恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
組曲(くみきょく、英語: suite)は、いくつかの楽曲を連続して演奏するように組み合わせ並べたもの。
耽美派小説の巨匠、重松時子の薬物死から四年。彼女と縁が深い5人の女達が、毎年うぐいす館に集まり彼女を偲ぶが、今年は届けられた花束をきっかけに時子の死について大告発•告白大会になり‥
昭和初期の話しのようなストーリーで、テンポよく進み少しずつ解明されていく内容。
舞台のうぐいす館に時子がまるで鳥かごの中にとらわれた鳥だったと、集まった女の1人は発言するが、結局この5人も時子にこそとらわれている。
物書きの習性をよく捉えていて、そこをお互いに化かし合うのが面白かった。 -
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Posted by ブクログ
>居酒屋が舞台の、怪談ではあるけれどそれほどには怖くはない、どちらかといえば「奇妙な話」テイスト。でも少しは怖い。お話がわりと身近だから?
>ひとつひとつの章はさりげなくて、短くて、あっさり。
>愉しいです。好きなタイプです。
>この著者の似たような作品『珈琲怪談』はキャラクタの個人名があるけどこちらでは名前は書かれない。その分お話のエッセンスのようなものが際立つ。
>いくつかの話では場所が特定できそうやけど無名というか気にせずにいたほうが趣が増すような気もします。
■居酒屋についての簡単な単語集
【跡継ぎ】《常連が跡を継ぐというのは、お店にとっては理想のひとつかもしれない。》跡継ぎの条件 -
Posted by ブクログ
2026.02.13 ★3.3
古道具店の兄弟と飼い犬、芸術家の女性を巡る家族のファンタジー。
兄の古道具店を手伝う弟、散多(さんた)は特にこれまでの人生で役に立ったことのない不思議な力を持っていた。
恩田陸得意のファンタジー、と期待値が高かったからか、ふんわりとゆるい雰囲気の、何が言いたいのかよく分からないまま終わってしまった。
何のために白いワンピースの女の子は現れ、散多は何故両親に会えたのか、その理由付けがもう少し固くあって欲しかったかと。
↓↓↓内容↓↓↓
白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?――太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れ