恩田陸のレビュー一覧

  • 祝祭と予感

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    「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ、短編6つ。
    「蜜蜂と遠雷」は、読んで、すごく感動した作品だつたので、このスピンオフ作品に期待してた。
    期待通りのどれも素敵なお話でした。帯にまた、仲間たちに会える!ってあったけど、本当にまた会えたって感じがした。
    「祝祭と掃苔」の亜矢とマサルと塵の三人のやりとりも楽しいし、「獅子と芍薬」のナサニエルと三枝子の出会い、「竪琴と葦笛」のナサニエルとマサルの出会いとエピソード、「鈴蘭と階段」の奏とヴィオラの話も素敵だった。
    ただ、私としては明石のお話も読みたかったなぁと思う。

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    2025年11月09日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    続きが気になり、いつもなら読めない平日の夜も読んでしまう作品だった。

    どうしても、恋愛系の作品はくっつけばいいのにと思ってしまう。
    こーいう心理??
    小説はくっつかない作品も多いからそれも見どころ

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    2025年11月09日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    今までとちょっと違った。
    まさに 朝の連ドラ風
    1人の女の子の話だけど、おもしろい。
    時々 はさまれる 作者の声が ナレーションのようで また クセになる。

    途中で飽きさせないのは、やはり恩田ワールド

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    2025年11月09日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ニューヒロイン登場
    「梯結子」
    様々人達を救う
    鋭い名探偵のような頭脳で問題を解決!

    社会人として梯の姿を早く見たい

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    2025年11月08日
  • 六番目の小夜子

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    サヨコという存在は何か…
    高校という場所、時間は何となく安定していて確固たるものがあるようにも見えるけど、その中にいるその年その年の高校生にとっては漠然とした時間・場所として流れていて、でも気が付いたら各自それぞれにいつの間にか競争に巻き込まれていたり人生の岐路を選択していたり何か訳のわからない力に抗いようもなく流されていたり、なんだかそんな不安を改めて感じ直すような、思い出すような、面白い作品だった。

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    2025年11月07日
  • 祝祭と予感

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    ナサニエルと三枝子の出会いを描いた獅子と芍薬が好きだった。過去の話にあたるのでもう一度蜜蜂と遠雷を読み直したくなる。

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    2025年11月07日
  • 不連続の世界

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    『月の裏側』ほどは怖くない。ほんのり、じわっと沁みてくる怖さがあった。「幻影キネマ」のお話と最終話の「夜明けのガスパール」が好きだった。特に「夜明けのガスパール」はひょうひょうとしている多聞さんの感情が大きく揺らぐ姿が新鮮。塚崎多聞ってなんなんだろう…

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    2025年11月04日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    歴史のターニングポイントといわれる二・二六事件をテーマにしていることで手に取った作品。宮部みゆきの『蒲生邸事件』も同じ二・二六事件を扱った物語、恩田陸がどんな二・二六事件を描くかとても楽しみ。

    もし自分が二・二六事件の首謀者の一人で、二度目の人生を与えられ事件がやり直されるとしたらどんな行動をとるだろうか。
    読み手は二・二六事件の悲しい結末を知っているだけに皇道派の安藤や栗原に感情移入してしまう。
    石原莞爾や謎のハッカーの存在も常に不穏な空気を物語のなかに漂わせており雪が降り積もる東京は独特の臨場感とぴりぴりとした緊張感が伝わってくる。
    歴史の忠実な再現を行おうとする未来人、それぞれのの思惑

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    2025年11月03日
  • ネバーランド

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    四人それぞれの背負っているものが予想以上に重くて、だからこそ生まれる重厚なストーリーに目が離せません。
    高校生ならではのキラキラした華やかさはありませんが、決して読み辛さはなく、むしろサクサクと読み終えました。
    切なくも清々しい青春群像劇に、軽微なミステリを落としこんだ作品です。

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    2025年11月02日
  • 酒亭DARKNESS

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    怖いのかと構えていたけれど、サクサク読めて楽しい
    こんな短編でもすぐに恩田陸ワールドを感じられるのは流石
    『歌うカステラ』と『ムーン・リヴァー』が特に好きでした
    横書きの小説は昔ケータイ小説読んだぶりかも…!

    あとがきに「メチャメチャ」「マジで」と書かれているのを見て、恩田さんもそういう言葉を使われるんだ…!とちょっぴり親近感がわきました

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    2025年10月30日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    良い意味でも悪い意味でも恩田さんらしい作品ですね~(笑)人々の話から事件の全容が明らかになっていく過程が良い感じですね~(笑)全体を包む雰囲気もいい感じなんですが・・・。やはりミステリとして恩田さんが書く作品は最後に・・・。ってことが多いですね~(笑)

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    2025年10月30日
  • 酒亭DARKNESS

