恩田陸のレビュー一覧

  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    悌結子という1人の人間の生き様を描いた、いわゆる朝ドラみたいな小説。作中で言及されているが、作者は朝ドラのヒロインに独身がいない、恋愛や配偶者ありきなのがどうかと思っている(意訳)とのことで、恋愛は横に置いて、結子の生き様がイキイキと描かれている。
    就職後の人生が続編で描かれるとのこと。
    結子の視点の置き方や斬新なアイディア、面白く読みました。才能があるな。なんの才能かはわからんけど。最高の褒め言葉だなあ。
    はー続きも楽しみ!

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    2026年02月12日
  • 光の帝国 常野物語

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    連作短編だが、一つ一つのストーリーが濃くて優しくて儚くて哀しみもあって。長編を読んでる感じだった。初版から四半世紀は経ってるが、混沌とした今の時代だからこそ、響くものがある。常野の人々が本当に居るような気がしてならない。

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    2026年02月12日
  • ドミノ

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    めちゃ面白かった!色んな人の色んなドラマが東京駅で繋がって楽しく読めた。えり子姉さんまじかっけー。これ映画化してないの意外だな。映像化したらウケそうなんだけどなー。

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    2026年02月11日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    切ない、なんて切ない物語なんだろうか。今の時代を生きる私たちに、まさに問いかけてくる。そして、美しい日本語で綴られ、硬い文章のようだが、情景が映像のように浮かぶため、読みやすく理解しやすい。シリーズであるエンドゲームを先に読んでいたので、違いに驚きつつ、まさにこれは名作だと思う。

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    2026年02月09日
  • ドミノ

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    「偶然屋」と同じような感じかな?と思いながら読み始めましたが、よりおもしろかった。たくさんの登場人物が出てきますが、ちゃんと書き分けされており認識(?)して読めます。少しずつ交わっていくたくさんの人の偶然が、こんなにも大きな事件になっていくなんて。おもしろかったです。

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    2026年02月09日
  • 夜明けの花園

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    理瀬シリーズの短編集
    北の原野の湿原に浮かぶ、岩に貼り付いた古く美しい建物で、全寮制の学校で起こる様々な出来事

    水晶の夜、翡翠の朝
     ヨハンの物語 ユーロ・マフィアの跡取りのヨハン
     学園内でも命を狙われるだ…
    麦の海に浮かぶ檻 
     現在の校長の遠い記憶
     タマラ 毒に耐性が出来てしまった悲しい少女
    睡蓮
     理瀬の記憶
    丘をゆく船
     黎二と麗子 親に虐待を受けて育った2人
    月食
     聖を守りにきたのね 数学の代用教員の高橋先生
    絵のない絵本
     父の依頼で南国のホテルにバカンスに訪れた理瀬
     誰が誰を狙っているのか…

    どれも怖くて面白い物語だ~

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    2026年02月08日
  • チョコレートコスモス

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    おもしろかった。
    自分たちだけが知っている無名の天才が成り上がっていく、認められていく様子を追体験できるのが痛快だからおもしろさを感じるのかなとは思った。続編も読んでみようと思う。

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    2026年02月06日
  • 麦の海に沈む果実

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    幻想的で靄がかかった湿原に囲まれた学園が舞台。登場人物が多いのでメモを取りながら読んでいた。ある人物の二面性の落としどころは都合が良いと個人的に感じるし終盤の種明かしは駆け足な気がする。とはいえ非常に楽しめた。 私はあたしの理瀬が気に入ってたみたい。学園舞台の蠱毒である。化物が誕生し鳥肌が立った。

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    2026年02月05日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    さすが本屋大賞の 直木賞の サクサクドンドンと読めた。気持ち悪い感覚よくわかるし着眼点も大したもんだ、読み終えて照ノ富士引退相撲を見てて初切ってオモロってこと

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    2026年02月01日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    女性の内面を描きだす表現がさすが。
    自分の気持ちで言語化できなかった部分も一部腑に落ちる表現があって、自身を深掘りするきっかけにもなった。

