恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった。
読み終わって、あとがき読んでなんか涙が出た。
初めて作者に、ありがとうって無意識に言葉が出た。
練もチカももなんて良い子たちなの。わたしも読みながらこの2人と一緒に冒険させてもらった気分。小さな大切な事がいっぱい散りばめられてる作品。
例えばー。
ひとの感情は長続きしない。勇気を出して頑張る時は必要。行動する時は、まずよく考えてから動く。
荷物はもつ。準備をしておくって事よ。たぶん。
事前の学びは必要→だから本を読む。もっと沢山あっただろうけど、覚えてない。でも、わたしの心の奥になんか残ってるんだろう。
大切な事は、自己啓発本ではなくて、小説が教えてくれる。
あー。この本 -
Posted by ブクログ
ネタバレひとつの謎に対する真実を追う中で写し出される人間の感情
恋愛モノなのかミステリーなのかサスペンスなのか 全体で見たらどこかの括りだと捉えられるかもしれないけど
ひとつは純愛であって ひとつは人間のありのままが否応にも描かれてる
「2人で大きな罪を共有したら 今ここで彼に殺されて2人で死んだら、一生自分と彼を繋ぎ止めるものが出来るかもしれない」という焦燥感が痛くて苦しいほど伝わってきた
最後に薄れていった相手への興味は保身からか真実の発覚からか分からないけど
その時の感情全てがあまりにもリアルで
視点が交互に入れ替わるのに「今どっちだっけ?」ってならなくて自然に話と動作主の感情が入ってくる書き方 -
Posted by ブクログ
頁を捲る手が止まらなくて、本当に一瞬で読み切っちゃった
こんなに引き込まれた本久しぶり
登場人物がそれぞれ本当に魅力的で、ある意味主人公が何人もいるかのような、面白い本になってる
そして伏線と視点の切り替わりも絶妙で、展開も遅くもなく早くもなく非常に読みやすい
ちょうど先日、欲望という名の電車を観に行ったので、最後のオーディションのシーンがすごく想像しやすくて、観ててよかったと思えた
本を読むのも好きだし、映画を見るのも好きだからどっちも続けていきたいなと思える素敵な作品でした
にしても、恩田陸って才能のある人間の描き方が瑞々しくて多彩で、本当にすごい -
Posted by ブクログ
最初から最後まで読む手が止まらない興奮を久しぶりに味わいました。目の前の舞台の興奮
が感じられる素晴らしい表現力はさすが恩田陸さん。
響子と飛鳥の最後のオーデションのパートは演者の声まで聞こえてきました。必ずまた読むであろう素晴らしい一冊。続きが読みたいけど、なかなか販売されないのが残念。
頑張ってイメージしたわけでもないのに響子は松たか子さんが重なりましたが、飛鳥はオリジナルの早大演劇部員の顔が浮かんでいました。自然に映像が頭に浮かぶ作品は蜜蜂と遠雷に続き2冊目です。
恩田陸さんは本当にすごいと改めて感じた作品になり恩田作品を読み返すきっかけになりました。