恩田陸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
バレエダンサーがテーマの人気長編の続編である。続編は、短編集であった。長編で活躍した登場人物ひとりひとりが取り上げられ、前日譚や後日譚、サイドストーリーなどが展開される。
…ただ、入手するまでにずいぶん時間がかかってしまって、本を開いても出てくる人物出てくる人物、ほとんど覚えてない笑 覚えてなくてもったいない気もしたが、それでも楽しめるのだからさすが恩田陸…。
そして読んでいくうちに少しずつ思い出す。あの日の光…。挑戦、葛藤、栄光。
短編のなかで、主人公の萬春のかなり未来を垣間見る物語もある。おじいさんになったバレエダンサー兼振付家へのインタビューという形式だ。不覚にも月日の流れと人生と -
Posted by ブクログ
読むと奈良に行きたくなり、
奈良に行くと読みたくなる。
大好きな恩田陸さん。
夜のピクニックは代表作の一つだが
この『まひるの月を追いかけて』は、大人版「夜のピクニック」だ。
二人の女性が、一人の男性の話をしながら奈良を、明日香を、山辺の道をひたすらに歩く。のどかな風景描写も挟まって…と、ほっこりした作品かのようだが、さすがは恩田陸さん、そんなストレートな展開にはしてくれない。
そもそも、恩田さんの作品には「不穏さ」がつきまとう。はっきりとは書かないけど、何か良くないことが起こるのではないか、と気持ちをざわつかせる描写がとてもうまい。
この作品も同様で、どこか不穏なのだ。
そして、次々と「何