恩田陸のレビュー一覧

  • 黄昏の百合の骨

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    すごく面白くて一気に読んでしまいました。
    やっぱり理瀬が主人公だと緊張感が違います。

    高校生になった理瀬が魔女の館と呼ばれる丘の上の家で2人の叔母と暮らすことになります。

    舞台は長崎なのかな?
    毒殺や失踪、犯人が判明したと思ったらどんでん返しが……などなど理瀬の活動範囲は狭いのに緊張感がすごいのでまったく飽きませんでした。

    理瀬と男性陣のやり取りが艶めいててドキドキしちゃって……
    これから更に魅力的になっていくんでしょうね理瀬は。
    ヨハンまた出てくるのかなぁ。
    あと理瀬のお父さん、麦の海に沈む果実の校長先生がまた出てきてテンション上がりました!

    次は薔薇のなかの蛇だ〜!

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    2024年12月17日
  • 月の裏側

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    行方不明になったかと思うと、何事もなかったかのように帰ってくる。それも町中のみんなが。。
    帰ってきたのは人間なのか生産されたそれなのか。。果たして私は本物の私なのか、それとも、、、

    視覚的な恐怖はもちろん、臓物から湧き上がる心理恐怖の板挟みで発狂してしまいそうでした。


    人気「夜のピクニック」よりも私は断然こっちをオススメしたい。

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    2024年12月13日
  • 愚かな薔薇 上

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    ハードカバーを持っていますが、文庫本化したら絶対に購入すると決めていました。とても分厚いので上巻と下巻に分かれて売られると聞いた時は納得しました。分厚くて重くて幅をとるから持ち歩くのに適していないものね。本当に文庫本化してくれて嬉しい。ずっとずっと待ってた。文庫本化するまで毎年チェックしては落胆していたから。恩田陸先生の作品の中で一番好きになった小説です。是非、沢山の方に読んで欲しい。

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    2024年12月10日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    理瀬シリーズの学園長が何故女装しているのか納得。
    楽譜を売る男はクスリと笑える。ありふれた事件は意味が全く分からないがあとがきで深く考えずに書いたとあり自分でもよくわからないとあるのでわたしには全くわからなくて当然。他短編が連なっているけど3つが記憶に残る話だった。

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    2024年12月08日
  • 薔薇のなかの蛇

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    やっぱり内面を表現する小説の方が好きということが分かる。理瀬が脇役な感じで消化不良。これから続きがある感じで終わっているので期待して待っていよう。

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    2024年12月08日
  • 夜明けの花園

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    理瀬シリーズの短編集。
    登場人物たちの新たなエピソードを知ることができて、久しぶりに恩田ワールドに没頭して、大満足だった。

    「麦の海に沈む果実」にしても、読んだのは相当昔のはずなのに、こんなにも登場人物や物語のことを覚えているのは、それだけ何度も読んだのか、内容が印象深かったのか。

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    2024年12月07日
  • 灰の劇場

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    フィクションとノンフィクションの間を行ったり来たりの感覚がとても不思議。
    淡々とした筆致の中に著者さんの執念のような感傷のような、いろんな心が潜んでいるように思えました。
    私はとても好きでしたが、読む感覚を空けると読みにくくなるかもしれません。

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    2024年12月02日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    ネタバレ

    「君の一途さ、無垢さが、吾が国を地獄まで連れていくだろう。」

    この言葉が強く印象に残った。

    国を思うことに憧れのようなものを抱く。
    それと同時に、自分には何も力がないことに、何もできないことに愕然とする。

    ご先祖様たちが死にものぐるいで守り、作り上げてきたこの国で、私はなんとお気楽な日々を送っているのか、なんてことを思ってしまう。

    才能があってその道に行かざるを得なくて、自分の望み通りでないとしても、この才を生かすのだと使命感を持って生きること。
    やる気はあるのに、まったく能力が伴わない悲しみ。

    ほんわかとした表紙と題名に対して、なんとずっしりと心に来る話だろうかと、読後しばらく頭か

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    2024年11月26日
  • 夜果つるところ

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    ネタバレ

    体から内臓が飛び出たり異形が現れたりなどのグロホラーにはある程度耐性が付いているものの、なかなかインパクトのある作品だった。
    性欲の先にある悲劇と第二次世界大戦前の革命のギスギスした雰囲気が嫌な感じに混ざり合って物語をよりダークかつ奥深いものにしている。
    その惨劇の様子を主人公が淡々と語る文体がまた良い味を出していた。
    新しい恩田陸の顔を垣間見た気がした。こういう作品ももっと読んでみたい。

