恩田陸のレビュー一覧

  • 朝日のようにさわやかに

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    ジャズがお好きな方には、このタイトルを知るとソワソワするかの如くの名曲なのだが、ジャズにも一家言擁しておられる恩田女史の作品は興味深かった。
    沸々と優しい恐怖感(?)に襲われる14篇から成る短編集の一冊。
    その中での一篇が「朝日のようにさわやかに」なのだ。
    登場するトランペッターは固有名詞ではなく、イニシャルで綴られているのだが、私の推察するところではウィントン・マルサリスであろうと思われる。
    決して仰々しいセッティングではなく、何気のない日常を描いているのだが、ジワジワと静かに摩訶不思議な世界へ誘われる。

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    2022年07月08日
  • 横浜の名建築をめぐる旅

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    とっても良かった!
    掲載されているほとんどの建築物には入ったことがあるか何度も前を通ったことがあったけど、詳しい成り立ちや竣工年などは知らなかったので、勉強になった。
    この本を片手に改めて横浜の街を巡りたくなる本。

    説明に終始せず、詳し過ぎず素っ気なさすぎず素人には丁度良い分量の文章というのが良かった。この手の本では文章が専門でないものから見ると難解なことが多く、途中で投げ出したくなったりするけど、この本ではそんなことがなく、また写真も美しいものが沢山掲載されているのでじっくり見ることが出来て嬉しい。
    前書きや後書きを読むと、まさにそのようなことを目指して作られた本みたい。

    改めて、こんな

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    2022年07月07日
  • 上と外(下)

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    ネタバレ

    おー、アドベンチャラス、面白い!
    このお話は、結構のっけから面白かったです。
    なんか宮部みゆきを思い出すような青少年ファンタジー。でもって少し(あくまで現代なんだけど)タイムスリップ感あるファンタジー。
    とても面白かったと思いますー。
    途中からニコと練に友情が芽生えたのもちょっと面白かったね。

    しかし、この思考力・発言と行動力で、小・中学生設定というのはかなり無理があると思われました。。作者の大人感もろ出てる?(笑)

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    2022年06月20日
  • 黄昏の百合の骨

    mac

    ネタバレ 購入済み

    水野理瀬

    ・(所詮、私は善人になれないのだ。)
    ・(悪は全ての源なのだ。
    善など所詮、悪の上の上澄みの一部に過ぎない。
    悪を引き立てるハンカチの縁の刺繍でしかないのだ。
    でなければ、善がいつもあんなに弱く、嘘くさく、脆く、儚いことの説明がつかない。
    つまり、この世の全ては、悪の巨大な褥から生まれたのだ。)
    ・(そして、悪の褥は常に新しい血を必要としており、その血を生まれながらに持った者が、
    いつの世も必ず存在する。
    悪の存続は、人間にとっての必然であり、自然の理として強く運命づけられているのだ。)
    ・(人間は弱く、忘れっぽいもの。目の前から現物が消えれば、記憶などたちまち改竄されてしま

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    2022年09月30日
  • 象と耳鳴り

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    最初から引き込まれるっていうより、じわじわ愛着が湧いてきて、終盤には読み終わりたくないなーって思うほど読み心地の良い本でした。

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    2022年06月16日
  • 七月に流れる花

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    最初の方のファンタジー感のある雰囲気が最高に好き。(ブライト系の眩しくて爽やかな感じと、光のレースみたいな優しい生成り色。花の鮮やかな赤。みたいな世界観。)
    風景と色彩の描写が私とカッチリはまってすぐにこの世界へ入り込めた。みどりおとこは不気味すぎる。

    前半はうわぁ〜!っと、まんまるの目でワクワクしながら、後半はあ〜、なるほど。と冷静になる。

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    2022年06月10日
  • 上と外(下)

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    久々に震えたわ。

    一気に読んだ。ラストあたりなんか朝5時から読んで、声を押し殺して泣いたよね。笑笑

    朝からなにやってんだ。ってくらい夢中になって、ひたすらに唇を噛んで泣き我慢したよ。溢れ出す感情を抑えきれない朝イチでした。笑

    あんまりにも夢中になりすぎて、一瞬わたしジャングルにいるかと思ったし。

    まじで、通り過ぎないで。お願い、早く!早く!助け出して!、子どもたちを!!!!!!!!

