恩田陸のレビュー一覧

  • 私と踊って

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    良かった~。恩田陸さんの作品はとても好き。いつも楽しませていただいています。この短編集も、どれも楽しませてもらいましたが、私は「火星の運河」が一番気に入りました。「死者の季節」「二人でお茶を」も良かった~。

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    2021年08月25日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    星5なんですが、他の常野シリーズと比べると面白さ、清々しさが少し下がるかな。遠野、より、恩田ワールドが強い。まぁ、恩田作品なので当然なのですが。遠野、じゃなくて常野、だし。わかってはいるのですが(^^;

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    2021年08月18日
  • ネクロポリス 下

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    この本を初めて読んだのは学生時代。
    こういう終わり方だったのかーと結末を覚えていなかった私。
    割とあっさりしてたんだなぁ。
    テリーとジミーのところは怖いし、外からではなく内から外に出て行くというのはこのアナザーヒルにおいてはたしかにこわいな、と思いました。

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    2021年08月14日
  • ネクロポリス 上

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    再読。恩田陸さんらしい、この雰囲気。
    ファンタジーのようなホラーのような。
    びびりの私には無理だけど、非日常を味わえそうなアナザーヒル。
    怖い体験さえなければ朝から晩まで飲んでおしゃべりして楽しそう。

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    2021年08月14日
  • 訪問者

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    推理小説だけど、推理していくのが記者と偽った弁護士と売れない役者。
    閉鎖された山中の家で年寄りと家政婦、DVに悩まされた母娘。
    どんでん返しに一気読み。

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    2021年08月12日
  • ネバーランド

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    文章の書き方がすごく好きだと思った。
    4人それぞれに数えきれない程の心の変化や様々な心情が描写されていて、大人になりきれていない学生らしさがよく現れていた(若干大人っぽすぎるとも感じたが)。
    4人が語る過去の話は目を背けたいほど重いはずなのに、次のページではカラッと明るい場面になっていることが多く、そこに違和感を持たせないところに作者の腕前を感じた。
    各人物に個性が出ていてよかった。
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    舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。

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    2025年04月14日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    上巻から一気読みしました。
    全く関係のない10人が、次第にそれぞれの背景が明らかになっていって、お互い疑心暗鬼になりながら物語を紡いでいく様子は「12人の優しい日本人たち」を何故か彷彿とさせます。
    最後、伏線が一点に集約されていくその鮮やかさには舌を巻きました。さすが恩田陸、想像を超えてきますね。

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    2021年07月28日
  • ネクロポリス 下

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    恩田陸のなかでも好きで何回も読んでしまう
    ヒガン、いってみたい〜!楽し〜!
    ファンタジー感とミステリのバランスが最高
    出てくる女性たちも魅力的

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    2021年06月20日
  • 夜の底は柔らかな幻(下)

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    ネタバレ

    下巻の登録忘れてた。

    最後、意味がよくわからない。再読なのに。
    きっと初めて読んだ時もわからなかったな。

    葛城と実邦もなんなんだろうな。
    みんなまとめてなんなんだろう・・・

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    2021年05月10日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    三月は深き紅の淵を に出てくる幻の本の、1話目に当たる話なのでしょうか?
    ほんとに面白いですよね。
    毎日の暮らしの中で遭遇する小さな謎(待ち合わせして、同じ時間に同じ場所にいたはずなのに会えないとか)から、一時期ニュースにもなった話題性のある謎まで、たくさんの美しい謎だらけ。解決するものもあれば有耶無耶になるものもあって、こんなにたくさん楽しんじゃっていいのー?!という感じ。
    4人の登場人物がいて、それぞれが一章ずつ語っていくのだけど、この4人なら蒔生が最後なのかと思いきや、節子がトリというのもなんだか不穏だし。
    恩田陸さんの作品の中では、これが1番好きです。

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    2021年05月09日
  • 上と外(上)

