葛城の行動が驚愕でした(〇o〇;)
    今、スピンオフを読み始めたところです。

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    2025年12月27日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    シリーズ3巻をまとめて購入。充実した3日間をおくりました。ただ3作目の本作が1番スリルがあったけど。前作、蒲公英草紙のような、泣ける要素はなく。そっちを期待して読んだら肩透かしかな。

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    2025年12月23日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    言葉のやり取り、観察からの推測などはとても面白かったが…。
    後半がうーんって感じだった。
    皆さんがいいと言う一作目を読んでみるかどうか思案中。

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    2025年12月20日
  • 酒亭DARKNESS

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    さくっと読める短編集だった。全体的に昭和レトロな街並みと居酒屋、どこからか異次元の不思議空間が漂う。時々出てくる料理にほっこり。まったりとした読書時間が楽しい。

    共感したフレーズ〜
    「梅の香りは
    ふわりとした塊のような三次元の香りではなく、一本の線が鼻に突き刺さってくるような、一次元の香り。」
    …うんうん、それな!

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    2025年12月19日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ネタバレ

    上巻の面白さに反して、下巻はやや冗長に感じた
    上巻から続く演奏シーンの連続だが、下巻に入ると何度も繰り返された同じシーンになってくるので、悪い言い方をすればそれをどう被らないように多様な表現ができるか、みたいな状態になっていて、後半はやや読むのが苦痛だった。
    前半の面白さやスケールが、後半はしんどくなってくるような。
    ただ下巻の最初、あやが風間塵と月の光を弾いて自分のカデンツァを掴む描写は本当に良かった

    [追記]
    恩田陸の本はいつもそうだが、時間が経って思い返した時に、自分が本当に経験した特別な記憶を思い返すような感覚になる。
    たまたまこの本に登場した曲を聴いた時に、特別な記憶となって思い出

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    2026年07月02日
  • 猫と針

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    ネタバレ

    戯曲のシナリオなんですね。なんか最初の口上とか色々が仕掛けになってるのかと思った。内容的にはまあそれなりと言うしかないかな~。実際に劇場で見たら感想は違うんだろうけど、今回は入り口を間違えてしまったので残念。

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    2025年12月18日
  • 酒亭DARKNESS

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    旅先の居酒屋で出会ったり思い出す記憶の中からほんのりと現れる怪談短編集

    出てくる居酒屋の雰囲気がどこも素敵で、酔っ払って軽口を叩きながら「それってさ〜」って話すのがリアル

    「跡継ぎの条件」「風を除ける」「曇天の店」が好き

    思ったよりゾワゾワ系ではなく、不思議を覗いたり通りすがる系なので、夜も安心して眠れそうで良かった笑

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    2025年12月17日
  • 小説以外

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    ネタバレ

    朗読の話が興味深かった。私も朗読してみよう。他には小説を書き始めるきっかけの一つとなった「坂の上の雲」。壮絶な激務の中での読書体験談が印象的。

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    2025年12月14日
  • EPITAPH東京

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    ネタバレ

    東日本大震災を経て変化していく《東京》を舞台にした戯曲『エピタフ東京』を書きあぐねている“筆者K”と吸血鬼だと名乗る吉屋。

    恩田陸さんのエッセイのような小説。特に最後の東日本大震災についての部分は恩田陸さんの気持ちがそのままな感じ。

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    2025年12月13日