恩田陸のレビュー一覧

  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    たしかに爽快感のある物語で面白いのだが、短編集のような雰囲気がありあまり私には合わなかった。

    が、『朝ドラのような主人公』という表現はピッタリで毎日15分のドラマといえるくらい短い起承転結がたくさんある。

    面白かったが少しもの足りませんでした。

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    2026年03月03日
  • ネバーランド

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    【2026年37冊目】
    寮生活を送る男子高校生の美国、寛司、光浩は冬休みに帰省することなく寮に留まることになった。いつもと同じ学び舎で、異なる環境下に身を置き、些か緊張しながらも、学外で暮らす統も交えた4人で日々を過ごすことに。ところがクリスマス・イヴに、統が「人を殺した」と告白してきて――明るいだけではない青春の一ページを切り取った一作。

    高校生、多感な時期ですね。寮生活を送っているからか、四人ともしっかりと自立しているような印象を受けましたが、それぞれ抱える過去が重い。一人ひとりがひょんなことで過去を開示していくわけですが、同級生同士が話す内容としては重すぎて、よく互いに受け止めきれたな

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    2026年03月02日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    78/100

    久しぶりの恩田陸
    去年は本屋大賞ノミネートされてたSpringを読んだ

    この人の本は感情に寄り添いながら話が展開していき、読み手が感情移入しやすくなる。
    千明が嫉妬に狂う時の言葉は自分がこれまで感じたことのあるものでこっちまで胸が締め付けられる。最後、1ミリも未練が無くなるのもリアルだった

    ただ、部屋で二人きりで進んでいくミステリーは想像上で解決させており、2人の感情の機微が既に濃密なものだったからこそもう少し謎解きのリアリティさがあると嬉しかったです

    「愛がなければ嫉妬もない」

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    2026年03月02日
  • 愚かな薔薇 下

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    久しぶりの恩田陸。⭐️3.5。
    恩田陸の集大成!的な帯に惹かれて読んだが、うーん期待させすぎ。何これどういう設定?って惹き込まれる文章力で飽きずに読めるけど、ストーリー展開としてそうきたかぁ!と爆発しないので、なんかこう膨らんだ期待に応えられきらないまま終わった感じ

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    2026年03月01日
  • spring

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    ネタバレ

    一人のバレエダンサーの一生が第三者目線・本人視点で語られる。

    この中だと深津が好きかな……。

    初回限定掌編は次作に収録とのことで、気になります。

    フランツとユーリエのところは要るのか……?

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    2026年03月01日
  • spring

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    恩田陸さんの映像を頭にぶち込んでくる感じの文章はいつも通りにあったような感じはしつつ

    バレエがイメージつかないのか、好きじゃないのか、自分にはいまいちピンとくる作品ではなかった。

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    2026年02月28日
  • 三月は深き紅の淵を

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    複雑な構成と感じる。麦の海に沈む果実を先に詠んだので、四章の回転木馬はさらに混乱した。だが、三章の虹と雲と鳥、短編でありながら、コレだけで、凄すぎる!というしかない、もともと短編はあまり好みでないが、コレは長編のような衝撃と世界観がある。

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    2026年02月28日
  • 珈琲怪談

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    オカルトで怪談だけど、ホラーじゃない

    中年男性が3〜4人で怪談(雑談)しているけと、特に大きなストーリー展開はない

    キャラの掘り下げが浅いなぁ、読んでてキャラが区別つけづらい・・・と思ったら、そっか、前作が2作あるのか

    先にそっちを読んだ方が面白いかも

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    2026年02月28日
  • 私の家では何も起こらない

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    丘の上にぽつんと佇む"幽霊屋敷"を舞台としたホラー未満(?)な短編集。作品全体にうっすらと不穏な空気が漂っていて、少しゾクっとする程度の怖さなので、ホラー小説が苦手な人でも読める内容だった!!

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    2026年02月27日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    双子の兄妹の2人の間の禁断の恋愛と、父親の死を巡るミステリーちっくな話。
    2人が別居する前日の夜に父の死に関する話をメインとして1章ごとに2人の視点が切り替わって進む。
    初めはお互いが、父親を殺したのではと相手を疑いあっている所から始まり意外な終着点につく。
    ただ、結局2人は兄妹なのか、実際は兄妹じゃなく従兄弟だったのか、父親は他殺なのか不慮の事故なのかが何も分からなかった(憶測だけでおわった)ので、そこは少しモヤモヤした。
    ただ話が2転3転して進む感じや、恋愛に関する内容が面白いと感じた。(兄妹じゃない、禁断の恋愛ではないと思った瞬間相手の事が好きではなくなる、等)
    なのでジャンルとしてミス

