恩田陸のレビュー一覧

  • 終りなき夜に生れつく

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    独特の世界観に惹き込まれて一気に読んでしまいました。
    ダークではありますが、すんなり入ってくる物語でした。

    こちらはスピンオフとのことなので、本編も読みたいなと思います。

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    2025年05月01日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    夜のピクニックと蜂蜜と遠雷がすごく良くて、購入したけれど読んでいなかったこちらを手に取り読んでみた。自分は峰子くらいの時に冷戦が終わって世界は平和なんだって言う認識で育ってきた。峰子が世の中に色々不安を感じているのと今がちょうど重なるな、とか、楽しいやりとりの毎日にわくわくしたり聡子様の将来にざわざわしたり、びっくりするくらい一気に読んだ。
    それからシリーズ物の中にあたる話のようだと気がついた。もうこの本から読んでしまったのはしょうがない。他の話も読んでみよう。

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    2025年04月29日
  • 夜果つるところ

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    飯合梓版のカバーと奥付がめちゃくちゃ良い。『鈍色幻視行』の作中作なのでネタバレを知ってるんだけれど、完全に忘れて惹き込まれちゃった。鈍色の人たちが自分の物語に置き換えてしまうほど執着するのも納得。墜月荘の空気感がとても好き。鈍色もう一回読まなきゃ。

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    2025年04月29日
  • 私の家では何も起こらない

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    「私の家では色々起こるけど私が気にしてない話」By友人
    恩田陸らしい静謐さと感情の表現×館ホラー(ホラーだよな?)で面白かった。

    以前オススメして貰った館物とはまた違うけど、外国の田舎の古い屋敷って良いよね。絶対何か出るだろっていう暗い雰囲気。湿気を感じる。
    湿気を感じるのって世界共通なんだろうか。
    電気の通ってない暗い部屋、遠くで水の滴る音がしたら、何となく不気味。
    水の滴る音って、場所によっては清涼に感じるのにな。不思議。

    最初の作家の先生の話と、大工さんの親子と幽霊の話が好きだった。
    嗚呼でも姉妹の話も寓話ぽくて良かったし、床下の女の子の話も可愛かったな。
    薄くて寝る前にサクサク読め

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    2025年04月28日
  • 黄昏の百合の骨

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    大好きな理瀬シリーズ。
    恩田先生の文章は読んでいて想像力が働くというか、とても美しく綺麗で、ワクワクキラキラする感じがした!(前回大変自分に合わない作品を読んでいたためよりそう感じた)
    麦の〜から理瀬の成長を感じた。理瀬にはまだ少女でいて欲しいような少し寂しい気持ちになった笑
    パパ結構好きなんですよね。私。

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    2025年04月27日
  • 象と耳鳴り

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    ジャンルとしては推理小説、「パズラー」と呼ばれる領域のものだそうです。連作短編集です。シンプルながら味のある装丁に魅せられて買いましたが、しばらく積ん読状態でした。ある時NHKをみてたら曜変天目という陶器が出てきて、そういえばこの本の目次に曜変天目というタイトルの話があったなぁと思い出し、「曜変天目の夜」を読んだところ、一気に引き込まれました。推理小説はあまり読まないのですが、この本にはやられました。犯人探しというわけではなく、出来事について考察するのが話のメインです。「六番目の小夜子」に出てくる人物のお父さんが主人公です。好みが分かれると思いますが、私はとても気に入りました。

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    2025年04月26日
  • ドミノin上海

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    前作に引き続き、多くの人たちの個別の物語がパラレルで進行し、いつの間にか少しずつ一箇所に集まり始めて最後にドカンと全関係者が乱れ舞う構成は非常に面白い。
    よく「恩田ワールド」と言われますが、一般的に言うところとは違う特徴ながらもう一つの恩田ワールドとして大好きなシリーズです。

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    2025年04月24日
  • 麦の海に沈む果実

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    魔法が出てこないハリーポッターと勝手に印象付けています。
    ダークファンタジーっぽい側面がありつつ、しっかりゴシックミステリーなので、いろいろとジャンルとジャンルの架け橋になりそうな作品だと思います。
    個人的な好みとしては満点レベルで、とにかく読み終わるのが嫌でした。
    シリーズ物だと知ったのは読んでる途中だったので、奇跡的に一発目を引き当てる事が出来て良かったです(笑)
    とにかく大好きな作品になりました!

