恩田陸のレビュー一覧

  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    引越し前の男女が部屋で語らうだけなのにどんどん引き込まれていく。
    15ページほど読み進めるごとに新たな事実が分かり、お話がどんどん展開されていくので、読書苦手な人でも読みやすいと思う。
    ミステリとしても面白かったし、友愛と恋愛と家族愛の違いについての考え方が深まった。登場人物と一緒に少しずつ読み解いていく感覚がとても癖
    になる作品でした。

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    2026年02月15日
  • 月の裏側

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    恩田ワールド、流石です。ホラー、ミステリー、ファンタジー、うーん、ひとくくりにはできない。そして日本ならではの郷愁もあり。そして、もしかしたら、盗まれた、世界があるのかもしれない、と思わせてしまう、恩田陸さん、あなたは何者ですか!?当分、抜け出せない恩田ワールドです。

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    2026年02月14日
  • ドミノ

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    登場人物の紹介ページで、人数の多さに気が引けましたが、読み終えるまでそれぞれの人物像や背景がぼやけることはありませんでした!すごい!

    登場人物の数だけストーリーがあり、同時進行していきますが、読みにくさは全く無く、逆にこの次一体誰が何を起こすのか?!と気になってガツガツと読み進めることが出来ました。とてもおもろかったです!

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    2026年02月13日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    とても面白い作品でした。梯結子さんの学生時代を描いた作品で機転を利かせて問題を解決するのが面白かったです。城攻めの話もかなり面白かったです。続編が楽しみです。

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    2026年02月13日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    悌結子という1人の人間の生き様を描いた、いわゆる朝ドラみたいな小説。作中で言及されているが、作者は朝ドラのヒロインに独身がいない、恋愛や配偶者ありきなのがどうかと思っている(意訳)とのことで、恋愛は横に置いて、結子の生き様がイキイキと描かれている。
    就職後の人生が続編で描かれるとのこと。
    結子の視点の置き方や斬新なアイディア、面白く読みました。才能があるな。なんの才能かはわからんけど。最高の褒め言葉だなあ。
    はー続きも楽しみ!

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    2026年02月12日
  • 光の帝国 常野物語

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    連作短編だが、一つ一つのストーリーが濃くて優しくて儚くて哀しみもあって。長編を読んでる感じだった。初版から四半世紀は経ってるが、混沌とした今の時代だからこそ、響くものがある。常野の人々が本当に居るような気がしてならない。

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    2026年02月12日
  • ドミノ

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    めちゃ面白かった!色んな人の色んなドラマが東京駅で繋がって楽しく読めた。えり子姉さんまじかっけー。これ映画化してないの意外だな。映像化したらウケそうなんだけどなー。

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    2026年02月11日
  • spring another season

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    2024年版に登場したバレエ団の面々の物語。
    萬春(よろず はる)をめぐる物語と言えるかな。
    忘れていたのだけれど、読んでいるうちに、2024年版の記憶が蘇ってくる。
    さすが恩田陸さま。
    安心するような、切なくなるような。
    他のキャラクターのその後も知りたいところです。
    陸さま、ぜひお願い!

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    2026年02月10日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    切ない、なんて切ない物語なんだろうか。今の時代を生きる私たちに、まさに問いかけてくる。そして、美しい日本語で綴られ、硬い文章のようだが、情景が映像のように浮かぶため、読みやすく理解しやすい。シリーズであるエンドゲームを先に読んでいたので、違いに驚きつつ、まさにこれは名作だと思う。

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    2026年02月09日
  • 珈琲怪談

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    最初はどのくらい怖いのかドキドキしましたが、夜にトイレに行けなくなるという事はなかったです!