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    2026年02月26日
  • 酒亭DARKNESS

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    お酒の席でまことしやかに語られる、ちょっと不思議でちょっと怖い短編集
    全国各地に飛んでいるのでちょっとした旅行気分にもなるかな
    こういうのはちゃんとお酒を飲みながら読みたいかも
    ほろ酔いの頭で妄想を膨らませたいw
    ちょっとゾクゾクくるような、酒が進みそうな、進まなそうな、良いツマミ(≧▽≦)

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    2026年02月26日
  • 六番目の小夜子

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    なんとも感想の難しい作品だ。綾辻さんのAnotherのあとがきに出てきたので、続けて読んでみたけど…余韻ではなくモヤモヤが残った。学園祭シーンは圧巻であり、高校生の心理描写などはさすがです。

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    2026年02月26日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    組曲(くみきょく、英語: suite)は、いくつかの楽曲を連続して演奏するように組み合わせ並べたもの。
    耽美派小説の巨匠、重松時子の薬物死から四年。彼女と縁が深い5人の女達が、毎年うぐいす館に集まり彼女を偲ぶが、今年は届けられた花束をきっかけに時子の死について大告発•告白大会になり‥

    昭和初期の話しのようなストーリーで、テンポよく進み少しずつ解明されていく内容。
    舞台のうぐいす館に時子がまるで鳥かごの中にとらわれた鳥だったと、集まった女の1人は発言するが、結局この5人も時子にこそとらわれている。
    物書きの習性をよく捉えていて、そこをお互いに化かし合うのが面白かった。

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    2026年02月25日
  • spring another season

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    番外編みたいなものだから前作springよりはハードル低く読めたけど、短編集でそんなにどっぷり世界観に入れる作品ではなくさらっと読めるものだったのと、伏線回収とかではなく全てそれぞれの話だから読後感とかも特にって感じだったかなあ、
    ハルの老後?のパートナーが誰なのかは気になる!!前作合わせて大人になったら読み返したくなるかも?な作品でした!

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    2026年02月24日
  • 酒亭DARKNESS

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    ◯あっというまに終わった。
    ◯怖さは別になかった。それよりも、店の名前が〜とか、ちょっとひどいこじつけが目立った気がした。
    ◯短い話がたくさんあった。
    ◯雰囲気は嫌いじゃなかったけど、せっかく酒亭って題名なんだしもっと酒の場のどうしょうもない話や、酒の蘊蓄とか聞きたかった。

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    2026年02月24日
  • 灰の劇場

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    ネタバレ

    作家が事件を創作する過程 (現史)、「TとMを 描く小説內小説 (虚構) 、舞台化の過程がランダムに展開。

    はじめは、ころころ変わる内容と展開、さらに幻想のような表現も出てくるので、頭がこんがらがって読むに苦戦した。
    最後の、ちょっと近場に旅行に行くような、日常の延長線上のような、でも大きな決心が胸の内にある2人の描写がすごく印象に残った

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    2026年02月23日
  • 小説以外

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    恩田先生が、こんなにビール好きだなんて知らなかった。
    社会人時代のお話や、昔読んだミステリーのお話し、日常生活ですれ違った面白い人の話など…
    思わずプププと笑ってしまうお話しが多くて、楽しく読ませてもらった。

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    2026年02月21日
  • spring

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    バレエダンサーで振付師である萬春を彼と関わる多様な視点で語る構成が面白く読めた。
    「蜜蜂と雷鳴」でも感じたが、著者の芸術に対する造詣の深さを、豊かに文章で表現できるのが凄いと感じた。

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    2026年02月20日
  • 六番目の小夜子

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    ある高校で昔から受け継がれている「サヨコ伝説」を読み解こうとする男子と、同じ「サヨコ」という名前の謎の美少女転校生。

    恩田陸さんのデビュー作。確かに「?」が残る部分はあるけど、とてもデビュー作とは思えないしっかりした書きぶりで読みごたえがある。恩田さんの独特の世界観もしっかりと見受けられた。

    学園ミステリーという感じで、ぞっとするところも。こんな伝説あったら嫌だなぁ。

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    2026年02月20日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    2.26事件がかわれば世界はかわるのか?
    なぜ、この地点が選ばれた?歴史との不一致を認めるなら、ただ歴史を再生する事に何の意味が?
    過去に戻ることができたら…?というSFのよくある題材を、ネタを出し切る事なくフラグメントにする事での描き方が秀逸。ただ、読者の取り残された感が半端ない…

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    2026年02月20日