恩田陸のレビュー一覧

  • spring

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    ネタバレ

    「蜜蜂と遠雷」のバレエ版を想像していたらそれよりも圧倒的に天才たちの集まりすぎてちょっと違うかった。
    たぶん日本人にバレエの下地が無さすぎるのもあかんのかな?ピアノは目にする機会も多いし、触ったことある人がたくさんいると思うのでまだイメージがしやすいけど、バレエは敷居がお高いイメージですもんねぇ・・・
    知り合いの発表会があれば見に行きたいぐらいの興味は沸きました。

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    2025年12月23日
  • 光の帝国 常野物語

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    アンソロジー小説「君が見つける物語」本作の第一話の「大きな引き出し」を読んで感激、常野シリーズ3巻をまとめ買い。良かった。充実した週末になりました。SFと言うよりはファンタジーかな。ストーリーもしっかりしてるし大満足

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    2025年12月23日
  • 禁じられた楽園〈新装版〉

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    一気読み間違いなし!
    独特の描写、空気感。
    文章だけでここまで独立した世界観を紡げるなんて、と脱帽です。
    登場人物が多く、パラパラと視点が変わるので、理解の遅い私には少し戸惑う箇所もありましたが、それを差し引いても美しく、そして怖い物語でした。
    ラストについて賛否両論ありますが、個人的には意外な終わり、というかあの人がしめるのか、と驚きました。
    あっさりとした終わりですが、恐怖を乗り越えた後は日常に戻るのが当たり前、そう思うとありなんじゃないかな、と思いました。

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    2025年12月23日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    大勢で夜中にひたすら歩くという異様なイベント。高校生たちの若さを感じる。あー、青春ってこんな感じだったよなぁと思います。

    貴子と融は異母兄弟であるが、誰もそのことは知らず、同じクラスになったが、話をしたことも無かった。お互いに避けているために、逆にお互いがお互いを意識してしまって、付き合っているという噂も流れてしまう。
    結局、歩行祭を通じて、高校生たちは成長し、人間として一皮むけた存在となる。ゴールする頃には、貴子と融は普通に話すことができるようになっている。あんなに険悪な状態だったのに、少しのきっかけから話ができるようになる。
    難しいと思っていたことも、やってみると意外とそうでもない、とい

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    2025年12月22日
  • spring

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    最高でした。
    名前の由来を聞かれて始まるレッスン、このシーン大好きです。漢字を持つ日本人ならでは!!という感じがすごい良い。良い。
    情景もそうだけど、登場人物のキャラ描写細かいというか、表現が絶妙で凄くリアル。「こういう子居たなあ」感が凄い。

    全てを含めてやっぱ恵まれた環境って大事〜って思って読んでいたら、全然そうでは無い登場人物がいて、彼が抱える不安や焦りが、彼を操作しているような描写は読んでいて感情移入してしまいました。
    しかし彼のその不安や揺らぎを否定するのではなく優しく包み込み、受け取るのが、振付師となった主人公の「萬春」

    なぜこの人がこういう性格になった、なんでそう思うのかを踊り

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    2025年12月22日
  • 劫尽童女

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    ネタバレ

    超能力を与えられた少女遥と彼女を追う組織との闘いを描いた、SFでもありファンタジーでもあるような物語です。超能力を持たされてしまったことで、「普通」ではない存在となってしまった遥がその能力に苦しむ様が伝わってきます。疾走感のあるストーリーでどんどん続きが気になってしまいました‼︎

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    2025年12月21日
  • 球形の季節

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    ネタバレ

    読んだ後不思議な気分にさせられました。
    ちょっとぞわっとするシーンもありましたが、私も向こうの世界に連れていかれるかのように、世界感に引き込まれる小説でした。

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    2025年12月21日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    生活していると何気ない問題が山のように出てきます。大きな問題ではないからこそ、それに注目し、解決していくプロセスがとてもユーモラスです。「こんな人が身近にいたら、自分の生活はどうなっていたのだろう。」ふと、そんなことを考えてしまうような作品でした。

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    2025年12月21日
  • 私の家では何も起こらない

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    恩田陸さんの連作短編小説。ジャンル分けるならホラーなのか。直接的な怖さがあるわけではないが、じわりじわりと迫ってくる怖さが逆に日常を侵食するような印象があり、終始不安を感じさせる。
    タイプこそ違えど、同作者の「ユージニア」や「不安な寓話」のように終始不安感を出してくる作品で読後感まで続く。
    少し変わったホラーを読みたい人におすすめの一冊。

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    2025年12月21日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ネタバレ

    新しいタイプだった。
    結子は〜、渡は〜、とかで語られていく中、突然「私の子ども時代は〜」とか出てきて
    だれ?!?!と思ったら作者だった。
    話の流れで、言いたいことあったら出てくる、みたいなスタンス。新しい。

