恩田陸のレビュー一覧

  • 上と外(上)

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    壮大な物語です。
    初めは退屈な物を読んでいる感じが
    途中からの展開がハラハラして本から目が離せなくなりました。
    このまま彼らの運命はどうなるのだろう?
    下巻に続く

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    2025年07月07日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    再読。
    常野物語、どんな話だったかと思いながら読み返しました。
    古き良きのどかな時代の話かと思ったら聡子様の最後のくだり、そして戦後に繋がるエピソード。爽やかな青春と重たい現実に胸が塞がるような後味でした。対比によって、主人公と聡子様たちが過ごした時間がより一層懐かしく、引き立っていました。

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    2025年07月06日
  • 鈍色幻視行

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    最高すぎます。
    これだけぶ厚いのでわくわくしながら読み始めましたが

    1冊の本(映画)について話すところは三月は深き紅の淵を
    男女複数人で、謎について語りあいながら旅をするところは黒と茶の幻想
    最後の方でインタビュー形式の章が出てきますが、それはユージニアやQ&A

    などなど、過去の大好きな作品の要素がふんだんにちりばめられているではないか・・と大変興奮しました。
    本当に贅沢な小説!
    恩田さんの小説は、お話の中に出てくるエピソードトークが良すぎて、本題の謎があやふやなままでも、まぁいっか となってしまうんですよね(私は)。
    『夜果つるところ』も楽しみにしています。

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    2025年06月26日
  • 月の裏側

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    多聞さんまで盗まれたいたとは 予想外の展開でした

    掌に握られていた鳩笛 藍子も同じ鳩笛を握りしめていたのは何故?

    得体のしれない あれの存在にビクビクしながら
    楽しんで読みました

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    2025年06月26日
  • 黄昏の百合の骨

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    前作の続きということで理瀬シリーズすっかりハマってしまいました♡
    今回は、亡き祖母の遺言により魔女の館と呼ばれる、祖母が住んでいた家に叔母2人と一緒に住むことに。
    近所では気味悪がられているこの家で祖母は不可解な死を遂げている。
    そして祖母と血のつながりがない叔母2人は何かを企み腹の探り合いをしながら理瀬は過ごしていく。
    百合の匂いが漂うこのグラバー邸ではどんな秘密が待っているのだろうか?

    2作目も不穏なミステリー。
    今回は理瀬の従兄弟の亘や稔が登場し、
    前作と違う覚醒した理瀬にドキドキします☺️
    昔や次の理瀬が知りたくなり、3作目も買ってしまいました。
    理瀬ワールド中毒になって抜け出せない

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    2025年06月22日
  • 夜明けの花園

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    通勤帰宅時にオーディブルで聴きました。
    とても好きな雰囲気の作品でした。
    聴き始めてすぐにシリーズものだってことに気づくも面白くて最後まで聴いちゃいました。
    理瀬シリーズちゃんと最初から読みたくなりました。

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    2025年06月16日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    毒で吐いてる猫が白い繭なら男が来る前の時間帯家にあったジュースにもう毒が入っていた、半年前から緋紗子は男に会っていないが男は花の声を聞いている、前々日に花の声からメモを渡されている。8章で丸窓さんと思われる家の白い百日紅と女の声=丸窓さんの家で男は花の声、指示を聞いていた?(ラブチェアの花は赤)

    緋紗子は小学校に上がる前に視力をなくしていて、その前に祈りの部屋で懺悔させられている。何故か。蝙蝠の気配と言い換えている事が幼い娘に起きた罪で懺悔させられている。視力をなくした事が神の思し召し=天罰?
    男と話していた事を気づかれて、懺悔室で祈りを捧げているのを花の声を探していた男が聞いていたなら声を

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    2025年06月15日
  • 月の裏側

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     月は夜空に浮かぶ。いつも月を見ているが、しかし、地球から月の裏側は見えない。それでも、月を見て、月は知っているような気になる。しかし、見えていない月の裏側で何が行われているのか?

     この物語は、見えていることだけでなく、実は見えていないものが、知らない間に存在し、それが現在の見えている世界に関与しているという。認識の不確かさと日常生活の脆さがあらわになる。随分前に、月の裏側に置き去りにされた夢を見たことがある。荒涼とした月の原野に見えるのは漆黒の空だった。本書は、堀と川が多い街で、人が忽然と姿を消し、数日後に記憶を失った状態で戻ってくるという不可解な事件を巡る物語。その事件の謎解きは、はっ

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    2025年06月13日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    この小説を読んで、YouTubeで動画見ました!
    素敵な寝台列車でした!
    私もいつか未来の旦那さんと泊まってみたいなと思いました!

