恩田陸のレビュー一覧

  • 図書室の海

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    再読4回目。
    短編集が好きである。が、当たり外れがあるのもまた、短編集である。これはほぼ当たりの1冊。怪談・ホラー寄りなところがまた宜し。変なファンタジー、というか。

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    2017年08月25日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    (上下巻あわせたレビューです)

    恩田さん自身超能力を扱った作品をいくつか書かれていますが、自分が読んだ中では本作が一番面白かったように思います。これまでにないほど大きなスケールだったり、恩田作品としては珍しく残虐かつグロテスクなシーンが頻発したりする所も目を引きますが、一番読んでいて楽しかったのは在色者同士の対決シーンですかね。特に上巻ラスト付近の黒塚と葛城のバトルはなかなか面白かったです。『帝都物語』とか漫画『ドラゴンボール』とか、最近の小説だと『新世界より』の再現を狙ったのかとも思えました。ただ下巻に入ると神山と水晶筋の謎のほうに話の比重が移った感じがして、直接対決がそんなに目立たなくな

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    2017年06月12日
  • 私と踊って

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    恩田陸の私と踊ってを読みました。

    夢の断片を描いたような幻想的な短編集でした。
    怖い物語、奇妙な話、いろいろな物語を楽しみました。

    「東京の日記」は東京で厳戒令がしかれて通信の自由が奪われるというお話ですが、共謀罪が施行される今、数年後には架空の物語ではなくなっているのかもしれません。

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    2017年05月31日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    こーゆーのって何系の小説って言うんだろ。面白い。ほんと、恩田陸の小説は設定説明がないままストーリー展開していくので読者は理解に追いつこうと必死になる。 そして最後までまとまった説明ってなくて、ちょろっちょろっと文中に書かれているのでそれを拾って理解してく感じ。

    途鎖の国でイロを抱えた者たちが闇月に山に集まりゼロサムゲームに挑む。主人公の実邦がかつての旦那を殺しに行くためとあったけど、え、どゆこと?とはてなが頭でいっぱいのまま下巻に続く。

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    2017年05月26日
  • きのうの世界(下)

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    恩田さんらしい。
    面白かった。
    でも、途中で若干吾郎の人格がぶれるような。
    「あなた」の死に方もちょっと無理がある気がしないでもないけど・・・
    新聞小説だったと聞いて納得がいく書き方かもしれない。
    常野物語のシリーズも再読したくなった。

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    2017年05月19日
  • 朝日のようにさわやかに

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    ネタバレ

    短編集。 全然違う作風で、多様多彩でそれぞれ面白い。
    タイトルの作品はエッセイだった。 曲、きいてみようか。。
    文庫本にあたっての後書きあり。
    が、その後書きを読んでも分からない事もあって、もっと色々知りたいと思う。。
    (アガサクリスティとか、『いいわけ』のモデルとか。。)

    フォロワーさんに教えて貰って『淋しいお城』目的。
    (『七月に流れる花』と『八月は冷たい城』の予告として書かれたもの)
    こちらの方が、直接的な死 ではないけれど、悲しい、と感じた。
    けれど、淋しい子どもを探してくるみどりおことが妙にサバサバしていて。。 役割交代の時に以前のそんな感情すら食べてしまうのだろうか。。

    他作品

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    2017年03月29日
  • ロミオとロミオは永遠に〔下〕

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    2017/02/24
    スリリングだし設定も面白かった。
    もう少し人間味出せた気はするが、そうするとこと疾走感が失われるかもしれないと考えると、難しいなあ。

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    2017年02月24日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    中盤まではどんなふうに物語が広がっていくのか。
    このエピソードはいったい誰のどこに繋がっているのだろうか。
    どんどん物語の世界へと引き込まれていく。
    着地点のまったく見えない暗い空を飛んでいるような、不安と期待を同時に感じながら読み進んでいく。
    でも、終盤が近づいてくると不安になってくる。
    きっちりと終わっているのだろうか。
    肩透かしをくったような終わり方じゃありませんように。
    答えの示されない、回収不足の伏線が山になっている。
    ラスト一歩手前まで、まるで壮大な映像美が浮かんでくるような描写にわくわくしていたのに・・・。
    いつものように、「ああぁ」と思わされる結末だった。
    それでも、恩田さんの

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    2017年02月16日
  • 象と耳鳴り

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    大柄なお年寄りという関根さんのイメージがわかない。
    全員集めて種明かしをしなくても、こんな感じの仮説でいい。

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    2017年02月06日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    不倫の末、相手を追いかけ北海道移り住んだ双子の妹、和見を東京に連れ戻す、という使命を課せられた神原恵弥。
    でも恵弥の本来の目的は、「クレオパトラの夢」の真実を探ること。

    不倫相手の死。
    和見と恵弥の間で繰り広げられる心理戦。
    二転三転していく事実。
    そして最後に明かされる真実。

    よく練られていて面白かった。
    とくに恵弥が翻弄されるのが面白かったのかも(笑)。

    過去の大火災が恵弥の推測通りだとしたら・・・・・

    最後にゾクッとさせるところが、恩田さんです♪

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    2017年01月18日
  • 雪月花黙示録

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    近未来の日本を舞台にしたアクション活劇。
    思っていたよりもファンタジー寄りで意外だった。

