恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
>居酒屋が舞台の、怪談ではあるけれどそれほどには怖くはない、どちらかといえば「奇妙な話」テイスト。でも少しは怖い。お話がわりと身近だから?
>ひとつひとつの章はさりげなくて、短くて、あっさり。
>愉しいです。好きなタイプです。
>この著者の似たような作品『珈琲怪談』はキャラクタの個人名があるけどこちらでは名前は書かれない。その分お話のエッセンスのようなものが際立つ。
>いくつかの話では場所が特定できそうやけど無名というか気にせずにいたほうが趣が増すような気もします。
■居酒屋についての簡単な単語集
【跡継ぎ】《常連が跡を継ぐというのは、お店にとっては理想のひとつかもしれない。》跡継ぎの条件 -
Posted by ブクログ
マンチーニさんのレビューから、
読みたくなって、借りました!
(マンチーニさんありがとうございます)
さて、ストーリーは、多忙な 50代の4人の
男性たちが、各地の喫茶店を巡りながら
怖い話を披露しあうというもの。
怪談は好きだけど、怖がりの私でも大丈か?!と
思いながら読んだのですが、大丈夫でした。
ただ、収録されている怪談話は、ほぼ実話らしくて‥あとから、ゾワゾワしました。
ちょっと可愛い(?)なぁと思ったのは、
付喪神がついているらしい傘の話。置き忘れても、絶対戻ってくる。捨てても必ず戻ってくる傘‥‥あ、もしかして別の意味で怖いか‥(人形だったら怖い)
お酒を飲んだりスイーツを食べな -
Posted by ブクログ
2026.02.13 ★3.3
古道具店の兄弟と飼い犬、芸術家の女性を巡る家族のファンタジー。
兄の古道具店を手伝う弟、散多(さんた)は特にこれまでの人生で役に立ったことのない不思議な力を持っていた。
恩田陸得意のファンタジー、と期待値が高かったからか、ふんわりとゆるい雰囲気の、何が言いたいのかよく分からないまま終わってしまった。
何のために白いワンピースの女の子は現れ、散多は何故両親に会えたのか、その理由付けがもう少し固くあって欲しかったかと。
↓↓↓内容↓↓↓
白いワンピースに、麦わら帽子。廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?――太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れ -
Posted by ブクログ
松村北斗さんおすすめの本(その3)
映画化したら出演したい、と発言されていたが、細かな心情の変化/緊迫した空気感など、とても繊細な演技力が求められるだろうな、松村北斗さんなら上手に演じそうだな、とファン視点でぼんやりと思いながら読み進めた。
情景の描写が繊細だからこそ、話のテンポはゆっくり。私はせっかちすぎて斜め読みをしてしまったけれど、本来はゆったりと情景を思い浮かべながら読むことで没入できる作品だと思う。
全体として面白いが、私は自分で謎を解こうとするクセが強すぎて、白昼夢の話あたりから結論が読めてしまったのが残念だった。これは作品が悪いのではなく私の読み方が悪かったなと反省。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恩田陸さんの別な話題作を読む前に、と思い読んでみた。 読み終わってこれが日本推理作家協会賞受賞作?と少し疑問だったが。登場人物がそれぞれ語るという形式は、真相とどう絡むのかを考えながら読むのは面白かった。
ミステリのような犯人当てもあるし、ホラーじみた描写もあり、異空間をさまようような雰囲気もあるという面白い構成で。こういう作品は好きだが。
語りには事件の関係者やメインになる人たちの気質の違いが話中にあり、その一部が非現実のようなファンタジックな少し不思議な作風を感じた。
17人の人間が一気に毒殺された背景に犯人と目ぼしい盲目の少女がいるのだが、実行犯は別にいて自殺してしまい、それで解決した -
Posted by ブクログ
作者本人があとがきで「SFメロドラマ」と書いている。うれしいねえ。これでもミステリに分類されていたらぼくは怒るよ(笑)。時間SFとしての出来はSF読みにしてみるといまひとつひねりが欲しいような気もしますが……。テイストとしては梶尾真治を読んでいるような気になりました。各編の題名は絵画に由来しているのですね。なるほど、絵画というのは時を生きたままに留めておく良質な方法ですからね。
「エアハート嬢の到着」不可思議な心踊る幕開け。ヒロインがいきなり……なのもさすがに時間テーマというべきか?
「春」これがいちばん時間SFしているか?美しいなんとも切ない話。人生のうち一瞬だけ出会うために生きている男女と