恩田陸のレビュー一覧

  • エンド・ゲーム 常野物語

    Posted by ブクログ

    常野物語三作目
    どんな話になるのか楽しみだったが
    拝島瑛子親子の物語となっていた
    てっきり春田家が出てくるかと思っていた
    なかなか壮絶な不思議物語となっていて
    ファンタジーの世界というより
    ホラーの世界かも
    なんだかしっくりこない感じもあるし
    きっと続きがあるはずと思わせる
    が、もう何年もたつが続きは出てこない
    世界が広がりすぎて取り留めなく感じる
    「アレ」と呼ばれる存在の意味もわからない
    裏返された人々はどうなってしまうのか
    謎だけが残る
    あーどうにかして〜
    恩田陸さん続きをお願いいたします

    0
    2026年07月17日
  • チョコレートコスモス

    Posted by ブクログ

    ガラスの仮面を思い出させるストーリー。芸能一家に生まれた若手女優東響子と素人天才女優の飛鳥がオーディションを通して女優としての道に目覚める。
    久しぶりに夜更かしして読み切った没入できる作品。

    0
    2026年07月17日
  • 蒲公英草紙 常野物語

    Posted by ブクログ

    「光の帝国」の続編である常野物語
    今回は20世紀初め、東北の農村でのお話
    旧家、槙村家でのお話。
    末娘と、その話し相手の峯子、
    物語は峯子の日記として進む。

    代々槙村家には言い伝えがある。
    「常野」の人が来たならおもてなしをしなければいけないと。
    その夏やってきた親子は「常野」の人
    他にも槙村家にはさまざまな人々が滞在していた。そしてその夏は、忘れられない夏だった。

    穏やかな日々を暮らす峯子たちに、押し寄せる
    何か。そしてみんな成長していく。
    成長、青春、感動の物語。
    早く続きを読まなくてはならない!



    0
    2026年07月16日
  • 光の帝国 常野物語

    Posted by ブクログ

    「常野」の人々の連作短編集
    不思議な力がある一族は、穏やかで知的で
    権力の志向を持たず、普通の人々の中に
    埋もれて生きている。
    春田家の人々は膨大な書物を暗記する。
    美弥子には未来が見える
    拝島家は何かを裏返す
    川添律は音楽に秀でている
    ツル先生は長生きで足が速い
    かつての教え子たちの悲しみを乗り越えて
    ここまで生きてきたツル先生はまた何かを思う

    不思議な不思議な物語
    実は近くにも常野の人がいるのかもしれない
    密かに生きながらこの世を憂いているかもしれない。

    常野物語はまだ続く


    0
    2026年07月16日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    Posted by ブクログ

    美しい。文字を読んでいるつもりが、自分で絵を書いていくような感覚がした。
    "緊張”ひとつとっても、表現の仕方によって重さが違う。なおかつ、全てが想像でき、その緊張を味わうことができる感動。

    0
    2026年07月14日
  • 祝祭と予感

    Posted by ブクログ

    こちらも良かった〜。先生の文章からは何故こんなに音が聴こえてくる気がするんだろうと思いながら読んでいましたが、後書きを読んでまさしく先生が音を奏でていたのか(小説の中でのピアニスト)と思いました。ピアノを習っていた身としても、手遊び程度だったためピアノ曲のタイトルを聞いてもピンと来ないものばかりでしたが、何かキラキラしたものが聴こえてくる感覚を持ちながら読み終えました。この一貫してあるワクワク感は、今後も忘れられないだろう作品でした。

    0
    2026年07月14日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

    Posted by ブクログ

    楽しすぎる!恩田陸先生の長編作品初読みですが、もう全然ページを捲る手をとめさせてくれない。視点がコロコロと変わって区切りがついているはずなのに、違和感を感じさせない。そんなことよりどんどんのめり込ませる文章にワクワクが止まらない。かつピアノの楽しさ、舞台の怖さは、かつてピアノを習っていた自分にも共感できるところもあって、色んな音、感情が流れ込んでくるようだった!

    0
    2026年07月14日
  • 私と踊って

    Posted by ブクログ

    『私と踊って』

    恩田陸先生らしい話がぎゅっと詰まった短編小説集。
    最後に恩田陸先生のあとがきが1話ずつに添えられているのも嬉しい。

    なんだろう。どうしようもなく、すべての話に“恩田陸”の残り香みたいなものを感じる。
    ジャンルが変わっても、様式が変わっても、見事すべてに“恩田陸”。

    どれも好きだけど個人的に好きなのは「忠告」と「協力」だ。
    「忠告」での出来事で全てを完全に信じ切った私の心にあまりに衝撃の事実が「協力」で飛び込んでくる。
    あと、「東京の日記」も随分と惹き込まれた。
    プロパガンダと、和菓子、日記。他人を通って見ているせいで、とんでもないことが起きているのに、なんだかのんびりしていて、それが余計に恐ろしい。これを2010年に書いているというのだから驚きだ。
    星新一を思い出したが、先見の力が作家様にはあるのだろうか。先を見通す力があるように思えてならない。