    400頁超の長編だけど、読みやすいので割とサクサク進んだかな。

    なんというか、アニメ化を前提としたかのような舞台設定や人物設定って感じ。読んでいると、頭の中では表紙絵の女の子(蘇芳?)がまさにアニメーションで飛び回っていましたね。

    もし、アニメ化するなら美樹本晴彦さんのキャラクターデザインでお願いしたいなぁ(^^;;
    んで、ミッチーの声優はやっぱりミッチーで(笑)

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    2017年01月05日
  • 劫尽童女

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    ネタバレ

    解説外薗昌也氏。
    『犬神』も読んでみたい。。

    劫尽の火、劫火 という単語を知らなかったので、
    単純に身体能力が高い子供、と思って読み進めていたので驚いた。。
    こんなにも分かりやすいタイトルだったとは。。

    恩田陸氏の描く少女は皆頭が良くて、なかなか理解し辛いが
    今回10、11歳位だったせいか割とすんなり。
    長編なのだろうけれど舞台、季節の変化で章が切り替わる為、もっと長く読んでいたかった、というのが1番の感想。

    父親の焼きつくせ、という言葉をどう受け止めたかで、全然進む道が変わってくるのだなぁ、と。
    (ひょっとしたら父親の真意は違うかもしれないが。。でも母親のタイプからして。。。)

    もや

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    2016年12月06日
  • 私と踊って

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    ミステリあり、SFあり、ホラーあり、ショートショートあり、エッセーあり。

    カラフルなキャンディをつめこんだ
    ガラスの箱みたいな短編集

    恩田ワールド炸裂です

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    2016年10月25日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    恩田ワールド全開なのでイロとかタマゲ等のこの本でしか通用しない言葉が出て来て戸惑う
    在色者は多分能力者の事じゃないかな?

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    2016年10月09日
  • 中庭の出来事

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    最後のほうが頭がこんがらがってきましたが、よく練られた物語だと思います。『匣の中の失楽』が好きな人はついていけると思います。自分は最後のちょっと前で脱落しました。

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    2016年09月19日
  • puzzle(パズル)

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    それほど、長い話ではないのだが、あまりにも真実が想像できないスタートからの展開、結末がすごい。もちろん都合よく書いているにしても無理のないオチなので読んでも不満は残らない。恩田さんは本当に先が読めないドキドキワクワクを書く天才。MAZEの方がワクワクしたけど、あちらの結末はちょっと残念だったかな。

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    2016年07月13日
  • ブラザー・サン シスター・ムーン

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    日常というか、どんなに世代がかわっても変わらない普遍的なものっていうか…
    特別なようで、特別じゃない。
    そんな時代が、確かに私にもあったような気がしないでもない(笑)
    ふと自分の青春時代を重ねて思い出す。そんな懐かしくなる作品。

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    2016年06月09日
  • 象と耳鳴り

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    ネタバレ

    恩田先生が沢山本を読むのは知っていたけれど
    芸術系も造詣が深いのだなぁ、と感じた一冊。

    『六番目の小夜子』にもちらりと登場した秋の父を主人公にした短編。
    物質的証拠ではなく、会話によって謎解きを進めていく感じ。

    この小説自体も面白いが
    彼自身が読書を趣味としており、作中にミステリー小説が登場したりと、世の中には面白い本がもっともっとあるのだなぁ、と欲求を掻き立てられる。

    恩田氏の作品て、短編の方が逆に情報がみっちりつまっていて、ゆっくり読んでいきたくなる。。

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    2016年06月07日
  • 雪月花黙示録

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    久しぶりに恩田陸。恩田さんは、本当に様々な世界観(物語の舞台?)を作るのがうまいんだなあと思います。何を読んでも退屈しない。

    今回の舞台は、ゴシック・ジャパン。「ミヤコ」と「帝国主義エリア」が別れた世界。それぞれのエリアの人がそれぞれに自分たちの生き方を貫いている。ただ、結局は双方に矛盾や対立ができ、主人公の三人がそれに巻き込まれていく、といった感じ。

    結論、対立か融和かという大きな問題になっているので、スパッと勧善懲悪的にはいかないのはわかるんですが、なんかスッキリはしない終わりかただったなあ、とは思います。これだったら続編に期待すべきかとも思ったんですが…、最後の最後であの終わりかただ

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    2016年05月03日
  • 雪月花黙示録

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    読んでて一番思ったのは
    「恩田さん楽しそうだな」(笑)

    恩田さんの
    こういうぶっ飛んだ学園モノも好き

    伝統的な美しさを誇るミヤコや
    煌びやかで豪華絢爛なナゴヤの街
    はたまたバーチャルな幻想世界の中までも
    いきいきと駆け巡るキャラクターたち

    蘇芳と道博のやりとりがいちいち可愛い

    アニメ化したら面白そうだなぁ
    みんなキャラが立ってるし
    どこを切り取っても絵になるシーンばかり

    恩田作品にしては
    わりと まとまりのある終わり方
    「あっ、オチはそういう視点なのね」と
    最後まで楽しませてもらいました

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    2016年06月19日