恩田陸のレビュー一覧

  • 上と外(下)

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    あまりにも受難の連続で、も〜いいわ〜っいい加減シツコイわ!!ってなりかけました。

    古代マヤの王はジャガー。成人式には12人必要で、練が来たので成立すると古代マヤ人ぽい人ニコに言われる。王と戦って生き延びるというものらしく、食糧と暖かい寝床は用意された。

    賢と千鶴子は探しに来た日本人と会うことができて、生きているという情報は日本に届くが、子供二人がヘリコプターから放り出されたことも伝えられる。

    祈りの部屋を見つけて黒曜石を1日最低10個入れなければならないが、12時間の時間がある。入念な準備をして練は始める。その頃千華子も出られない部屋で恐怖と戦っている。穴を見つけたので探検を始めたが、オセロの石を帰りの目印に置いておいたのが鉄砲水でなにもかもわからなくなった。

    成人式2日目にジャガーが凶暴になってコントロール不能になった。練がジャガーを振り回して、結局仕留めることに成功する。イザベラ火山が噴火を始める。千華子と練はようやく再開する。だがまだ地下だ。

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    2026年10月05日
  • 上と外(下)

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    家族とは、夫婦とは、兄弟とはと考えさせられた。極限まで追い詰められて初めて人は何が大事であったのか気付くことができるのかな。グアテマラに関して興味が湧いたので少し調べてみたい。

    今までは中米と言えばコスタリカに興味があったが。

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    2026年10月05日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    文章だけで音が聞こえてくるような感覚と、4人のコンテスタントの結果に読む手が止まらない
    4人とも天才なのだけど1番現実世界に近い明石を気付いたら応援していた
    よかったね
    映画化されてるものを見ていないけど、ピアニストの本物のピアノを是非聴いてみたいと思った
    きっと感動して涙が出るんだと思う

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    2026年10月05日
  • 上と外(上)

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    周りの読書家の方々が割と読んでいたので、追随してみました!!まだジャングルの中です。


    楢崎家はマヤの遺跡を発掘中の父賢に会いに出かける。恋多き継母の千鶴子(離婚済)、妹の千華子、そして練である。旅行最終日に近くなってから、千鶴子が再婚の話をするが、今後この家族と会わないで欲しいと言われているとのことだった。そして千華子が賢の子じゃないかもしれないとまで言い出す。賢と千華子の髪の毛を集めてDNA鑑定するとまで。

    次の日はヘリコプターでマヤをめぐる。軍用のモノを拝借しているようで、軍人さんが運転してくれる。もう少しでピラミッドに降りるところで、急にヘリが旋回してどこかに飛び始めた。抵抗しなければ大丈夫と言われる。クーデターだ。千華子と一緒にヘリコプターから放り出された。

    楢崎工業は祖父がやっている。ここにもクーデターのニュースが入り、祖父は祖父なり、叔父は叔父なり、従兄は従兄なりの方法で情報収集を始める。

    練と千華子は無事だった。ヒルや蚊よけにタオルを首に巻く。長袖、帽子、軍手、肌を露出させない。しかしジャングルの中どちらに行けば人のいる場所に辿り着けるのかわからない。すごくいい石の上にたどり着いた。ここで一晩あかす。ソーイングセットの針に摩擦で磁力を与えて北東に向かうが、随分歩いて昨夜と同じ場所に出た。がっくり。と思ったが似た場所で別の場所らしい。祭壇を何個か辿り着きながら、マヤの神殿にようやくたどり着く。一方で父賢や母千鶴子もふたりの救出に向けて動き出す。

    魚釣ったりなんだりしているが、千鶴子が熱を出す。

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    2026年10月04日
  • 鈍色幻視行 下

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    ネタバレ

    撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜果つるところ』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢のインタビューに答えていく。

    インタビューを通じて『夜果つるところ』およびその作者飯合梓の人物像に迫っていく
    物語を通じて何故『夜果つるところ』が、呪われた映画になったのか、が明らかになるのかと思っていたら、そこはベールに隠されたままであった。
    しかし、それを上回るような飯合梓の人物像の推理が面白かった。

    また、インタビューや船旅を通じて夫の雅春が死別した妻との整理ができたのも、その過程が美しくとても良かった。

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    2026年10月04日
  • 鈍色幻視行 上

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    ネタバレ

    撮影中の事故により三たび映像化が頓挫した“呪われた”小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、関係者が一堂に会するクルーズ旅行に夫・雅春とともに参加した。船上では、映画監督の角替、映画プロデューサーの進藤、編集者の島崎、漫画家ユニット・真鍋姉妹など、『夜果つるところ』にひとかたならぬ思いを持つ面々が、梢のインタビューに答えていく。

