恩田陸のレビュー一覧

  • spring

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    恩田さんの澄んだ水が小川を流れるような文章を心地よく読ませてもらいました。

    踊りからバレエの曲を創っていく過程が個人的に興味を持ち、ジョージ・オーウェルの小説や童話の内容から曲作りをしているのも実際に聴いてみたいなと思いながら勝手に頭の中で曲にして楽しみました♬

    バレエの曲はクラシックばかりだと思っていたのでコンテンポラリーな部分が多く混ざっている事に驚きました。

    ちょうど音楽を創っていたので重なる部分もあってとても読みやすかったです。

    左下のパラパラ漫画も楽しかったです。

    芸術に興味がある方や実際にやっている方にオススメです♪

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    2026年01月30日
  • spring another season

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    どこまでも耽美な世界に浸り、あっという間に読み終えた。また、ハルたちに会えて、その後のストーリーまで読めるなんて贅沢すぎる。読み終えてから本棚の白いSpring本編の隣にこの紫のAnotherSeasonを並べると、綺麗すぎてテンション爆上がりだった。

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    2026年01月29日
  • 夜のピクニック

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    娘の学校にも1日歩く強歩大会という行事があるんだけど、天候が悪くて今回中止になってしまった。
    この小説とは違うけど、来年は晴天になって青春してきて欲しいなぁと。

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    2026年01月29日
  • 珈琲怪談

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    ネタバレ

    中年男性4人が喫茶店に集まって、珈琲を味わいながら怪談話を披露する。それ自体がなんともファンタジーというか、ホラーチックというか。笑

    語られる怪談は、日常生活で誰でも経験してそうなものから、よくよく考えてみると背筋が凍るようなもの、ほっこり心が温かくなるものまで多種多様です。

    これらが基本的には作者自身の経験や、誰かから聞いた話がもとになっているというから驚き。

    気づいてないだけで身近なところに怪談は佇んでいるのかもしれないですね。

    出てくる喫茶店がすべて魅力的で、訪れてみたくなること請け合いです。(モデルとなっているお店があるよう)
    特定班の方よろしくお願いいたします笑

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    2026年01月28日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    面白かった!
    恋愛話でも、いやミスでもなく、いろんな意味で涙が出たりすることもなく、とてもいい人が良いことをして感動させるとかでもない。

    誰も傷つかず、みんながハッピーになるのが、パズルのピースがパチっとハマるような気持ちよさがあって、読んでいて楽しかった。

    続編が待ち遠しい!

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    2026年01月27日
  • いのちのパレード 新装版

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    ダークファンタジーからSF、ホラー、コメディのようなものまで様々なジャンルのものが収録された短編集

    観光旅行
    スペインの苔
    蝶遣いと春、そして夏

    蛇と虹
    夕飯は七時
    隙間
    当籤者
    かたつむり注意報
    あなたの善良なる教え子より
    エンドマークまでご一緒に
    走り続けよ、ひとすじの煙となるまで
    SUGOROKU
    いのちのパレード
    夜想曲

    観光旅行、夕飯は七時、隙間、当籤者、あなたの善良なる教え子より、SUGOROKUが特に好きでした!

    「観光旅行」は指や手の形をした巨岩が生える奇妙な村を観光する夫婦の話。オチが最後まで全く予想できず驚き!不穏な空気で進むストーリーもよかったです

    「夕飯は七

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    2026年01月27日
  • チョコレートコスモス

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    ずっと最初の数ページだけ読んだ状態で放置していたものの、
    最近になって久しぶりに開いてみたら
    もうほんとに面白すぎて一気に読み終わってしまった。
    なんでこんな面白い作品を途中で放置できてたんだ、と少し後悔。(笑)

    実際に劇を見ているかのような臨場感が、とにかくもう凄かった。ページを捲る手が止まらん止まらん。(笑)
    視点がよく変わる為、たまに置いてけぼりになりそうになったりもしたが
    最終的に神谷さん、巽くん、響子のこのメイン3人の世界線がちゃんとまとまっていくのがワクワクした。
    途中まで謎キャラだった飛鳥個人にもちゃんとフォーカスが当てられてて良かった。

    いいなあ。チョコレートコスモス。

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    2026年01月27日
  • スキマワラシ

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    ネタバレ

    散多は、兄の営む古道具屋を手伝っている。
    時々、古いものの持つ記憶が一瞬見えてしまうこともあるが、兄との古道具屋暮らしに問題はない。

    最近一部都市伝説マニアを騒がせている、廃ビルや解体工事現場に現れるという少女に散多も遭遇し、仮にスキマワラシと名付け、その動向を気にしたりもする。
    スキマワラシは、座敷童とは違い、時間や空間の隙間に現れるのではないかと思われ、その出現パターンを分析したりもするのだが…。

    散多が最近強く反応するのが、古いホテルを解体した時の廃材だったタイルを使った二次作品。
    いろいろなイメージを強制的に受け取らされ、そして自分の両親の若いころの姿をそこに見つける。
    タイルと両

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    2026年01月25日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    映画のような美しい導入。
    これは実写化も頷ける。
    各登場人物にドラマがあり、エンタメ性が高く、中盤までは勢いよく読めた。
    展開が知りたくてどんどん読みたくなる。
    長くに渡って積読で、なぜだか食指が伸びずにようやっと読んだけれど、もっと早くに読んでいても良かったなぁ。
    クラシックやピアノのコンサートに行きたくなってきた。

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    2026年01月24日
  • spring another season