    ゾクっとする場面もありますが、面白くてさくさく読めました!
    おじさん達の話し方が可愛らしい部分があり、読んでて怖さが中和されました。

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    2026年02月09日
  • ドミノ

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    「偶然屋」と同じような感じかな?と思いながら読み始めましたが、よりおもしろかった。たくさんの登場人物が出てきますが、ちゃんと書き分けされており認識(?)して読めます。少しずつ交わっていくたくさんの人の偶然が、こんなにも大きな事件になっていくなんて。おもしろかったです。

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    2026年02月09日
  • spring another season

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    前作『spring』でHALに魅せられた人のための短編集。登場人物や設定の説明が一切されないのに、次々と『spring』が思い出されて驚いた。それだけ私にとって魅力的な作品だったんだなぁ。

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    2026年02月08日
  • 夜明けの花園

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    理瀬シリーズの短編集
    北の原野の湿原に浮かぶ、岩に貼り付いた古く美しい建物で、全寮制の学校で起こる様々な出来事

    水晶の夜、翡翠の朝
     ヨハンの物語 ユーロ・マフィアの跡取りのヨハン
     学園内でも命を狙われるだ…
    麦の海に浮かぶ檻 
     現在の校長の遠い記憶
     タマラ 毒に耐性が出来てしまった悲しい少女
    睡蓮
     理瀬の記憶
    丘をゆく船
     黎二と麗子 親に虐待を受けて育った2人
    月食
     聖を守りにきたのね 数学の代用教員の高橋先生
    絵のない絵本
     父の依頼で南国のホテルにバカンスに訪れた理瀬
     誰が誰を狙っているのか…

    どれも怖くて面白い物語だ~

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    2026年02月08日
  • チョコレートコスモス

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    おもしろかった。
    自分たちだけが知っている無名の天才が成り上がっていく、認められていく様子を追体験できるのが痛快だからおもしろさを感じるのかなとは思った。続編も読んでみようと思う。

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    2026年02月06日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    おもしろかった!
    環境の違う天才たちが音楽に一生懸命向き合って楽しんでいる様子がこっちまで楽しくなる。
    コンテスト出場者もだけど、審査員の心も描かれていておもしろい。
    苦しいこともあるだろうけど、前面に出過ぎてないから読んでてツラくない。
    音をこんなに美しい文章で表現できるんだーとびっくり。
    出てきた曲をYouTubeで聴きながらじっくり読んでみた。ポップスもいいけど、やっぱりクラシックも好きだなって思った。

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    2026年02月05日
  • 麦の海に沈む果実

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    幻想的で靄がかかった湿原に囲まれた学園が舞台。登場人物が多いのでメモを取りながら読んでいた。ある人物の二面性の落としどころは都合が良いと個人的に感じるし終盤の種明かしは駆け足な気がする。とはいえ非常に楽しめた。 私はあたしの理瀬が気に入ってたみたい。学園舞台の蠱毒である。化物が誕生し鳥肌が立った。

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    2026年02月05日
  • spring

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    マッチングアプリで会った男がこの本が好きだというので読んだ。
    他人から見た春の姿から話がはじまり、やがて春の語りへ変わる。春の振付師としての才が花開く描写が美しく、好みだった。

    春に会った男で、夏までは続かなかった。Springはずっと部屋の棚の中にある。多分死ぬまで捨てることはないと思う。そんな本だった。

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    2026年02月04日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    さすが本屋大賞の 直木賞の サクサクドンドンと読めた。気持ち悪い感覚よくわかるし着眼点も大したもんだ、読み終えて照ノ富士引退相撲を見てて初切ってオモロってこと

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    2026年02月01日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    女性の内面を描きだす表現がさすが。
    自分の気持ちで言語化できなかった部分も一部腑に落ちる表現があって、自身を深掘りするきっかけにもなった。

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    2026年02月01日
  • spring

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    一章から二章、二章から三章と、読み進めるにつれて「萬春」が鮮明になっていって、バレエの世界にどっぷり浸かれるとても読み応えのある一冊。
    作品作りの内部や作品に関わる人々の描写により、バレエだけじゃなく、舞台芸術をこの目で見たい!という思いが一層濃くなった。
    誰の視点かによって様々な主人公を、表しているかのような、白地のブックカバーも素敵。章を進めるごとに、どんな春を知れるんだろうとわくわくした。
    映像化するとしたら、横浜流星の春を見てみたい。

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    2026年01月31日