恩田陸のレビュー一覧

  • ドミノ

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    ネタバレ

    28人(27人+1匹)をこのページ数で書き分けて物語をまとめたのはすごい技巧だと思う。
    ただ、単純に面白いかで言うと普通だった。

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    2026年09月12日
  • 傾斜のマリア

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    神原恵弥シリーズ4作目。

    思った以上に前作ブラック・ベルベットの続きだった…
    これまでの3作はもう少し独立した話だったと思う。
    でも今回は独立した話であるものの登場人物が前作からの流れのまま登場していた。

    読んだという記憶はあるけど、全く内容を覚えてなくて…、主要人物の背景がわからないまま読み進めることになり、面白さ半減。

    せっかく軍艦島とか数え唄「かたむくマリア」とか興味をそそる舞台設定だったのに、最後に行き着いた答えも微妙だった。
    残念。

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    2026年09月12日
  • 祝祭と予感

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    星3.8

    蜜蜂と遠雷のスピンオフです。
    失敗しました。
    スピンオフがあるなんて知らなかったんです。
    本編のすぐ後に読みたかった。
    だったら、評価も違ってたかも。

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    2026年09月12日
  • spring

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    甘美•神秘的な描写。
    恩田陸の「蜜蜂と遠雷」然り、芸術を表現する文章が美しくてうっとり高貴な気分になれる。

    主人公(ハル)は、独特かつアンニュイな天才肌で、周りは惑わされながらも惹かれ、慕ってしまうお話。終始落ち着いたムードで展開されるため、臨場感というのは感じにくいが、しっとりと読める。
    個人的には、幼馴染の姉妹のパートが読み応えがあった。努力型•評価型の姉と、自由奔放な天才肌の妹がおり、妹が主人公と協力してバレエ演目を作り上げる。自分は平々凡々で、これまで受験等も気合と努力で乗り越えた口なので、姉の方に肩入れしてしまった。憧れるな〜独特な感性!

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    2026年09月12日
  • ドミノin上海

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    ネタバレ

    前作、たぶん読んでいたはずなのだけれど、ずいぶん前のことで中身をほとんど覚えていなくて。
    でも全然大丈夫でした。
    あちこちに話がいったりきたりするドタバタ劇ですが、「蝙蝠」と呼ばれる玉の印がどうなるか というはっきりした筋があるので、話の流れがわかりやすくふつうに楽しめました。重いテーマは特にない、長いけれど軽いコメディです。連載10年以上かかっていたんですね。ちゃんと書ききってもらえてよかったです。

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    2026年09月11日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    続編。常野一族の2作目なので読んでみました。
    手記のような形なので、終盤までは不思議な人が村に来た、遊び相手としてお嬢様に仕える話で淡々としてました。終盤に一気に話が進みます。
    常野一族の力を持つ者として他人を守ったり、慰めたりする話でした。

    次作もあるようですが、ここで終わろうと思います。常野一族の人達はすべからく良い人で、自分の持つ力を他人のために使うことを厭わないんですよね。迫害、利用されるから。
    その心根の綺麗すぎる人達の話は…読んでても共感できず。苦しいだけしかなく…です。

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    2026年09月11日
  • 光の帝国 常野物語

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    短編集。登場人物や描かれる時代はバラバラだか、常野一族であることは統一されている
    超能力を持つ常野一族はひとつにまとまって暮らすと権力者から利用されたり、脅威とみなされるので離れて暮らしている。

    迫害されたり、不思議な生徒として出てきたり、色々な力をもつ人が出てきて面白かったです。千里眼とか予知夢とかは馴染みがありますが、裏返されたりされかえしたり、というのは特殊に感じました

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    2026年09月11日
  • spring another season

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    短編集。
    春が晩年になったところが描かれてたのは良かった。
    短編集を読むと、春の人間らしさがよくわかる。でも、バレエの事がわからない私には、短編だと入り込めなくて、どうも上滑りした読書になってしまった…

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    2026年09月08日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    明治時代、戦前の話から始まる。
    「しまう」人達が出てくるお話。サクッと読めるファンタジー感覚で読んでたら、終盤泣ける話もあって気付いたら読み終わってた。

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    2026年09月08日
  • 光の帝国 常野物語

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    恩田陸さんらしい内容だと思った。常野の人たちの短編集という感じ。これにハマらなかった人も頑張って蒲公英早紙を読んでほしい。続編ありきの内容。