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    2024年11月10日
  • 夜明けの花園

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    読んだことのある短編がほとんどなんたけど、この雰囲気(装丁含む)を味わえるだけで満足。どんな内容でも余さず美味しく貪れます。校長の過去の話とか特に、自分が10代の(熱量持て余してた)頃に読んでたら、熱狂して大変だったと思う。きっと二次創作とかしてた。

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    2024年11月04日
  • 上と外(上)

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    普段は上下巻が長くてあまり最後まで読めない私が、上・中・下あっても良かったと思えるくらいの
    面白さでした。

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    2024年10月28日
  • puzzle(パズル)

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    「本当の自分はこんなものじゃない。ここは本当の自分の居場所ではない。みんなそう思いながら暮らしている。けれど、本当の居場所などどこにもないのだ」
     なんとも不思議な小説
    文字数も少なく読みやすいが、かえってそれが
    謎を大きくする
    モヤモヤが残る
    何にも解決していない

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    2024年10月22日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    全ての伏線が鮮やかに回収された見事なSF。
    SFに抵抗感のある人でも充分に楽しめると思います。すごい。

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    2024年10月11日
  • 蛇行する川のほとり

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    ネタバレ

    ろくにあらすじも読まずに装丁買いしたので、ミステリとは思わず、だんだん謎が深まっていく展開にドキドキしながら読み進めました。3部+終章という構成でそれぞれ別の語り手が登場しますが、第1部の世界がとても美しくて、毬子ちゃんには世界がこんなふうに見えているのかと思うと、皆が毬子ちゃんに惹かれるのもわかります。
    また、登場人物の書き分け、世界観を補填するための細部の描き込みが絶妙で、登場人物によって世界の見え方に違いを持たせながらも、それでいて作品全体として統一感もあり、作者の技量を感じました。

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    2024年10月08日
  • Q&A

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    久しぶりに1日で一気に読んでしまった。明らかに何かおかしい、何か起きてる、けどそれが何かわからないという気味の悪さがずっと張り付いてる作品。

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    2024年10月06日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

    QM

    購入済み

    文字でここまで背筋が凍って後ろを振り向けなくなるような気持ちにさせられるのすごすぎ。
    最後は夢で終わったのか?

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    2024年10月01日
  • 夜のピクニック

    QM

    購入済み

    久しぶりに読み直し!!
    懐かしい!!
    夜中のピクニック、そういう話だったな~、
    そんであの幽霊とか騒がれてたやつはあいつだったな~~~、、、、とか笑
    学生らしいみんなの発言や会話や行動がすごく懐かしくてあったかい気持ちなった。

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    2024年09月25日
  • Q&A

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    2024/09/17
    オススメしてもらって読んだ久々のミステリー。
    舞台は「M」という複合型の施設内で起きた集団パニック事件(ということに作中ではなっている)
    タイトルの通り、場面や人物、時系列が細々した章ごとに変わって全ての物語が「Q&A」の方式で進んでいく。
    もともと事件が起きた後のインタビューという形式で話が進んでいくのだが、「M」で起きた事件の概要も、質問している人も答えている人もそれぞれの全容が読み進めてもほんの少しずつしか明らかになっていかない。
    また、「M」の施設内で起きたことや周りで関わった人へのインタビューの中身も、人によって言ってることがバラバラで最後まで読み進めて

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    2024年09月17日
  • 薔薇のなかの蛇

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    理瀬シリーズ。舞台は留学中のイギリス。海外なのですが、想像しやすく、登場人物を覚えやすかった。ミステリとしてもシリーズ中1番楽しめた。理瀬の成長、ヨハンとの関係、今後も興味深く、今後も楽しみ。

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    2024年09月16日
  • 黄昏の百合の骨

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    理瀬シリーズです。
    「麦の海に」が心に響いた私にはこちらもグッときました。ミステリとしても面白く、幻想的な魅力もあり、ますます理瀬に興味がわき、次作も読むのが楽しみです。

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    2024年09月12日