恩田陸のレビュー一覧

  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    最初は好みかどうか探り探りでしたが、どんどん読めました。設定は、話の中で自然と折り込まれているので、それも面白くてソワソワしながら引き込まれてた。ワクワクはしない。ソワソワ。終わりの方はだんだんヒヤヒヤしてきたので、下巻はずっとヒヤヒヤなら予感。ミステリアスな部分をずっと引っ張る世界観好きです。下巻にゆきます。

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    2022年12月18日
  • MAZE 新装版

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    ドキドキした。面白くてすぐに読み終わってしまった。恩田さんのこのような作品にはいつも本当に魅了される。
    恵弥さんが登場する続きの話も読みたい。

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    2022年12月14日
  • 上と外(下)

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    あっという間に読み終わりました。面白かった!ずっと辛いし、本当にぎりぎりまで過酷でハラハラしっぱなし。登場人物のぶつける感情で涙したのは久しぶりでした。過酷な環境の中で、若さならではの純粋さと、か弱さがなんとも読んでいて胸が苦しくなる。14歳にしては、賢いし運動能力も凄いのだけど、そこはフィクションとして楽しむ!また、シリーズで練とチカに冒険してほしい。(過酷な冒険になると思うけど)少し登場する家族のみんなも魅力的キャラクターでした。このような設定で読ませる恩田さんますます好きになりました。

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    2022年12月11日
  • 上と外(上)

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    クーデーターに巻き込まれて離れ離れになった家族。というあらすじからは、どんなストーリーか全然わからなかったけど、とにかく訳もわからないけど読み進んでいくと「王の息に触れるな」あたりからどんどん面白くなってきた!心配でずっとハラハラしてる。14歳にしては賢いな!と思ったり。回想による、おじいちゃんの言葉がすごく刺さる言葉が多くて恩田さんの言葉選びすきです。あと恩田さんの少年少女が主人公のお話しいいですよね。

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    2022年12月08日
  • 八月は冷たい城

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     七月…と対になる話だけど、全然異なる。七月…はファンタジーな感じだったが、八月…はホラーというか、ミステリー要素が高い。
    カマキリがでてきた時点で、何となく想像ができたところもあるけど、七月…だけ読んだだけなら美しい感じすらあったのに、180度見かたが変わった。

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    2022年12月08日
  • ブラック・ベルベット

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    2作目飛ばして3作目。MAZEはホラーっぽい面白さだったけど、今回はミステリー。トルコが舞台で、主要観光地を巡りながら謎が深まっていく感じはとても好みだった。
    意外と平和なラストも「これはこれで面白い」と感じた。

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    2022年12月05日
  • 蛇行する川のほとり

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    高校生の歪みながらも美しい夏と、まだ幼かった少女ともう熟れきってしまった大人の過去の約束、事件が絡み合う作品。美しく、哀しい物語だった。

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    2022年11月13日
  • 夢違

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    夢札という未知のテクノロジーによって、変容していく世界と人類を描く、一種のとかのエクスキューズが要らない、ストレートなSF。惹句の類いにはどこにもSFと謳われていないが、これはおそらく作者さんじゃなくて、出版社サイドの意向だろうなあ。売れ行きに悪影響が出るってね。そんなわけで、案外と道標的な機能があるジャンルがあいまいなこともあるのだろう、どこへ向かうのかさっぱり解らない五里霧中な感じでお話は進む。その霧が結末に至って晴れるかと言えばそうでもなく、謎の多くは放り出されたままで終る。にもかかわらず、奇妙にすっきり感があるのが不思議。テクノロジーと人との関係を表す、カメラが進歩するまで、昔の人はも

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    2022年11月06日
  • 七月に流れる花/八月は冷たい城

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    招待状を受け取った人は必ず行かなくてはいけない林間学校。

    規則はたったの3つ。

    謎めいた共同生活に隠された儀式の意味は。。
    隠された悲しい歴史が切なかった。


    七月は少女、八月は少年の目線で描かれ、切なさの中に大切な人を想う温かさを感じた。

    暗い背景の中わ小川を流れる花の色ははっきり見えるような物語でした。

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    2022年11月05日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    キャスリンのところどころおかしいセリフがおもしろい。
    上巻では謎は提示されたけど、登場人物たちについてはまだまだ語られていないところが多そう。
    とりあえず上巻での風呂敷の広げかたはおもしろい。下巻でどうなるやら。

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    2022年10月19日
  • 本からはじまる物語

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    本が好きな人には是非読んでほしい!
    本と人との関わり方、大切な本の思い出、ファンタジーな物語もあり、、、

    色々な方のストーリーをいっぺんに楽しめる欲張りな本です!!

