恩田陸のレビュー一覧

  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    なぜ作家は亡くなったのか。みんなの軽口とともに4年前の事件が明かされていく。スリル満点。どこかお芝居を見ているみたいにテンポいい。

    作家の時子が亡くなって、しばらく経った。うぐいす館にみんなが集まる。ベテラン編集者のえい子が料理を作っていた。つかさに尚美、静子、絵里子。1年ぶりの顔合わせ。フジシロチヒロという人からカサブランカの花束が届いていて、メッセージがついていた。「皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます」と書いてある。フジシロチヒロは時子が最後に書いていた小説の主人公の名前だった。静子さんが、自分が時子を殺したと言い始める。みんなは4年前のおさらいを始める。

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    2026年07月03日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    最高の気分。

    音楽ってやっぱりすごい。

    私も音楽に携わっている。
    ピアノではないけれど、
    早く、早く奏でたくてしょうがない。

    書きたいことが多すぎて
    頭の中がぐっちゃぐちゃ。

    彼らの物語の続きが、
    読みたい。知りたい。今度はどんな音楽を奏でるんだろう。

    絶対に多分数ヶ月後にもう一回読んでるな(笑)

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    2026年07月01日
  • 愚かな薔薇 上

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    上下巻。
    選ばれた子供達が集められ、磐座で行われる2か月間のキャンプ。
    『変質』とはなんなのか。
    『虚ろ船乗り』はどういう存在なのか。
    夏の雰囲気とひっそりと漂う官能的な雰囲気、そして不穏な気配。
    壮大なスケールを感じられる長編小説。
    どっぷり浸って一気読みだった。

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    2026年07月01日
  • 愚かな薔薇 下

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    なんか壮大なんだな、ということはわかった。うむ。

    血切りの提供者になると健康になるという噂のせいで、やって欲しいという大臣が来てしまった。だご大臣は不健康で、吸いに行った娘は大臣を殺してしまう。

    奈智の父の白骨遺体が見つかった。父は変質体について調べていた。奈智はトワと共に意識を飛ばす術を獲得した。血を飲まなければならない。父と母は外海で実質化しているという。会いたい。トワは奈智が飛べたら、終わりが始まるという。

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    2026年06月29日
  • ユージニア

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    ネタバレ

    もう一度頭から読み直したい!
    というのがまず読み終えた時の感想です。1回では最後の結末がわかりそうでわからなかった。記憶力と読解力不足か、、。少しずつ再読したいも思います。
    でもとても読みやすくて、一気読みでした。

    個人的にぞわっとしたのは「この世のものとは思えない笑顔」という文章(すみません正確じゃないと思います)。なんとなく頭の中で想像できる。狂気に満ちた笑顔がありありと浮かんできました。

    初の恩田陸さん作品でしたので、また別の作品も読みたいと思いました!

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    2026年06月29日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    下巻も先が気になってしょうがなく…
    5分とかしか時間ない時も開いてたけど、どんな環境で読んでもあっという間に物語に惹き込まれてその世界を感じられる
    亜夜の感情が毎回全然違うから、そこの変化の道筋がもっと見たくはあったけど、それ以外はとても好きだった〜
    小説とともにapple musicで蜜蜂と遠雷ピアノ全集を聴くのも楽しかった♡

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    2026年06月28日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    ピアノ好きには堪らなかったなぁ〜
    上下巻あって長くてずっと渋ってたのだけど、あっという間に読み終わった

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    2026年06月28日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    面白かった!!!

    一人一人のキャラが立っていたし、演奏の描写も素晴らしい。芸術の道を歩んでいる人たちの思考や見ている景色を追体験しているようで、素敵な読書体験でした。

    私は音楽を「お返し」出来ないけど、音楽を聴き続け、支えられ続けるんだろうなと。

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    2026年06月27日
  • 夜のピクニック

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    2005年本屋大賞。本当に高校生の頃に戻れる。一晩かけて80キロを歩くという壮大な学校行事の中で、主人公たちが青春を語る。親にも子供にも薦めたい、世代を超えて読み継がれてほしい名作。

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    2026年06月27日
  • 月の裏側

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    私にとって恩田陸という作家は馬が合うようで外れが無い。
    今回は珈琲怪談からシリーズ遡りの読書。主人公である塚崎多聞の飄々としたキャラクターはそのままだがストーリーは珈琲怪談と異なり自分が体験するホラー。失踪した人が1週間程度で戻ってくる。いわゆる神隠しのような状況を調べる所から始まり、どんどん身近に迫ってくる。ストーリーそのものは他でも聞いた事がある感じだが、文章が綺麗で示唆に富んでいる。
    次の塚崎多聞シリーズも読んでみたい。