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    2026年02月01日
  • ネバーランド

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    子供である自分と大人になりつつある自分の折り合いの付け方に悩んだ昔が思い返される。
    ここまで壮絶な背景がなくても、そういうモラトリアムは誰にでもあるんだろうな。
    戻れない時代と場所にノスタルジーを感じる、秀逸なタイトルだと思う。
    必要以上に湿度が高くないところや、年末の雰囲気も好き。

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    2026年01月30日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    切ない。これは切ない。これだけは言っておきたい。悲しみもあるが、切なさの方が先に立つ。過去、過ぎ去った歴史の物語を読んでいるはずなのだが、どうにも今、この時代を読んでいるような感覚まである。
    戦前の長閑だが、どこか不穏な気配がする時代の空気が見事だし、そこにいる不思議な人々のユーモラスで、ふわふわした存在感が見事だ。そこにいないはずなのに、いそうな感じがするのだ。
    ファンタジー、ではあるのだろうが不思議さと人の世の儚さをテーマにした群像劇でもある。恩田陸、不思議を不思議のままに描かせたら右に出る者のいない作家である。

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    2026年01月27日
  • 光の帝国 常野物語

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    随分と昔に読んだ作品だが読み始めるとあら不思議、やはり覚えているものである。内容の細かなところ、ではなく足が歩き方を覚えているというか。昔暮らした町に戻ってきたような雰囲気があるのだ。
    どこからかやってきてどこかへ行く人々、権力を持たず、群れず。現代的な視点を持つ作家なら巨大な敵を登場させるのだろうが、恩田はそうしない。あくまでもこれを時代と人々の物語として描いていく。あちこちに寄り道しながらたどり着いた場所、そこにある微笑みと優しさに安堵と涙が漏れた。

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    2026年01月27日
  • ドミノin上海

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    ドタバタ劇再び!期待通り面白いし、前回に比べてコメディが増した。読んでて思わず笑ってしまうので電車ではお勧めしない。読後スッキリというより、途中が特に面白い。

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    2026年01月26日
  • 麦の海に沈む果実

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    世界観もお話も好みすぎて、ページを捲る手が止まらなかった!自分も湿原にいるかのような読書体験が出来た。黎二とヨハンが特に好きなキャラクター
    他の理瀬シリーズも読んでみたい!!

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    2026年01月20日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    最後の5ページがガツンと来る。村の美しく悲しい日々がこんな終着なのかと。

    村のお嬢様の話し相手に選ばれた主人公、峰子の「いつの世も、新しいものは船の漕ぎだす海原に似ているように思います」という回想から始まる書き出し。新天地の輝かしさだけでなく、失敗の恐怖にも触れられる。悪いことが起こるのだろうと端々からわかる。
    なのにあまりに村と人々が素敵なものだから、峰子と同じようにずっとこの日々が続いたらいいのになあと思いながら読んだ。

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    2026年01月24日
  • 光の帝国 常野物語

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    SNSで見つけて、気になり手に取った本。
    出会えて良かったと感じることができた。

    作者はカードを沢山使用した総力戦と後書きに書かれて、確かに其々の続きを読みたくもなったけれども、この本はツル先生が見届け続けている辛いことも暖かいものもある物語なのかなぁと読み終えて思った

    穏やかで辛いけれども優しい
    そんな惹き付けられる本だった

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    2026年01月20日
  • ネバーランド

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    短い期間を舞台に、集まってみんなの秘密や過去を話していくワンシチュエーションものが好きなんだと本作で分かった!

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    2026年01月18日
  • ドミノ

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    最初は登場人物が多すぎて、場面変化もコロコロ変わるので、どういう話?ってなってたけど、読み進むにつれて、人がどんどん交錯していくようになって、読み進める手が止まらなくなりました。映像が脳内でしっかりイメージできます。伏線が張り巡らされてるのもすごい面白かった!

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    2026年01月17日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    どの作品も面白かった。
    有栖川有栖も恩田陸もそれぞれのらしさを短い話の中に上手く盛り込んできている感じでした。
    その中でも個人的には櫛木理宇の『追われる男』が面白かった。なんか、日常でもある感じで『さっき駅で見かけた人がこんな所に?』みたいな感覚。
    他のシリーズも時間があれば読んでみたい!

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    2026年01月17日