恩田陸のレビュー一覧

  • 上と外(下)

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    ずっとドキドキハラハラできる、「冒険小説」ってこういうのなんだ、というような本でした。
    とにかく一秒でもはやくページを捲りたくなるような、面白い本です

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    2022年04月09日
  • ライオンハート

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    とてもロマンチックです。
    一度きり、ほんの数分会うために、人生を賭して互いを求め続ける姿に、非現実的だと分かっているものの、「運命の相手はどこか」と期待してしまいたくなります。

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    2022年03月02日
  • 夢違

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    ネタバレ

    「夢は外からやってくる」、なんて印象に残るフレーズなんだろう。なんて考えてたら本書を読みながら寝落ちしたら早速リアルな悪夢を見た。内容も恩田陸が書いたのが如くな内容で驚き。

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    2022年02月03日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    大好きな恩田陸さんの作品。
    登場人物多くて、全然覚えられてない…
    最終的にどうなるのかがわからなくて、引き込まれる!
    下巻も楽しみ。

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    2022年01月28日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    ネタバレ

    何回読み返しても面白い。下巻もあり結構長いけどとにかくよく喋る登場人物たちで、テンポもよく飽きない。章の構成もすごく腹落ちするものだった。特に会話の内容が好きで、本人たちの言い回しを積極的に使いたくなってしまう。
    あの憂理がこんな結末を迎えてたなんて信じたくはないけど、、とにかく面白いおすすめの本です。

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    2021年12月25日
  • 麦の海に沈む果実

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    不思議の国。

    恩田先生のおすすめ本としてよく取り上げられている作品だったので、読んでみました。とても面白かったです!
    最初から最後まで、不思議の国に迷い込んでしまったような気分で読めます。こんな学校、本当にあったら入りたくないけど見学はしてみたい。そんな気持ちを満たしてくれます。
    理瀬シリーズは最新作以外全て読みましたが、この一作目が一番好きです。ファンタジー度も一番な気がします。早く最新作も読まなければ!

    #怖い #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日
  • 蜜蜂と遠雷 (1)

    購入済み

    4人のピアニスト

    4人のピアニストが主人公?、それぞれの視点が描かれて物語が同時進行に描かれるのが面白いです。
    原作未読で皇なつき先生に目当てで読んでみました。これまで時代物を描かれてきたのを読んできましたが、現代の絵柄も上手くて綺麗で、音楽の物語のこの作品に合っています。あーちゃんの音楽への情熱が戻る事とマサルくんとの再会を期待しています。4人目の男の子はラスボス感(真の主人公)あってわくわくしました。

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    2021年11月01日
  • 劫尽童女

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    実の父親に遺伝子操作され超能力者となり父親の前にいた組織に追われる。
    幼い頃から逃亡生活をし、危険にさらされて生きていたが父親の死で生活が一変。
    核を解体する作業に協力するが本当は核の爆破 。

    アレキサンダーが見せた本当は核の爆破に関与してはいなかった事実。
    復讐のために信じ込ませ本当は腹違いの弟と妊娠させられた博士の共謀。
    腹違いの弟は許してほしいといって何百人の一般市民の犠牲と一緒に朽ちていく。
    スケールの大きな話で最後は自分の意義を見つけて生きていく話だけど、文章をしっかり読まないと話が飛ぶので前に戻りながら読み進める。

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    2021年10月05日
  • puzzle(パズル)

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    ネタバレ

    冒頭に関連性のない文章が5つ、そして軍艦島がおそらくモデルとなっている島の不可解な記事。それらが見事にパズルのように組み合わさると全貌が見えて来る。
    さすが恩田陸、全体のページ数が少ないこともあり一気に読めました。
    読み終わったついでにもう一周もできちゃい、2回目も新たな発見があるとても面白い本でした。
    軍艦島に行った際に感じたノスタルジックさや不気味さがちょっとずつですが蘇ってきて、失いかけていた感情が見つかった感じです。

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    2021年10月02日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    面白かった。
    鉄棒の練習を助けた人、車の暴走などなど最後で何故起きたのか分かる。過去を変える大変さもコミカルに描かれて重い空気も軽くみえる。
    この作者と相性はすごくいいのでもっと作品を読んでいきたい。

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    2021年09月25日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    二二六事件は全く知らない出来事で予備知識なく読んでも分かりやすい。
    未来の人間が史実とおりに再現することでまた未来が変わる変換点が二二六事件
    どうなっていくのか下巻が楽しみ

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    2021年09月25日
  • ブラック・ベルベット

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    MAZEでは振り回す側だったけど、クレオパトラの夢とブラック・ベルベットではぶん回される側だったなぁ…主人公。
    今までの作品のオールスター戦だったのが楽しかったところ。
    エディみたいなキャラクターも結構好き。
    それにしてもコロナ禍で読むとゾワッとくる話題!

