恩田陸のレビュー一覧

  • 光の帝国 常野物語

    Posted by ブクログ

    ツル先生の戦時中の話が悲しくて1番印象に残った。この話から物語に惹き込まれていった。

    回収されない謎も多いと思ったけど、続編が2冊あると知って納得。

    章が沢山あって、登場人物が多いから、名前が覚えられず何度も見返した。少し苦労したけど、章を超えた繋がりを発見する瞬間が楽しかった。

    0
    2026年04月01日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    Posted by ブクログ

    ピアノコンクールの話だから曲名は難しくて入ってこなかったけど、色んな人の人生とピアノが結びついて、厳しい世界でどう生き抜いていくか、どうピアノで表現するかとか、心理描写が沢山あって一気に読めた。
    頑張る人ってかっこいいなって思って感動した!

    0
    2026年04月01日
  • 夜のピクニック

    Posted by ブクログ

    2021.6.23
    ★3.9

    高校の伝統行事「歩行祭」で、夜通し80キロを歩く生徒たちの一日を描いた物語である。主人公の貴子は、複雑な関係にある異母兄の西脇融と「話をする」という小さな目標を胸に歩き始める。長い道のりの中で、友人との会話やさまざまな出来事を通して、自分の気持ちや人との関係に向き合っていく物語。

    まさに青春。歩き続ける中で少しずつ心の距離が変わっていく様子が丁寧に描かれていて、夜から朝へと移り変わる時間の流れとともに、登場人物たちの心も変化していくところが魅力的。
    主人公が勇気を出して一歩踏み出す姿には、勇気づけられるし、読んだ後少し前向きになれる小説。

    ✍︎雑音は、うるさ

    0
    2026年04月01日
  • 六番目の小夜子

    Posted by ブクログ

    これは青春群像劇。(ミステリとホラーを求めている人は注意が必要かも)
    タイトルと概要からミステリ或いはホラー系統かと思って読み始めたが、確かにエッセンスはあるものの、その実素敵な青春作品だった。

    0
    2026年04月02日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふ〜!読み切った!
    とくに亜夜がマサルを絵の具で例える表現がとてもすきだった。登場人物誰一人欠かせない、あったかい話だったな〜

    0
    2026年03月31日
  • 夜明けの花園

    Posted by ブクログ

    やはり私にはハマります。

    「麦の海に沈む果実」に登場する人物達のその後が短編で集約されて描かれています。

    理瀬シリーズ特有?の不気味な雰囲気やゴシック感というのは読んでて本当に面白いです。
    なので、読み始めて1日半で読み終えてしまいました 笑

    0
    2026年03月31日
  • spring

    Posted by ブクログ

    バレエ界の1人の天才が、友人、叔父、作曲家、本人の視点で描かれる。同じ時期の事も視点によって理解が違い面白いが、作曲家のパートはちょっと冗長で飽きがちだった

    0
    2026年03月30日
  • チョコレートコスモス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読み終えて、まず感じたのは強い没入感だった。舞台や芝居に特別な関心があるわけではない私でも、物語に引き込まれ、芝居の世界を少し覗き見たような感覚を味わえたのが印象的だった。

    一方で、オーディションでの演技シーンはやや難しく感じた。作中で演じられている芝居そのもののストーリーを知らないため、断片的な描写だけでは完全に理解しきれず、少し置いていかれるような感覚もあった。しかし、響子の感情に焦点を当てて読むことで、物語の流れや緊張感は十分に伝わってきた。

    この作品で特に印象に残ったのは、飛鳥という存在の描かれ方である。周囲の人物たちの視点から見た飛鳥は、天才的で異質、どこか恐ろしさすら感

    0
    2026年03月29日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

    Posted by ブクログ

    上巻がいわば明石の「生活者の音楽」を描いたものだとすれば、下巻は風間塵を触媒としてマサル、栄伝亜夜が羽ばたいて行く物語。

    音楽を世界に連れ出す、亜夜を音楽の世界に連れ戻す、音楽を世界に還元する、演繹的かつ帰納的な表現に富んだ作品で心を打たれた。

    言ってしまえば「読書」とは文学作品を消費する行動であるが(もちろん読み終えた後に残るものはある)、この作品は読み進めていく中で文章を音に変え、心に蓄積させてくれる。
    結果感動的なシーンでもなんでもない音楽の描写がすごく泣けてくる。感動でもなく、ただ心が溢れた結果なのだと思うが、
    これも音楽が世界、自然に還元されていると言ってもいいのではないか。と思

    0
    2026年03月28日
  • 珈琲怪談

    Posted by ブクログ

    4人の中年男性たちがハシゴ珈琲をしながら怪談を語り合うという話。
    4人の関係性や怪談に怖がるおじさんたちがとても微笑ましい。
    作中の怪談はほぼ実話という事で、オチがなかったり脈絡がなかったりするのが、とても良い。
    各章ごとの余韻が味わい深く、良い読書体験だった。