    結子の物事を冷静に見て分析する力、行動力、すごいなあ〜
    なんでもかんでも理由をつけているのに理論だけで動いていない、人の気持ちに寄り添ったり、周りの人の長所を見つけるのに長けてきたりするの素敵。
    こういう「面白い人」が大手いったりするんだろうなって思った。

    歴史全然わからない人間なので、城郭愛好会始まったあたりから私、ついていけるのか、、?!と思ったけど、ギリ大丈夫でした。

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    2025年12月21日
  • 珈琲怪談

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    恩田陸さんのホラーは好きなのですが、この本は想像していたのとはちょっと違いました。
    おじさんが数人集まり、喫茶店で不思議体験や聞いた話を披露するというもの。女子会ならぬおじさん会の話でした。素敵な喫茶店がたくさん出てきて、純喫茶で美味しいコーヒーを飲みたくなった本でした。

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    2025年12月21日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    小説を、ドラマを観るようなものだとすると、これはバラエティ番組の再現VTRを恩田さんと一緒に見ながらおしゃべりしている感覚。小説と呼んでいいのか?と思うくらいの自由な語り口で、爽快に話が進んでいく。「この人は後々〇〇になるのだが…」という、普通やらないネタバレがあることで、逆に目の前の問題に集中して読むことができる。

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    2025年12月21日
  • Q&A

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    ミステリ―だと思いきや、新手のホラーでした。最後まで一体なぜその事件が起こったのかわからなかった上、そこに居合わせた、あるいはかかわった人達が壊れていったり元から恐ろしい人間だったり。人がたくさん集まるところは見えてないだけで、魔が存在するんだと改めて怖く思う内容でした。やっぱり恩田陸さんは凄い。

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    2025年12月20日
  • 八月は冷たい城

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    夏の城に閉じ込められて、ひと夏を過ごす。少年たちサイドの物語。
    ぞっとさせるような、物々しい雰囲気はそのままで物語は進んでいく。七月に開示された謎を引き継いでいるのに、それでもまだまだ怖い。得体の知れないみどりおとこがまだ怖い。
    パンデミックといえばコロナがよぎるけど、これはコロナ以前の物語だ。

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    2025年12月19日
  • 麦の海に沈む果実

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    ネタバレ

    世界観に引き込まれる!湿原の中に閉じ込められている閉塞感がじわじわ染み込んでくる。

    理瀬のモノローグがフラッシュバックのように曖昧で断片的になることが多いため、記憶喪失という展開も自然に受け入れられた。ハロウィンパーティーの怒涛のシーンは、記憶喪失の前提があるため「そういうこともあるかー」と受け入れられたが、さすがに校長先生が力技すぎる。娘に一体何を飲ませたん?理瀬とヨハンへの印象がガラッと変わって閉幕。

    治外法権の学園王国、ありえないとはわかりつつ、こういうファンタジーって良いよね、という読後感。ほかの理瀬シリーズも読みたい。

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    2025年12月18日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6人の作家さん。
    それぞれの6つの物語。
    終幕はあれは何だったのかという恐さの余韻もあったりとどの作品も楽しめた。

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    2025年12月17日
  • 夢違

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    ネタバレ

    結局最後、浩章は結衣子のいる夢の世界に行ったってこと…?3月14日は大事件が起こる日ではなく2人がまた出会える日だったってこと…?あと小夜香ちゃんも結衣子とどういう繋がりがあったんだ…?
    疑問は残るけど、夢という無意識世界と現実世界、2つの世界の境界が曖昧で、他人の夢を映像化して見たり幽霊がいたり予知したり、技術が進歩したけど到底論理的に説明できない出来事が立て続けに起きて、展開が予想できなくて面白かった。

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    2025年12月17日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    最初はなんのことかさっぱりわからなかったが読み進めていくにつれて登場人物の関係性が明らかになってきて面白かった。伏線がたくさん散りばめられていて見事に回収されていた。

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    2025年12月17日
  • 夜明けの花園

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    装丁に惹かれて手に取った。
    特にファンじゃなくても、なんとなく読みたくなる理瀬シリーズ。
    ゴシックな雰囲気。少しだけ怖い話の数々。あっという間に読み終わってしまった。

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    2025年12月17日
  • 蛇行する川のほとり

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    夏の空気を感じる美しい愛の話だった。多分簡単に「百合っぽい話」って言っちゃうのは良くないとは思うんだけど、少女時代特有の女の子同士の距離感というか、友情以上愛情未満というか、そういうのが好きな人はめちゃくちゃ好きな話だと思う。私は大好き。
    犬が可哀想なので犬が可哀想なのがダメな人にはおすすめしません。
    章が変わるごとに視点となるキャラクターが変わるので新鮮な気持ちで読みやすかった。
    人を選ぶ作品だとは思う。

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    2025年12月15日