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    2025年06月13日
  • ネバーランド

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    恩田陸さんの小説はうっすらBLの雰囲気が漂いますね。冬休み、年末の学生寮、古びた洋館という設定だけで萌え、青春。僕も学生寮生活してみたかったなぁ。子どもには学生寮生活をさせよう!(あっ僕、結婚してなかった…)

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    2025年06月08日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷を読んで、風間塵とホフマン先生の出会いとかコンクール後の物語が読みたい!ってレビューで書いてたらこの小説があることを教えていただいて。読めてほんと良かった!蜜蜂と遠雷を読んでからこのスピンオフを読むとなんだろうな、幸せな気持ちになりました。登場人物のみんなが変わってなくて、やっぱ好きだなって思った作品でした。教えていただいた方、ほんとありがとうございました!

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    2025年06月07日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    静かで上品で、風に揺れる草花のように趣深い作品だった。
    登場人物の佇まいや世界の描き方、そのすべてが柔らかくて清らかで、読み終えたあとも心に残り続ける。
    この本が似合うような、静かな気品をまとった人間になりたい。

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    2025年06月01日
  • 薔薇のなかの蛇

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    少し生々しいグロテスクな描写があってお昼休憩中に読むには失敗と思ったところもあったけど、やはり理瀬シリーズは間違いなかった

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    2025年05月30日
  • ネバーランド

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    酒盛りのシーンとかみんなでホットプレート探しに行くところ、朝4人で走ってるシーンとか青春で満ち満ちてた。

    寛司の結婚への考え方(P85)(P215)とか子供の立場からの親への意見(P149)、人それぞれの良さ(P168)とか面白かった。

    解説でも書かれていたように、頭のいい4人はみんなと当たり障りなくやっていく方法を知っているはずなのに、統がいるせいで(おかげで?)自分が普段人に見せないところを見せているのが良かった。

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    2025年05月27日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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     話が大きく動き出すのは、文庫本で180ページくらいから、それまではゆるやかに主要なキャラクターの人となりが描かれていきます。掛け合いの楽しさや文章の読み心地の良さもあって、導入が終わるまでにそんなページが掛かっていたことに驚きました。とはいえ、ネタバレとは言えないものの、ここからの展開を語ってしまうのは若干ためらいがあります(文庫本の裏表紙には書かれていますが)

     すこし伏せながら伝えるとしたら、本作は空港の入管で別室に案内された性別も年齢もバラバラの11人の日本人が、彼ら同士で議論して、「この中にたったひとりいるある思惑を持った人物」を導き出すミステリです。緊迫した状況の中に、登場人物同

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    2025年05月27日
  • 本からはじまる物語

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    面白かったー。
    「本」からはじまるのがテーマといっても、それぞれの作家さんごとにアプローチが違って、ジャンルもそれぞれで楽しかった。
    恩田陸さんの「飛び出す絵本」、「飛び出す」の意味をそう持っていくか、というのが面白いし、阿刀田高さんの『本屋の魔法使い』も素敵。石田衣良さん三崎亜記が久々だった。
    どれもよかったけど、やっぱり、なんと言っても朱川湊人さん!ここで猫の話が読めるなんて、最高すぎる。朱川さん、大好きだー。お初の山本一力さんも猫♪
    はい、もう、これはかんっぺきに猫本である!!

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    2025年05月26日
  • 愚かな薔薇 上

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    永遠と一瞬は同じものだ。オール・オア・ナッシング。オールとナッシングは等価だ。

    瞬くようにすぎる人生の中で、束の間の永遠を求めたところで何になるのだろうか?私性の永続にどれほどの意味があるのだろう。
    何かを託され、それをまた託していく。その連なりこそが真の永遠だろう。

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    2025年05月26日
  • 灰の劇場

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    場面展開が激しく難しいお話でした。
    ずっと小説家や物書きの脳を覗いているような気持ちで読みました。
    芸術の描写はさすがですね。ここを書く恩田陸が好きで作品を選ぶまであります。

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    2025年05月17日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    1、2作目に続く常野物語
    3作目はSF、サスペンス色強め
    短編出てたオセロゲームが好きだったから続きを読めてよかった

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    2025年05月14日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    途中で本を閉じてもしばらく頭の中で尾を引いているような、没入感のある小説を久しぶりに読んだ気がする。

    登場人物の男女4人がそれぞれの視点で語る4章構成(文庫では上下巻で)となっているのだが、それぞれに感情移入できた。また、メインテーマに据えられている過去の事件(?)の謎解きだけでなく、それとは無関係な会話も、軽快かつ知的で面白い。

    人は思い出したくないことは思い出せないようになっている。自分にもそういうことがあるだろうか、と考えてみたけども、彼らの「Y島旅行」のように、過去を共有する人たちと、がっつり向き合う機会でも作らなければ気がつかないものだろう。

    #ところで、この書名はどこから来た

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    2025年05月06日