恩田陸のレビュー一覧

  • 不安な童話

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    2010.02.03

    こういう言い方はあまり好きじゃないが、恩田陸の初期の作品の匂いがするなあ、と感じた。
    途中で、犯人(と表現していいのかな)がわかってしまったのがあれだった。
    でも楽しめた。
    この人の作品ってだんだんだんだん面白くなってきてる気がする。あまり居ないなあこういう人、とふと思った。

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    2010年03月02日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    ネタバレ

    大東京オリンピックが始まってからはもう、先が気になって気になってしまってつい自宅で読破。
    これだけ20世紀というものが詰め込まれた本は面白い。「恩田さんはよくこんなに書いたなぁ~」と思ってから、書いた時期、そして現在が21世紀であることが何か不思議に思えた。
    イワキとオワセ、シマバラとイワクニ、ハママツとトワダのくだりはどれも胸に迫った。あたしは本当に男子のこういう友情に弱い。。勿論アキラとシゲルもね。彼らの今後を歴史のどこかで見かけてみたい気がする。

    (2010.02.14)


    巻末の20世語辞典が地味に面白いww
    お茶の水の最後の展開には驚くけど、何となく最後が尻切れトンボな感じもしな

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    2012年09月30日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    ネタバレ

    ロミオとロミオ。
    近未来の歪んだ機構の学園ものという記憶があったが、まぁ大体合ってたか?
    上巻では、まだまだいいとこで終わる。これが下巻にうつった時、一気に面白くなるんだよなぁ(確か)。
    アタミの話し方とかが、神原恵弥を彷彿とさせて好きだなぁ。あとはキョウコ。下巻が楽しみ。

    (2010.02.11)


    ロミオとロミオは昭和とか懐かしくなるので面白い。
    ただ、あの新宿クラスへのやり方が読んでるこっちも怖くなるくらいですけどね。。
    …ダメだ、再読してからも結構経ってしまったのであんまり感想が思い出せないや。。

    (2012.09.29)

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    2012年09月30日
  • 小説以外

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    この人の作品はどれも面白いので、エッセイも読んでみました。本に関する話が面白かったです。紹介されている本で気になったものを数冊読んでいますが、どれも今のところは面白い本でした。(カッレくん・ケイヴマン)萩尾望都さんが好きで影響を受けたと言う話もあり、好きな系統が近いのかな、と勝手に親近感を抱きました。

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    2009年10月25日
  • 不安な童話

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    何年振りかに再読。初読の時はあんまりおもしろかったイメージがないんだけど、再読すると思いのほかちゃんとまとまっていて面白い作品でした。
    初期の恩田さんっぽくって、いい意味でこじんまりしていておもしろかった。
    ラストに含みを持たせるのもさすがって感じだし。

    それにしても、高槻倫子はすごいよね。後半メロドラマっぽくなったのがちょっと衝撃でした。なんていうか、もう少しきれいな人でいてほしかった。
    そしてラストのどんでん返しは衝撃でした。ははぁ、そういう風につながるのかぁって納得。
    まさかパスタ製造器がそこでからんでくるとは!! さすがだなー。

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    2009年10月04日
  • 不安な童話

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    新規購入ではなく、積読状態のもの。
    2009/4/29〜5/3
    恩田さんの作品は、メフィストの連載で読んでいたが、まとまった形で読むのは初めて。この本も10年くらい前に買ってあったのをようやく読めた。
     大学教授秘書の古橋万由子は、訪れた絵画の個展で、今は亡き高槻倫子の遺児、秒から母の生まれ変わりである、と告げられる。万由子は、他人の記憶がフラッシュバックのように見えたが、倫子もそういう体質であったらしい。秒は、万由子に母親を殺した犯人を一緒に探して欲しい、といわれる。個展の際に見つかった倫子の遺言にある絵を渡して欲しい、とあった4人が怪しいと思われたが。その4人と順番に会ううちに万由子に奇怪

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    2009年10月07日
  • 小説以外

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    タイトルに惹かれた。

    根っからの本好きを感じられる内容。ガイドブックともとれる。
    作者の性格が感じられる、とても面白い本。

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    エッセイはあまり読みませんが、面白かったです。
    好きな作家さんの読む本というのはやはり興味あります。

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    2009年10月04日
  • ドミノ

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    登場人物紹介の多さに最初はひるむけれど、読み進めるほどに、バラバラだった人々の物語が少しずつつながっていくのが爽快。
    ひとつの出来事が次々と別のトラブルを呼び込んでいく展開は、まさにタイトルどおり“ドミノ倒し”のようで、群像劇の面白さを存分に味わえる一冊だった。

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    2025年11月17日
  • 不安な童話

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    【目次】
     プロローグ
    【第一章】遠い海への道のりは,ある日,突然に始まる
    【第二章】海に向かう道は,長くねじれている
    【第三章】すべての道が,海につながっているように見える
    【第四章】中には,海を水に終わる者もいる
    【第五章】海に続く道
     エピローグ
     解説(小池真理子)

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    ジャンルを超えて、色々な作品を書かれる作家さんの、正に「小説以外」がまとまった本。

    自分が好きな作家さんて、一体どんな人生を送って、どんな環境で生きてきて、
    どんな本を読んできたのだろうって、いつも思うんだけど、その一部を見れた気がする。