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    2026年06月25日
  • ドミノ

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    天才やろ。マジで。どうやったらこんな面白くて登場人物多くて複雑だけどシンプルな話書けるんだ。いや、面白かったよ。

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    2026年06月24日
  • 六番目の小夜子

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    再読。
    『六番目の小夜子』は、恩田陸さんのデビュー作で恩田陸さんの母校茨城県立水戸一高が舞台になっている。『夜のピクニック』も水戸一高が舞台である。
    季節ごとに章が分かれているせいか、読みやすかった。
    高校生活最後の1年間で素敵な思い出を作りたいと思いつつも、受験を控えた、高3という不安定な時期の高校生の姿を瑞々しく描いていて、自分が高3だった時のことを思い出して懐かしくなってしまった。
    そんな高校生活に十数年も続いている『サヨコ伝説』が加わってミステリアスに展開していく。

    二番目のサヨコと同じ名前を持つ謎の美少女転校生津村沙世子。『サヨコ伝説』とは? 六番目のサヨコの正体は? 秋と沙世子が

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    2026年06月22日
  • ドミノ

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    登場人物多すぎて誰だっけ?ってなるけど、
    読んでいくうちに慣れる◎
    最後ちょっと無理矢理感あるけど、
    わたしはこのドタバタ疾走感好きだった。

    子役の話が1番印象に残ったなー

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    2026年06月22日
  • ユージニア

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    妻のおすすめで読んだ
    ずっとインタビューのような目線で切り替わっていくけれど、自分の世界も本に合わせて切り替わっていく感覚になる

    最後は少し読者に考えさせる意味もあり?もやもやしたが、すこしホラーな部分と悲しみが入り交じる小説でおもしろかった

    また完全版を再読としてすこし時間をおいて読んでみたいと思った

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    2026年06月21日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    ネタバレ

    一見、静かなのに、読み進めるとどんどん強い感情がなだれ込んでくる小説。
    読む前の印象とは全く違った。そして、ものすごく面白かった。

    疑いあって、探り合って。
    真実を突き止めようとしたり、余韻を残そうとしたり、相手の気持ちをはかろうとしたり、感情的になったり、記憶を整理したり。
    終わりに向けて、ありとあらゆる作業が展開されていた、たった一晩で。

    なにも共有できていなかったことが共有され、相手への気持ちがかたちを変える。相手の素性がわかる。そして、朝がくる。

    秘密の共有や障壁で成り立っていた関係性が、実は別物だったとわかるとき。
    それも意識的な選択でもあるように思えた。恋愛のおわりを見届けた

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    2026年06月21日
  • 夜のピクニック

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    恩田陸さん、Springで初めて読んで、そこから本屋大賞に遡りました。

    青春小説、いいです。
    歩行祭という夜通し歩くお話です。
    高校生男女の日常や誰と付き合ってるなど、他愛のない話をしながら歩きます。
    青春いいなぁと感慨に耽ります。
    そこで、主役である貴子と融の間のある秘密を巡り、話が進みます。

    高校生が葛藤を抱えながら、残りの高校生活を送ろうとしている中、真相が明らかになり変化が生まれます。このシーン、いいです。

    高校生に戻った気持ちで読めました❗️

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    2026年06月21日
  • 夜のピクニック

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    読み終わったあとはとにかく心がじんわり暖かくなった。そして、もう二度と戻れない青春を味わわせてくれる本当に素敵な1冊だった!
    もっと若い時に読めば良かったなぁと思う1冊でもあるし、10年後にもう一度読めたらいいなぁとも思う1冊!!!!

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    2026年06月20日
  • チョコレートコスモス

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    演劇のオーディション小説
    素人の天才少女の演技には毎回驚課される。
    ラストの東響子と飛鳥の演技は息する事を忘れそうになるほど、没入感があった。

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    2026年06月20日
  • チョコレートコスモス

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    活字だけで天才的な演技をここまで明瞭に表現できるものなのか。気づけば飛鳥の演技が待ち遠しくなっている自分がいた。読んでいて映像が浮かんでくるような本だった。

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    2026年06月19日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    何か劇的なドラマがある訳では無い。振り返ってみればやっていたことはひたすら歩いていただけ。それでも、読んだ後に確かに残る充実感があった。まさに青春小説といって間違いない。

    歩行祭なんて行事は無かったのに、まるで自分が経験したかのように懐かしい気持ちになった。戻れないあの頃の幼さを思い出して、切なくもなった。温度感が凄くいい作品。

    「だけどさ、雑音だって、おまえを作ってるんだよ。雑音はうるさいけど、やっぱ聞いておかなきゃなんない時だってあるんだよ。」
    「前に進むということすら苦痛になり、表情を繕うことすらできなくなる。」
    「始まってみればあっというまで、心に残るのは記憶の上澄みだけ。終わって

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    2026年06月19日