恩田陸のレビュー一覧

  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    楽しすぎる!恩田陸先生の長編作品初読みですが、もう全然ページを捲る手をとめさせてくれない。視点がコロコロと変わって区切りがついているはずなのに、違和感を感じさせない。そんなことよりどんどんのめり込ませる文章にワクワクが止まらない。かつピアノの楽しさ、舞台の怖さは、かつてピアノを習っていた自分にも共感できるところもあって、色んな音、感情が流れ込んでくるようだった!

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    2026年07月14日
  • 私と踊って

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    『私と踊って』

    恩田陸先生らしい話がぎゅっと詰まった短編小説集。
    最後に恩田陸先生のあとがきが1話ずつに添えられているのも嬉しい。

    なんだろう。どうしようもなく、すべての話に“恩田陸”の残り香みたいなものを感じる。
    ジャンルが変わっても、様式が変わっても、見事すべてに“恩田陸”。

    どれも好きだけど個人的に好きなのは「忠告」と「協力」だ。
    「忠告」での出来事で全てを完全に信じ切った私の心にあまりに衝撃の事実が「協力」で飛び込んでくる。
    あと、「東京の日記」も随分と惹き込まれた。
    プロパガンダと、和菓子、日記。他人を通って見ているせいで、とんでもないことが起きているのに、なんだかのんびりして

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    2026年07月14日
  • 夜のピクニック

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    高校生だからもうある程度大人で周りの友達の遠慮や配慮に気がついたり、でもまだ子供だから自分の意思が表に出てしまったり。
    高校生という大人になりかけの、大人に向けて一歩踏み出そうとしているみんなのそれぞれの思いが伝わってきた。


    この本は高校生になる前だかなってすぐだったかに読んだ。すごく前のことだから大筋しか覚えてなかった。
    当時読んだ理由はこういう行事をやっていた高校に行きたかったのに行けなかったから。この行事がある代わりに修学旅行ないなんて嫌だから行かないことになってよかったなんて思おうとしてたけど本当は羨ましかったから。
    たしか読んだときはやっぱり羨ましいとか思った気がするけど、今大人

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    2026年07月13日
  • 夜のピクニック

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    中高生の娘や息子らが楽しく読書できそうな本を、手の届きやすい自宅に置こうと思って夜ピクを購入しました。自分でも読んで、楽しく読めました。子供らも読んで、感想を話したりできました。家族共通の話題作りと、子供の読書の習慣づけと思ってましたが、自分が一番楽しんでます。

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    2026年07月12日
  • 灰の劇場

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    実話とフィクションが混ざった話で面白いかった。漠然とした不安がいろいろ書かれて共感できた。(死ぬほどではないけど)

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    2026年07月11日
  • 酒亭DARKNESS

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    全国の居酒屋からインスパイアされた、居酒屋ホラー。怖いホラーというより、不穏な、少しぞわっとなるくらいのレベル感。私はそんな恩田さんの小説が大好きなので、本作も本当に大好きです。フェーン現象が起きると“入ってくる”から戸を開けてはいけない、「曇天の店」や、日光東照宮について語る「祖父の墓」あたりがとてもお気に入り。

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    2026年07月11日
  • 不連続の世界

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    塚崎多聞シリーズ。
    珈琲怪談で語られていた塚崎多聞のエピソードは最後に収録されている。
    こちらは短編集となっておりトラベルミステリーのようなスリラーのような小説。読み終わると少しゾクっとする感覚がある。
    珈琲怪談の塚崎多聞がもっと肉付けされリアリティを感じた。

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    2026年07月10日
  • チョコレートコスモス

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    おもしろかった!!500ページ超えなのに一気読みしてしまった。次どうなるの?どう演じるの?がずっとあってわくわくした。
    響子みたいな恵まれた天才がそのままうまくいく感じの話めっちゃすきなのでそこもよかった

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    2026年07月10日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    商人家系の末っ子梯結子は幼少期より観察力と閃きを活かし、子供ながら問題点に取り組む才能ある少女であった。これからどの様な人生を送るのか幼少期〜大学卒業までを描く青春編。

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    2026年07月09日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷のスピンオフ作品と知り
    ずーっと読みたかった!!
    やっと読めました!!

    あまり厚くない本とは言え、
    一瞬で読み終わってしまって
    え?もう終わり?となりました(笑)
    もっと読みたい!!読ませてください!!

    また蜜蜂と遠雷を読みたくなりました。
    なんなら続編とか出ませんか?
    スピンオフでもいいんだけど。
    あの登場人物たちの物語がもっと読みたいです。

    後半のエッセイは個人的には微妙と言うか、
    もともとエッセイみたいなのは好みじゃないので
    あまり面白いとは思いませんでした。
    音楽の知識がある人は面白いのかも?