    インタビューを通じて『夜果つるところ』およびその作者飯合梓の人物像に迫っていく
    物語を通じて何故『夜果つるところ』が、呪われた映画になったのか、が明らかになるのかと思っていたら、そこはベールに隠されたままであった。
    しかし、それを上回るような飯合梓の人物像の推理が面白かった。

    また、インタビューや船旅を通じて夫の雅春が死別した妻との整理ができたのも、その過程が美しくとても良かった。

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    2026年10月04日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    すごい壮大な話だった。
    コンクールだからもちろん順位も気になったが、それぞれ楽しく弾いているような気がして、誰が1番になってもおかしくない中で、すごい心を揺さぶられた。

    特に「ギフト」という表現が素敵だと思った。
    誰に対してのギフトなのか、起爆剤になってよりよくしてくれるなら、すごいいい効果だと思う。
    塵の演奏は、心を躍らせてくれる、素敵な音色なんだろうなと思った。

    私は音楽に造形が深くないが、国語のテストの「作者の気持ちになって考えよ」みたいなものだなと思った。
    もちろん模範的な考えは〇を貰えるが、よりその物語について考えるきっかけになるのが塵の演奏なんだろうなと感じた。
    そしてよりその物語を好きになるのも塵の影響なんだと思った。

    明石のことを応援していたが、結果的に「最後」となってしまっても、作った人に褒められるというのはとても嬉しいだろうなと感じて、私も嬉しくなった。
    この後どう「ギフト」が作用するのかも見たかった。

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    2026年10月04日
  • 夜のピクニック

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    「あの夜が終わってほしくない」
    ずっと本の世界にいたくなる…
    読み終わって現実に戻るのが少し寂しくなる本。
    読んでいる間、自分も彼ら彼女らと一緒に歩いてるような感覚になる、そんな作品。

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    2026年10月03日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    最後まで面白かった。本選進出の発表のときなんて、だいたい先が読めてるのにハラハラしてしまった。
    作中に出てくる曲は全然わからないけど、でも音が聞こえて来るようでワクワクした。途中途中でYouTubeで曲を探しにいき、現実の素晴らしいピアニストたちを知ることができた。素人の私が、読んだあとにはクラシックを聞きにいきたい、このピアニストのコンサートに行きたいと思えるようになった。
    人生に彩りを与えてくれた1冊でした。映画見たら続編の短編も読もう。

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    2026年10月03日
  • 麦の海に沈む果実

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    ネタバレ

    途中まで約束のネバーランドのような世界観で続きが気になって読むのが止まらなかった。
    最後結論に向かうまでが急に感じたけど2回目読むのが楽しそうな本だった。

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    2026年10月03日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    すっごく面白い!
    ピアノは全然わからないし、クラシックの知識もないんだけど、それでもピアノの音が聞こえてくるような表現の素晴らしさで最後まで楽しんで読めた。
    下巻読んだら絶対に映画見よう。

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    2026年09月30日
  • spring

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    通勤で本を読むようになり、「蜜蜂と遠雷」に続いて2作目の恩田陸作品を読書中。
    まだ途中ですが、とても良いです。蜜蜂と遠雷の時のようにずっと大切に本棚に置いておきたいと思う、丁寧な作品。バレエを全く知らなかった私でも、読みながら作品名やどんな動きなのかを検索するし、観に行ってみたいと思う。知らない世界を教えて楽しませてくれる、まさに読書の醍醐味を感じる本だと思います。
    読み終わったらまた感想を書きます。

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    2026年09月30日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    完結…!本当に、誰が優勝するか分からないドキドキさもあるピアノコンクールだったけど、より高みへ行くコンテスタントたちがかっこよくて!!どのキャラクターにも愛着が湧いた。風間塵、彼は特に愛でたくなるなと母性が、、かわいいしかっこいいし不思議。彼のピアノが1番聴いてみたいなと思った、、でもマサルもアヤも素敵でした。華やかな舞台の裏側にある苦しさもすごい。ピアノコンクールとかコンサートとかいつか実際に行ってみたいなと思った作品。

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    2026年09月28日
  • チョコレートコスモス

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    夢中になって読んだ。
    始めは小さい頃から芝居をしている響子目線の部分もあったからか、自分とはかけ離れすぎた人たちの話のように思えて、読む手を止めたり再開したりしていた。
    けれど中盤から大学生の集まりで芝居をしている巽や芝居を始めたばかりの飛鳥が出てきて、グッと自分に近い世界の話になったからか、どんどん惹き込まれていった。異様な雰囲気の天才・飛鳥に目が離せなかったのもある。

