恩田陸のレビュー一覧

  • MAZE 新装版

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    ネタバレ

    人間は最初から圧倒的な謎を提示されると興味を持って読み進められるらしい。SNS中毒になる理由と一部同じでもある。なのでずっと気になりながら面白く読めた。

    きちんとした結末があったのは満足。ただセリム1人を騙すためだけにここまでやるかというのは大いなるツッコミどころ。外交問題を避けるために彼を黙らせる方法はむしろこれ以外なら無限にあるだろう。セリムを「豆腐」に連れてこなければ、嘘をつかずに撤去作業ができる。いくら小説でもちょっと無理があると思った。何か他に理由があったっけ。

    お姉キャラもいいかも。男主人公だったらのめり込めなかったかもしれない。次巻も読んでみたい。

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    2026年08月27日
  • 鈍色幻視行 下

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    「真実があるのは虚構の中だけだ」名言!
    全てが投影される一冊。一人称になり当事者としてストーリーの中に入る感覚。どんな旅をしてたか?その先の航路は?ミステリー?ヒューマンドラマ?映画や舞台を見る感覚でどうぞ!

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    2026年08月27日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ブックカバープレゼント!とかいうので慌てて買ったけれど、よく分からなかった。
    単にこの表紙のことかなあ

    買ったまま本棚に並べていたのを読んだ

    〈現代を代表する7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした、驚きと切なさ、怖さと不気味さ、何よりとびきりの面白さを詰め込んだ奇跡の一冊。〉

    それぞれ面白かった さすがです

    米澤穂信さんは切なすぎ

    それぞれの夏を堪能させていただきました

    ≪ 暑い夏 心が凍る 暑い夏 ≫

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    2026年08月27日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7人の作家による「夏」をテーマにしたアンソロジー。
    どの作家さんも著名な方ばかりで正にプレゼント。

    どの物語も作家さんの色が出ていてよかったですが、長編で読みたいと思ったのは、江國香織さんの「二つの宇宙」と、梨木香歩さんの「見越しのマツ」。もうちょっと続きを読ませて〜。

    夏と言えば、キラキラした青春や燃えるような恋の様な話が多いのかなと期待しましたが、良い意味で裏切られたました。

    読後は、晩夏の哀愁というか、少し背筋の凍るような作品もあり、夏1つとっても描き方は多彩だなぁと。

    特に印象深い作品は、米澤穂信さんの「無明」。短編だけど、凝縮されたミステリーであり、読後の余韻とタイトルの秀逸

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    2026年08月26日
  • チョコレートコスモス

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    最初の方は、一体これはなんの話なんだ?と思っていたが、読み進めていくうちにどんどん引き込まれていき、ある場面では心臓がバクバクッと。飛鳥はなにを見せてくれるの?と、自分自身もオーディションに参加している感覚に陥り、楽しむことができた。

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    2026年08月26日
  • 鈍色幻視行 上

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    「夜果つるところ」この小説を映像化を試みると事故や死者が、頓挫しつつある作品に頭を悩ますスタッフ達が豪華客船で一堂に会す、様々な憶測や思惑、「飯合梓」の存在、そして船は航海に
    上巻は謎の種まき!

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    2026年08月27日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ネタバレ

    ピアノなどの楽器の演奏を聴きに行った経験はないが、歌詞がなくても音楽から情景を感じたり、何かが伝わってくるのだと改めて感じた。登場人物たちの演奏を文章で読んでいるだけなのに、それぞれの音楽や世界が伝わってくるようだった。

    高い技術を持っていることはもちろんだが、それだけではない「本能」のようなものを、この天才たちから感じた。特に風間塵は、自分が素晴らしいだけでなく、周囲の天才たちにも大きな影響を与えていく存在で、その魅力に引き込まれた。もっと彼のことを知りたいと思わされる、特別な存在だった。

    登場人物それぞれに物語があり、演奏される楽曲にもまた物語がある。音楽の楽しさや奥深さを感じ、実際に

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    2026年08月26日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    それぞれ異なる個性や経歴を持つ4人の天才たちが、国際ピアノコンクールに挑む物語。

    自分の演奏だけでなく、他のコンテスタントの演奏を聴き、彼らが何を感じ、どう評価しているのかが描かれることで、それぞれの演奏や才能のすごさがより伝わってくるのが面白かった。

    コンテスタントたちは常に自分の技術と向き合いながらも、他の演奏者を認め、ライバルでありながら互いの音楽を尊敬している。その姿から、みんなが本当に音楽を愛していることが伝わってきて、とても素晴らしいと感じた。

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    2026年08月26日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    現代を代表する7人の作家さんが
    「夏」をテーマに書き下ろした一冊

    どれも読みやすく
    さらっと読み終えられた

    7話の中での私の一番は梨木香歩さん
    二番は町田そのこさん

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    2026年08月25日
  • 夜のピクニック

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    「蜜蜂と遠雷」を以前拝読し面白くて、恩田さんの他の本も読んで見たくておススメされた「夜のピクニック」を読みました。

