恩田陸のレビュー一覧

  • 小説以外

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    デビューからの14年間に発表された全エッセイをまとめたもの。エッセイは読むものであって書くものではない、とご本人は言っており、エッセイでも好きな本読んできた本をテーマにしたものだったり、あとは他の作家の作品に寄せた解説文など、タイトル通りに恩田さんが書いた小説以外の文章を集めた本です。恩田さん、お話を書くのは好きだけど自分のことを書くのは苦手、ということでストレートに自分のことが書かれてるところは無いのですが、こういう本を読んでこう思っていた、とか、誰の作品の持っているこういう雰囲気が好きだ、とか、本を通じて恩田さんの人となりも透けて見えて、とても面白かったです。

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    2009年10月07日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    おもしろすぎる!日本名だから親しみもわくけど、カタカナだから異世界感もあっていい。リカちゃんの苗字を初めて知った。知っているサブカルチャーが出てくると嬉しくなりましたv

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    2011年07月21日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    久しぶりに読んでみた。前回と同じく、未来の日本ということであるが、世界観が壮大である。ただ新宿クラスの名前が覚えずらい・・・地球は破滅し、そこに日本だけが残っている。アキラとシゲル達は大東京学園へ入学する。いや〜またまた世界観がすごい!!大東京学園にはディズニーランドも。とてもつづきが気になった。下巻も楽しみですな。

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    2011年07月17日
  • 夜のピクニック

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    高校生の頃に自分の感情をこんなに言語化できるほど大人じゃなかった、今の心の状態で戻ってみたいな〜の気持ちになりました

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    2026年05月25日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    学生の頃に1度読んでいたが、内容がうろ覚えなので大人になって再読

    この本を読んでる時は、わたしも一緒になって歩いているようだった。
    歩くだけの行事だけど、修学旅行に劣らないぐらい本当に素敵な行事だと思った。
    わたしの中学も長距離歩行の行事があったことを思い出した。

    貴子も言って通り、振り返ってみると一瞬だったけど、歩いてる最中はとてつもなく長く感じていた。
    楽しかったけど、もっともっと楽しめばよかった。

    ここの登場人物みんな頭良すぎ!
    貴子も千秋もりかも私立文系に転ぶって言ってるけど、早稲田とか慶応だし、杏奈もスタンフォードだし!!すごすぎ。次元が違う笑

    結局西高の女子が子供を堕ろした

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    2026年05月24日
  • 夜のピクニック

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    一面に広がるススキの光景とか、水平線の向こうにまだ太陽の明るさが滲んでる光景とか、風景描写がノスタルジックで好き。

    高校生とは思えないほど、他者をよく見て理解できてるなと感じた。2人の関係がバレたときの周りや本人達の反応が見たくて読み進めたけど、28歳の自分より精神年齢高くて青春物語とは読めなかった。
    あまりにリアルな友達との会話、心の声、風景描写、だったから自分がその場に入り込んでしまったのかも。でも、私の精神年齢じゃ貴子達や戸田君、融には相手にされなそう。

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    2026年05月24日
  • チョコレートコスモス

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    小説なんだけど、何か違う物語や違う視点で話を読んでるみたいな、不思議な感覚になる。

    「そろそろこの辺りで、佐々木飛鳥なる少女が一体どんな人間なのか、彼女側から語っておく必要があるだろう。」

    ナレーションのような説明が小説に入る事はあるけど、読書に語りかける説明を小説で読んだのは初めてかも。

    また、役者の話だから小説の中で役者が演じる違う物語が出てくる。これを演じてる場面や心情を丁寧に説明してわかりやすい文章で読者を引き込む。

    最後は小説を読んだような芝居を見終わったような不思議な感覚になる、すごい小説!

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    2026年05月24日
  • ネクロポリス 上

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    興味深い気持ちで読み進めました。
    少しずつアナザー・ヒルの形が見えてきていて、それが更に続きが気になる。
    目次に見開きで登場人物が並んでいて最初は身構えたが
    意外と困惑することもなく、スっとキャラクターがイメージできた。
    第六章で大好きな源氏物語の話が出てきて、自分自身の日本の古典の捉え方に新たな視点をもらえた気がしています。
    まだまだ上巻は伏線のばら撒きという感じで解決していないことも沢山。
    上巻の終わり方が少し不穏な様子だったけれど、
    どういう形で結末を迎えるのか楽しみです。

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    2026年05月23日
  • 夜のピクニック

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    高校生の約24時間のイベント そこにギュギュギュッと青春(手っ取り早い例えだけれど…)をまとめた1冊
    2人の視点で文章がきり替わる
    24Hだけなのに展開に対して奥深いストーリーが繋がっていて完読した時の満足感が大きい

