恩田陸のレビュー一覧

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    これは予想外に傑作だった!本格的ミステリーであり、恩田さんならではのダークファンタジーではない。やりますねぇ〜。来客を告げるベルが鳴った、、、と各章始まるのも面白い。クローズド・サークルみたいだけど、真相は藪の中なのも良き。読後感も悪くなく、かの有名な、そして誰も、、、、よりも面白かったと思うのは私だけか?

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    2026年05月04日
  • 麦の海に沈む果実

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    「黄昏の海の骨」を先に読んでしまいました。高校生だった理瀬がこの頃は中学生で、まだタバコは吸っていません(笑)。婚約者とか父親の話題とかいろいろ繋がりました。全体的にふわっとした物語です。

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    2026年05月01日
  • 祝祭と予感

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    スピンオフ短編集とのことでメインの3人以外にもスポットライトが当てられている。ナサニエルのキャラクターが良かった。時に良きピアニストであり、良きライバルであり、良きパートナーであり、良き師であり。色んな顔を持ちながら周りからそれぞれ慕われ愛されているのが伝わって来る。ミエコとのエピソード、勝とのエピソード、どちらも良かった。
    カナデとビオラのエピソードも印象的。踊り場の演奏も光景が目に浮かび、何とも絵になるなと思った。音色の聴き比べも聴いてみたいな。

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    2026年05月01日
  • 六番目の小夜子

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    ネタバレ

    おもしろかった
    おもしろかったけど、よくわからない点も
    それが、この小説のおもしろさというか怖さなのかしら

    ドラマも見てみよう

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    2026年04月30日
  • ドミノin上海

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    ひさびさの恩田陸作品。
    たくさんの登場人物がそれぞれに絡み合って繰り広げられていく展開にどうなるんだろうというワクワク感が溢れて読んでて楽しかった。登場人物が多くて、あの後この人はどうなったんだろうと気になる人も何人かいて。登場人物一覧を見て、そういえばこの人もいたななんて思ったり。
    私的気になる人は屋台の店主のその後かな。
    えり子と健児の関係性ももうちょっと見たかったし。
    続編があることを期待してる。

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    2026年04月29日
  • 光の帝国 常野物語

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    不思議な能力を持った一族の話。
    日常の中にも、視点を変えたり些細なきっかけがあったりすると不思議な世界に紛れ込んでしまいそうに感じてきました。そういう見方で日常を過ごすことができればいいなぁと思いました。
    ゆるく物語や登場人物が繋がっている短編集でした。希望と不安がうっすらと漂う物語が気になります。そういうこの作者の感じが好きです。続きも読んでみたいです。

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    2026年04月29日
  • 六番目の小夜子

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    結局サヨコが何だったのか腑に落ちないままに終わった。進学校の割に受験生が忘年会と称して酒を飲んでいるシーンはいかがなものかと思ってしまった。

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    2026年04月27日
  • 薔薇のなかの蛇

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    久々のリセシリーズ、相変わらず面白かった。
    と言っても(これも相変わらず)細かい内容より全体的な雰囲気とリセのキャラクターが好きです。
    恩田陸作品は途中まで面白いのにラスト拍子抜けの物もある中、リセシリーズは面白い。

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    2026年04月26日
  • spring another season

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    『spring』のスピンオフ短編集。バレエの世界に浸れるバレエ好きにはたまらない続編。最後に付いていたプログラムと萬春の解説がリアリティがあり、実際にこの目で見たいと思った。スペシャルサンクスに有名なバレリーナたちの名前が連なってるのも、バレエファンとしては神々しく見えた。

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    2026年04月25日
  • まひるの月を追いかけて

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    恩田陸作品だから一筋縄でいかない事はわかっている。わかってはいるものの、この作品に関してはどういう事なのか、様々な疑問が残る。
    わかりやすい答えを探すような作品ではない。むしろ謎そのものを探しながら、こうではないか、ああではないか、と考える作品でもある。
    物語の流れはシンプルだし、なんという難しい事はない。中盤以降の展開に関しては唐突すぎて異世界にでも紛れ込んだような気分になる。
    ハッピーエンドともバッドエンドとも取れない、むしろ安易な答えを出させないような展開は沼か、あるいはどこか別の世界への扉でもあるかのよう。

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    2026年04月24日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ネタバレ

    面白かった。
    小説を読んでるというより、仕事をする上で大事な考え方とかも学べた気がする。

    続編も決まってそう?なので、発売されたらまた読みたい。

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    2026年04月23日
  • 愚かな薔薇 下

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    恩田さんの作品で好みのものは、独特な世界観、空気感を感じる。内容というよりも、香りに近い感覚。加えて共通するのが土地のノスタルジー。今回もそんな独特な世界を感じた。荒唐無稽というか、世界終末論にも通じるが、何が起こるかわからない今の時代、あり得ないこともないのでは、、、。ジュブナイルな世界観もある。恩田さんが描く10代は大人びており潔い。

