恩田陸のレビュー一覧

  • 珈琲怪談

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    多聞シリーズとのこと。以前のも大分昔に読んだっきりだけど。するすると日常の謎を4人のキャラ強メンバーが明かしてゆく。
    各地方都市で〜というところが楽しめた。

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    2026年04月01日
  • チョコレートコスモス

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    なんだか最後まで入り込めずに終わってしまった。
    ここまでの長編を読むのが久々で忍耐力が必要だった。無意識に大きな展開やわかりやすい結末を求めてしまってる感じ。

    300頁を超えても本題に入った感がなくてじれったかった。出てくる作品の原作を知らないのと、芝居や演劇にあまり触れたことがないのとで読むのがつらい部分もあった。疲れた。

    続編もあるみたいだけど読むかは微妙かな。

    〜〜〜
    と思ったら続編は未刊行らしい。三部作の予定だったそうだけど、、、

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    2026年04月02日
  • 三月は深き紅の淵を

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    こんなに有名な作家さんなのに、これまで全く読んで来なかったのだけど、3月になるたびにXなどで見かけることが多いので、前々から気になっていた。
    それが、これか…という衝撃。
    4部作という形をとっていて、各章でこの表題作が登場する。いや、出ては来るもののそれぞれ違った形で登場しており、3章4章に至ってはまだ存在もしていない。
    していない…というのも変かもしれないのだけども、あまり先にあらすじを知りすぎてしまうのももったいないので、このくらいにしておく。

    第4章ははじめ、ちょっとわかりにくくて迷子になって何度も読み返してしまった。
    読み終えると、振り返って「あれかー書いてたなー」となってまた少し読

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    2026年04月01日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    常野物語シリーズ三部作を読み終えて…

    常野は常野でも、それぞれの家系により特殊能力が全く異なる。
    私はその中でも、拝島家の能力が一番耐え難く辛いものだと思った。

    また、本作で新たに常野一族のための〝洗濯屋〟
    なる職業を生業とする男に出会う。

    読み終えてみて正直、よく分からないのだ、。
    だが、ある謎も最後まで明かされないままなので、それが正解なのかもしれない。

    1作目の光の帝国、2作目の蒲公英草紙に増して、一族の入り組んだ事情が文壇に描かれています。

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    2026年03月30日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    人の人生をしまうという宿命を背負った人達がいる。この本には、悪人が登場しない。みんな、それぞれの宿命を静かに真摯に生きている。
    前編もやのかかったような、不思議な優しい世界だった。人生を理解し、その尊厳を体に記憶していくという事はどんなに辛いだろうと思う。やがて、むかえる死を前にそんな人達がいたら安らかにいけるのだろうか。

    以前、悼む人という本を読んだが同じ宿命の人だろうか

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    2026年03月29日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷の前後日譚の短編集。蜜蜂と遠雷の長編ぶりに比べるとさくっと読みやすい。音楽家の伴侶とも言えるヴィオラと出会う物語が好き。

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    2026年03月29日
  • 蛇行する川のほとり

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    第3部からラストまで、ページをめくる手が止まりませんでした……!

    ただ、ハピエン厨の私には、けっこう辛かったです!!
    香澄には生きていてほしかった……!
    でも、最後の最後に、芳野に大切な言葉を伝えられてよかったなぁ、と思いました。

    人を愛するというのは、難しいことですね。

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    2026年03月29日
  • spring another season

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    『spring』のスピンオフ。カーテンコール的な?
    本編に出ていた魅力的なダンサー達の「実はあの時は…」が語られていて とっても面白い!!それぞれのダンサーや振付師たちが本当に魅力的で 何度も戻って読み返したり、でもサクサク読めてしまった。もっと読みたい…そして今作も本の仕掛けが可愛い。萬春のスペシャルガラなんて、本当に観てみたい。

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    2026年03月29日
  • まひるの月を追いかけて

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    コレはある意味恐ろしい物語。たどり着くのはソコなのか、、、と。人間の性とは恐ろしい。出家すると言ってもねぇ。奈良には修学旅行というイメージが強いが、古来からの脈々としたものが感じられた。いやぁ~それにしても、ソコへ向かうストーリーだったとは。月のうさぎ、というお話もコワイ。

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    2026年03月28日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    読んでいる間は、とても面白かったのですが、読後感は突き放されたように感じました。
    読者にゆだねているのか、そもそも作風なのか。

    以下、私なりに考察をしてみました。
    あまりに荒唐無稽でツッコミどころしかないのでスルー推奨です。

    小夜子にサヨコのことを送ったのは誰か。
    私は秋のお姉さんかお兄さんだと思いました。

    秋と小夜子はT大に合格します。
    きっと、お姉さんやお兄さんも同じ大学なのではないでしょうか。
    秋のお母さんが、秋の上の子たちが家を出て淋しい(秋も家を出るので淋しい)といった描写があるので、そう考えました。

