恩田陸のレビュー一覧

  • 不連続の世界

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    塚崎多聞シリーズの2作目です。
    5作の短編集になります。

    この本は紀行文としての一面もあり、私の好きな尾道が舞台になった『幻影キネマ』とても楽しめました(*´ω`*)

    1番怖かったのは『悪魔を憐れむ歌』。
    読んだ後、気味悪さに薄寒くなりました。

    『夜明けのガスパール』を読み何に対しても動じない多聞さんの弱さに触れた様な気がしてますます彼に対して親しみが増しました。
    このお話しにでてきた4人が登場する次作の『珈琲怪談』も楽しみです♪

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    2026年04月22日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    面白い!
    たくさんの主人公がいる!
    フラグと伏線を張り巡らしていてピアノを弾いたことない自分でも楽しく読めた。下を読むのが楽しみだけど読み終わりたくない。

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    2026年04月21日
  • ドミノ

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    ネタバレ

    主要登場人物は、なんと27人と1匹。

    多っ!!

    冒頭では登場人物が一覧で紹介されていて、そのあまりの多さに「これは絶対苦戦するやつだ」と覚悟していたのですが、実際にはまったく混乱せず、驚くほどスルスル読めました。

    本書には、いわゆる「章」がありません。

    代わりに「1」「2」「3」……という形で、次々と視点が切り替わっていきます。ほぼ同時刻に起きている出来事が、1〜2ページごとにテンポよく別の人物の視点で描かれるので、読んでいてまったく飽きません。

    登場人物が多いにもかかわらず、「誰が誰だっけ」と混乱しないのも見事です。


    おおよその場面は、以下の通りです。

    1つ目。関東生命八重洲

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    2026年04月20日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    文章表現がとにかく美しい。
    読書なのに音が聞こえてくるような感覚。美しさ、華麗さ、そして絢爛さに引き込まれる。

    中でも印象的だったのが「音楽を連れ出す」という言葉。
    この作品の核はここにあるのではないかと思う。

    他の演奏者たちが覚醒していく瞬間――それは、まさに“音楽を連れ出せた”瞬間だったのではないか。

    物語はコンクールを軸に進むが、それぞれの背景にあるドラマもいい。
    過去の栄光、挫折、そして突如現れる天才。
    それぞれが想いや悩みを抱えながらも、音楽で確かに繋がっている。

    そして、初めて出会ったはずの彼らの間に、音楽を通して友情のようなものが芽生えていく瞬間も印象的だった。

    たった

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    2026年04月19日
  • 黄昏の百合の骨

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    不穏さが癖になる。恩田陸の小説はいつもこうだ。白昼夢の世界に迷い込んだような夢見心地と、その夢から覚めた時のような揺蕩う感覚がある。
    一軒の洋館を巡る話、と言われれば幽霊ものか、はたまた歴史ものだろうかと考えるが、そこは恩田陸。意地悪くも、甘く、それでいて苦い作品に仕上げている。
    振り返ってみれば難しい事は一つもない(いや、だからこそだからか)のだが、スルスルと読ませる力がある。自分にはこういう友人はいない。それなのにどこかでいたのでは、あるいはまだ夢を見ているのかと。

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    2026年04月19日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    こんな本も出てたんだー!と思って拝読。これまで天才が主人公だったのに比べ、ロジスティックの才能というギフティッドとは違う種の人種を描いた話。にしても、「キモチワルイ」がすっきり解決する痛快感は、天才の活躍に劣らずスッキリ。

    城郭研究部分が、カラマーゾフの兄弟の神学部分並みに辛かったが(本来ここで日本史を復習すべきなのかもしれないが、どうにも戦国時代に全く興味を惹かれない)、その他はおしなべて面白かった。早く続きが読みたい!商社の内情読みたい!

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    2026年04月18日
  • spring another season

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    本編を読まずに、このスピンオフを先に読んでしまった。
    でも、とてもよかった!

    バレエをよく知らなくても、
    文章表現がとてもイメージしやすく、読みやすかった。

    登場人物たちのバレエを始めた頃のことから、
    大人になって、昔を振り返る話など、色々な視点から読めて、本編を早く読みたくなった。

    アスリートにしろ、芸術を目指す人にしろ、職人にしろ、才能に目覚め極めることは、本人にしかわからない努力の末に手に入れると思う。

    パラパラ漫画、楽しかった♪

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    2026年04月18日
  • チョコレートコスモス

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    とっても面白かったです!
    役者の世界を垣間見ることができますした。
    オーディションという名のバトルもの。途中からこっちまで手に汗握ってました。
    中盤あたりの響子の気持ちがダイレクトに伝わってきて苦しかった。
    芹澤さんの「役者は、人間をやるんだよ。」と言う言葉。
    AI技術が台頭してきたこの時代に、この台詞は胸に沁みた。

    あとがきにあった続編の構想などをみて、早く読みたいと思いました。
    たくさんの方が待ち続けていることかと思いますが、そのうちの1人になりたいと思います。

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    2026年04月16日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    最後まで夢中になって読みました。
    (上)でも感想をかきましたが、ステージの風景が見えてくるような感覚になりました。
    クラシックにそれほど詳しくありませんが、大好きなラフマニノフのコンチェルト2番を表現している部分は、わかるわかる〜と思いながらよみました。

    最後の編集者の方のあとがきも楽しく拝見しました。作者の恩田陸さんが実際に浜松国際コンクールを何度も取材されたとの事。
    やはり、説得力のある文章を産み出すのは、書くに至るまでの過程も大変なご苦労があるのだなぁ。
    だけど、苦労されてもこんなに素敵な物語を産み出す事ができること、うらやましいなぁ。

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    2026年04月16日
  • チョコレートコスモス

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    蜜蜂と遠雷が好きな人は99%と好き。ガラスの仮面が好きな人は80%好き。そんな作品。
    恩田陸の作品は表現が瑞々しく、平易な言葉で世界を鮮明に書き上げる手法は圧巻としか言いようがない。
    超面白いです!