    小さい頃に綺麗なカンカンの中に取っておいた宝物を触って思い出していくような感覚になる一冊。
    綺麗なお菓子の包み紙や、今はもうない喫茶店のペーパー、台北の思い出、どこだったか思い出せない異国の石、キラキラと光るおもちゃのネックレス。
    その“宝物”にそっと触れるたびに、記憶の物語がはじまるような。そんな一冊だった。




    あらすじに「万華鏡」とあるが、すごく良い表現な気がする。からりと回るたびにチカチカと色を変える万華鏡とよく似ている。章が変わるごとにチカリチカリと色を変えるのだ。

    0
    2026年07月14日
  • 灰の劇場

    Posted by ブクログ

    実話とフィクションが混ざった話で面白いかった。漠然とした不安がいろいろ書かれて共感できた。(死ぬほどではないけど)

    0
    2026年07月11日
  • 酒亭DARKNESS

    Posted by ブクログ

    全国の居酒屋からインスパイアされた、居酒屋ホラー。怖いホラーというより、不穏な、少しぞわっとなるくらいのレベル感。私はそんな恩田さんの小説が大好きなので、本作も本当に大好きです。フェーン現象が起きると“入ってくる”から戸を開けてはいけない、「曇天の店」や、日光東照宮について語る「祖父の墓」あたりがとてもお気に入り。

    0
    2026年07月11日
  • 不連続の世界

    Posted by ブクログ

    塚崎多聞シリーズ。
    珈琲怪談で語られていた塚崎多聞のエピソードは最後に収録されている。
    こちらは短編集となっておりトラベルミステリーのようなスリラーのような小説。読み終わると少しゾクっとする感覚がある。
    珈琲怪談の塚崎多聞がもっと肉付けされリアリティを感じた。

    0
    2026年07月10日
  • チョコレートコスモス

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!!500ページ超えなのに一気読みしてしまった。次どうなるの?どう演じるの?がずっとあってわくわくした。
    響子みたいな恵まれた天才がそのままうまくいく感じの話めっちゃすきなのでそこもよかった

    0
    2026年07月10日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

    Posted by ブクログ

    商人家系の末っ子梯結子は幼少期より観察力と閃きを活かし、子供ながら問題点に取り組む才能ある少女であった。これからどの様な人生を送るのか幼少期〜大学卒業までを描く青春編。

    0
    2026年07月09日
  • 祝祭と予感

    Posted by ブクログ

    蜜蜂と遠雷のスピンオフ作品と知り
    ずーっと読みたかった!!
    やっと読めました!!

    あまり厚くない本とは言え、
    一瞬で読み終わってしまって
    え?もう終わり?となりました(笑)
    もっと読みたい!!読ませてください!!

    また蜜蜂と遠雷を読みたくなりました。
    なんなら続編とか出ませんか?
    スピンオフでもいいんだけど。
    あの登場人物たちの物語がもっと読みたいです。

    後半のエッセイは個人的には微妙と言うか、
    もともとエッセイみたいなのは好みじゃないので
    あまり面白いとは思いませんでした。
    音楽の知識がある人は面白いのかも?

    0
    2026年07月08日
  • 光の帝国 常野物語

    Posted by ブクログ

    ずっと積んでいたシリーズ。
    超能力一族が出てくるファンタジー小説なんだなぁと予想して読み始めたが、そんなあさっい展開を予想をしていた自分が恥ずかしい…
    一度覚えたことは忘れない、未来予知ができる
    など、不思議な能力を持つ人々が出てきますが、
    超能力を使ってドンパチ戦闘!という展開の物語ではありませんでした。
    短編集でしたが、連作というよりは、「常野」という土地をバックボーンとした登場人物達が、
    各地で普通の人として普通に暮らしている中での物語です。
    子を想う親の愛に涙したかと思えば、得体の知れない存在に慄かされたりと、
    色んな面で楽しませていただきました!
    最後の話は音楽を愛するチェリストとフルート奏者の話なのですが、やはり恩田陸さんに”音楽を描かせるとやはりピカイチだなぁと、ウットリしながら読みました。
    この常野物語シリーズは、後2作品が既に刊行されているので、早く続編読みたい!!!!

    0
    2026年07月07日
  • MAZE 新装版

    Posted by ブクログ

    SFミステリーかと思いきやホラー要素もあり、人間模様だったのかと思えばやはりSFなのか…なんて、さまざまな展開を楽しめる作品でした。
    随分前のことなので記憶が定かではありませんが、恩田先生の作品は「夜のピクニック」を読んだ後に「ロミオとロミオは永遠に」を読むところからスタートしたため、作風が全然違っていて驚いたことを思い出しました。
    シリーズ物の作品のようなので、続きも読んでいきたいです。
    とてもおもしろかったです!

