恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大事な契約書の締切を間近にした保険会社の社員たち、オーディションに挑戦した子役たち、イケメン青年実業家と真面目な会社員のカップル、趣味仲間たちと合流したい老人、幹事長の座をかけたミステリ連合会の会員たち、ペットを探す映画監督…総勢28人が繰り広げるパニックコメディ。
パニックコメディってどんな感じだろう?と思って、ドミノが繋がっていくのか想像もしてなかったけど、「あぁ…その袋は違うよ……!!」と色々な人に順番に感情移入してしまい、あっという間に読み終わってしまった。
最後の最後まで繋がっていくドミノにハラハラドキドキ!単純なバタフライエフェクトものではなく面白かった! -
Posted by ブクログ
霧の立ち込める重々しい雰囲気の中、ぼんやりとした灰色の道が続くという幻想的な風景の描写から物語は始まります。
英国留学中に、「ブラックローズハウス」と呼ばれるお屋敷のパーティーに招かれたリセ。
そのお屋敷は、猟奇的な殺人事件が起きたソールズベリーの遺跡の近くにあり、五弁の薔薇の形をしているブラックローズハウスでも同じような切断遺体が発見される。そして主人のオズワルド・レミントンは何者かに脅迫されていたという。
疑問だらけの連続殺人事件は、終盤一気に展開が加速していきます。
謎めいた聡明な美少女理瀬の佇まいが、英国のお屋敷と見事に調和されていて、どきどきしながら物語を楽しむことができました。
語り手であった、レミントン家の長男アーサーもとても魅力的な人物で、続編に登場することを願っています。 -
Posted by ブクログ
初めての恩田陸さん。
友人複数人から勧められたのでこちらでデビュー!
表現力に圧倒された。
言葉で映画を観たような感覚。
物語自体は少々複雑で、
完全に理解は出来てないんだけど、
(こことここが繋がってたのか!)
(だからこうだったのか!)
と気づく瞬間も楽しかった。
何より、読書でここまで情景が浮かんでくるのは久しぶりの体験で
いつの間にかこの物語の中に自分も入ってしまったよう…
キーワードが後々どんな意味を持ってくるのか
考えるのも謎解きみたいで新鮮だったし、
純粋に2人の時代を越えた愛も楽しめた。
久しくここまでロマンティックな話に触れていなかったのもあって、照れくさくなる場面もいくつかあったけど本当に素敵な一冊だった。
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購入済み
ほんと、恩田陸は芝居などの情景描写がうまい。同じ作者の「チョコレートコスモス」では演劇を、「蜜蜂と遠雷」ではピアノコンクールを、そして本書ではバレエを題材にしている。私は演劇もバレエも見ないし、クラシック音楽は好きだけれども生のコンサートは行ったことがない。それでも、それぞれの著作を読んでいると、まるで目の前で演劇の舞台が繰り広げられ、あるいはピアノが鳴っている様に感じる。本書でもスポットライトを浴びたダンサーの跳躍や優雅な腕の動きが見える様だった。