恩田陸のレビュー一覧

  • 夜のピクニック

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    解説で池上冬樹さんが書いていた内容がまさに私がこの本を読んで感じだことを表現してくれていた。
    一滴の血も流れず、暴力もない、激しい恋愛もない、にもかかわらず読む者の心を揺さぶってやまない。

    知人が家族で海外に移り住んだが、娘さんが「日本の女子高生をやりたい」とのことで1人日本に戻ってきて親戚の家から高校に通っているという話を聞いた。
    その話を聞いた時は日本の高校生の良さって何だろうと思っていたが、この本にもそれが現れていたように感じる。
    日本の学校の行事はこういったささいな人間関係の変化を産み、友人を助け助けられ、日本の学校ならではの青春の良さがあるんだなと思った。
    歩行祭なんて自分の学生時

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    2026年07月25日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    本当に「なんとかしなくちゃ」という話だった。学生時代に読みたかった〜!学生時代から実績のある人ってこういうかんじなんだろうな。登場人物が皆魅力的で、楽しく読めた。恩田さんの小説は読んでるこちらまで教養が豊かになるな、と思います。好きだなぁ。

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    2026年07月24日
  • 夜のピクニック

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    こういう爽やかな青春物を読む機会はあまりなかったが、良いですね。
    20年前の作品なので、現代の青春物よりは自分の時代に近い感覚で読めましたし。早く大人になろうとせずにちゃんと青春すべきだよなー、なんて共感しながら読みました。

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    2026年07月24日
  • 三月は深き紅の淵を

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    1冊の本にまつわる4つのお話。
    どれもつながっているようでつながっていないような、とらえどころのない不思議な感じがしました。
    特に4章では場面が様々に入れ替わり、あれ?これは…?となりながらも続きが気になりさくさくと読み進めることができました。
    中でも理瀬パートはいきなり面白く、この先のシリーズが気になっています。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年07月23日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    誰も死なない、大怪我をしたのも嫌な学生たちだけ(その傷もどうやら治りそうだし)、ずっと緊張感を持って読めつつ、最後には安堵できる内容でした。
    ちゃんと種明かしもあって、起こりうる範囲でのミステリーで、読み切ってしまいたいと思わせるテンポでした。沙世子と秋、付き合ってたらいいけど、大学の間はまだ言い合いしてるかもなーと思いました。

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    2026年07月22日
  • 上と外(上)

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    最初は退屈で我慢の序盤だったけれど、物語が動き出してからはエスカレーターに乗っている間も惜しんで読むほど一気に引き込まれた。
    練と千華子の賢さ・逞しさ・強さに感銘を受けていたところ「これは中学生と小学生の会話か」といったセリフが出てきて慌てて序盤を読み返し、そんな若かったのかとビックリ(序盤を斜め読みし過ぎていた)。
    冒険とミステリーと歴史と社会問題が混ざり合った壮大なストーリー。下巻も一気に読みたい!

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    2026年07月22日
  • 夜のピクニック

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    かつて読んだことがあるものの
    薄らぼんやりとしか覚えていなかった名作。

    高校生が丸一日かけて歩いていく「歩行祭」
    最後の歩行祭に賭けた貴子の願いとは?

    空の描写も綺麗だったし、
    まるで一緒に歩いているかのような感覚になれたのもいい本だったなー…

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    2026年07月21日
  • 夜のピクニック

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    とにかく学生の内に読んでほしい一冊。
    僕は男子校だったためこのようなドラマは無かったが
    それでも青春って良いな
    青春してたらこうなのかなっと
    凄く没入して読むことができた。

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    2026年07月21日
  • 図書室の海

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    恩田陸さんの名前で選んだ短編集。私は長編に悪い人が出てこないところが多分好きなのだが、こちらは意外に「悪そうな人」とか素性のわからない人」がわんさか出てきて意外だった。

    どっちかというと学園もののドロドロした感じ、理不尽なルール、子供時代の自分の自由にならないのに閉じ込められている無力感(←三宅香帆さんのいうところの昔の学園ものっぽい?)が多い作品群だった。それはそれで面白く、どっちかというと昔よく読んだ小川洋子さんを思い出した。どの作品も結末が気になって一気に読んでしまった。

    一番好きなのは睡蓮かなあ。この兄妹の関係は?大きい女(男?)は何者?と謎が謎のまま。でも「春よこい」もよかった。

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    2026年07月19日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    「世界に光が降り注ぐ」という表現が、作中の中で最も心に残るものでした。2人のわだかまりの解消がこれほど綺麗な言葉として紡がれているなと感じました。
    1日で80kmも歩き通すことは過酷であり、そんな環境で過ごすからこそ出てくる本音もあるんだろうな、と読んでいて思いました。
    個人的にこれまで読んだ作品の中で、1番心が温まる内容でした。

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    2026年07月18日
  • 夜のピクニック

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    青春大好み作品。
    読みながら親友と会って話したくなる衝動にかられた話。
    高校って宝物の時間だったね。
    これが青春、今私は青春を生きてるって実感しながら過ごしてた3年間って変だったな笑
    青春って思い返して感じるものだと思ってたけど、あの当時はリアルタイムで感じてた笑

