恩田陸のレビュー一覧

  • 錆びた太陽

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    ネタバレ

    こういうことってあるのかもな、と思いながら読んでしまいました。

    タイトルとどういう風につながるのかは、最後まで分かりませんでしたけど。

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    2018年10月03日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    神原恵弥の第二弾。不倫をしている双子の妹を家に戻そうとH市に旅立つ恵弥。しかし、不倫相手は死んでいて、後に妹も姿を消してしまう。実は不倫相手とは恵弥の仕事に関係ある人で、彼の手帳には「クレオパトラ」とあり、その謎を恵弥が追うといったもの。前回はお友達との会話、エキゾチックな雰囲気での物語でしたが、今回は恵弥の妹だけあって手強い相手、そして恵弥節も炸裂で前回よりも色が濃い印象。誰が敵か味方かわからず、心理戦、嘘と謎ばかりで楽しめました。舞台が函館てこれもイメージが浮かびやすくよかったね。なんといっても恵弥のキャラ、惹きつけられる三作目へGOだ。

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    2018年09月22日
  • 錆びた太陽

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    爽やかじゃない方の恩田陸ワールド全開。直木賞から読み出した人だと困惑しそう。

    と思ってレビュー読んだら、A面の恩田陸しか許せない人達だらけで見事に地獄図。

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    2018年09月13日
  • 酩酊混乱紀行 『恐怖の報酬』日記

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    恩田本は結構好きですが、エッセイは初めて。そういえば若い頃はエッセイが大好きでしたが、最近ほとんど読まなくなりました。イギリス、アイルランドに日本がおまけ。あちこちで見聞し、呑んだくれるという話。私もたいがい飛行機が嫌いなので、ちょっと怖さがブーストして背中に変な汗がでました。飛行機の中では読みたくない(高所恐怖症、閉所恐怖症、飛行機恐怖症なら)。小説よりもさらに軽快な文章で、恐ろしいスピードで読めます。かなり気の散る環境でも楽しめる文庫本だと言えるでしょう。イギリスアイルランド札幌方向への旅行には良いチョイスだと思います。

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    2018年09月12日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    ドミノ系のお話。導入部分が読むの大変だけど、キャラの特徴が掴めたらあとはグイグイと引き込まれた。

    いやー。いいエンディングだな。
    ラスト数ページで回収されてない伏線が多くてハラハラしたけど(恩田さんやし(笑))このお話は恩田さんの作品の中ではきちんとまとまりあるタイプのお話でした。

    スッキリ!!
    名前が出てこない面子もラストにはきちんと名乗ったしね。


    てか、少年、君は在色者かい?(笑)←「終わりなき〜」読んでからこれ読んだからめちゃ途鎖国が浮かんだわ(笑)

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    2018年09月08日
  • 夏の名残りの薔薇

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    うん。うん。恩田陸だね~
    この、誰かが死ぬ結末を、回避して次の章が始まる流れ、面白い。
    途中に挟まれる文章が、最初ウザかったんだけど、ちゃんと機能してたね。

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    2018年09月01日
  • 雪月花黙示録

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    ラノベ系の近未来ファンタジー。アニメになりそうな学園アクションもの。春日家の三人、イケメン紫風、高飛車な萌黄、天真爛漫な蘇芳。蘇芳にぞっこん、及川家のド派手なミッチー。ミヤコと帝国主義、そして、伝道者という三つ巴。日本であって日本でないぶっ飛んだ設定とおかしなキャラ、怪しいメカなど、いろいろ盛りだくさんで楽しい。続編はないそうな。残念。

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    2026年01月12日
  • 夜の底は柔らかな幻(下)

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    以下ネタバレ含み、、、いや、ネタバレというほどの真相がそもそも書かれていな、、、。
    まあ、ストーリー的に結末まで追っているので、読む方はご注意ください(笑)




    先に読んでいたものでは『常野物語』とか『月の裏側』に近い感じの異能力エンタメ。
    主人公・実邦ちゃんのイヤイヤ里帰り。
    イロと呼ばれる不思議な能力を持つ人々が、闇月という山に登ることが可能な期間に集まって、それぞれの目的を元に暴れまくると、まあそういう話なのですが。
    なんか、ここだけ取ると、どんな少年漫画やねん、と思いますよね。

    上巻はタミさぁぁーん!の巻。
    下巻になって、神山チルドレンが登場と思いきや、なんかもう対等に闘える人じ

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    2018年08月26日
  • ブラック・ベルベット

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    ネタバレ

    再読。神原恵弥シリーズ第3弾。なんといっても主人公のキャラクターが魅力的。謎解き自体はちょっと外れたところに着地した感があるけど、結末までぐいぐいと引き込んでいく面白さは何回読んでも楽しい。伏線のフリをした話のネタが多岐にわたっていてふむふむと思うし、トルコ中を巡る観光ガイドの面もあって旅気分にもなれる。また忘れたころにシリーズの次の作品が出るのかなあ。

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    2018年08月21日
  • きのうの世界(下)

