恩田陸のレビュー一覧
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ネタバレ大東京オリンピックが始まってからはもう、先が気になって気になってしまってつい自宅で読破。
これだけ20世紀というものが詰め込まれた本は面白い。「恩田さんはよくこんなに書いたなぁ~」と思ってから、書いた時期、そして現在が21世紀であることが何か不思議に思えた。
イワキとオワセ、シマバラとイワクニ、ハママツとトワダのくだりはどれも胸に迫った。あたしは本当に男子のこういう友情に弱い。。勿論アキラとシゲルもね。彼らの今後を歴史のどこかで見かけてみたい気がする。
(2010.02.14)
巻末の20世語辞典が地味に面白いww
お茶の水の最後の展開には驚くけど、何となく最後が尻切れトンボな感じもしな -
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ネタバレロミオとロミオ。
近未来の歪んだ機構の学園ものという記憶があったが、まぁ大体合ってたか?
上巻では、まだまだいいとこで終わる。これが下巻にうつった時、一気に面白くなるんだよなぁ(確か)。
アタミの話し方とかが、神原恵弥を彷彿とさせて好きだなぁ。あとはキョウコ。下巻が楽しみ。
(2010.02.11)
ロミオとロミオは昭和とか懐かしくなるので面白い。
ただ、あの新宿クラスへのやり方が読んでるこっちも怖くなるくらいですけどね。。
…ダメだ、再読してからも結構経ってしまったのであんまり感想が思い出せないや。。
(2012.09.29) -
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何年振りかに再読。初読の時はあんまりおもしろかったイメージがないんだけど、再読すると思いのほかちゃんとまとまっていて面白い作品でした。
初期の恩田さんっぽくって、いい意味でこじんまりしていておもしろかった。
ラストに含みを持たせるのもさすがって感じだし。
それにしても、高槻倫子はすごいよね。後半メロドラマっぽくなったのがちょっと衝撃でした。なんていうか、もう少しきれいな人でいてほしかった。
そしてラストのどんでん返しは衝撃でした。ははぁ、そういう風につながるのかぁって納得。
まさかパスタ製造器がそこでからんでくるとは!! さすがだなー。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
2009/4/29〜5/3
恩田さんの作品は、メフィストの連載で読んでいたが、まとまった形で読むのは初めて。この本も10年くらい前に買ってあったのをようやく読めた。
大学教授秘書の古橋万由子は、訪れた絵画の個展で、今は亡き高槻倫子の遺児、秒から母の生まれ変わりである、と告げられる。万由子は、他人の記憶がフラッシュバックのように見えたが、倫子もそういう体質であったらしい。秒は、万由子に母親を殺した犯人を一緒に探して欲しい、といわれる。個展の際に見つかった倫子の遺言にある絵を渡して欲しい、とあった4人が怪しいと思われたが。その4人と順番に会ううちに万由子に奇怪 -
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タイトルどおり、小説以外のエッセイ等をまとめた本。ほとんどが書評など、(一部違うけど)になってて、読みたい本満載です。好きな本について語る恩田さんの文章力もすごい。私はアガサ・クリスティーが好きで特にミス・まープル物が好きなのですが、恩田さんもそうで、作品にも影響を受けていると聞いて、少し納得。恩田さんの好きな本と作品のつながりなどもわかって、興味深いです。恩田さんの方が私より少し上だけれど、小説だけでなく、漫画や映画、テレビなどにも影響を受けていて、体験も似通っているのも、面白かったです。でも、おんなじような体験してても、恩田さんのような小説は書けないな・・・ちょっとうらやましい。 海外ミス
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ネタバレ久しぶりに、「寝る間も惜しんで読む」ということをした。
それだけ、続きが気になってしまった。
練も千華子も、どれだけ冷静で頭のいい子なんだって感じ。
中学生と小学生だなんて、嘘なんじゃないか?ってくらい物事を冷静に判断できる。
今の私が彼らと同じ状況に立たされたら、彼らと同じように行動できる自信がない。
きっと、のたれ死によ、私は。
千鶴子を、「なんだろうね、この女は」と思って見ていたけど、ラスト近くの千鶴子と千華子のシーンでは、ちょっと涙してしまったりして。
私も絶対こうする、ということを千鶴子がしてくれた気がした。
練や千華子にはなれないけど、あの瞬間の千鶴子になら、なれると思う。
母親 -
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ネタバレおもしろかった〜。
まだ途中だけど。
久しぶりに、「途中で読むのを止められなくて、寝る時間を大幅に削って、本を読む」ということをした。
最初(1章目くらい)は、しょうがないことではあるんだけど、状況説明というか、この人がどんな人で、誰と暮らしていて、この人との関係はこうである…ということが多くて、「な〜んか、退屈だなあ」と思っていた。
だけど、1章の終わりからは、「げげ〜っ、どうなっちゃうの!?」とワクワク(?ドキドキか)して、先が気になって仕方なかった。
上巻最後の方は、私が想像していた展開と大きく変わって来ちゃったけど、それはそれですごくおもしろいし、続きが楽しみ。
恩田陸さん、以前「Q -
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25年前に殺された女流画家、高槻倫子の遺作展で、倒れた主人公万由子はその息子高槻秒から、母の生まれ変わりだと告げられます。万由子はよみがえる記憶と共に、高槻倫子の遺言にしたがって、遺作を四人の人物に送ることに付き合わされることになって・・・
万由子はやや特殊な能力を持っていて、人の心の引き出しを見ることができるのです。そのテーマを使ってもSFとして成り立ちそうな設定ですが、あくまでさらっと自然に使われています。また、生まれ変わりというテーマももっと、突き詰めていけそうだし、犯人探しも推理物として、メインテーマにあげられそうです。
どれも、興味をひくのだけど、一番の読みどころはやはり心理劇でしょ -
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「piece」を集めて「play」し、「picture」を作り上げるのが「puzzle」。
ある無人島の別々の場所で死んでいた3人の男。
身元不明でどんなつながりがあったかわからない彼らの死について、2人の判事が島を歩きながら何が起こったのかを推理する物語。
登場人物はその判事二人だけ。
ミッシングリンクに的を絞ってあって、テンポよく簡潔にまとまった中篇。
「像と耳鳴り」にも登場した主人公関根春のキャラクターもよく生かされている。
とにかく章タイトルのつけ方が素晴らしい!読み終えてとても納得。
ただ文庫として考えると同じボリュームの中篇がもう1篇くらい欲しいところ…。