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    「spring」のスピンオフ。
    それぞれの思いがあった。
    芸術の神とともにある人達。この人達のすごさもだけど、この物語を生み出す恩田陸さんが計り知れなくすごいと思う。
    「spring」では春の祭典を観たくなったように、今回は「DANCE in Matisse」観てみたいと思いました。

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    2026年01月24日
  • 灰の劇場

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    フィクションとノンフィクションが交互に展開されるタイプの小説。

    自殺した2人の女性の謎を追う!という最初のミステリー感から考えると肩透かしをくらってしまうかもしれないが、そうではなく、女性(特に中年以降)の人生にある、どこか灰色がかった緩やかな絶望感を淡々と描く日常系(?)の小説として捉えると面白く読めると思う。

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    2026年01月24日
  • 月の裏側

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    ネタバレ

    「珈琲怪談」が面白かったので、塚崎多聞シリーズの第一作を読んでみた。期待通りの作品。
    読み終わったときも長い夢を見ていたような気持ちになった。白日夢やノスタルジイ、ミステリーなど混沌としたものが溶け合ったストーリーだ。
    舞台の街も読者が「来たことがある」「知っている」と思い起こさせる。夕立も蒸し暑い夜も夕闇も、そして久々の美しい月。冬に読んでも梅雨時の感覚がよみがえる。
    結局「アレ」の正体は謎のままで、この小説は謎のまま終わらせるのが正解だと思う。世の中は謎だらけなのだから。ただ多聞は実際のところどうなのだろう。盗まれたのか盗まれてないのか・・・本人は盗まれたと言っているがそれも怪しい。しかし

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    2026年01月23日
  • spring

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    蜜蜂…同様、知識がまったく無いのでそこを気にしてしまうと難しくて全く進まない!
    ので、そこを気にせずサラッと読む!

    天才しか出てこない

    最後の本人の語りは
    ちょっとグッときたなー
    ページの下で踊る人も良かった!
    期間限定の話が読めないのは残念だったなー
    蜜蜂みたいに外伝的なの出てるのだろうか

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    2026年01月22日
  • 黄昏の百合の骨

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    ネタバレ

    この物語の中では3人死んでますが、殺人は一つも無かったということでよろしんですよね?恩田陸さんの小説はこれで2冊目でまだまだ初心者です。前読んだ本は難解過ぎて理解できなかったですが今回はスーッと入ってきました。また恩田さんの本を読みたいと思いました。

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    2026年01月20日
  • 麦の海に沈む果実

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    すごくおもしろかった。恩田陸さんの作品はどれもこれも言葉が綺麗でスイスイ頭に入ってくる。常に不気味な空気が漂っていて、学校から消えていく生徒はどこへ行くのか、2月にきたりせは本当に学校を壊してしまうのかどきどきしながら読み切った。私としては少し悲しい結末だったな… 生徒から愛されている子と教師や大人から愛される子でわかれていて非常におもしろかった。

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    2026年01月20日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ネタバレ

    下巻もさくさく読めた。
    登場人物の今後が想像に委ねられる終わりで、素敵な終わり方。本選の発表の仕方も、当たり前に発表の瞬間があると思ってページを捲るも、最後に審査員の会話で語られるところがさすがだなぁと思った。(順位表は最後にはある)
    音楽の在り方、音楽で生きていく難しさ、素晴らしさ色々と感じることのできる作品でした。
    あと、解説!解説が非常に興味深くて、編集者目線の小説が出来上がるまでを知り、この本が生まれてきた奇跡と感謝でいっぱいになった。やはり小説版は解説がついているところが好きだなぁ〜。

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    2026年01月19日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    主人公の女の子が幼少期から大学卒業までかけて、身の回りにある「キモチワルイ」を解決していく話。
    物語の脚本ももちろんなんですが、作者の恩田陸さんの個人的な語りが最高に面白かった。次回作も楽しみです!

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    2026年01月18日
  • 珈琲怪談

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    ネタバレ

    ホテルのクローゼット、内部照明の所には絶対泊まりたくないと思った…怖い…

    怪談するために、多忙な大人が時間を作って集まるなんて、とても価値ある、大人なアソビだな。やりたい。

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    2026年01月17日
  • spring another season

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    ネタバレ

    springのスピンオフ短編集。バレエの知識がほぼないので専門知識が必要だった本編とはまた違い、HAL、フランツ、JUN、ヴァネッサ、ハッサンのバレエの天才達、その周りの関係者であるバレエの師匠や先生、美潮や七瀬達の視点が短編で読めるので気軽に読める所がよかったです。本編を思い出しながら読み進めました。
    私の中で一番残ったのは「石の花」。HALとフランツのバレエという踊りに対してのそれぞれの想いや互いに認められたいという欲求だったり、独占欲だったり。バレエ以外でもHALの立場、フランツの立場お互いが唯一無二なのに将来必ず訪れる別れを承知している関係が切なく思う。だけども、これが運命なんだなと強

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    2026年01月17日
  • 珈琲怪談

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    おじさん4人組が、さまざまな都市のレトロな喫茶店で繰り広げる怪談話。恐ろしすぎる怪談ではなく、自分たちも子どもの頃から話していたような、知り合いの知り合いがこんなこと言っていたような、親しみやすい内容。私の中で一番心に残ったのが、寝たきりの叔父の万歩計アプリが、初七日の日だけ90万歩以上刻んでいたという話。黄泉の国への足跡か。ただ怖いのではなく、生きていたらそんなこともありそうだと思わせる、どこか大らかな民俗学のような聞き心地。「地下の喫茶店。アンダーグラウンド。黄泉の国に住む人々。こうしてみると、生者と死者は、大して違わないのかもしれない。案外、こんなふうに、普通に日常生活に紛れ込み、一緒に

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    2026年01月16日