恩田陸のレビュー一覧

  • ユージニア

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    最初は凄く面白かった。
    会話だけで物語が進んでいって、あとからそれが誰なのか分かって、それがつながっていって。

    私、ちゃんと理解できてるー!って。
    そしたら後半全くわからなくなった笑笑

    このわたしって誰なの?あぁ、兄なの?でも名前が出てこないよ、合ってる?って不確かなまま進んで終わった。
    結構わからない人多いみたいなので、こういうもんなんだなと。
    モヤモヤさせるのがいいのか?私はハッキリ終わらせてほしい。作中の小説がモヤモヤ終わりだから、この小説自体もそうなんでは?って思ってたらそうでした。
    進め方は好きだったのになー。

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    2026年06月08日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    名家で起こった無差別殺人。
    犯人だと言われていた青年は、目の不自由な少女に指示されて起きた事件だった。
    事件について調べている主人公が関係者の証言を個別に聞いていくうちに、真実にたどり着くミステリー。
    展開が分かりやすくて良かった

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    2026年06月08日
  • 不連続の世界

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    ネタバレ

    短編集だったけど、絶妙に繋がってて最後は衝撃だった、、
    多聞が結婚してて、お父さんの病気がきっかけでおかしくなってしまってたなんて、、
    結局奥さんを殺してなくてよかった

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    2026年06月08日
  • 珈琲怪談

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    シリーズものだとは知らずに読み始めた。
    多聞に興味がわいて、そちらのシリーズも読んでみてもいいな、と思ったり。こういう本との出会いもまた良し。

    4人の男性が喫茶店を巡りながら怪談話をする、と言う設定。京都や大阪は分からないが、確かに神田は昔ながらの雰囲気ある喫茶店が多い印象がある。
    喫茶店の少し照明が抑え目でアンティーク雑貨があったりする感じ、言われてみれば怪談と親和性が高いかも。
    あとがきで、これらの話が実話だと言うことにも驚き。私自身は不思議な体験をしたことがないけれど、意外とこう言うちょっと怖くて不思議なことってよくあることなんですかね。
    たまには、こんなまったりとした読書時間も良いな。と言う意味での星4つ。

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    2026年06月08日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ネタバレ

    連続ドラマにしたらどんなに面白いか。
    楽しくて時にニヤっとして、
    最高に楽しい梯結子の青春編。
    「梯」という苗字。「結子」という名前。

    幼い頃から人より秀でている「問題解決能力」
    と
    人と人とを結びつける「コネクション力」

    どんな社会人人生を送るのか、
    個人的には北澤くんとどうなるのか!
    気になる朝ドラ鑑賞家、みたいな視点で次回作を待っています。

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    2026年06月07日
  • 終りなき夜に生れつく

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    もともと短編より長編が好みだが、恩田さんの作品には、短編の方が印象やストーリーが刺さるものもある。コレがまさにそう。本編の夜の底、、、も良かったが、コレはまさにスピンオフらしい、いかに本編に至ったのか、あらためて本編を読み返してみたくなった。残酷な葛城の過去、意外性を知れたのも良き!恩田さんのダークファンタジーはやはり魅力的である。

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    2026年06月06日
  • 薔薇のなかの蛇

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    ホラーは苦手だと思いながら進めていたが、丁寧な描写でやっぱり恩田陸さんはうますぎる!
    一個一個設定を確認しつつも最後まで読めない展開が、ワクワクする。
    解説が三宅香帆さんだったのも驚きで、主人公の性格に着目していて面白かった。なんでこの人を主人公にしたんだろう?って小説では大切だよね。

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    2026年06月05日
  • 月の裏側

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     あらすじを読まずに表紙買いしたので、あれあれ……と思ううちにホラーになって、思わず笑ってしまいました。詩的な表現の多い作家さんだというイメージだったので、序盤で、この不穏な感じがだらだら続いていくのかな?とのんびり歩くような気持ちで読んでいたら、三分の一くらい読んだ辺りからSFホラー……それも、段々と何かが人間に入れ替わるという、どっかで見たSFホラーに。個人的には大好物なので、『面白くなってきたあ!』と駆け足になり、最後は全速力で走る気持ちで読み切りました。ホラーとは言いましたが、中盤以降は洋画的な、動きのある展開が多く、SFとか洋画とか好きなら笑いながら読めるかも。
     むしろ、ストーリーよりも、登場人物の語る「生命の戦略」についての話のほうが刺さりました。「私って、なんでこうなんだろう……」に対しての力強いアンサーにも感じてしまいます。一つになれば平和になるし楽になるだろうけど、やっぱり私は他の人と同じにはなりたくないかなあ……。

