恩田陸のレビュー一覧

  • 薔薇のなかの蛇

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    帯にある「ゴシック・ミステリ」
    なんだそれは!?
    勉強不足でなんだか分からないけども面白そう!と思い手に取りました。
    イギリスが舞台?濃い霧?
    館?ブラックローズ?
    暗〜い、湿度の高い舞台!
    なるほどゴシック・ミステリ!面白い!!
    シリーズものとは知らずに、それでも登場人物がみな魅力的で引き込まれました。
    みんな仮面があり、水面下の攻防、なんども読み応えのある物語でした!

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    2025年09月07日
  • 上と外(下)

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    ネタバレ

    これさあ、今年No.1の小説だよ。ていうかさ、今まで読んできた小説の中で、五本の指に入れてもいい物語だ。

    最後は一気に読んでしまった。

    さすがにマヤ文明とか出てきて、新政府樹立とか、理想論だと思うけどさ、物語としては最高だよね。

    それにしても、レンとチカ、これでもか、これでもかってくらい、逆境に陥るね。

    その度になんとか這い上がる。

    その過程が素晴らしい。美しいとかそういうんじゃない。泥くさいというか、泥縄?満身創痍でこれまでか?ってタイミングで道が拓ける。

    すごい本読んじゃったな。

    「要するに、人間は何にでも慣れるのだ。どんなひどいことにも。その時は最悪だと思っても、見方さえ

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    2025年08月29日
  • 薔薇のなかの蛇

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    やっと3冊目読み終わりました♡
    今回はイギリス留学で友人のアリスに招かれ、
    レミントン家の館、ブラックローズハウスのパーティーに参加することに。
    その頃、祭壇事件という不可解な殺人事件も起き世間を震え上がらせていたが、なんと参加したパーティーでも似たような殺人事件が起きる。
    果たして関係は?そして犯人の目的は?

    レミントン家の長男、アーサー目線で物語が進んでいく。

    今回のリセはアーサーから見てすごく警戒される存在として描かれており、そのためかまったく予想していなかった人物たちが実はすごい存在だったりと、、恩田ワールドにしてやられました!

    リセがアーサーの敵としての話が今後出てくるのか?是

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    2025年08月28日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    ネタバレ


    子供向けながらも、大人でも面白いということと、好きな作家が何人か書いていたので読んでみた。面白かった。特に最後の恩田陸のはすごかった…。


    「象の眠る山」田中啓文
    象眠山(ぞうみんやま)というのが出てくるので、象?ガネーシャ?と連想させておいて、正体は昆虫。最後のオチも、もしかしたら寄生されたかも、というもの。
    それでも、UMA的な存在や、横道という解説キャラが出てくるので面白かった。横道が解説して助けてくれる、便利すぎるキャラ。

    「とりかえっこ」木犀あこ
    人頭(じんとう)という怪異。出現条件がピンポイントすぎる。何か元ネタがあるのか?50.65センチというのは人の肩幅?何から来てるんだ

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    2025年08月28日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    (他の方々の感想読んではじめて知ったんだけど、シリーズものだったの…!!!)
    何も知らない私でも楽しめました。笑
    ずっと不穏な感じ。会話のテンポが良いし、赤裸々な心情も読んでいて面白い!
    蒔生がクズすぎて嫌い。笑

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    2025年08月27日
  • 上と外(上)

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    ネタバレ

    上巻読んでみた感想。

    真っ先に上橋菜穂子を思い起こさせた。

    彼女の著書も、不条理というか、理不尽なまでの試練に主人公が見舞われる。

    本書でも多少年齢は上かもしれないが、少年少女が軍事クーデターに巻き込まれて、
    熱帯雨林のジャングルに放り込まれるという、とてつもない理不尽。

    密林ゆえに薄暗い地上を進むと、巨大な?遺跡群が…

    本書終盤は村上春樹?SFだよな。

    どうも主人公二人は、ある民族の通過儀礼に参加する羽目に?

