恩田陸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「うぐいす館」で催される重松時子を偲ぶ宴での話。
ライターの絵里子、流行作家の尚美、純文学作家のつかさ、編集者のえい子、出版プロダクション経営の静子。
重松時子の死の真相に迫っていく心理ミステリーでした。
みんなそれぞれ秘密や嘘を抱えており、少しずつ明らかになっていくのはハラハラして面白かったです!
時子の死の真相が明らかになった後、それぞれがまた日常に戻っていく様子が余韻を感じて良かったです。そして、最後に各視点からの真相も分かり、最後まで驚き楽しむことができました。
宴の女子のわちゃわちゃした会話はリアリティがあり、面白かったです。ポトフやキッシュというふるまわれる料理の描写も食べたくなるほど素敵なものでした! -
Posted by ブクログ
小説家は、なるべき人がなるのだなと思った。
これだけたくさんの本を読んで、興味を持って、予行練習のようなことを無意識にたくさんやって豊富な水源の泉から湧き出るような小説家になるんだなと。
誰もが読まれる小説家になれるわけではないんだなというのがわかる。
膨大に本を読まれているので、中には私が読んだ本もあり、中高生の時に読んだ本とその時のことなど、忘れ去られていたことを思い出させてくれた。
私はミステリーは苦手なので恩田さんが紹介している本の大半は読んだことがないが、江戸川乱歩が日本にいてくれて本当によかったという話や、「怖い話」は安らげる、なぜなら怖い話は懐かしく慣れ親しんでいる話だからという話にはとても共感した。
ミステリーは嫌いだと思いこんでいたけど、子供の頃ホラー漫画を何故かめちゃくちゃ読んでいたのだ。サスペンスドラマも好きだった。ホラー漫画のイメージは確かに薄暗く少し残酷な昔話のような懐かしく慣れ親しんだ面白さだった記憶が蘇った。
特に好きなもの
「ストレスと料理本」
「月世界」
「合唱と大判焼きとミステリと」