恩田陸のレビュー一覧
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『蜜蜂と遠雷』を読み終えて、一番印象に残ったのは、登場人物たちが演奏を通じて「自分自身」と対話していることだった。
演奏中の内省は非常に多い。ただ音楽を奏でているのではなく、楽曲をどう解釈するかを通じて、自分の人生や価値観、そして自分自身の音楽を組み立て直しているように感じた。特にマサルと明石の描写は、その傾向が顕著だった。
風間塵という存在も強く印象に残った。彼はまさに劇薬である。劇薬とは、毒にも薬にもなり得る存在という意味だ。彼は既存の音楽観や価値観を揺さぶり、音楽界に混沌をもたらす。しかし、その混沌は単なる破壊では終わらない。栄伝亜夜は自分の限界に突き当たっていたが、風間塵の演奏を通 -
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「新潮文庫の100冊」50周年記念作品。
表紙カバーも初回限定特別仕様ですてき。
7人の作家さんそれぞれ短い話ながらも切ない話や恋愛話、事件やホラーなど様々な魅力が詰まって楽しめた。
最初の伊坂さんはほろ苦く切なかったけど、それもひっくるめて優しさが感じられて良かった。
宮部みゆきさんのこういう短編を久しぶりに読んだ気がするけど、不気味さが上手い。
米澤さんの話はあまりに、あまりに悲しく、読むうちにうだるような暑さ、垂れる汗まで感じて息苦しくなった。
現実で、懸命に生きる母と子にこんな事件が起きないことを祈る。
町田さんの話は1番純粋に楽しめる内容でほっと一息。
夏がテーマの嬉しいプレゼント。 -
Posted by ブクログ
ネタバレSFのカテゴリーになるのでしょうか?
日本の世界観で話は動いていくが、キャラクターたちの特殊能力やこの物語の言葉の意味や内容もあまり具体的な説明もなく話は進んでいく。
キャラクターたちの個性がたっているので、アニメーションのようなイメージで読んでました。
人と人の会話シーンや緊迫するシーンなどひとつひとつ際立った話が多く読み進めていて面白い。
どんどんと主人公の目的や結末はどうなるのかとても気になっています。
色んなキャラクターたちの目的がひとつの山の中に真実が隠されているので、下巻の交差する思いがどう終盤にまとまるのか、楽しみです。 -
購入済み
絵柄が好き
続編が出て嬉しいです!
小説で読んだ雰囲気、そのままのコミカライズで
小説を読んだときの感動を再び味わえました。
ピアノのことはぜんぜんわからないですが… -
Posted by ブクログ
ネタバレまだ読んでる途中。
作家さんに惹かれて購入。
伊坂幸太郎さん→SF好きだけどまさかSF作品だと知らず、ミステリーとも絡めた展開も面白くて良かったです。短編と思えない満足感と重みがある。これが伊坂幸太郎さんか…!
江國香織さん→お婆ちゃんと共依存ってこれまた怖いかもと思いながら、出てこないのに話を聞かれてるのがゾワっとした。恐らくホラーではないんだけど笑
あとは結末、そこで終わるんだ!となりました。
宮部みゆきさん→不思議な物語!オカルトのような世界観に展開したからもっと怖いことになるのかなと思ってたらすんなり終わって、完結の仕方が綺麗だった。
町田そのこさん→
これは解釈次第でそれぞ