    どうなる下巻?

    題名忘れたけど、中島らもさんの小説も思い出した。

    ※追記 ガダラの豚でした。

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    2025年08月26日
  • 妖し

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    電車の乗り換え時に構内の本屋で購入

    「妖し」という固有名詞を題材にするとこんなにも作者のカラーが出るのかと…!

    大好きな恩田陸さんの作品のじっとり感がたまらなかったです。
    バナナの話は、一生忘れないと思います。
    情景描写が秀逸で、主人公視点の光景が目に浮かびすぎて怖い。そして情景は目に浮かぶのに主人公の感情が絶妙に言語化されないままそこにある感じが凄かったです。

    たまたま手に取った本でしたが大好きな一冊になりました。

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    2025年08月24日
  • 消滅 VANISHING POINT (下)

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    ワクワク胸ときめかせて
    読め始めた下巻
    10人が、それぞれに考える
    いったい誰が、何のためにテロを企てるのか
    破壊でなく消滅の意味

    最後までヒヤヒヤ、ハラハラ
    だけど、いつのまにか
    10人の絆が芽生えていく?
    他人の考えを聞いてまた考える
    考えすぎて
    次第にパニックに陥る

    はたしてどんな結末が‥
    読み進めるうちに
    これは結論がないのではないかと
    不安になった
    キャスリンの変な受け答えが
    ふっと息抜きになって
    彩を添える

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    2025年08月24日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    空港で足止めされる11人とワンちゃん
    外は台風、携帯はつながらない
    対応するのは精密なヒューマノイド
    しかもかわいい少女風
    不思議な力を持つ少年や
    いつも職質にあってしまう男
    ヒコーキオタクの男
    なんだか変な取り合わせの10人
    そして指名手配されている有名人は別室に

    何もわからない
    どうしろと言うのか
    テロリストを特定しなければ帰れない
    まだ始まったばかりの上巻
    ワクワクが止まらない
    これこそ恩田陸!

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    2025年08月24日
  • ライオンハート

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    「時代を超えても出会う運命の二人」
    簡単にまとめるとそんな一言になると思います。

    ただ、実情が思ったよりも複雑で、
    時として、それぞれ年齢が離れていたり、
    ずっと相手のことを思い出せなかったのに、
    急に思い出して死の間際に運命のように出会えたり。

    恩田さんの書く言葉は情景が浮かんで
    イメージがしやすい一方で、
    この話はすごく幻想的で
    夢の中のようにふわふわとした不思議な
    お話だなとも思いました。

    だからこそメロかったです。。
    所々に散りばめられた恩田さんの
    ワードセンスはうっとりさせられました。

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    2025年08月19日
  • 愚かな薔薇 上

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    十四歳の少女、高田奈智は四年ぶりに訪れた磐座の地でキャンプに参加する。キャンプの目的は、「虚ろ舟乗り」を育てることであった――という筋。
    帰省途中の寄り道で何気なく購入したものの、図らずも夏が舞台なので、盆の実家で一気読みするのが楽しい作品だった。

    SF・ミステリ・ホラー・青春小説…という触れ込みだけど、ベースは青春小説、他ジャンルはあくまでトッピングかなと思う。恩田陸って面白い原風景ありきの構成(と、当人もどこかのエッセイで書いてた気がする)が楽しい半面、辻褄合わせのために風呂敷が萎んでいく様が悲しい作品も多いのだけど、SF設定を利用して風呂敷が無限に膨らんでいく本作はひたすらに楽しかった

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    2025年08月18日
  • 愚かな薔薇 下

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    愚かな薔薇とは、枯れない薔薇
    永遠の命
    身体が変化するためには
    キャンプ生たちが血を吸わないと
    生きていけないという設定が
    西洋のドラキュラ伝説を思わせる