    0
    2026年07月06日
  • 麦の海に沈む果実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    導入がなんやら難しい言葉が連なっていて1ページ目で、これ初心者には向いてないわ!ってなりしばらく閉じていたのだが、時間ができなんとか読み進めているとめちゃくちゃ面白くてキャラクターと世界観が刺さりまくった。導入の意味も最後まで読むとわかる。小説っておもしれ〜!この学園の世界観と登場人物の特徴、中学生の時に読んでいたら相当拗らせた人間になってたww 不幸な生い立ちだけど血筋と能力は優秀な女...とかいって妄想にハマり悦に浸ってそうだわ。最終章までは色んな事件が起りながらも憧れ学園生活楽しそう♩くらいの気持ちで見ていたら最後...何だこの気持ちは。全ての人間に裏切られた気持ちだった。つらい。私の純粋なヒロイン理瀬を返して!ww理瀬シリーズであるということをあとから知った。次の「黄昏の百合の骨」を読もうと思う!「三月は深き紅の淵を」もすごく気になるけど...というか次作では理瀬はあの性格なんだもんな...私はまともな精神で読み切れるのかしらw
    てか黎二ってまじで父親あの人だったの?ちょっとみんな黒か白か入れて教えてもらっていい?

    0
    2026年07月06日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    なぜ作家は亡くなったのか。みんなの軽口とともに4年前の事件が明かされていく。スリル満点。どこかお芝居を見ているみたいにテンポいい。

    作家の時子が亡くなって、しばらく経った。うぐいす館にみんなが集まる。ベテラン編集者のえい子が料理を作っていた。つかさに尚美、静子、絵里子。1年ぶりの顔合わせ。フジシロチヒロという人からカサブランカの花束が届いていて、メッセージがついていた。「皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます」と書いてある。フジシロチヒロは時子が最後に書いていた小説の主人公の名前だった。静子さんが、自分が時子を殺したと言い始める。みんなは4年前のおさらいを始める。

    時子の弟が3回目の結婚をすると言い出したのだ。時子は最新作の最終稿をチェックしている。えい子は4人がやってくるので夕食を作り始める。絵里子、静子、尚美とやってきて、時子が出てきて会話した。時子はアイデアを思いついて書斎へ。つかさが来て宴会が始まる。電話が鳴って時子が出てきて応対。薬を飲みまた書斎へ。ご飯食べようと声をかけたら、倒れていたので搬送した。薬の水から青酸カリが出たのだ。その後遺書がみつかった。

    時子と静子はその数日前に銀座で会ったらしい。右腕がほとんど上がらなくなっていたという。しかし静子が当日寝室に見えた女は右腕を挙げていた。それに言及していれば時子を救えたはずだと。そして最新作は時子のものではなく他人のものだと思うと指摘。尚美が私のだという。後継者に手紙で指名される予定だったと。だが見つかった尚美宛の手紙には静子に殺されそうと書いてあった。

    妙な電話がかかってきて、みんなで時子を殺したことを思い出せと言われる。静子が時子を追い詰めていたと語る。天才度が落ちていたことを指摘する手紙を送り続けて怒らせてしまう。

    突然思い立ってみんなでパスタを食べようという話になり、缶詰のミートソースを開けたが、缶詰に裏から針の穴が開いていて、何かが仕込まれていたという話になる。えい子は自分で作るから缶詰のソースを使わないので、時子の生きていた頃のものだという結論に至る。時子は自殺とともに誰かを殺したかったのではないか。

    0
    2026年07月03日
  • 愚かな薔薇 上

    Posted by ブクログ

    上下巻。
    選ばれた子供達が集められ、磐座で行われる2か月間のキャンプ。
    『変質』とはなんなのか。
    『虚ろ船乗り』はどういう存在なのか。
    夏の雰囲気とひっそりと漂う官能的な雰囲気、そして不穏な気配。
    壮大なスケールを感じられる長編小説。
    どっぷり浸って一気読みだった。

    0
    2026年07月01日
  • 愚かな薔薇 下

    Posted by ブクログ

    なんか壮大なんだな、ということはわかった。うむ。

    血切りの提供者になると健康になるという噂のせいで、やって欲しいという大臣が来てしまった。だご大臣は不健康で、吸いに行った娘は大臣を殺してしまう。

    奈智の父の白骨遺体が見つかった。父は変質体について調べていた。奈智はトワと共に意識を飛ばす術を獲得した。血を飲まなければならない。父と母は外海で実質化しているという。会いたい。トワは奈智が飛べたら、終わりが始まるという。

    0
    2026年06月29日