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    2021年09月23日
  • 七月に流れる花

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    ネタバレ

    (2021.10)
    いつも私の本の世界を広げてくれる司書さんからオススメされた本。
    大事に読み始めてみた。

    ホラーなの?
    えっ?処理? え?苦手なホラー?

    とドキドキハラハラして読みすすめて
    最後には、あーそーゆーことかぁ〜と、ストンと落ちた。
    短い割には読み応えがあって、城の雰囲気も花の美しさと情景がとてつもなくキレイで、切なくもあるけど読んだあとに浸ってしまった。良い本に出会えて、そんなきっかけを作ってくれた司書さんにまた感謝だな〜❤

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    2021年09月23日
  • 不連続の世界

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    多聞の柔らかい雰囲気と繊細さが分かる一冊。
    不思議な体験がちゃんと説明がつくのでどんどん止まらなくなる。
    理瀬もいいけど多聞もシリーズで出して欲しい。

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    2021年09月20日
  • SF読書会

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    過去のSF作品を山田正紀、恩田陸を中心にゲストを交えて語るという作品。復刊だそうですが今回が初読。
    書き手と言う職業柄なのかと思いますが、出てくる方は皆たくさん読みかつ消化しているのがすごいなあと。対談形式で気楽な感じに読めますが、内容的には広く深く話が行っていて読み応えありました。
    あまりSFは読んだことなかったのですが、ファイアスターター、バルバラ異界あたりは今後手をつけてみようかと。

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    2021年09月17日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    世界観、物語の独創性。恩田陸ワールドに引き込まれ気づけば上下巻読破というような作品。日本国内に存在する途鎖国に警察官の実邦がとある目的のために潜入する。この世界では在色者という分類の人間がイロという個別の特色能力を使うことができるが厳しく取り締まられている為、ヌキと呼ばれる技術や外科手術によりそれを隠し日常生活を送っている。実邦、悲劇となった在色者研究の対象となった生き残りの生徒、最近ソクとなった神山の支配者の子がそれぞれの目的のためにソクを目指す。

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    2021年09月15日
  • 象と耳鳴り

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     この本は20年近く前に読んだ。この中にある「曜変天目の夜」という話を読んで初めて曜変天目茶碗を知った。ブラックホールのような茶碗を見てみたいと思って調べると静嘉堂文庫美術館にあることがわかったがいつでも見られるわけではなかった。
     それから、しばらくして初めて見ることができ、ブラックホールのような…「あたま山」を連想する茶碗という表現がピッタリだなと思った。
     今日、また三菱一号館美術館で曜変天目を見た。
    あれから何回か美術館で展示されるたびに見に行っては、この本を出してきて読み返す。今日も読み返した。自分が老いにより壊れていっても自分であることをやめずにいようというラストに救われる。

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    2021年09月10日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    かなりの量を詰め込んだ感じ。ユウリとマキオの関係も分かりそして節子との接点もスッキリ。
    51にまたY島に行こうと約束を交わすがどんな人生を歩んでいるのか気になる。
    続きを書いてくれたらいいのに。


    くだらない中に自分が考えている事を気がねなく話せる、一緒に考えてくれる友がいるのは素晴らしいってこの本は教えてくれる。

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    2021年09月05日
  • 黒と茶の幻想(上)

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    大学生時代の友人がY島に行き過去の清算なのか、4人が思惑を胸に旅行をする。
    上巻は利枝子と彰彦が主役で過去を振り返って胸のうちを解放させる。
    2人の気持ちや考えにのめり込んであっという間に読み終わってしまう。
    前に読んだのにほとんど記憶に残ってないのは何故なのだろう?
    でも毎回のめり込んで読んでしまうのでつまらない訳ではない。

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    2021年09月04日
  • ライオンハート

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    時を越えて、何度も出会う男女のお話。
    外国の方が出てくる小説を久しぶりに読んだけど、面白かった。
    最後が良かった。

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    2021年09月02日