恩田陸のレビュー一覧

  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    組曲(くみきょく、英語: suite)は、いくつかの楽曲を連続して演奏するように組み合わせ並べたもの。
    耽美派小説の巨匠、重松時子の薬物死から四年。彼女と縁が深い5人の女達が、毎年うぐいす館に集まり彼女を偲ぶが、今年は届けられた花束をきっかけに時子の死について大告発•告白大会になり‥

    昭和初期の話しのようなストーリーで、テンポよく進み少しずつ解明されていく内容。
    舞台のうぐいす館に時子がまるで鳥かごの中にとらわれた鳥だったと、集まった女の1人は発言するが、結局この5人も時子にこそとらわれている。
    物書きの習性をよく捉えていて、そこをお互いに化かし合うのが面白かった。

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    2026年02月25日
  • 酒亭DARKNESS

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    ◯あっというまに終わった。
    ◯怖さは別になかった。それよりも、店の名前が〜とか、ちょっとひどいこじつけが目立った気がした。
    ◯短い話がたくさんあった。
    ◯雰囲気は嫌いじゃなかったけど、せっかく酒亭って題名なんだしもっと酒の場のどうしょうもない話や、酒の蘊蓄とか聞きたかった。

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    2026年02月24日
  • 灰の劇場

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    ネタバレ

    作家が事件を創作する過程 (現史)、「TとMを 描く小説內小説 (虚構) 、舞台化の過程がランダムに展開。

    はじめは、ころころ変わる内容と展開、さらに幻想のような表現も出てくるので、頭がこんがらがって読むに苦戦した。
    最後の、ちょっと近場に旅行に行くような、日常の延長線上のような、でも大きな決心が胸の内にある2人の描写がすごく印象に残った

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    2026年02月23日
  • 小説以外

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    恩田先生が、こんなにビール好きだなんて知らなかった。
    社会人時代のお話や、昔読んだミステリーのお話し、日常生活ですれ違った面白い人の話など…
    思わずプププと笑ってしまうお話しが多くて、楽しく読ませてもらった。

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    2026年02月21日
  • 六番目の小夜子

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    ある高校で昔から受け継がれている「サヨコ伝説」を読み解こうとする男子と、同じ「サヨコ」という名前の謎の美少女転校生。

    恩田陸さんのデビュー作。確かに「?」が残る部分はあるけど、とてもデビュー作とは思えないしっかりした書きぶりで読みごたえがある。恩田さんの独特の世界観もしっかりと見受けられた。

    学園ミステリーという感じで、ぞっとするところも。こんな伝説あったら嫌だなぁ。

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    2026年02月20日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    2.26事件がかわれば世界はかわるのか?
    なぜ、この地点が選ばれた?歴史との不一致を認めるなら、ただ歴史を再生する事に何の意味が?
    過去に戻ることができたら…?というSFのよくある題材を、ネタを出し切る事なくフラグメントにする事での描き方が秀逸。ただ、読者の取り残された感が半端ない…

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    2026年02月20日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    SFの親殺しのパラドックスに何度も対面させられる。
    歴史の流れを変える事は是か非か。フラグメントとして表される事象はいつの時代のいつの出来事なのか、読み進めれば進めるほど錯綜し、伏線に気づき、また元に戻る…
    映画マトリックス的な構成を小説で構築する素晴らしさは圧巻だけど、読後感はすっきりはしない…

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    2026年02月20日
  • ブラック・ベルベット

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    異国を舞台に、雰囲気は良かった。そこでどんな展開になっていくのか、大きく謎が深まるが、うん?て感じで終わったなぁ。キャラは良き!オネエ言葉も(笑)めずらしくソフトな恩田陸の世界観。

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    2026年02月20日
  • 酒亭DARKNESS

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    期待していたほどのホラー作品ではなく、つらつらとした考察?作品で良い読者にはなれなかった。
    日本のあちらこちらに旅してお酒を飲むひとたちに今は少し違和を感じるから。
    あと物事は確実にこれだと断定できないよなーと思うから。
    しかし珈琲怪談はまじめに良かったのであちらを押します。たぶん、はっきりキャラクターがいるほうが良いのでしょう、ワタシは。

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    2026年02月20日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    館ミステリアンソロジー。館ミステリ結構好きで、まだこんな引き出しあるんやなって思う。首無館と囚人館が個人的には好きで、待ってこれ繋がるな?と読み返すのが楽しい。不穏さ醸し出されるのに弱い先が気になりすぎる。館ごとに味が全然違ってそれぞれ個性的なの良い。

