恩田陸のレビュー一覧
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ずっと積んでいたシリーズ。
超能力一族が出てくるファンタジー小説なんだなぁと予想して読み始めたが、そんなあさっい展開を予想をしていた自分が恥ずかしい…
一度覚えたことは忘れない、未来予知ができる
など、不思議な能力を持つ人々が出てきますが、
超能力を使ってドンパチ戦闘!という展開の物語ではありませんでした。
短編集でしたが、連作というよりは、「常野」という土地をバックボーンとした登場人物達が、
各地で普通の人として普通に暮らしている中での物語です。
子を想う親の愛に涙したかと思えば、得体の知れない存在に慄かされたりと、
色んな面で楽しませていただきました!
最後の話は音楽を愛するチェリストとフ -
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ネタバレ導入がなんやら難しい言葉が連なっていて1ページ目で、これ初心者には向いてないわ!ってなりしばらく閉じていたのだが、時間ができなんとか読み進めているとめちゃくちゃ面白くてキャラクターと世界観が刺さりまくった。導入の意味も最後まで読むとわかる。小説っておもしれ〜!この学園の世界観と登場人物の特徴、中学生の時に読んでいたら相当拗らせた人間になってたww 不幸な生い立ちだけど血筋と能力は優秀な女...とかいって妄想にハマり悦に浸ってそうだわ。最終章までは色んな事件が起りながらも憧れ学園生活楽しそう♩くらいの気持ちで見ていたら最後...何だこの気持ちは。全ての人間に裏切られた気持ちだった。つらい。私の純
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なぜ作家は亡くなったのか。みんなの軽口とともに4年前の事件が明かされていく。スリル満点。どこかお芝居を見ているみたいにテンポいい。
作家の時子が亡くなって、しばらく経った。うぐいす館にみんなが集まる。ベテラン編集者のえい子が料理を作っていた。つかさに尚美、静子、絵里子。1年ぶりの顔合わせ。フジシロチヒロという人からカサブランカの花束が届いていて、メッセージがついていた。「皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます」と書いてある。フジシロチヒロは時子が最後に書いていた小説の主人公の名前だった。静子さんが、自分が時子を殺したと言い始める。みんなは4年前のおさらいを始める。
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再読。
『六番目の小夜子』は、恩田陸さんのデビュー作で恩田陸さんの母校茨城県立水戸一高が舞台になっている。『夜のピクニック』も水戸一高が舞台である。
季節ごとに章が分かれているせいか、読みやすかった。
高校生活最後の1年間で素敵な思い出を作りたいと思いつつも、受験を控えた、高3という不安定な時期の高校生の姿を瑞々しく描いていて、自分が高3だった時のことを思い出して懐かしくなってしまった。
そんな高校生活に十数年も続いている『サヨコ伝説』が加わってミステリアスに展開していく。
二番目のサヨコと同じ名前を持つ謎の美少女転校生津村沙世子。『サヨコ伝説』とは? 六番目のサヨコの正体は? 秋と沙世子が -
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ネタバレ一見、静かなのに、読み進めるとどんどん強い感情がなだれ込んでくる小説。
読む前の印象とは全く違った。そして、ものすごく面白かった。
疑いあって、探り合って。
真実を突き止めようとしたり、余韻を残そうとしたり、相手の気持ちをはかろうとしたり、感情的になったり、記憶を整理したり。
終わりに向けて、ありとあらゆる作業が展開されていた、たった一晩で。
なにも共有できていなかったことが共有され、相手への気持ちがかたちを変える。相手の素性がわかる。そして、朝がくる。
秘密の共有や障壁で成り立っていた関係性が、実は別物だったとわかるとき。
それも意識的な選択でもあるように思えた。恋愛のおわりを見届けた