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    2026年04月23日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    ネタバレ

    密度の濃い小説だなぁ。でも恩田陸の文章ってこう、しっとりして密度がある、一定のイメージを想起させるよね。本作もテーマからもうかなり恩田陸っぽいなと思った。

    学生時代からの友人である4人の男女がひょんなことからY島にJ杉を見に旅行に行くことになる。気の置けない友人同士だが4人の間には過去に消えた一人の女の影がちらついた。彼らの間に横たわる美しい謎を紐解き、過去を見つける4日間の旅についての物語。

    本当に個人的な感想ではあるけれど最初の利枝子の章がとにかくきつくて時間がかかった。恋愛というものが人生の基本構造として語られるのって違和感があるので、全然理解できない人間のみっちりした内面に触れるの

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    2026年04月21日
  • 愚かな薔薇 上

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    ノスタルジー、不穏、ファンタジー、ミステリー、伝承、帯にもあるように、まさに恩田ワールド盛り盛り。やっぱこうでなくちゃねぇ。正統派、夜のピクニックやチョコレートコスモスよりも好みですわ。今回は吸血鬼もどき?下巻に向けて、それだけじゃあ終わらないでしょう、きっと(笑)

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    2026年04月21日
  • 月の裏側

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    ぞわりとする余韻が味わえるホラーSF小説?私はミステリだと思って読んでたのでびっくりした。しかし心とは、自分を自分たらしめるものとは一体何なのか。何があれば人間あり自分であると自信を持って言えるのか。そういう哲学的な面を考えさせられる小説でもあった。
    途中から面白くて一気に読んでしまう。どんな結末を迎えるのかどきどきしながら読めた。

    恩田陸の書く話は、斬新な観点に触れられるのでおもしろい。合わせて「不連続の世界」も読みたい。

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    2026年04月21日
  • チョコレートコスモス

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    恩田陸さんの作品は長編が多く、チョコレートコスモスも比較的ページ数は多かったものの、他の作品同様すぐに読み終わってしまいました。舞台の作品の一部分だけでも詳細に情景が書かれているため、演者が感じている景色が鮮明に浮かび上がってきました。複数人の視点から語られる物語は混乱しやすいですが、チョコレートコスモスは一度もわからなくなる場面がありませんでした。終わり方も綺麗でした。あとがきに書かれていた続編もいつか発売された際には購入したいと思っております。

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    2026年04月20日
  • 酒亭DARKNESS

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    酒場が舞台の怪談を集めた短編集。ひと言で言うと「孤独のグルメ」のホラー版。怪談話といっても、日常のちょっと不思議な話が多く肩の力を抜いて読めた。全国各地の実在するお店が出てくるので、機会があればぜひ訪れてみたい。

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    2026年04月20日
  • 六番目の小夜子

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    恩田陸さんのデビュー作ということで手に取った1冊。

    代わる代わる色々な人物の視点から物語が進んでいって面白かった。

    学校とそこにいる生徒の捉え方が個人的に深く刺さった。

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    2026年04月19日
  • 三月は深き紅の淵を

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    先日出雲・松江を旅行し出雲大社や小泉八雲記念館などを周った。そういえばこのあたりが出てくる好きな作品があったなと、ふと思い出したのが本書。

    前回読んでから10年以上、初めて読んでからも25年以上たっているが、私の読書人生と読書趣味のなかに色濃く影響を残し続けてる作品だ。4話の中編からなる本書は、「三月は深き紅の淵を」というタイトルの謎の小説を巡る話。

    その本は、著者も内容も謎で、自費出版で僅かな冊数が出版され配布されたがのちに謎の男に回収されてしまい、いまは世の中に流通していない。なんともそそられるこの設定と、入れ子式の物語構成と、登場人物たちのおしゃべりや食事がとても魅力的なのだ。

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    2026年04月18日
  • 酒亭DARKNESS

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    ネタバレ

    酒亭DARKNESS

    基本的に全国各地の飲み屋を題材とした短編集。
    ラインナップは以下の通り。
    ○跡継ぎの条件〜東京・大森の空席
    ○夜のお告げ〜神奈川・野毛の都橋商店街
    ○昭和94年の横丁〜愛知・名古屋の日めくり
    ○風を除ける〜東京・代田橋の沖縄タウンのマブイ
    ○黒の欠片〜長野・松本の天守閣
    ○曇天の店〜富山・高岡のフェーン現象
    ○三味線の音〜新潟・古町の二口女
    ○笑うカピタン〜長崎・浜町の絵とナイフレスト
    ○歌うカステラ〜長崎・ある住宅街のあんと
    ○祖父の墓〜栃木・日光東照宮
    ○白の迷路〜兵庫・姫路城の白のマダム
    ○アトランダムな神々〜大阪・新世界/曾根崎
    ○空飛ぶ梅〜東京・湯島、稲妻と梅

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    2026年04月15日