    演劇や戯曲というとあまり関わりがなく難しく感じるが、最終オーディションの描写はどれも鳥肌が立った。読んでいる私までヒナギクに触れられたような気がしてドキッとした。

    あとがきに書かれている続編についてはまだ刊行されていないようなので、ぜひとも書いてほしい…!飛鳥と響子がどんなふうに芝居の世界を歩んでいくのか気になりすぎる。

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    2026年09月27日
  • チョコレートコスモス

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    普段演劇をよく観に行くのでこの作品を読んでみた。登場人物が演技をする際の描写が達筆で映像化しやすい。自分がオーディションを見てるような感覚になれる。
    伏線の張り方も綺麗でそれぞれの登場人物の交わり方も綺麗で読んだ後に戦慄が走った。

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    2026年09月27日
  • ドミノ

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    面白かった!まさにドミノ倒しのように次から次へと展開するドタバタ劇からのピタッとパズルのピースが回収されていくのが気持ちいい。エンタメ作品。

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    2026年09月26日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    読むのもったいなさすぎて大切に温めすぎていた一冊。全部面白かった!やっぱりクオリティ高い一冊だったな。特に有栖川有栖さんと櫛木理宇さんのが本当に面白くて、本当に面白いものはものすごい速さで読めるんだなって疾走感だった。

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    2026年09月26日
  • ドミノ

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    まさにドミノ! 小説の構造美を楽しむ一冊!

    いつも本を読みながらメモをとるんだけど、この小説の後半は全くとれなかった!
    目まぐるしく変わるシーンと、前半で広げきった風呂敷が後半ものの見事に畳まれていく物語を、その興奮を止めぬまま読みたい!と思ったから。アクション映画のようなリズムで切り替わる場面のスピード感を落とさないまま、最後まで走りきれた。最高。

    物語の舞台は、東京駅周辺。
    ノルマに追われる生命保険会社の営業マン、ミュージカルのオーディションに挑む子役と嫌なライバルの母親、元カノの恐怖から逃げ回る遊び人とそのいとこ、
    映画館でアンフェアな推理ゲームに挑むミステリ研究部、海外から来日中の映画監督とそのペット、句会のために筑波からやってきたおじいちゃん俳人と、そのメンバーの警視庁OBなど、総勢27人と1匹がメインキャラクター。

    もうこの時点でカオスでお腹いっぱいなんだけど、このそれぞれをキャラ立てして個性強く描いてくれてるから、全然、登場人物がわからなくならない。
    さすがすぎる。恩田陸さんの手腕が恐ろしい。

    誰かのふとした振る舞いが、見知らぬ誰かのピンチを救ったり、絶体絶命の爆弾騒動を引き起こしたりする。

    複雑に絡み合った糸が、たった一つの結び目を引っ張った瞬間にスルスルと解けていく快感。映画だと受け身すぎるから、やっぱり小説という媒体でしか味わえないと思う。

    そしてドミノが雪崩のように倒れていく様は、想像の何倍もハチャメチャだった。荒くれ者が作ったピタゴラスイッチみたい。

    読後は自分の日常すらも「今、僕がここで靴紐を結んだことで、バタフライエフェクト的に世界のどこかで誰かの運命のドミノが倒れたのでは?」と、思えてくる。

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    2026年09月23日
  • チョコレートコスモス

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    大好きな恩田先生の作品!三宅香帆さんもとんでもなくおすすめしていたので読みました!

    私の中で忘れられない読書体験になりました!そして、人生で特別な本になりました!

    演劇オーディションのお話。
    サラブレッドの響子と大学で芝居を始めたばかりだから異才を放つ飛鳥が中心となって話が進みます。

    舞台で芝居をするシーンが何度もあるのですが、その没入感がすごい!!!もう時間を忘れて読みました!
    『六番目の小夜子』の呼びかけのシーンや『中庭の出来事』の芝居のシーンで夢中になって読んだ思い出がよみがえりました!

    舞台を観劇しているかのように情景が頭の中で浮かびました!臨場感のある心情描写もよかったです

    響子や飛鳥だけでなく、周りの巽や神谷の視点もあることで二人の女優のすごさが際立っていた気がします。

    『ダンデライオン』と『チェリーブロッサム』をどうかどうか書いてくださいという気持ちでいっぱいです。

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    2026年09月22日
  • 夜果つるところ

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    ネタバレ

    『鈍色幻視行』の作中作品
    カバーも架空の作家飯合梓の物もついてる気合いの入れよう
    幻想的な小説で世界観にどっぷりつかれた。
    3人の母と過ごす主人公とその舞台である堕月荘
    幻想的な雰囲気がたっぷりただよっていて面白かった。

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    2026年09月22日