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    2026年05月23日
  • 祝祭と予感

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    直木賞と本屋大賞をW受賞した「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ短編小説。マサルとシルヴァーバーグの出会い、風間塵とユウジ・フォン=ホフマンの出会いなど、本編では描かれなかった内緒話を披露してもらったようで、得した気分になった。一番好きだったのは、亜夜と塵が奏のヴィオラを見つけるお話。コンクールの後、2人がパリで演奏活動を続けている様子が垣間見れて嬉しかったし、仲良く奏に電話をしている描写が何とも微笑ましかった。

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    2026年05月22日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    旅行先の沖縄のイオンの書店でなんとなく衝動買いした一冊。

    主な2人の登場人物の、視点が交互に入れ替わりながらストーリーが進む。ある事情を抱える男女2人の物語なので、恋愛小説かと思ったがどちらかというとミステリーに近い感覚。

    引っ越し直前の、荷物をほとんど出し切ったがらんとしたマンションの一室が舞台なのだが、その様子がなおこの話の不穏さを後押ししているように思った。

    吉田修一のパレードも、マンションの部屋が舞台だったが、それを思い出した。

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    2026年05月21日
  • チョコレートコスモス

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    ・大学の劇団に突如現れた不思議な天才少女(佐々木飛鳥)、ステップアップを狙うサラリーマンあがりの中堅脚本家(神谷)、演劇進出を狙うアイドル(安積あおい)、芸能一家出身で圧倒的地位を獲得しつつある女優(東響子)など・・・が伝説のプロデューサー芹澤泰治郎による舞台への出演を掛けたオーディションに臨んでいく群像劇
    ・面白かった!!!!! ゾクゾクした!!!!! というのが読後の率直な感想
    ・演劇の世界の深さや、登場人物の心理描写やスピード感が圧巻
    オーディション場面は、「演劇サークル入部の為のエチュード」「2人3役の脚本」「舞台主演が演じる傍らでその影を演じる」などいくつかあるが、夫々違った方法で想

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    2026年05月21日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    この話の要素は大きく、24時間歩き通すという高校の変わったイベントと、異母兄弟がクラスメイトになったという2つのみ。しかも序盤でだいたいの人間関係や場面がわかってしまうから、正直「まだ後4分の3くらいあるけど話持つの…?」と疑問だった。そして回想シーンなどもほぼ無い。ただただ高校生が歩きながら話すのだ。
    それでも飽きずに読めてしまうのは、恩田陸さんの落ち着いた、でも好奇心に溢れた語り口だからなのか。他の人には書けない作品だと思った。

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    2026年05月21日
  • 不連続の世界

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    食わず嫌いするなと言われそうだが、短編集となると伸ばした手を引っ込めてしまう。あくまで個人的な好みだから気にしないでほしいが、物語に続くテンションが一回ずつ上がっては下がり、上がっては下がりを続けるので疲れてしまう。
    だが連作となると別だ。一話一話は完結しているように見えて実は、という仕掛けがたまらなく好きだ。予期せず手にした本がそれだと途端にやる気が漲ってくる。
    『月の裏側』の多聞再びだが、シリーズではなく前作と繋がりもない。怖さとは違う不穏で、白昼夢のような世界観。起きてもまだ夢の中にいるような雰囲気がたまらなく好きである。

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    2026年05月21日
  • 祝祭と予感

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    この人の書く音楽家、みんな素敵。蜂蜜と遠雷、ぜんぜん覚えてなかったけどなんか蘇った、もう一回読みたいなあと思った。

    オーディブルにて

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    2026年05月20日
  • 光の帝国 常野物語

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    ネタバレ

    不穏な話もあればほっこりする話もありちょっと変わったショートで面白かった。
    オセロゲームや草取りの話は繋がっているのかいないのか……。
    最後の話はハッピーエンドで締めくくりとして良かったなあ。

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    2026年05月19日
  • spring another season

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    ネタバレ

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    Springの短編集、各キャラクターのその後であったり本編の隙間話だったり、楽しめました!
    主人公の春はもちろんだけど、周りのキャラクターも魅力的

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    2026年05月19日
  • 祝祭と予感

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    蜜蜂と遠雷のスピンオフ。本作の方で脇役(?)のキャラたちにスポットライトをあてていく。世界観が深まって楽しかったです。

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    2026年05月18日
  • spring another season

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    ネタバレ

    フランツと春の話が多めでBL小説としても上質に仕上がってるのでは、と思った次第で。前巻と違い、最初から春の素の姿が割れているのでとても可愛らしく思える。
    春とフランツの人生で唯一と思しき季節と、他魅力的なキャラクターの短編集。甘くて苦い短編集。(短編集?)

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    2026年05月18日
  • spring

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    教養の無いわたしは登場人物の魅力と男男が無いと読むのがしんどかった。飽きはしないけど、長い、しんどい。でも続刊読みたい。(感想が酷い)

    とは思ったものの、数日経っても余韻が残るとても良い本だった。
    コミカライズされるといいな。

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    2026年05月18日