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    上司の送別会の最中に突然姿を消した男が、1年後遠く離れた田舎町で死体となって発見されます。

    田舎町は、水路があり目的の分からない塔が立っています。
    犯人探しから明らかになっていく不思議の数々に驚く一冊でした。

    読み進めると、まるで不気味な雰囲気の中、追い立てられるような感覚に陥り、主人公に感情移入していまいます。
    お天気がずっと曇りの中、何かを探して夢中で歩いているような気分になります。

    謎が謎を読んでわからないことや不可解なことが入り乱れて、独特の不気味で不思議な世界観が体験できる内容でした。

    まさかこんな展開になるとは! と驚きで一杯の下巻でした。

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    2018年08月18日
  • きのうの世界(上)

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    上司の送別会の最中に突然姿を消した男が、1年後遠く離れた田舎町で死体となって発見されます。

    田舎町は、水路があり目的の分からない塔が立っています。
    犯人探しから明らかになっていく不思議の数々に驚く一冊でした。

    読み進めると、まるで不気味な雰囲気の中、追い立てられるような感覚に陥り、主人公に感情移入していまいます。
    お天気がずっと曇りの中、何かを探して夢中で歩いているような気分になります。

    謎が謎を読んでわからないことや不可解なことが入り乱れて、独特の不気味で不思議な世界観が体験できる内容でした。

    どきどきしながら先を読み進めても謎が深まるばかりで、不安な気持ちでいっぱいになる上巻です。

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    2018年08月18日
  • ブラック・ベルベット

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    神原恵弥シリーズの中で1番面白かった!
    何が嘘で何が真実なのか、全てがもっともらしく、全てが疑わしく感じながら、読み進めた。
    後半の、怒涛の展開がすごかった。

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    2018年07月26日
  • puzzle(パズル)

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    とても短くて、すぐに読み終わります。何かの待ち時間にちょうどいい感じ(私は耳鼻科の待ち時間で読み終えました)。
    ストーリーが興味深く、かなりテンポよく進んで行くので、気楽に楽しめました。ただ、推理をするのを楽しむ方よりはお話自体を楽しむ方向けかも知れません。この話の真相を完璧に推理するのはかなり難しそう。

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    2018年07月24日
  • きのうの世界(下)

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    再読3回目。
    すごい結末。少しずつ、空白が埋められていくパズルみたいな作りの物語。謎が解けていく爽快感、と言いたいところだけど、「なんだ、この結末は!」という、してやられた感が満載。

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    2018年07月10日
  • EPITAPH東京

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    ネタバレ

    再読。単行本で読んだのだが、びっくりするくらい内容を忘れていた。もともとあんまり覚えていないタチなのだが、まるで初めて読んだような気がして、さすがに自分に不安を覚えた。でも、感想は初回と同じような感じ。でも最初とは違って、この構成を恩田さんの遊び心と感じた。読者を置き去りにしてでも好きなことを書いてほしい。私はどこまでもついていきますけど。

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    2018年07月02日
  • ブラック・ベルベット

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    再読3回目。
    わたしの好きな、神原恵弥のシリーズ。これまでに登場したキャラクターが続々登場。めずらしく結論までしっかりしたミステリー。まだまだ続くのかな。どうかな~。

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    2018年07月01日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    10年以上前、中学生の時に、夜のピクニックに続いて恩田陸作品の二つ目として読んだ本。これのせいで長らく恩田陸さんは退廃的な近未来日本のSF作家として私の中でイメージが作られていました。

    日本人だけ旧地球に取り残されて産業廃棄物や放射性物質の除去作業を行なっている世の中。栄誉ある大東京学園は実は弱肉強食、ポイントと強制労働の毎日。夜中に地下に現れるアンダーグラウンド、アングラで昭和のサブカルチャーを隠れて貪る。
    かなり強烈的な男だけの世界観で、面白い。
    こういうSFをもっと書いてほしいなと思いました。

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    2018年07月01日
  • 錆びた太陽

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    ロボットとマルピーと人間と。人外の立場から客観的に人間を見るのは面白い。デンカのオネエキャラは恩田さんならではの雰囲気でノリが好き。

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    2018年06月27日
  • 錆びた太陽

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    ネタバレ

    警告だ、と感じました。
    皮肉や嫌味を詰め込んで社会を痛烈に批判しながら「人間」のあり方について考えさせている。
    無知の一言で片付けて本当に良いのでしょうか。
    「人間を信じるにはあまりにも彼らは前科がありすぎる」という一言が重くのしかかります。
    この本は空想物語では言い表せない気がしてなりません。放射線、AI、外交関係。山のように降り積もって行く問題にどれだけの人が顔を向けているのでしょうか。
    いつか来るかもしれない最悪の未来が、この物語の中の出来事のようでないことを祈ります。

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    2018年06月15日
  • 球形の季節

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    心情の描写がかなり観察されて完成されていると感じた。
    心の機微をよく描いている。
    ストーリーの創造性の高さも良かった。
    人の名前が途中で忘れそうになるのが難点。
    藤田晋になりたい

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    2018年06月01日