    さらに、小夜子の元々通っていた学校はT大合格者を多数輩出するような極めて学

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    2026年03月25日
  • ネバーランド

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    高校生4人が寮生活中にお互いの話しづらい過去を一つずつ公表していく物語。各登場人物それなりの過去を持っているので生きていくのが辛いこともあるだろうけどなんとか自我を保っている彼らには同情した。途中衝突することがあるが次の日何もなかったようにお互いが接している様がそんな簡単に無かったことにはならないよなぁと腑に落ちない感じもした。

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    2026年03月24日
  • ネバーランド

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    おもしろかったです。4人の少年たちのほほえましい日常と、それぞれが抱える問題の重さのギャップが良かった。特に光浩の生い立ちは粘つくような暗さがあってたまりません。BLにつられて買ったものの、寛司の美国に対する発言以外はそうでもなく。個人的には常にハイテンションの天才の統がかわいくて好感が持てました。あとがきの恩田さんの美国に対するコメントに納得できるものがあって苦笑いしつつも、統と光浩が一緒にラボを経営したらおもしろいだろうなと、彼らの未来につい思いを馳せてしまいます。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • Q&A

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    感想がだいぶ遅くなってしまいましたがおもしろかったです。大型ショッピングモールMで全フロアから人間が一斉に駆け出したことで起きた事故、その事故の原因とは何だったのか。題名通りQ&A方式で、様々な人間との質疑応答を通して事件を解明していく。で、結局、何だったの?と、原因はわからないまま。ただ、様々な人間の立場や見方によるM事件の真相、心的な変化。事件を利用して得をする人間、損をする人間。人間は怖い、と思いました。最後はファンタジー風味でふわふわ。読めてよかったです。

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    2026年03月23日
  • spring another season

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    「Spring」番外編の短編集。

    本編の登場人物から見た裏エピソードや、登場人物たちの数十年後のエピソードが語られる。

    本編以上に作者の趣味丸出しの印象が強い。

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    2026年03月23日
  • 酒亭DARKNESS

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    『「孤独のグルメ」のホラー版』というあとがきの説明に、なるほどとなった。緩く気軽に読めた。怪談や恐怖心は結局人間のサガがゴウがもたらすのものなのだと思った。怖い、怖い。

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    2026年03月22日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    刻々と変わる登場人物の心理描写が秀逸。ミステリーとしてもすばらしく、クライマックスのところでは、先が知りたすぎて字を追う目の動きがもどかしく感じられるくらい。映画化が期待される。

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    2026年03月22日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    精鋭すぎる面々による短編集でどれも結構おもしろ怖かったけれど個人的には北沢陶のお家さん、貴志祐介の猫のいる風景、恩田陸の車窓が好き。

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    2026年03月22日
  • 光の帝国 常野物語

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    短編集がどんな風に繋がっていくのかなぁとワクワクして読み進めた。
    全部が全部収束するわけではないのね?
    ツル先生の話はわかりやすい伏線かな?と思ったけど、繋がってたのって岬と美咲だけ?
    健と信太朗は出てこなかったよね?

    いっこいっこのお話はなんだか寂しくて温かくて悲しくて。そういうものを楽しむ本だったのかな。
    こんな風に繋がるんですかー!?みたいなびっくり箱ではなかった。
    つまり私はびっくり箱みたいな本が好きなんだな。

    恩田陸先生の本はやっぱり木曜組曲が1番好きだなぁ。これを超える本に会いたいなぁ。

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    2026年03月21日
  • 麦の海に沈む果実

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    いや怖いーーーーー!!!夜寝る前読むから寝れなくなる日たまにありけり系で途中から昼間に読むようにしたけどこんな人死ぬと思わんじゃん!?
    でもミステリー?系全然読まないからえ!?え!?みたいな感じで読んでて面白かった
    本とか映画とかあるあるだけど1番最初に伏線回収のものを入れることあると思うんだけど、私は予想せずに読み進めちゃうタイプだから最初まじ何言ってんのか全然わかんなかった
    まあ初ミステリー系としては良きでは!
    しかも主人公が多分死ぬほど美人でモテまくっててどんだけ美人やねーんとは思ったね

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    2026年03月19日
  • きのうの世界(下)

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    上巻から続く、一つの事件に紐付いた群像劇が本当に気持ち良い。終わりに向かって盛り上がっていくというより、だんだんと静かに帰結していく感じも好きだった。

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    2026年03月19日