    0
    2026年03月28日
  • 不連続の世界

    Posted by ブクログ

    恩田陸作品では珍しい
    キャラクターの共通するシリーズ
    「塚崎多聞シリーズ」の2作目。

    形式は短編集。

    1作目の雰囲気から、
    少し幻想的な、霧に包まれていくような謎体験が得られるかと思って読んだけれど、
    想像よりもずっと明確な解答の用意された短編集だった。

    同名のキャラクターが登場するシリーズもののような扱いだけれど、
    世界観はパラレルで直接つながっているわけではないです。

    0
    2026年03月27日
  • 蛇行する川のほとり

    Posted by ブクログ

    恩田さんの描く女性、少女は、今の時代に存在しうるのだろうか。不穏でありながら、誰にも媚びることなく凛として潔い。私は好きだなぁ、ノスタルジーを感じる。残酷な運命を彼女たちに負わせた、、、恩田さんはそう述べている。確かに衝撃体なエピソードが待っていた。男性、ガラス細工のような少年も登場するんだけど、あくまで観察者というか、脇役のようだ。

    0
    2026年03月27日
  • 珈琲怪談

    Posted by ブクログ

    淡々とただ集まって怖い話をしていく物語。
    退屈に思う人もいると思う。
    私は何かこういうの好き。
    というか、こういう集まりに憧れているのかもしれない。

    0
    2026年03月26日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

    Posted by ブクログ

    音を楽しむ、ってこういうことなんだろうね。
    音楽をしている人の感性がすごく好き。あんな情景が頭の中で描かれるなんて、想像したこともなかった。まぁ、そんなこと考えてるのってほんの一握りの天才なんだろうけど。
    でもそんな神格化しなくても、音楽が日常にありふれていていいんだなとも思った。

    もしあの時ピアノを習っていたら、私の人生どうなってたんだろうなぁ。

    2日で上下巻読み切った。面白かった!

    0
    2026年03月26日
  • 夜のピクニック

    Posted by ブクログ

    登場人物の人間味というか高校生らしさというかそういうのが溢れていて、読み進めていくと、どんどん各キャラクターを好きになって言った。
    この1冊で経過するのはたった1日という時間だけど、その一日の中でキャラクターの個性とか心情の変化とかそういったものの表現が、凄くわかりやすいから引き込まれたのかなとおもう。
    これを読んだ後に高校生になったらどんな高校生活を送ってたかなと想像したくなる1冊だった。

    0
    2026年03月24日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

    Posted by ブクログ

    コレは面白い!ニ・ニ六事件をモチーフにしたストーリー、ということでもっと硬くて理解しづらいかと思ってたが、読む手が止まらなくなるエンタメ感。流石、恩田さん。これは下巻が楽しみです。この勢いなら、恩田ワールドの上位に入るのでは〜!

    0
    2026年03月24日
  • チョコレートコスモス

    Posted by ブクログ

    演劇の天才を描く物語
    「蜜蜂と遠雷」がピアノの天才なら、これは演技の天才

    芸能一家に生まれ、容姿と演劇の才能に恵まれた東響子

    幼い頃から空手に打ち込んでいたという異色の経歴を持つ佐々木飛鳥
    舞台にたった経験がないにもかかわらず、彼女が何かを演じる技術は初めから卓越している
    旗揚げもしていない無名の男子学生集団に演技力を見出され入団し、その才能は演劇業界に広まっていく

    そんなに圧倒的な演技というものを観たことがないので、天才っぷりをリアルには想像できない
    「蜜蜂と遠雷」と同様に、演劇に関する素養のある人ならもっとリアルを感じて読めるのでしょうね

    登場人物がちょいちょい現実の人を彷彿させる

    0
    2026年03月24日
  • 麦の海に沈む果実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごく良かったです。『冷たい校舎の時はとまる』が好きな方におすすめと聞いて購入しましたが、こちらの方が好きかも。終盤でも謎は解けないまま、少ない残りページでどのような真相が提示されるのかと思いきや。まさかの真実に唖然。校長の妄想のように理瀬は演じていたのか否か。黎二の存在が、冷静な理瀬の心に少しの影響を与えただろうことを救いに思いました。恩田さんの作品は初読みでしたが、あらすじに心惹かれたのか積本の中に他の作品が数冊あることを発見。楽しみに読んでいきたいです。

    0
    2026年03月23日
  • 劫尽童女

    Posted by ブクログ

    コレは傑作だ!と読み進めて、ラストが??だった、、、ので星4.。途中までは、すごく良かったんですよ。早く読みたい!どこへたどり着くんだぁ!とワクワク。そこは、恩田さんなのですねぇ。オチが読者に委ねられてるというか、なんだけど、やはりコレは傑作です。残念なのは装丁かも。ファンタジーな童女の物語かと思いましたから〜。

    0
    2026年03月22日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    Posted by ブクログ

    天才とか才能があるって言われる人、いるよね。優秀なんていう言葉じゃ片付けられない、ぶっ飛んだものを持ってる人。その人にとっての表現方法がピアノだったんだろうし、そういうものに出会えていることが幸せだよね。離れてしまったとしても結局吸い寄せられるし、そこで生きていくしかないんだよな。飛び込んでしまった井戸からは出られない。

    お前誰だよって感じだよね。
    これから下も読みます。

    0
    2026年03月22日