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    2022年10月15日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    ネタバレ

    「利枝子」
    嫌いになりそうな女性と思わせてとても好きな人。冷静で、頭が良くて、蒔生のことがずっと好き。この旅に来て1番よかったのは利枝子なんじゃないかと思う。利枝子の想いはずっと蒔生に向かっていて、下巻だけれど、再婚しないでっていうとことは、特に好き。
    「彰彦」
    とても明るくて、とてつもない闇を抱えている。お姉さんの本当の気持ちにきっと気づいているのに、絶対に向き合いたくないと思っている感じ。友達だったら1番楽しい人。上巻は、本当に蒔生を愛したふたりの想い。

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    2022年10月10日
  • 不安な童話

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    ネタバレ

    ある女性画家の遺作展を観に行ったところから物語は始まる。「見える」感覚のない自分にはわからないことだけど、怖くてたまらない気がする。得することもあるのかな・・・ 万由子は倫子の生まれ変わりなのか。遺言通りに絵を渡しにいくと、本当の倫子が、本当の秒が見えてくる。登場人物は少ないので犯人はすぐに絞れるのだけど、途中でまた事件が起こったりして、謎が増えるのに、解決に向かっているのかわからなくてどきどきした。真相への道が突然な気がしたのは、読み込めていない証拠なのかも。 恩田作品は解決した後の「独白」が好き。

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    2022年10月02日
  • 図書室の海

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    ネタバレ

    色々な味のある短編集。 やっぱり「ピクニックの準備」が大好き。 なかなか理解できないものや好みではないものもあったけども。
    「睡蓮」は理瀬が出てくるので好き。亘の彼女に嫉妬するけど、それはそんな必要のない相手。父親との会話がぎこちない。まだ後継者としての自覚をする前の理瀬。 「春よ、こい」「国境の南」「図書室の海」が好き。

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    2022年10月02日
  • 蛇行する川のほとり

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    先入観や事前知識無しで読みました。
    どストレートな青春物、ミステリー、SFなど、いろんなパターンがあり得る作家さんなので、どんなもんかと思って表紙をめくると、1ページ目にあらすじっぽいことが書いてあります。
    どうやら、どストレートな青春物ってだけでは済まなそうな雰囲気。
    出てくる登場人物は大人びた美少女ばっかり。実在する人物として想像しづらい感じもある。少女漫画の世界のよう。
    前半の雰囲気からだんだん「えっ?」ていうのが増えてきて、完全に予想外の展開でした。

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    2022年09月29日
  • ネクロポリス 下

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    いろいろと暴露される下巻。緊迫感が続いたから少し拍子抜けの結末だったけど、満足。どの登場人物もアクセントになっていて最後まで充実。

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    2022年09月25日
  • ネクロポリス 上

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    ファンタジーの不思議さと、ミステリーの緊張感が大好物。すごく良いバランス。
    仮想の世界観の中に半信半疑に迷い込んでいくのが読んでいてすごく楽しい。いろんな登場人物が絡んでくるのも面白い。

    次々とトラブルが起きるけど、原因が分からないスリルが、ミステリーらしい。
    これだから小説はやめられない、って思わせてくれる。


    上巻の最後ゾッとしつつ、下巻が楽しみ。

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    2022年09月25日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    分かる人には分かる世界 なるほどなるほど。
    レビューが二分するのも分かります。
    SFや不思議な話、時系列が前後する話が好きな人には「大好物」になるのではないのでしょうか。
    私はこの手の話が大好きなので、先が気になって気になって大変でした。
    常野の一族の中では異色なものに含まれるのだと思いますが、まあ確かに「裏返し」「裏返される」「敵」の正体についての言及はないので、疑問符がつきまくるのも分かります。
    しかし、ここで敢えて書かないことが良いのですよ。
    常野も敵も、いつのまにか一元化しているのですから。

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    2025年12月18日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    優しく暖かく残酷な世界の終わりに。 なんとも言えない読後感。
    それは悪い意味ではなく良い意味でなのです。
    文章から広がる田舎の風景。おそらく100年ほど前が舞台で、滔々と語られる風景、描写、感情はとても心地よい。
    聡子様に涙し、峰子に共感する。
    そして不思議な「常野」の一族。
    どこか「ポーの一族」を思わせるような感覚もあります。
    このシリーズ、一旦ケリはついてるのかもしれませんが再開して欲しいです。

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    2025年12月18日
  • 月曜日は水玉の犬

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    恩田陸の書評やエッセーをまとめた一冊。
    読んだことのない本ばかりだったが、恩田陸の書評は本の内容だけでなく、その本を巡る彼女自身の体験や思い出が語られるところがおもしろい。本を読んで、イメージが広がること、想起される思い出、自分も本を読んでいてそういった脳内の旅をしているはずなのに、それを言語化することはほとんどない。それを言葉にしている恩田陸の文章はいつも美しい。

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    2022年09月07日