恩田陸のレビュー一覧

  • 傾斜のマリア

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    シリーズものだけど、当然前の話は忘れている中、主人公のキャラクターと何かありそうな雰囲気で読ませる一冊。さすがのクオリティー。

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    2026年09月12日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    星5
    上下刊読んでの感想となります。

    凄い作品です。
    日本で開催される国際的なピアノコンクール。
    そこに3人の天才が現れます。
    ピアノを文章で表現するんですが凄い。
    魅力的なキャラクターがたくさん居て、人気投票出来そう。
    私は、亜夜と明石が大好きです。

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    2026年09月12日
  • 鈍色幻視行 下

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    ネタバレ

    再読。映画監督、女優、脚本家、漫画家、小説家、評論家といったクリエイターが登場し、ところどころでクリエイティブ論のようなものが語られる。恩田さん自身の思想が散りばめられているようで興味深い。作品を通じて死者と出会い、別れ、作品を読み込むことで死者を成仏させる、そういったゴールのない旅がずっと続く人生でありたい。

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    2026年09月11日
  • チョコレートコスモス

    購入済み

    涙がでてくる

    なぜだか、心が震えた

    #感動する

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    2026年09月11日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    数年前に機内で映画を見て、とてもきれいな映画でいつか小説を読んでみたいと思っていました。

    「音楽を開放する、自然に帰す」クラシックや音楽にもその自然を感じ、自然にも音楽を感じる。良いことに気づかされました。

    コンテスタントだけでなく、審査員の心情も描かれていてコンクールという特殊なステージを感じることができました。コンクールではないけれど、さっそくピアノコンチェルトのチケットを取りました。蜜蜂と遠雷に想いを巡らせて楽しんできます。

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    2026年09月10日
  • 六番目の小夜子

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    恩田さんのデビュー作にして、わたしのバイブル。小学生?中学生?の頃から持っており(表紙の絵も違う)何度も何度も読み返し、ページも茶ばんで、ボロボロ。それでもいつ読んでも色褪せない、青春ストーリーとサヨコ伝説。
    いいなあ本当にいいなぁと思いながら何回目になるかわからない再読完了。

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    2026年09月10日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ピアノの世界のことはわからないが、この物語を読んでいると無性にクラシックが聴きたくなった。登場人物のひとりひとりが個性があって、音楽の描写や感情表現が圧巻だった。3次審査と本審査の音楽に対する温度感も意外で秀逸だった。新たな気付きを与えてくれる良作。

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    2026年09月08日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    シンプルに面白かったです。
    音楽を表現する文章も美しく、かつ本を読むというより疾走したという感覚。
    ページを捲る手が止まらないとよく言いますが、その状態かつ捲るたびに終わりに近づくことが現実になる。そんな淋しさも感じてしまう本でした。

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    2026年09月06日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    上巻の興奮そのまま、コンクールはクライマックスへ突入。奏を含めた4人が親睦を深め、互いに影響し合うことで、音楽という哲学が深まっていく。クラシックが身体に染み渡り、お腹いっぱい、耳いっぱい、心は満タン。
    最終順位はもうどうでも良い。最後まで戦い抜いたコンテスタント達に心から拍手を送りたい!
    恩田さんの表現力には圧倒されました。

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    2026年09月06日
  • チョコレートコスモス

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    俺は演劇やったことないし、見たこともほとんどない。
    でも目の前で幕が上がって演劇が始まる。本当はオーディションだけど。でも手に汗握って舞台見て、女優の血が滾ってるのを感じて、巽たちと一緒に忘れられない瞬間を目撃する。

    俺に演劇が降りてくる。俺の理解できる感情と言葉で演劇がわからない俺に降りてくる。文章でここまで出来る。本当にすごい。

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    2026年09月04日
  • 珈琲怪談

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    夏には怖い本を読むことにしていて、思ったのと違うな、と思ったけどこれはこれでとても面白い。怪談て、とても親密。集まって怖い話をすることで、なにか怪奇が起こる。わかりやすい怖い話ではなく、日常の違和感とかだったけど、それがとてもリアルである意味怖い。
    ストーリーとしては男3〜4人が集まって、街の喫茶店をハシゴしながら怪談話を披露していくというもの。実在する喫茶店をモデルにしてるから、知ってるお店もいくつかでてきてそれも面白い。「怪談話してると生きてるって感じがするんだよ」て台詞がすき。

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    2026年09月02日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    真実とは何で、誰に分かり得るものなのか。

    ミステリだけど、ミステリより深いものを見たような気がする。
    ミステリを読む時、なんとなく犯人が誰か、どんな動機かを推理しながら読んでいる(当たることなどそうそうないが)。物語はとある事件を追うインタビュアーの視点と、回想で進んでいく。私たちは想像しながら読み進める。可憐で神秘的な犯人を。鮮やかに、優雅に、未解決事件を裏から操る犯人を。名探偵に指差され、読者への一礼と共に有終の美を飾る犯人を。