    特に読書量はもの凄く、これがあの作品たちの土台なんだと実感。
    ちょこっと載っていた酒のつまみ的レシピは今度試してみよう。

    自分が人生で読んだ本を、読んだ順に収めてくれる本棚が欲しい、といった話があって、
    激しく同意。自分のもそうだし、他人にも是非見てみたいものである。

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    タイトルどおり、小説以外のエッセイ等をまとめた本。ほとんどが書評など、(一部違うけど)になってて、読みたい本満載です。好きな本について語る恩田さんの文章力もすごい。私はアガサ・クリスティーが好きで特にミス・まープル物が好きなのですが、恩田さんもそうで、作品にも影響を受けていると聞いて、少し納得。恩田さんの好きな本と作品のつながりなどもわかって、興味深いです。恩田さんの方が私より少し上だけれど、小説だけでなく、漫画や映画、テレビなどにも影響を受けていて、体験も似通っているのも、面白かったです。でも、おんなじような体験してても、恩田さんのような小説は書けないな・・・ちょっとうらやましい。 海外ミス

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    2011年09月12日
  • 上と外(下)

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    ネタバレ

    久しぶりに、「寝る間も惜しんで読む」ということをした。
    それだけ、続きが気になってしまった。

    練も千華子も、どれだけ冷静で頭のいい子なんだって感じ。
    中学生と小学生だなんて、嘘なんじゃないか?ってくらい物事を冷静に判断できる。
    今の私が彼らと同じ状況に立たされたら、彼らと同じように行動できる自信がない。
    きっと、のたれ死によ、私は。
    千鶴子を、「なんだろうね、この女は」と思って見ていたけど、ラスト近くの千鶴子と千華子のシーンでは、ちょっと涙してしまったりして。
    私も絶対こうする、ということを千鶴子がしてくれた気がした。
    練や千華子にはなれないけど、あの瞬間の千鶴子になら、なれると思う。
    母親

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    2023年08月30日
  • 上と外(上)

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    ネタバレ

    おもしろかった〜。
    まだ途中だけど。
    久しぶりに、「途中で読むのを止められなくて、寝る時間を大幅に削って、本を読む」ということをした。
    最初(1章目くらい)は、しょうがないことではあるんだけど、状況説明というか、この人がどんな人で、誰と暮らしていて、この人との関係はこうである…ということが多くて、「な〜んか、退屈だなあ」と思っていた。
    だけど、1章の終わりからは、「げげ〜っ、どうなっちゃうの!?」とワクワク(?ドキドキか)して、先が気になって仕方なかった。
    上巻最後の方は、私が想像していた展開と大きく変わって来ちゃったけど、それはそれですごくおもしろいし、続きが楽しみ。

    恩田陸さん、以前「Q

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    2023年08月30日
  • 不安な童話

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    25年前に殺された女流画家、高槻倫子の遺作展で、倒れた主人公万由子はその息子高槻秒から、母の生まれ変わりだと告げられます。万由子はよみがえる記憶と共に、高槻倫子の遺言にしたがって、遺作を四人の人物に送ることに付き合わされることになって・・・
    万由子はやや特殊な能力を持っていて、人の心の引き出しを見ることができるのです。そのテーマを使ってもSFとして成り立ちそうな設定ですが、あくまでさらっと自然に使われています。また、生まれ変わりというテーマももっと、突き詰めていけそうだし、犯人探しも推理物として、メインテーマにあげられそうです。
    どれも、興味をひくのだけど、一番の読みどころはやはり心理劇でしょ

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    2009年10月04日
  • 劫尽童女

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    篠原千絵の漫画を思い出した。
    闇のパープルアイとAKIRAを混ぜたみたいな…
    オチがちょっと判りにくかった。
    初期の作品のせいか、文章が若く感じられた。
    読みにくいというより印象的。

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    2018年09月26日
  • puzzle(パズル)

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    「piece」を集めて「play」し、「picture」を作り上げるのが「puzzle」。


    ある無人島の別々の場所で死んでいた3人の男。
    身元不明でどんなつながりがあったかわからない彼らの死について、2人の判事が島を歩きながら何が起こったのかを推理する物語。


    登場人物はその判事二人だけ。
    ミッシングリンクに的を絞ってあって、テンポよく簡潔にまとまった中篇。
    「像と耳鳴り」にも登場した主人公関根春のキャラクターもよく生かされている。


    とにかく章タイトルのつけ方が素晴らしい!読み終えてとても納得。
    ただ文庫として考えると同じボリュームの中篇がもう1篇くらい欲しいところ…。

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    2016年05月18日
  • 酒亭DARKNESS

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    居酒屋を舞台にした怪談?のような短編集。コーヒー怪談と一部類似したものかとも思ったが、コーヒー怪談よりも一話が短く、主人公(語り)に個性があまり与えられずに淡々と話が進行していく感じがした。
    「跡継ぎの条件」と「三味線の音」が、不穏・不気味で良かった。「アトランダムな神々」の、曾根崎心中をテーマにした独特な考察も、面白かった(曾根崎心中のあらすじも知る事ができた)。

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    2026年02月15日
  • 酒亭DARKNESS

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    2026.02.15
    著者のファンだから読んだけど、飲む楽しみよりも、さまざまな謎が優先されていて飲みたい感じは今ひとつ。

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    2026年02月15日
  • 光の帝国 常野物語

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    読んでいるとついつい微睡んでしまう作品だった。
    重たくなく、軽くなく、フワフワとした気持ちにさせられる。
    なぜだろう。

    『二つの茶碗』が好きだった。

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    2026年02月15日