    って、声を枯らすくらい叫びたかったよ。

    笑笑

    夢中になりすぎ。

    ホント、はまった。久々にのめり込んだ。グアテマラ

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    2022年05月29日
  • 月曜日は水玉の犬

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    エッセイ、書評、対談。

    広範囲をカバーする読書経験に圧倒される。

    恩田陸はエッセイも文章が読みやすい。

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    2022年05月21日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    最後まで目の離せない展開でした。
    いわゆる人狼ゲームですね。
    誰がテロリストなのか、読者である自分も登場人物たちの言動から推測しながら読んでいくため、臨場感を感じました。読んでいない時も「あの人は〇〇と言っていたし、、、」などと考えてしまっていました。
    読書の新しい体験をした一冊でして。

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    2022年04月30日
  • 雪月花黙示録

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    これも恩田陸のファンタジー、独特な世界観で面白かった。

    描写がどれも極彩色に伝わってくる感じがして手が止まらない一作。
    キャラクターもどれも憎めなくて読むたびにかわいくなっていく。

    ただ後半から終わりにかけてが急ぎ足すぎたかも

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    2022年04月17日
  • MAZE 新装版

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    SF?ホラー??すごく面白かった!個人的には6番目の小夜子よりずっと好きだった。

    中に入った人が消えてしまう謎の遺跡、通称「豆腐」の謎を解く一般人・満、得体の知れないアメリカ製薬メーカー勤務・恵弥、軍人スコット、現地の要人セリムの4人。「豆腐」を巡るそれぞれの使命…
    スリリングで夜中に読むとすごく怖かった…!

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    2022年04月17日
  • 上と外(下)

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    ずっとドキドキハラハラできる、「冒険小説」ってこういうのなんだ、というような本でした。
    とにかく一秒でもはやくページを捲りたくなるような、面白い本です

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    2022年04月09日
  • ライオンハート

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    とてもロマンチックです。
    一度きり、ほんの数分会うために、人生を賭して互いを求め続ける姿に、非現実的だと分かっているものの、「運命の相手はどこか」と期待してしまいたくなります。

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    2022年03月02日
  • 夢違

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    ネタバレ

    「夢は外からやってくる」、なんて印象に残るフレーズなんだろう。なんて考えてたら本書を読みながら寝落ちしたら早速リアルな悪夢を見た。内容も恩田陸が書いたのが如くな内容で驚き。

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    2022年02月03日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    大好きな恩田陸さんの作品。
    登場人物多くて、全然覚えられてない…
    最終的にどうなるのかがわからなくて、引き込まれる!
    下巻も楽しみ。

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    2022年01月28日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    ネタバレ

    何回読み返しても面白い。下巻もあり結構長いけどとにかくよく喋る登場人物たちで、テンポもよく飽きない。章の構成もすごく腹落ちするものだった。特に会話の内容が好きで、本人たちの言い回しを積極的に使いたくなってしまう。
    あの憂理がこんな結末を迎えてたなんて信じたくはないけど、、とにかく面白いおすすめの本です。

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    2021年12月25日
  • 麦の海に沈む果実

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    不思議の国。

    恩田先生のおすすめ本としてよく取り上げられている作品だったので、読んでみました。とても面白かったです!
    最初から最後まで、不思議の国に迷い込んでしまったような気分で読めます。こんな学校、本当にあったら入りたくないけど見学はしてみたい。そんな気持ちを満たしてくれます。
    理瀬シリーズは最新作以外全て読みましたが、この一作目が一番好きです。ファンタジー度も一番な気がします。早く最新作も読まなければ!

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日
  • 蜜蜂と遠雷 (1)

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    4人のピアニスト

    4人のピアニストが主人公?、それぞれの視点が描かれて物語が同時進行に描かれるのが面白いです。
    原作未読で皇なつき先生に目当てで読んでみました。これまで時代物を描かれてきたのを読んできましたが、現代の絵柄も上手くて綺麗で、音楽の物語のこの作品に合っています。あーちゃんの音楽への情熱が戻る事とマサルくんとの再会を期待しています。4人目の男の子はラスボス感(真の主人公)あってわくわくしました。

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    2021年11月01日
  • 上と外(下)

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    面白かった! 下巻は怒涛の展開で、クーンツの小説のように「これでもか」という事態が起きる。
    そんな中、ニコの存在感は格別だ。特にラスト、再会したニコの様子に心の中で拍手喝采してしまった。
    映像化は難しいと思うけれども、映画としても見たい作品でした。

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    2025年12月18日
  • 劫尽童女

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    実の父親に遺伝子操作され超能力者となり父親の前にいた組織に追われる。
    幼い頃から逃亡生活をし、危険にさらされて生きていたが父親の死で生活が一変。
    核を解体する作業に協力するが本当は核の爆破 。

    アレキサンダーが見せた本当は核の爆破に関与してはいなかった事実。
    復讐のために信じ込ませ本当は腹違いの弟と妊娠させられた博士の共謀。
    腹違いの弟は許してほしいといって何百人の一般市民の犠牲と一緒に朽ちていく。
    スケールの大きな話で最後は自分の意義を見つけて生きていく話だけど、文章をしっかり読まないと話が飛ぶので前に戻りながら読み進める。

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    2021年10月05日