    さて、私たちが望んだ犯人はそこにいたのだろうか。この物語にとっての真実は、果たしてどこにあるのでしょうかね。

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    2026年09月02日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    コンクール会場にいるような臨場感と重厚感。国際色豊かな登場人物たちの視点がバランス良く交差し、音楽が鳴り続けている。
    ずーっと音楽の話なのに全く飽きない。
    実際に曲を聴きながら読もうともしたけれど、それは邪魔でした。本に没頭したほうが聴こえてくる。

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    2026年09月02日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    これは本当に素晴らしい
    正直、出てくる曲は全くわからない
    ある程度知識があればもっと面白いのかな?
    映画も観てみたい

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    2026年08月31日
  • 愚かな薔薇 下

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    『愚かな薔薇』英題を訳すと永遠に咲く薔薇と訳せる。作中では「聡いバラは、咲いて、散って、ちゃんと枯れるの」「だけど、愚かなバラは枯れない。咲いたまま、永遠に散らないし、枯れない」と言うセリフが書名の意味でもあり本書の核でもある変質体の比喩である。
    血切りと言う行為から私はドラキュラを想像していたのだが読み進めていくうちに萩尾望都の「ポーの一族」を連想した。ただし舞台は西洋から日本の地方都市として描かれているのも恩田陸らしさが際立っている。地球の終焉後も宇宙に存在する為に虚ろ船乗りを増やそうと長旅が可能な変質体に進化すると言う壮大なストーリーなのだ。ホラーでもありSF的要素もありの私好みの小説である。
    上下完結なんだけどあっという間に2冊読んでしまいました。

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    2026年08月25日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    コンテスタント4人のキャラクターと背景が本当に魅力的だった。音楽描写とのバランスが絶妙で、素人でも存分に楽しめた。ページを捲る手がとまらず、時間を忘れて没頭した。ワクワクの下巻へ。

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    2026年08月23日
  • spring

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    springという英語には、色々な意味がある。その意味を感じるストーリーだった。
    主人公は天才的なバレーダンサーであり振付師である、萬春(よろず はる)。その幼少期から現在までのことを、身近な存在の3人と自分の視点から描いている。もちろん、軸にあるのはバレエ。お互いによい刺激となっている語り手は、萬春のspringの目撃者というところか。
    派手な出来事があるわけではない。でも読んでいる間、萬春に会ってみたかったし、バレエを観てみたくなった。

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    2026年08月23日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    ある男の死という出来事が序盤で出されるも、なかなかその事件が起きず、それまでがとても長く感じられてもどかしかった。
    しかし、主人公2人の血の繋がりについてが仄めかされたり、その男の死の出来事が登場してくると、一気に面白くなり、最後は一気に読み切った。
    他の作品でもあったが、やはり血の繋がりがあることを知らずに、血の繋がりのある人に出会うと、運命だと勘違いして恋心が芽生えてしまうものなのか。でも当人達にとっては死を選びたくなるほどの大きな悩みになってしまうことに、すごく不思議な気持ちになった。
    「私が彼を好きだったのは、彼が私を好きだったからだ。私は私を好いてくれる彼が好きだったのであって、彼を好きだったからつきあっていたわけではなかったのだ。」という文章が、私にもすごく当てはまっていると感じて刺さった。私自身も、自分から誰かを好きになることはなく、誰か好きになってくれる人の中で、付き合うと好きになったような気になるし、その人からの愛情が無くなったり裏切られたりすると、どうしてその人のことを好きだと錯覚してしまっていたのだろうと疑問に思うほど冷めて一気に感情を失う。私もまだまだ子供なのかと思わされた。
    また、「死は生のひとつ」というフレーズも心にすごく残った。

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    2026年08月20日
  • 愚かな薔薇 下

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    未来なのか架空の話なのだけれど方言での会話があったり景色も自然豊かな感じがあり、身近な感じがしました。心の変化の描写もわかりました。

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    2026年08月20日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    読み終わっての率直な感想、
    なんだこれは?でした。
    ハッキリと犯人がわかるわけでもない、
    各章ごとに誰かの主観で話が進む…かと思ったら時々違う人の主観で進んでいる違和感。
    途中で毒殺された一家の名前が違う章が出てきたり…。
    人間の記憶の曖昧さを表現したのか、
    かなり理解が難しく、
    何度も戻ったりした。
    ただ、ホントに少しずつ真相に近付くような展開、
    少し肩透かしをくらうような体験は中々味わえないような面白いものでした。
    読み終わってもずっと目は見えていたのではないかと自分は思っているけど…。

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    2026年08月20日