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    2026年07月08日
  • 光の帝国 常野物語

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    ずっと積んでいたシリーズ。
    超能力一族が出てくるファンタジー小説なんだなぁと予想して読み始めたが、そんなあさっい展開を予想をしていた自分が恥ずかしい…
    一度覚えたことは忘れない、未来予知ができる
    など、不思議な能力を持つ人々が出てきますが、
    超能力を使ってドンパチ戦闘!という展開の物語ではありませんでした。
    短編集でしたが、連作というよりは、「常野」という土地をバックボーンとした登場人物達が、
    各地で普通の人として普通に暮らしている中での物語です。
    子を想う親の愛に涙したかと思えば、得体の知れない存在に慄かされたりと、
    色んな面で楽しませていただきました!
    最後の話は音楽を愛するチェリストとフ

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    2026年07月07日
  • MAZE 新装版

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    SFミステリーかと思いきやホラー要素もあり、人間模様だったのかと思えばやはりSFなのか…なんて、さまざまな展開を楽しめる作品でした。
    随分前のことなので記憶が定かではありませんが、恩田先生の作品は「夜のピクニック」を読んだ後に「ロミオとロミオは永遠に」を読むところからスタートしたため、作風が全然違っていて驚いたことを思い出しました。
    シリーズ物の作品のようなので、続きも読んでいきたいです。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年07月06日
  • 麦の海に沈む果実

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    ネタバレ

    導入がなんやら難しい言葉が連なっていて1ページ目で、これ初心者には向いてないわ!ってなりしばらく閉じていたのだが、時間ができなんとか読み進めているとめちゃくちゃ面白くてキャラクターと世界観が刺さりまくった。導入の意味も最後まで読むとわかる。小説っておもしれ〜!この学園の世界観と登場人物の特徴、中学生の時に読んでいたら相当拗らせた人間になってたww 不幸な生い立ちだけど血筋と能力は優秀な女...とかいって妄想にハマり悦に浸ってそうだわ。最終章までは色んな事件が起りながらも憧れ学園生活楽しそう♩くらいの気持ちで見ていたら最後...何だこの気持ちは。全ての人間に裏切られた気持ちだった。つらい。私の純

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    2026年07月06日
  • 夜のピクニック

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    三宅香帆さんとの対談動画を見て、恩田さんに人間的な興味を持ち、「どんな文章を書くのだろう」と、お恥ずかしながら初めて手に取りました。(その日立ち寄ったのが小さい本屋さんだったので、夜のピクニックしかなかった)

    80キロをひたすら歩くという、場面はずっと変わらないはずなのに、心の描写が素晴らしくて、不思議と読む手が止まらず、気づけば夢中になっていました!

    私は学生時代に青春を謳歌したタイプではないけど、『夜のピクニック』を読んで、その時間を追体験できたような気持ちになり、とても満足しました。

    恩田さんの本、これから少しずつ読んでいこうと思います。

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    2026年07月04日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    なぜ作家は亡くなったのか。みんなの軽口とともに4年前の事件が明かされていく。スリル満点。どこかお芝居を見ているみたいにテンポいい。

    作家の時子が亡くなって、しばらく経った。うぐいす館にみんなが集まる。ベテラン編集者のえい子が料理を作っていた。つかさに尚美、静子、絵里子。1年ぶりの顔合わせ。フジシロチヒロという人からカサブランカの花束が届いていて、メッセージがついていた。「皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます」と書いてある。フジシロチヒロは時子が最後に書いていた小説の主人公の名前だった。静子さんが、自分が時子を殺したと言い始める。みんなは4年前のおさらいを始める。

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    2026年07月03日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    最高の気分。

    音楽ってやっぱりすごい。

    私も音楽に携わっている。
    ピアノではないけれど、
    早く、早く奏でたくてしょうがない。

    書きたいことが多すぎて
    頭の中がぐっちゃぐちゃ。

    彼らの物語の続きが、
    読みたい。知りたい。今度はどんな音楽を奏でるんだろう。

    絶対に多分数ヶ月後にもう一回読んでるな(笑)

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    2026年07月01日
  • 愚かな薔薇 上

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    上下巻。
    選ばれた子供達が集められ、磐座で行われる2か月間のキャンプ。
    『変質』とはなんなのか。
    『虚ろ船乗り』はどういう存在なのか。
    夏の雰囲気とひっそりと漂う官能的な雰囲気、そして不穏な気配。
    壮大なスケールを感じられる長編小説。
    どっぷり浸って一気読みだった。

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    2026年07月01日
  • 愚かな薔薇 下

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    なんか壮大なんだな、ということはわかった。うむ。

    血切りの提供者になると健康になるという噂のせいで、やって欲しいという大臣が来てしまった。だご大臣は不健康で、吸いに行った娘は大臣を殺してしまう。

    奈智の父の白骨遺体が見つかった。父は変質体について調べていた。奈智はトワと共に意識を飛ばす術を獲得した。血を飲まなければならない。父と母は外海で実質化しているという。会いたい。トワは奈智が飛べたら、終わりが始まるという。

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    2026年06月29日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    もう一度頭から読み直したい!
    というのがまず読み終えた時の感想です。1回では最後の結末がわかりそうでわからなかった。記憶力と読解力不足か、、。少しずつ再読したいも思います。
    でもとても読みやすくて、一気読みでした。

    個人的にぞわっとしたのは「この世のものとは思えない笑顔」という文章(すみません正確じゃないと思います)。なんとなく頭の中で想像できる。狂気に満ちた笑顔がありありと浮かんできました。

    初の恩田陸さん作品でしたので、また別の作品も読みたいと思いました!

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    2026年06月29日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    下巻も先が気になってしょうがなく…
    5分とかしか時間ない時も開いてたけど、どんな環境で読んでもあっという間に物語に惹き込まれてその世界を感じられる
    亜夜の感情が毎回全然違うから、そこの変化の道筋がもっと見たくはあったけど、それ以外はとても好きだった〜
    小説とともにapple musicで蜜蜂と遠雷ピアノ全集を聴くのも楽しかった♡

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    2026年06月28日