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    恩田陸には珍しい冒険サバイバルもの。南米のジャングルで彷徨う練と千華子兄弟の心理描写や、熱帯の空気感の表現がすごくて、2人と一緒に自分も冒険しているような気になる。

    出だしが、やや捉えどころがなくて、あまり進まなかったけれど、そこを過ぎたら一気に下巻まで読み終わってしまった。

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    2021年05月03日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    再読ww

    あーー、こんな話だった!!と思い出すけど、先の展開は思い出せない。
    そしてスピンオフの内容も忘れつつある。

    自分の脳みそが心配・・・

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    2021年04月17日
  • 訪問者

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    ネタバレ

    面白かった!久しぶりに読んだけど、昔より面白かった気がする。大人なせめぎあいが分かるようになったからか。こんな筋書きなのかなーと思っているものが訪問者が来るたびひっくりかえされる気持ちよさよ。読後感もよく、また読みたい。

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    2021年04月07日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    面白かった!
    登場人物がたくさん出てきてわけわかんなくなりそうだったので、コメントの中に相関図を書いた方がいて同じようにさせてもらいました。本の厚さに不安に思っていましたが全くそんな心配は必要無かったです。会話や思考から誰だろうと考える時間の楽しかったこと…。
    「消滅」の意味が今一つではありましたが。
    魅力的な登場人物の皆さんのスピンオフがあったら読みたいです。

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    2021年03月08日
  • 不連続の世界

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    塚崎多聞が主人公の短編集。
    目立つようなキャラではないけど、魅力的なキャラです。側にいたらいいなって印象です。
    この短編集のうち気に入ってるのが下記の二編です。
    「悪魔を憐れむ歌」:最後の拭いきれない後味の悪さは鳥肌ものです。そんなトラウマに残るような笑い方しないでと思いました。
    「夜明けのガスパール」:妻が別居中に3人の友人と夜行列車で怪談をやりながら讃岐うどんを食べに行くお話。中年男性が大学生のようなことをしているってところがこのお話のキーポイントになってる感じした。そして読み終えて思ったのは友人っていいものなのだなと思ったことです。いいな、なんか。

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    2021年02月27日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

    購入済み

    文章がきれいで、ぐんぐん引き込まれる本。
    音楽をよくここまで文章化できるのって、すごいと思う。読んでいるだけで、コンクールのその場にいないのに音楽を感じてしまうような臨場感を感じました。
    音楽やピアノに興味ない私でも楽しめる本。

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    2021年01月23日
  • 七月に流れる花

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    短くまとまっているが、非常に読みごたえのある物語だった。八月の方も楽しみだ。
    メメントモリ、死を思えっていうのは、こんな状況だからこそ大事にしたい。
    忌み嫌うのではなく、深く見つめることで生とは何かに思いをはせたいものである。

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    2021年01月07日
  • 上と外(下)

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    南米密林サバイバル・考古学ミステリー・家族もの・歴史政治もの…と、1つの作品にここまでジャンルを盛り込んでるはずなのに、ここまでラスト整然とストレートに収束させるなんて こんな恩田陸あったんだという心地

    恩田陸といえば、風呂敷を拡げまくってそのまま終わることが多いけど、それがネックだったという人にはこの分量に怯えずぜひ手を出してほしい1冊です

    ファンとしては風呂敷放り投げな終わりすら持ち味、くらいには愛していたのですが、今回は最後まで美しくストレートな終わり方だったのにも余計にびっくりしたし、やっぱこうやってちゃんと終わると物語としての面白さってここまで違うんだ…とか謎の感動も得てしまった

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    2020年12月28日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

    購入済み

    とても楽しかったです。
    本を読んでいただけとは思えない、素晴らしいエンタテインメントを体験させていただきました。
    有意義な時間でした^^

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    2020年12月19日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    購入済み

    すごく良いです!! 上巻を読んだだけで、傑作だということがわかます。
    なんでもっと早く読まなかったんだろう。自分を殴りたい。

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    2020年12月19日