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    2026年02月19日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    心理戦の面白さにページをめくる手が止まらず。が、しかし、ラストはこれで終わり??いったい終着はどこ?な感じでした。それでも、愛じゃなかった?、何かのキッカケで冷める、というのは理解できる。それは、自分がそうなのか?それとも還暦近くまで生きてきたからなのか?若い世代がこれを読んでどう思うのかな?それにしても、恩田さん、多才ですねぇ。

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    2026年02月17日
  • 酒亭DARKNESS

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    後書きによると、「孤独のグルメ」のホラー版をやりましょうと編集者から言われたことが執筆のきっかけとのこと。
    孤独のグルメ感はあまり感じませんでしたが、日本全国を旅しているような気分が味わえる短編集でした。
    序盤の作品は確かにホラーなんですが、後半にいくほど段々とホラー感が薄れていってその土地のちょっと不思議な話みたいな作品が多かったです。
    飲み屋さんで友人同士がダラダラとしゃべっているのを聞いているようなまったりとした気持ちになりました。どの話も短くてサラッと読めるので、ちょっとした待ち時間とかに読むのに良いかも。

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    2026年02月17日
  • 酒亭DARKNESS

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    居酒屋を舞台にした怪談?のような短編集。コーヒー怪談と一部類似したものかとも思ったが、コーヒー怪談よりも一話が短く、主人公(語り)に個性があまり与えられずに淡々と話が進行していく感じがした。
    「跡継ぎの条件」と「三味線の音」が、不穏・不気味で良かった。「アトランダムな神々」の、曾根崎心中をテーマにした独特な考察も、面白かった(曾根崎心中のあらすじも知る事ができた)。

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    2026年02月15日
  • 酒亭DARKNESS

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    2026.02.15
    著者のファンだから読んだけど、飲む楽しみよりも、さまざまな謎が優先されていて飲みたい感じは今ひとつ。

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    2026年02月15日
  • 光の帝国 常野物語

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    読んでいるとついつい微睡んでしまう作品だった。
    重たくなく、軽くなく、フワフワとした気持ちにさせられる。
    なぜだろう。

    『二つの茶碗』が好きだった。

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    2026年02月15日
  • 酒亭DARKNESS

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    >居酒屋が舞台の、怪談ではあるけれどそれほどには怖くはない、どちらかといえば「奇妙な話」テイスト。でも少しは怖い。お話がわりと身近だから?
    >ひとつひとつの章はさりげなくて、短くて、あっさり。
    >愉しいです。好きなタイプです。
    >この著者の似たような作品『珈琲怪談』はキャラクタの個人名があるけどこちらでは名前は書かれない。その分お話のエッセンスのようなものが際立つ。
    >いくつかの話では場所が特定できそうやけど無名というか気にせずにいたほうが趣が増すような気もします。

    ■居酒屋についての簡単な単語集

    【跡継ぎ】《常連が跡を継ぐというのは、お店にとっては理想のひとつかもしれない。》跡継ぎの条件

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    2026年02月15日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    過去シリーズ作のキラキラした、強い光の中には影もある、というイメージを「裏返し」て影にフィーチャーしたような本作。キラキラほんわか涙な流れだと思い込んでいたので、あとがきにある通り「人間というのは、なかなか大義が捨てられない」に集約されたシニカルな流れに驚いた。
    欲を言えば時子の力の強さをもっとドカンと感じたかった。

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    2026年02月14日
  • 三月は深き紅の淵を

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    たった一人に、たった一晩だけ貸すことが許された本をめぐるミステリー。そんな本があったら読みたいですか?読んでみたいけど、私は一日で読み切る自信が無い。

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    2026年02月14日
  • ライオンハート

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    わかったようでわからない部分もある、時空を超えたラブストーリー、果たして輪廻転生なのか?一瞬の逢瀬だけで終わりなく続いていく儚さだけと思ったら、記憶のストーリーだけは、ハッピーエンド??なんともグレーなライオンハート、それでも世界観は好みだなぁ。

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    2026年02月13日
  • スキマワラシ

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    2026.02.13 ★3.3

    古道具店の兄弟と飼い犬、芸術家の女性を巡る家族のファンタジー。

    兄の古道具店を手伝う弟、散多(さんた)は特にこれまでの人生で役に立ったことのない不思議な力を持っていた。

    恩田陸得意のファンタジー、と期待値が高かったからか、ふんわりとゆるい雰囲気の、何が言いたいのかよく分からないまま終わってしまった。

    何のために白いワンピースの女の子は現れ、散多は何故両親に会えたのか、その理由付けがもう少し固くあって欲しかったかと。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?――太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れ

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    2026年02月13日