    私が一番感じたのは青春ってこういうことだよなということです。今思い出すと特に意味もない会話がただただ楽しかった。誰が誰を~とかそういう今思えば未熟な噂話がとてつもなく楽しかったことを思い出しました。もうあの感じを味わえないと思うと寂しいですが、この寂しさですら愛おしい気持ちになりました。

    このお話は特に大きな事件や大きな人間関係のもつれがあるわけではなくただただひたすら歩く。というお話でその中で少しずつ絡まった糸がほどけていくみたいな、1つ1つ壁をこわしていくお話です。
    普段

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    2026年08月25日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    タイトルがプレゼントで、伊坂幸太郎先生が入っていたので購入。
    もう少しほっこりした話が多いのかと思っていたが、「夏」がテーマだったようだ。

    こういうオムニバス式の小説は、知らない作家さんと触れ合えるのがとてもいい。
    江國香織先生の作品好きだった。
    このおばあちゃんで1冊書いて欲しいぐらい。
    もっと読みたい~!ってところで終わってしまった。

    あと宮部みゆき先生の話が心に残った。
    普段は「これ結局どうなったの?」が気になるタイプの人間だが、全てを分かったら陳腐な考えになりそうで、余白の残し方が好きだった。

    小学校の時の読書感想文なんてだいたい皆同じこと書いてたのに、テーマを言われて書くと言う

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    2026年08月25日
  • 蛇行する川のほとり

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    恩田陸さんの小説は、何作品か読んだことがあるのですが、共通して言えることがありまして、、
    それが、「読みやすさ」です。文章が読みやすく、物語の世界にあっという間に引き込まれていきます。それに加えて、構成やストーリー展開も素晴らしく、先が気になって仕方ない感じでした。少女ミステリーでしたが、驚くようなこともあって、この作品を読もうかどうしようか迷っておりましたが、読んで正解でした。これは、おすすめです!

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    2026年08月24日
  • 傾斜のマリア

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    これは第4作続けて読むのが正しいなあ。

    その才能と才覚をそこに使うんだ!????って最後本当にびっくりした!

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    2026年08月24日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    この新潮文庫『プレゼント』は「新潮文庫の100冊」50周年を記念して、7人の作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編集。その7人とは、伊坂幸太郎、江國香織、宮部みゆき、町田そのこ、米澤穂信、梨木香歩、恩田陸だ。

    同じ「夏」がテーマでも、作家ごとに世界観が全く異なるのが面白い。伊ミステリ、青春・文学、怪異SF、青春恋愛、社会派ミステリ…章ごとに文体含め、ガラッと変わるから頭を切り替えて活字をたどっていくのが今までにない感じで新鮮だった。
    そんな中で印象に残ったのは二、三編かなあ。

    町田そのこ「きっとあの日の光と同じ」 — 青春ものとして爽やかな感じがよかった。しかしながら1番面白かった

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    2026年08月24日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    コンクールが進むとページのほとんどを演奏シーンが占めており、少し食傷気味に……。同じような表現が続き、ところどころ退屈を感じた。下巻は玄人の方が楽しめるんだろうな。とはいえ、1つの作品としては文句なく圧巻だった。

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    2026年08月23日
  • 夜のピクニック

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    みんなで歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。
    プラスの優しさとマイナスの優しさどっちもすごく大事

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    2026年08月22日
  • チョコレートコスモス

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    2025.5.28
    ★3.8

    無名劇団に現れた一人の少女。天性の勘で役を演じる飛鳥の才能は周囲を圧倒する。いっぽう若き女優
    響子は、とある舞台への出演を切望していた。開催された奇妙なオーディション、二つの才能がぶつかりあう!

    演技を言葉で表現するって難しいと思うけど、そんなことを感じさせないくらい、情景が想像しやすくて、飛鳥の演技力にすごくワクワクした。対象に、響子の葛藤や焦りも痛いくらい感じられた。オーディションで魅せた飛鳥の奇想天外な発想とそれに伴った演技力は毎回圧巻だったし、素人から見ても分かるものなのかなと気になった。何にも興味を示さない飛鳥が、お芝居に魅了される瞬間がすごく好きな

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    2026年08月21日
  • spring

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    ある天才バレエダンサーを周囲の人物から描く作品。
    フィクションなんだけど、実際にいるような質感で描いており、文章にしずらいバレエが題材なのに、全然知識がない自分が読んでもイメージできて、描写が本当に上手い。
    恩田陸ってやっぱり読ませる力がすごいです。
    成り上がり物語でも、成長物語でも無く、大きな山場も無いのに、なぜか没入させてくれる稀有な小説。私小説と伝記が混じったような後味の作品でした。

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    2026年08月21日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    恩田陸同作品で比べると、
    蜜蜂と遠雷ほどの感動はないけれど
    夜のピクニックほどの感情描写の多い綺麗な世界観ではない
    現実の延長にほど近い世界観が想像を掻き立てやすく面白かった

    かなり引き込まれた

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    2026年08月19日
  • 雪月花黙示録

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    ファンタジー要素が強めの作品。面白かったけれど、読む人によって好みは分かれそう。どちらかと言うとラノベに近く、登場人物の名前や物語の設定に厨二病心がくすぐられた!!話のたたみ方が少し急かも?

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    2026年08月19日