    あの頃みたいに過ごすことはできないのが今は少し悲しい。

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    2026年07月18日
  • 夜のピクニック

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    久しぶりに夢中になって読みました。
    歩行祭と言う面白い行事設定や
    融、貴子の人物設定が素敵でした。
    2人が今後、どうなっていくのかな…と思いました。

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    2026年07月18日
  • MAZE 新装版

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    ネタバレ

    久しぶりに恩田ワールドに浸りたく、再読。
    結末あんまり覚えてないなと思ってたけど、物語の起承転までがロマンに溢れて魅力的すぎるから、どうしても結が弱くなって印象に残らなかったのかも。物語と直接関係ない雑談が知的で面白いのも好き。
    ラスト、上下左右の闇に人が無数に浮かんでいる場面だけなぜか脳裏に映像として焼き付いていて、何か挿絵なり特別な装丁なりがあったんだっけ?と思ってたら、全然文章だけで表現されていて驚いた。恩田さんはイメージを読者の脳裏に描く魔術師だ。
    そして神原恵弥のキャラは改めて良きですね。

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    2026年07月18日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    常野物語三作目
    どんな話になるのか楽しみだったが
    拝島瑛子親子の物語となっていた
    てっきり春田家が出てくるかと思っていた
    なかなか壮絶な不思議物語となっていて
    ファンタジーの世界というより
    ホラーの世界かも
    なんだかしっくりこない感じもあるし
    きっと続きがあるはずと思わせる
    が、もう何年もたつが続きは出てこない
    世界が広がりすぎて取り留めなく感じる
    「アレ」と呼ばれる存在の意味もわからない
    裏返された人々はどうなってしまうのか
    謎だけが残る
    あーどうにかして〜
    恩田陸さん続きをお願いいたします

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    2026年07月17日
  • チョコレートコスモス

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    ガラスの仮面を思い出させるストーリー。芸能一家に生まれた若手女優東響子と素人天才女優の飛鳥がオーディションを通して女優としての道に目覚める。
    久しぶりに夜更かしして読み切った没入できる作品。

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    2026年07月17日
  • 蒲公英草紙 常野物語

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    「光の帝国」の続編である常野物語
    今回は20世紀初め、東北の農村でのお話
    旧家、槙村家でのお話。
    末娘と、その話し相手の峯子、
    物語は峯子の日記として進む。

    代々槙村家には言い伝えがある。
    「常野」の人が来たならおもてなしをしなければいけないと。
    その夏やってきた親子は「常野」の人
    他にも槙村家にはさまざまな人々が滞在していた。そしてその夏は、忘れられない夏だった。

    穏やかな日々を暮らす峯子たちに、押し寄せる
    何か。そしてみんな成長していく。
    成長、青春、感動の物語。
    早く続きを読まなくてはならない!



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    2026年07月16日
  • 光の帝国 常野物語

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    「常野」の人々の連作短編集
    不思議な力がある一族は、穏やかで知的で
    権力の志向を持たず、普通の人々の中に
    埋もれて生きている。
    春田家の人々は膨大な書物を暗記する。
    美弥子には未来が見える
    拝島家は何かを裏返す
    川添律は音楽に秀でている
    ツル先生は長生きで足が速い
    かつての教え子たちの悲しみを乗り越えて
    ここまで生きてきたツル先生はまた何かを思う

    不思議な不思議な物語
    実は近くにも常野の人がいるのかもしれない
    密かに生きながらこの世を憂いているかもしれない。

    常野物語はまだ続く


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    2026年07月16日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    美しい。文字を読んでいるつもりが、自分で絵を書いていくような感覚がした。
    "緊張”ひとつとっても、表現の仕方によって重さが違う。なおかつ、全てが想像でき、その緊張を味わうことができる感動。

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    2026年07月14日
  • 祝祭と予感

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    こちらも良かった〜。先生の文章からは何故こんなに音が聴こえてくる気がするんだろうと思いながら読んでいましたが、後書きを読んでまさしく先生が音を奏でていたのか(小説の中でのピアニスト)と思いました。ピアノを習っていた身としても、手遊び程度だったためピアノ曲のタイトルを聞いてもピンと来ないものばかりでしたが、何かキラキラしたものが聴こえてくる感覚を持ちながら読み終えました。この一貫してあるワクワク感は、今後も忘れられないだろう作品でした。

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    2026年07月14日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    楽しかったー!何より終わり方、いや本の後ろに行くにつれて、終わるじゃなくて各々の始まりに向かっていく形でこれからの未来に期待するような気持ちで終えました。本選まではドキドキしながら結果発表だったのに、本戦の結果発表はすごい清々しい気持ちで見れたかつ笑顔になれた。あと解説が良かったです。担当編集さんの解説初めて読んだ気がします!本当に思い出で、ピアニストたちの心情とかの表現はどうしてるんだろうとか気になってた部分は、こういった背景もあるのかとか、編集さんのお話も含めて楽しい物語でした!

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    2026年07月14日