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    2026年09月08日
  • 教科書には、載せられない!? 君に綴る5つのパロディ

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    ネタバレ

    表紙のコミカルさに反して中身は意外とシリアス。
    “山月記”パロは本当にあってもおかしくない展開で上手いなあと。
    “鼻”パロの『髭』は皮肉が効きすぎてる。
    異様に伸びる髭に苦悩していた壇だが、髭が無くなった後の顛末には思わず苦笑してしまった。
    あまりにもリアルな手厳しさに、読んでいるこちらが冷や汗を掻きそうだった。
    “吾輩は猫である”パロは気持ち悪いの一点に尽きる、というかそのせいで真相に気づいた。
    いやだって猫の描写がこんな気持ち悪いわけないでしょ!笑

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    2026年09月07日
  • Q&A

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    ネタバレ

    なんとも言えない読後感。イヤミスと言ってもいいと思う。

    物語の結論としては、政府の陰謀論説が有力なのかな。

    だけど、事故の真の真相は、この本にとっては重要な問題では無かったのだと読み取った。

    オウム真理教事件や9.11同時多発テロのように、フィクションでしか存在し得なかった出来事が、人類の科学の発達により現実となってしまった世界。今や、虚構と現実が完全に反転しているのである。

    上記を軸に、集団ヒステリーや群集心理の恐さ、不幸に群がる人間の存在、急速に高度化するテクノロジーへの懸念なども巧みに織り交ぜられている。

    恩田陸の振幅の大きさに驚かされる。SF、サスペンス、ミステリー、青春ドラマ、群像劇……どれをとっても一級品で、かつバラエティに富んでおり、改めてとんでもない作家だっと思った。

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    2026年09月06日
  • spring

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    読み終わったものの、まだうまく言葉にできない。
    バレエ小説だが、萬春という人物については周囲からの物語で語られてその抜きん出た才能や表現からも感じ取れた。特に最初の章は、何の話をしているのか理解しにくかったが2章、3章と進むことで頭が追いついてきた。
    しかし、最後の萬春視点からの物語は、周囲から見えていなかった彼の見方や言葉があり、少し違和感を感じながらも最後の「春の祭典」の内容は心にくるものがあった

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    2026年09月06日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    新たな謎や疑念が出てくるたびに続きが気になった。
    場面は変わらないのに停滞感はなかった。
    しかし結局真実はわからないままというところに少しもどかしさを感じた。
    ミステリーを期待するのはお門違いで、それを取り巻く男女のなんとも言えない心理描写を楽しむ本だと思う。

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    2026年09月06日
  • 不連続の世界

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    『悪魔を憐れむ歌』と『砂丘ピクニック』が面白かった!
    『木守り男』と『幻影キネマ』は若干疑問が残る……。
    『夜明けのガスパール』は「おまえの奥さん、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから」っていう紹介にもあるこの一文がインパクトありすぎて、ちょっと混乱した。
    5篇あるので総合的に評価つけると⭐︎3になるかなー。

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    2026年09月06日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    星3.5
    恋愛って何だろう?
    好き、憧れ、共感、尊敬などなど色々な感情が合わさってるものだと思うけど、突然燃え上がる時もあれば逆も然り、あることが判っただけで一気に冷めてしまう(この著書内にもある)。考えると難しい。きっと、答えはなくて、理屈ではないんだろうな、そんなことを考えさせてくれる本。

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    2026年09月06日
  • 光の帝国 常野物語

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    まだまだ物語りの立ち上がり感が満載。
    散りばめられた不思議が、続くシリーズでどうなっていくのか……続きが気になります。
    不思議な世界を漂うように楽しみたいです♪

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    2026年09月04日
  • 鈍色幻視行 下

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    下巻は梢がヒアリングする登場人物の語りをメインに話が進み、ラストへ。
    ラストは意外とすっきりしつつも納得な感じ。下巻の方が読みやすいですが、読み終わるのにだいぶ時間がかかりました。

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    2026年09月04日
  • 鈍色幻視行 上

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    よくわからない作者によるよくわからない小説をめぐる物語。恩田先生らしくはあるのかもしれませんが、上巻はやや重い立ち上がりでした。この後どう展開するのか。

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    2026年09月04日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    気づいたら明石さんのことが好きになっていた。やりたかったこと、叶えたかった夢、いつまでも引きずって大事に育てる大人でいたい。これこそ才能だと思う。

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    2026年09月03日