恩田陸のレビュー一覧

  • 光の帝国 常野物語

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    漠然とした内容の物語が多い短編集
    引き込まれるものもあれば読み飛ばしてしまうくらい興味が湧かないものもあった
    そんなところがこの作家さんのよいところなんだろうけど今回はあまり馴染めなかった

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    2025年10月14日
  • 酒亭DARKNESS

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    日本各地の居酒屋を舞台にした10ページ程のホラー短編集。恩田氏の長編ものよりかホラー感は少ないものの、ゾワッと感は健在。私も居酒屋大好きなので、飲んでる最中に一文をヒョコッと思い出しそうで怖い。跡継ぎの条件と、ホラーではないが巻末のムーン・リヴァーがよかった。

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    2025年10月13日
  • 光の帝国 常野物語

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    ファンタジー小説の紹介でおすすめされてた1冊だったので選びました。日常の世界に特別な能力を持つ人がいるというファンタジー。日常を忘れさせてくれるようなファンタジーではなかったけど、それぞれの短編に純粋に感動したり、胸が悪くなったり、また希望を見たり。

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    2025年10月13日
  • 祝祭と予感

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    スピンオフ。『袈裟と鞦韆』、『鈴蘭と階段』がよかった。

    後半のエッセイ集は筆者のこだわりが感じられた。

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    2025年10月12日
  • おともだち できた?

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    10歳4ヶ月の娘
    7歳4ヶ月の息子に読み聞かせ

    寝る前に読むんじゃなかった〜〜〜

    怖い本とは聞いていたが。

    雰囲気がやっぱりすごい。
    独特の
    しーーーーーんとする
    感じ
    文章と絵がどっちも怖さを作ってくる。

    これは、やばい。と
    途中から思って
    なるべく明るく楽しげに〜と
    声を弾ませて
    怖さを吹き飛ばしながら読み聞かせ。

    眠れなくなりませんように。
    トイレ行けなくなりませんように。
    と心で念じながら(笑)

    どうにか
    怖さを半減させて。

    怖かったね〜にこにこ。

    ぐらいの感想で無事に入眠してくれた。
    ヨカッタ。ヨカッタ。

    さすが恩田陸さんだーーー

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    2025年10月12日
  • 六番目の小夜子

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    恩田陸の『六番目の小夜子』は、「サヨコ」と呼ばれる謎の役割が3年に一度選ばれるという、架空の伝統に支配された高校を舞台にした物語である。現実と虚構の境目が曖昧な空気の中で、登場人物たちの不安や緊張がじわじわと広がっていく様子に引き込まれた。

    物語は四季の流れに沿って進行し、それに呼応するかのように登場する関根秋の兄弟たちの名前が「春・夏・冬」となっている点に注目した。これは偶然ではなく、時間の経過や登場人物の内面の変化を象徴的に示していると感じた。特に「秋」という季節は、夏の終わりと冬の始まりの狭間にあり、関根秋自身の立場や心情と深く重なっている。

    また、「サヨコ」という存在は、この季節の

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    2025年10月12日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    各者それぞれの怖さが楽しめる一冊。北沢さんや恩田さんの感じはやっぱり好きだなぁ。貴志さんのは物足りなさはあるけれど、設定はワクワクする。

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    2025年10月12日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    『木洩れ日に泳ぐ魚』は、一晩の会話劇を通して、過去の出来事とそれにまつわる記憶や感情が少しずつ浮かび上がってくる作品。その全体を包むように、タイトルの「木洩れ日に泳ぐ魚」という言葉が静かに、しかし確かに物語を象徴していた。

    読後、まず心に残ったのは、「真実とは何か」という問いに対する曖昧で詩的な描き方。登場人物たちは、同じ出来事を見ていたはずなのに、それぞれ異なる記憶や印象を語る。まるで木洩れ日のように、断片的で、揺らぎのある光が過去を照らしている。その光の中に、一瞬だけ浮かび上がるもの――それが真実なのか、それともただの錯覚なのか、読み手である自分も迷わされる。

    「泳ぐ魚」という言葉も印

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    2025年10月11日
  • 鈍色幻視行

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    蕗谷梢は、夫・雅春と共にクルーズ船に乗船する。
    目的は、飯合梓の曰く付きの著作『夜果つるところ』について関係者にインタビューすること。『夜果つるところ』フリークの漫画家姉妹、最初の映画化時の助監督、女優、文庫化の編集者、映画化を試みたプロデューサー、映画評論家など、実に多くの関係者が一同に会す場で、梢は何を見聞きすることになるのか。

    単調で、一度挫折した。
    船旅というものは、洋上にいる時間は退屈なものだ。これは決して悪いものではなく、非常に贅沢な時間の使い方だと思う。社会人になり、家族を持ったりなんかすると、「ああ、暇だなあ」なんて思う機会はぐっと減る。梢や雅春も、陸にいると仕事に邁進してし

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    2025年10月11日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ずっと「読みたい」で登録していた本
    やっと読みました。

    第一の感想としては
    クラシックやピアノに知識があって読めたら
    もっと面白かったんだろうなというのが正直なところです。知らない曲名がたくさん出てきて難しかった...。

    ただ逆にこの本をきっかけに
    どんな曲だろう?と思ってYouTubeで聞いてみて、確かに本の中で言われてる印象通りだなと思ったり、この曲を聴いてあんな風に文章におこせるのが作家さんは凄いなと思ったりもしました。

    誰が優勝するんだろう?というのも、ドキドキしながら読んでました。(が、解説は何ページから始まるのか確認した際に結果一覧が見えてしまい優勝者が分かってしまいました。