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    2026年06月04日
  • spring another season

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    Spring読み終わってすぐ、読み出したので一気に読んでしまいました。
    Springは、ほんとに萬春が中心でしたが、こちらは周りの人達のことが丁寧に書かれています。
    バレエに魅了された実力も美しさも兼ね備えた人達。
    それぞれの人達なりの悩みや苦しみもありつつ、乗り越えて更に大きくなっていく姿がとても気持ちよかったです。そして、次世代へ継承、進化されていく…

    萬春のスペシャルガラのプログラム付きなのがまたいいですよね。

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    2026年06月04日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    学生時代の友人たちと大人になって旅行に行くというのが羨ましいと思った

    屋久島に行ってみたくなった。
    旅行するときに、そこが舞台の小説読むの面白そう

    そういえば夜のピクニックもこんな感じの本だった気がする

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    2026年06月10日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ミステリーを読んだはずなのに、心に残ったのは女たちの矜持だった。

    ˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪

    ミステリーとして紹介されることの多い作品だけれど、実際に読んでみると謎解き以上に、女性の強さを感じられて面白かった!
    ひとりの作家の死をめぐる真相に翻弄されながらも、それを乗り越えるどころか糧として取り込み、それぞれの人生を前へ進めていく女性たち。

    終始お互いを探り合う緊張感のある物語なのに、完全に敵にはなりきれない微妙な距離感が良い。

    美味しそうな料理を囲みながら交わされる、女子会のような気の置けない会話がいい具合に緩みを作っていて、とても読みやすく一気読みしてしまった。

    そして何より、登場する女性たちがみんな格好いい。
    それぞれが自分なりの矜持やプライドを持ち、その強かさに触れることで、自分が女であることを少し誇らしく思えた。

    欲を言えば、物語の中心にいる時子自身の魅力をもう少し見たかった気もする。
    周囲の人々が長年囚われ続けるほどの存在としては少し物足りなく感じた。

    でも、それもまた登場人物たちが過去に縛られるのではなく、それを糧に未来へ進んでいくラストのためだったのかもしれない。

    ミステリーとしても面白かったけれど、それ以上に女性たちの生き方や関係性が印象に残る一冊だった。

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    2026年06月04日
  • 月の裏側

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    ネタバレ

    ホラー。人は元々一つで、今まさに揺り戻しで一つになろうとしていて、掘割から水の津波のような母体が回収に来る、というモノ。人造人間が出来る様は少し気持ち悪いが、全体は淡々としており読みやすい。辻褄が合わない所もあるが、目を瞑れる。

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    2026年05月31日
  • 月曜日は水玉の犬

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    小説もエッセイも好きな数少ない作家の恩田さん。なぜこうも読みやすいのだろうと文がすらすら進んでしまう。いろんな本の解説が載っていたけれど、そこからよく絡めて着地するなぁという視点が面白い。この人を作り上げた本たちが垣間見えるのはとても良い。

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    2026年05月31日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    問いかけてくる作品 群像劇
    学祭のシーンは緊張してしまった 
    ラストはあやふやではあったけど、何人かの小夜子がいたし、これからも現れるし自分も小夜子になるかもしれない 

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    2026年05月30日
  • 祝祭と予感

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    本のページ数かつ三分の一がエッセイなので、想定よりもそれぞれの話は短かった。ホフマン先生と風間塵の出会いがあるというので、本編では故人であったホフマン先生がどんな人かわかるかと思ったが、話が短くて人柄を把握するほどではなく、そこはちょっと残念だった。
    しかし、本編では脇役であった審査員の三枝子やナサニエル先生、課題曲を作曲した菱沼さんについてはそれぞれの性格が垣間見える過去がわかり、より好きになった。特にナサニエル先生は、本編よりかわいい先生だなという印象になった。