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    2026年04月15日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    面白かった。
    ピアノのコンクールの話で、音を文章で表現するってこんな方法があるんだっていう驚きもありつつ、
    話が面白過ぎてあっという間に読んでしまった。

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    2026年04月15日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    ずっと読んでみたかった作品。
    映画はまだ観ていませんが、キャストの鈴鹿央士さんをおもい浮かべて読んでみました。
    彼が生き生きとピアノを奏でているところが目に浮かぶように、色彩が見えてくるように、爽やかに綴られていました。素晴らしかったです。
    (下)をこれから読みます。楽しみです!!

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    2026年04月12日
  • Q&A

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    集団行動から災害が起きるというのは今に始まった話ではないけども、こうやってドロドロした所を含めて深掘りしていくのは実に楽しいではないか。怪しげな陰謀論も大元を辿ればシンプルでツマラン動機だったり、まぁそんなものよね。その他の宗教団体その他、ネタはあるあるだけど、描写がステキ。そうかもね、って思っちゃう。
    マジになってみると、いみじくも登場人物が言っていたように原因などはどうでも良いのではないか。このレベルのレアイベントならその後にリスクマネジメントができてれば良いんかなぁと。

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    2026年04月12日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷の番外編。
    彼らの物語の前後を切り取ったお話。

    蜜蜂と遠雷では多くは語られなかった人物たちの生活が知れて、あの世界はちゃんと生きているんだと感じられた。
    物語の世界観がしっかりしていて、私たちのすぐそばで生活しているような気がする。

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    2026年04月08日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    自分が才能がある側じゃない事を知っているからこそ、この作品の才能ある登場人物達の考えや人柄、センスに惹かれてしまう

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    2026年04月08日
  • 珈琲怪談

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    ネタバレ

    良い
    何だかなぁってオチばかりだけど実話ベースって事だからしゃーなし

    友人とか知り合いに怖い話あるかなんて聞いた事ないけど普通持ってるもんなのかなと疑問に思った

    テーマ決めて各地に行くのおもろそう
    四人組は目立つって描写が多いから伏線かなと思ったら、単純に目立つだけなのね
    たしかに40代の男性が4人でカフェにいたら不自然か

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    2026年04月08日
  • 麦の海に沈む果実

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    ずっと気にはなっていたけれど、読めていなかった作品。恩田陸おすすめで必ず上位にくる作品で、もちろん面白い。まず舞台設定。日本でありながら他国を思わせる情緒、でも懐かしさも感じる空気感。そして、根底に流れる不気味な雰囲気。謎が謎を呼び、どんどん物語世界に引き込まれていく。こんな読書体験は幸せでしかない。やはり恩田陸は天才だ。

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    2026年04月07日
  • 珈琲怪談

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    仲良しグループの中年男性4人が喫茶店をハシゴしながら怪談話を披露し合う会、という設定がまず良いし、珈琲怪談といいつつ昼からビール飲んだりスイーツを楽しんだりしてるのが良い。聖地巡礼したくなるタイプの小説。

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    2026年04月06日
  • spring another season

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    あたしはハルを愛してる
    だから彼にもう一度会えて嬉しい。

    私は純も好きだ。この本のキャラクターの中で多分1番普通で多彩。彼がいるからイロモノたちが輝く。それでいて脇役じゃないから素晴らしい。5人揃ったエピは純がいたから引き締まった。

    フランツ。
    絵に描いたような王子様。
    王子様であり冷徹なビジネスマンであり、しっかり愛情も持てる人。彼の幼少期のエピソードは、好きというには憚られる内容ではあるがとても良い。
    フランツ引退の石の花も良かった。
    でも彼のヤキモチを見せつけられたモリーナの役のエピソードが1番好き。

    ハルが好きなのか、ハルと関わる彼らが好きなのかよくわからなくなる。
    でもやっぱり

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    2026年04月05日
  • 酒亭DARKNESS

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    ぬお~~夏に読みたかった、、
    酒場からインスパイアされたホラー短編集ということでしたが、ホラーと横文字で表現すると言うよりは、少し不思議な怪談…って感じで、読み心地の良いものやぬめっと終わるお話の詰め合わせ。
    神社やお城、さびれた建物、その街の老舗…という日本の風景が描かれ、その中で恩田陸の想像力と良い意味のこじつけ力が如何なく発揮されています。短い文章の中で違和感や疑問を回収してくれるのがたまらなく気持ちいい。
    そして酒好きには小ネタがいっぱい入っていて楽しい!コの字カウンターの店って最高だよね。
    夜のお告げ/野毛、曇天の店/富山、が特に好きだな。代田橋って沖縄タウンなんですね。確かに沖縄料

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    2026年04月02日