    ホラーであり、ミステリーであり、SFであり
    少年少女の成長を追う青春小説でもある

    地球のこれからをいつかは考えなければいけないのだろうけれど
    こんなふうに歴史は動くのかもしれない
    恩田陸の世界に浸ることができた

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    2025年08月18日
  • 七月に流れる花

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    なるほど、『八月は冷たい城』がサイドBならこちらはサイドAといったところか。どちらにも謎は描写してあるけれど、これといった答えは出ていない。この辺を意地悪と取るか、はたまた「この不可思議こそ恩田陸」と取るかで評価は変わる。
    どちらとも合わせて読んでも今ひとつハッキリしない。繋がりすらない。ディストピア的でありながら、夏休みのようなワクワクする気持ちが同居している。もう少し踏み込んでくれても良かったのでは? と思いつつ、この世界観にはいつまでも浸っていたい、そんな心地良さがあった。

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    2025年08月15日
  • ドミノin上海

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    ドミノの続編です。
    前作で気になっていたあの子が亡くなるところから始まり、え~と思っていたのですが、あれよあれよと面白くなって、何度かグフッと笑ってしまいました。名前が読めないなんて気にならなくなる位、キャラが強く、直ぐにイメージできたのもグッド!前作越えの面白さでした。

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    2025年08月14日
  • こわい話の時間です 六年一組の学級日誌

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    恩田さんの秀逸。
    「象の眠る山」田中啓文
    「とりかえっこ」木犀あこ
    「誕生日のお祝い」田中哲弥
    「おぼえているかい?」黒木あるじ
    「能面男」恒川光太郎
    「爪に関するいやな話」牧野修
    「骨もよう」篠たまき
    「猫屋敷に気をつけて」我孫子武丸
    「六年一組の学級日誌」恩田陸

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    2025年08月13日
  • ネバーランド

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    ほんのり懐かしさを感じた。
    年末の学校で野郎だけで生活するっていうだけで、すごいわくわくした。
    各々が思ったより複雑な事情を抱えていて読んでて面白かった。

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    2025年08月13日
  • 球形の季節

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    日常が得体の知れない不気味なものに変質していく様は『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』にも繋がってくるのではないか。初版出版が31年前、今回再読したが改めて構成の巧みさ、日常に何かが忍び込んできて我々の知っている日々が何か異様なものに取って代わられている描写の上手さには舌を巻いた。
    怖さはとは本来、血まみれの殺人鬼でも、巨大な怪物でもなく(もちろんそれも怖いのだが)、日常がひっくり返る事でもあるのではないか。
    本作は日常が一気にひっくり返りはしない。少しずつ少しずつ、引き返せないところに向かっていくのだ。この緊張感がたまらない。

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    2025年08月07日
  • 月の裏側

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    珈琲怪談を買ったのですが、関連書籍と聞いてこちらの作品と不連続の世界も購入。
    恩田陸さんの作品を読むのは初めてでしたが、読みやすくてすごく面白かったです。町のじっとりとした空気感や仄暗い雰囲気が終始目に浮かぶようで、設定も文章もすごく惹き込まれるものがあり他の作品もとっても気になって積読が増えました…読むのが楽しみです!!

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    2025年08月02日
  • スキマワラシ

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    お…面白かった〜〜!
    伏線を回収しきらないのが大得意な恩田陸、これはとても良い方向に作用していたと思います。

    解体現場に現れる不思議な少女、
    触ると過去が見える能力をもつサンタ、
    引戸集めが趣味のタロウ。
    そしてむせかえるような夏の空気。
    現実と不思議な世界の狭間のような作品、
    わたしはこの手の合間を曖昧に描かれた話が大好物なのだと気づきました…本当にありがとう、恩田陸。

    絶対夏に読むべき。
    ナツイチに選んでくれてありがとう、集英社。

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    2025年07月27日
  • 夏の名残りの薔薇

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    大好きな本です
    各々の登場人物の中にある想い、嘘、幻想…。その3つが全て混じり合い、一つの物語を作りあげる。

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    2025年07月27日