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    超短編ホラー(摩訶不思議系)集。あとがきありの14話で220ページです。最後は横書きで後ろから読むようになってますので、お気をつけ下さい。
    これ、どのくらい経費で取材したんだろう。いいなぁ。ってくらい、日本各地の酒場を元にしたお話があり、どれも少し怖く、不思議で楽しいです。沖縄と横浜と長崎が好きな話。
    読みたがれば小学生でも。基本は中学校以上。
    一、跡継ぎの条件 東京・大森
    代々の店主で引き継がれている禁忌は?
    二、夜のお告げ 神奈川・野毛
    野毛といっても都橋。都橋と野毛は全然違う!んだけどね~。ま、今の野毛はだいぶお店変わったし。しみじみ。幻視でお告げ受けた話とその謎解き。
    三、昭和94年

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    2025年10月30日
  • ネクロポリス 上

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    数年ぶりに再読。東洋と西洋、生と死、など様々な境界線が揺らいで行く世界観に一気に引き込まれる。"お彼岸”というワードだけでここまで世界を創り込めるのは本当に凄いと思う。最初に死者が現れたときの大騒動にはちょっとクスッとしてしまう。異文化の音楽ミックス、ちょっと楽しいかも

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    2025年10月29日
  • 酒亭DARKNESS

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    恩田陸らしい視点のホラー短編集。
    あとがきによると「あちこちで飲みたい」という理由から始まったシリーズのよう。雑談から得るものが多い作品になるのは作者のお人柄ゆえのような気がする。交流の意義を思う。
    基本的に登場人物に名前がない構成が不思議と没入感をもたらしてくれた。
    怪奇は逃げ切ったと思っていた過去にたまに追いつかれてしまうことで現れ、恐怖はいつも思い出の中に潜んでいる。
    3編目でふと村上龍『五分後の世界』を想起。口裂け女、家康と家光、ビリケン、曾根崎心中、それぞれの考察が面白い!14編目は泣いた。

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    2025年10月26日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    色んなパターンの展開が読めるし短編集は隙間時間に最高です!

    と、言っている私は実は一冊でどっぷり世界に浸れる長編派でした。

    好きな作者ができて、その方の短編集から入ったからすんなりハマれたのかな。

    悪い春  麦の海に浮かぶ檻

    が個人的に良かったです。

    もやもやして、もう1ターン読んで、またもやもや。

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    2025年10月23日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ネタバレ

    やっぱり不気味で面白い!
    最初は登場人物誰が誰だかわからなかったのに、最後はみんなに愛着が湧いた。。。
    もう少しみんなの絆というか、事件を経てどう変化したかみたいなのが見れたら嬉しかったし、序盤が怒涛の展開だっただけに後半に物足りなさを感じたりもしたけど、綺麗な終わりかただったしこれがプロなんだろう

    作家ってすごい

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    2025年10月21日
  • チョコレートコスモス

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    演劇はおろかドラマすら観ないのに、物語の吸引力が凄まじくて2日で読み切ってしまった。
    没入感が抜群で、久々に読書を通じて自分とかけ離れた世界を追体験した。
    200ページに達する前までは、この本を読み終えるビジョンが全く見えなかったのに、中盤からはページを捲る手が止まらなかった。
    オーディション編はガラスの仮面っぽさがあって、あっという間に読み切ってしまった。

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    2025年10月21日
  • ブラック・ベルベット

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    神原恵弥シリーズの3作目
    
    今作は、異国情緒漂う中東の国に出張の恵弥
    仕組まれたような出張の予定や、黒い苔に覆われた遺体という謎、画期的な鎮痛剤という噂レベルの薬 D・F、多田直樹から頼まれた人探し等、またまた色々な思惑が交錯している
    
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    外資製薬会社に身を置く凄腕ウイルスハンター・神原恵弥。
    ある博士の捜索を依頼されてT共和国にやってきたが、博士は殺されてしまう。
    一方、この国では全身を黒い苔で覆われて死んだ人間がいるらしい。
    ビジネスで滞在中のかつての恋人・橘は不穏な行動を見せる。
    恵弥が想像だにしない、これらの背景に存在するものとは――?

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    2025年10月20日
  • 八月は冷たい城

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    前作「7月は~」の続編といより、B Sideに近いお話。前作で微妙に回収されなかった伏線がしっかりと回収されています。
    また、前作と同舞台のため、不明点から不安が広がる、とは違い、知っていることの上で新たな謎が出てくる、という形も面白い。
    主人公の光彦が命に対してどう感じ、どう考えを変わっていくのかは、この物語のもう一つ見所。

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    2025年10月20日
  • 酒亭DARKNESS

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    少し前に読んだ「珈琲怪談」は、喫茶店を巡りながら怪談話を語り合うという短編集だった。今回は日本各地の酒場がモチーフの怪談短編集。相変わらず映像的で情緒ある語り口。珈琲怪談よりも好き。まるで、上質な、少しだけ奇妙な話をつまみながら、良い感じに酔えるような。

    跡継ぎの条件
    感じの良いこの古い店は、現店主が3代目。3代目を継ぐにあたり示された条件は、ある時間帯だけ必ずひと席の空席を作ること。オーソドックスな怪談はこの短編集の導入にふさわしい。

    夜のお告げ
    飲み屋が連なる小路。路地の入り口と出口で止まれという小さな声を聞き立ち止まると、目の前で事故が。危機一髪で命拾い。しかしこれは本当にオカルトな

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    2025年10月18日