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    2025年04月20日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    JR九州の豪華寝台列車ななつ星の旅のアンソロジー。
    読んでいてどんな列車なのかと調べてみたら本当に豪華で本当にめっちゃ素敵

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    2025年04月17日
  • 麦の海に沈む果実

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    久しぶりにわくわくする小説に出会いました☺️

    ダークでミステリーで学園もの。
    理瀬は2月の終わりに、湿原に佇む奇妙な学園に転校することとなる。しかしここは【3月の国】と呼ばれ、3月に転校生がくるもの。2月の終わりにくる転校生は破滅をもたらすと言われている。

    この学園では生徒が消えたりと不可解なことが続いていた。そして理瀬が転校してから次々と生徒が殺される。
    皆何かを隠している。そしてこの既視感は?
    理瀬は友人達と謎を追っていく。

    ぞくぞくするけどワクワクもする。とくに降霊術は怖かったし、カードゲームも震えた。理瀬は一体何者なの?これから何が起こるの?引き込まれる展開の数々。

    そしてなん

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    2025年04月16日
  • 愚かな薔薇 上

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    こわい、というか、不穏な空気感!
    読み終わってから書いているんだけど、そう言われてみれば最初のうちはホラーで、小野不由美さんの屍鬼の空気に似ているかも。

    血切り にまつわる部分がなんとも。
    理性を押し流すほど強い、自分を醜くあさましく感じてしまうような、本能的な、欲望。いくら「普通のことだ」って言われたって、向き合うまでに時間がかかる…
    知った後と前の変化。知った人と知らない人の優越感と劣等感。
    いつも思うことは、知ってしまったらもう2度と知る前には戻れない訳で…知ることは失うことでもある。子どもたちには急いで大人にならないでと言いたい(なんの話?笑)

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    2025年04月16日
  • 七月に流れる花

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    サクッと読める、恩田さんの不気味さというかぞっとする感じを味わえる話だった。謎解きは全然わからん。解決を待つまでちょっと怖くてそわそわした。
    30分くらいで読んだかな?薄いのもあるけど、ほんとにサッと読めた。

    花がきれいなもの、花火は帰る人のためのもの、というくだりが好きだな。

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    2025年04月11日
  • ネバーランド

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    男子校出身の自身にとっては懐かしさと相まってつい感情移入をしてしまった内容だった。特に第四日 遠い季節の寛司の両親に対する台詞はかなり印象的で彼らと同じ目線でも、また、親としての目線で見ても腑におちてしまう印象を受け、心に残った。
    高校生という大人とも子どもとも言えない年齢で、かつ、親元から離れた寮生活をしているシチュエーションが話を通じて一貫して軸となっており、読後感もすっきりとしたものだった。
    改めて再読したい一冊。

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    2025年04月08日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    登場人物がたくさんいたが、それぞれ個性があり、視点が移り変わりながら物語が進んでいくので、読んでいてとても楽しかった!

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    2025年04月06日
  • 愚かな薔薇 下

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    大好きな恩田陸の青春小説。満喫させてもらいました。

    六番目の小夜子、夜のピクニックの系譜がありつつ、常野物語シリーズや蜂蜜〜のテイストもあり、恩田陸ワールド全部乗せという感じ。

    この世界観でまた20年後くらいの設定も読みたいなぁ。。。

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    2025年03月25日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    読み進むにつれてそれぞれに隠し事が次から次へと出てきてぞわぞわしながらもページを捲る手が止まらず一気読み。
    はっきりとした真相はわからないものの、被害者がそんなことを考えてたの…?!という結末にはゾーッとしました。物書きの人で女性ばっかりで集まると会話がにぎやかで読んでて楽しい。
    トマトと茄子のスパゲッティの考察は笑ってしまった。

    ミステリーだけど出てくる料理が美味しそうなのも再読するきっかけのひとつ。しろたえのチーズケーキ(食べたことはありませんが…)に始まって、牡蠣の豆豉蒸し、キッシュ、鯛すきなど読んでてお腹が空いてくる。

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    2025年03月23日
  • ネバーランド

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    ネタバレ

    面白い
    恩田陸の本は一瞬で読んじゃって、登場人物たちをもう見守れないのが寂しくなる
    みんな何かしら抱えてて、特にみつひろの件はかなり堪えるけどどうにか全部が収まってくれてよかった 
    みつひろも美国たちの存在で少しでも希望を持てると良いな

    爽やかで切なくてほろほろ泣いちゃうようなお話だった
    やっぱり恩田陸が大好きや〜〜

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    2025年03月18日
  • 愚かな薔薇 下

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    ネタバレ

    再読。ベースのジャンルはSFかな。いろんなジャンルを描いてきた恩田さんならではの混合的な要素で多彩。1回目に読んだときより、2回目の方が結末がしっくりきた。宇宙だったり日本の田舎だったり、若者だったり超人だったり、超越だったり迷走だったり、相反する要素を自然に融合させていて、それでも総括はエンタメだった。

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    2025年03月14日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    凄い面白かった。それは間違いないんだけど、男女の描き方が古いと感じてしまった。そんなに古い本じゃないのに。時代のスピードは残酷だ

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    2025年03月14日
  • 祝祭と予感

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    前々から楽しみにしていて、やっと読めました!
    さらっと書かれていて、ちょっと重い内容なはずなところも重く感じないのがとてもうれしい、、
    面白かったし、特に最後の2つの話が好きです!

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    2025年03月06日