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    2025年10月11日
  • 酒亭DARKNESS

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    なんだか無理くりホラーに仕立てたような違和感。バケバケ放映中で、本来苦手なホンモノの怪談、妖怪にシンパシー感じ始めているせい?そう言えば「アマビエ」どうしたんだろう。「アトランダムな神々」と付け足しのムーンリバーがいちばん良かった。

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    2025年10月11日
  • 珈琲怪談

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    物語の舞台は、夜の喫茶店。
    常連客やマスター、偶然居合わせた客たちが、温かいコーヒーを片手に「ちょっと不思議な話」を持ち寄る。
    彼らが語る出来事はどれも派手ではないが、現実と非現実のあわいで人の心に静かに入り込む、奇妙で美しい“怪談”ばかりだ。
    それぞれの話は独立しているが、登場人物たちはゆるやかにつながっており、読み進めるうちに「なぜこの喫茶店に人々が集まるのか」という謎も浮かび上がっていく。

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    2025年12月23日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    多作でほぼ全てのジャンルの小説を書いている恩田陸さんが、勤めていた会社を辞めてからわずか3週間で書いたというデビュー作(しかも初めて書いた小説だという)。

    設定の作り込み、不気味でリアルな描写、登場人物の心情、どれをとっても本当に初めて書いた小説なのかと疑ってしまう。

    文体には多少の古さが残っており、時代を感じなくもないが、それもまた一興…

    ただし、たくさんの伏線がきれいに回収されないまま物語が終わってしまうため消化不良感が否めず、残念ながらどうしても「デビュー作にしては面白い」という域を出てこない。

    学校に伝わる奇妙な言い伝え「サヨコ伝説」と石碑に刻まれた故人「津村沙世子」の名前、何

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    2025年10月11日
  • 薔薇のなかの蛇

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    シリーズと知らずちょっとわかんないところもあった。挿絵とか世界観が可愛い!テンポはいいんだけど、事件解決のところが急すぎるかも
    他のシリーズも読みたいな

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    2025年10月09日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    普通は見過ごすような違和感を柔軟な発想力と不思議な人間力で解決していく。現代で求められている人材ってこういう人だよなぁ、という主人公。

    本作では幼少期から大学生までを描写しているけど、解決方法と思考力が、個性的な人々と関係を築いていくことによって段階的に進化していくのが面白いし、勉強にもなります。

    ただ、この小説の一番面白いところは筆者自身の体験談や見解が物語の随所でてくるので、エッセイ風味でもあること。楽しんで書いているなぁ〜と感じます。

    社会人編が寧ろ本番でしょうから、楽しみにしてます!

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    2025年10月09日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第3弾。

    以下印象的だった作品。
    北沢陶「お家さん」
    唯一読んだことのなかった作家さん。大阪の商家を舞台にしたしんねりしたジャパニーズホラーという感じでとても好みでした。お家さんの執念が深すぎる。他の作品も読んでみたい。

    恩田陸「車窓」
    新幹線の車窓から外を眺めていたらふいに見かけた灰色の楕円形の看板に浮かんだぼんやりした模様や数字や人の顔。自分もふいに見てしまうのでは、という恐怖と、ラストシーンにぞわっと来た。看板って近くでみるとめちゃくちゃでっかくてそれだけでも結構怖いもんな。

    背筋「窓から出すヮ」
    ネットから寄せ集め

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    2025年10月09日
  • 酒亭DARKNESS

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    怖いと言うより不思議な話し
    が多かった。
    旅をしながら、土地の居酒屋で
    その土地に伝わる不思議な話し
    とか、日本海側のフェーン現象
    からくる風の話し、沖縄の鈴の
    話しが興味深かった。
    時代が変わったり何かが
    無くなっても人の念というものは
    残る気がする。
    前回読んだ珈琲怪談の方が
    私的には面白いと思いました。

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    2025年10月07日
  • 光の帝国 常野物語

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    読み始めはなかなか掴めないなと思っていたが、“手紙“の章から、恩田さん独特の不気味ででも引き込まれるSF要素が出てきたなと。

    恩田さんにSF/オカルト系と何かに専念した青春系の2つの作品タイプがあるとしたらこの作品は明確に前者。

    ツル先生の話で、そもそも軍に特殊能力を利用する目的のはずがなんのメリットがあって皆殺しするハメになったのか全然わからなかった。でも理解のできない強大な力というのは恐れているからこそ制限したくなるものなのかしら。
    何の目的もなく皆殺しにされた子供たちが可哀想でしんどかった。

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    2025年10月06日
  • 失われた地図

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    ネタバレ

    恩田陸氏による2017年の作品。

    異世界から「裂け目」を通じてこの世界に侵入し凶事を起こす輩たち。それらを察知し、戦う「力」を持った一族が居た。その末裔の鮎観(あゆみ)、遼平、浩平ら、個性的な人物が難局に立ち向かう。

    ・・・
    勝手にカテゴライズさせていただくと、本作、恩田氏の頻出ジャンルの一つ「異能力系」に分類されるでしょう。

    主人公らは、一ページ目から既に戦いのさなかに放り込まれており、生きるため・家族を守るために戦わねばならない。その異能を発揮しつつ、周囲には隠れつつ、正義を守る、こんな感じです。

    戦い、情愛、そしてちょっとギャグが入っており、テレビアニメのような印象の作品でした。

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    2025年10月05日
  • 夜明けの花園

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    短編だと少しだけ物足りない感がある。
    長くてハラハラする感じがより没入感を与えられる。
    でも、校長の秘密を少し覗けたり、違う登場人物の視点で物語が進むのも面白かった。

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    2025年10月05日