    スピンオフ以外の恩田陸先生のそれまで寄稿したエッセイ集は、先生のクラシック好きがよくわかり、面白かった。クラシックが好きだと、レコードの時代からの曲の集め方の変遷や、聞くだけでなく記譜を集めるという考えたことがなかった聞き方をしており、もう一度本編の蜜蜂と遠雷を読みつつ、登場した曲を聴いて見たいと思った。

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    2026年05月30日
  • 光の帝国 常野物語

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    実は自分の周りにも常野の人が隠れているのではないか、なぜ不思議な能力を持っているのか、何か理由があるのではないか。脈々と受け継がれる能力とは相反して、散り散りになって行く一族。読み進めていくうちに、どんどんハマって行く物語、続編があるならばぜひ読みたい。

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    2026年05月28日
  • spring another season

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    素敵な作品
    少年達がバレエを通して表現する美
    追求する美を身体と心を使って表現する
    美の追求者に多い性的嗜好
    それも美しく表されていて
    恩田さん凄い
    この著者の作品でこんなヨーロッパ的
    な歴史や空気を感じさせるの初めて
    だった
    何だか想像力を刺激されて頭の中を涼やかな風が吹き込んだみたい

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    2026年05月26日
  • 祝祭と予感

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    恩田陸さん著「祝祭と予感」
    最近読み終えた「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ作品、6篇からなる短編集。

    「蜜蜂と遠雷」の個性豊かな登場人物達。その彼らのスピンオフ。どれも素晴らしかったし、読んで良かったと思わされるものばかりだった。
    本編「蜜蜂と遠雷」に挿入してしまえば更に長くなってしまうだろうし、コンテスト内という一つの軸がぶれてしまう。
    この形で読者に届けてくれた著者に感謝。

    特に印象に残った2篇

    「袈裟と鞦韆」
    作曲家菱沼忠明が宮沢賢治の詞でもある「春と修羅」という曲の作曲に至るまでの背景が描かれている物語。
    秀逸なのは「蜜蜂」の本編で「菱沼賞」を受賞したコンテスタントは2次で落選した明石。この物語と見事にリンクしている。
    菱沼は明石の演奏こそが彼の作曲までの苦悩や葛藤が共鳴していると思えたのだろう。
    本編では詳しくは描かれなかった「菱沼賞」受賞の経緯、この1篇に集約されていてこの作品を読んでこそ本編の真の姿が分かるといった様な内容だった。

    「伝説と予感」
    ホフマンと風間塵の出会いが描かれる、本編の前日譚の物語。
    このサブタイトル「伝説と予感」、なんて素晴らしいのだろう。
    「蜜蜂」本編でさえ天才ピアニスト?天才ソリスト?なんと形容していいか分からないが風間塵に関しては序章に過ぎないと思わされる描かれ方の中で、その「伝説と予感」は充分すぎるほど描かれていた。
    その前日譚にもある「伝説と予感」…
    素晴らしすぎた。

    本編「蜜蜂~」本作品もそうだが描かれている登場人物達のキャラクターが素晴らしいし、各々が生身で生きている作品なのだと感じられる。
    だからこそ音楽のみならず物語が共鳴して胸に響きわたる様に感じるのだろう。

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    2026年05月26日
  • ネクロポリス 上

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    興味深い気持ちで読み進めました。
    少しずつアナザー・ヒルの形が見えてきていて、それが更に続きが気になる。
    目次に見開きで登場人物が並んでいて最初は身構えたが
    意外と困惑することもなく、スっとキャラクターがイメージできた。
    第六章で大好きな源氏物語の話が出てきて、自分自身の日本の古典の捉え方に新たな視点をもらえた気がしています。
    まだまだ上巻は伏線のばら撒きという感じで解決していないことも沢山。
    上巻の終わり方が少し不穏な様子だったけれど、
    どういう形で結末を迎えるのか楽しみです。

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    2026年05月23日
  • 祝祭と予感

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    直木賞と本屋大賞をW受賞した「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編小説。マサルとシルヴァーバーグの出会い、風間塵とユウジ・フォン=ホフマンの出会いなど、本編では描かれなかった内緒話を披露してもらったようで、得した気分になった。一番好きだったのは、亜夜と塵が奏のヴィオラを見つけるお話。コンクールの後、2人がパリで演奏活動を続けている様子が垣間見れて嬉しかったし、仲良く奏に電話をしている描写が何とも微笑ましかった。

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    2026年05月22日