恩田陸のレビュー一覧

  • 光の帝国 常野物語

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    おすすめされて読んだ本。
    簡潔な王道ストーリーではない、謎も多いから消化しきれないまま進んでいく。が!!読み進めてしまう魅力がある。日常の中に潜む非日常たち、もしかしたら自分もその一族の末裔だったりして…なんてワクワクした。

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    2026年02月28日
  • 三月は深き紅の淵を

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    《そう、自分もその過程に加わったに過ぎないのだ。物語が形成されていく過程に。》p.207。
    《誰かに見られている。》p.360。
    《この書き出しは、どうだろう?》p.431。

    >第一章、ミッションは超巨大な屋敷から一冊の謎の本『三月は深き紅の淵を』を探せ!!
    >第二章、出雲に向かう二人の女編集者はそれぞれ『三月』を読んでおり、その著者は誰であるかディスカッションする。
    >第三章、一緒に崖から落ちて死んだ二人の美少女の関係は人によって印象が異なっていた。二人の死は事故か自殺が殺人か。
    >第四章、この本を書こうとしている女性作家の話と、謎の学園に放り込まれた理瀬の話。
    >枠の外側と内側の境界がし

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    2026年03月02日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    物語の設定が良くわからないまま読み始めたが、最後はかなり衝撃的だった。
    わからない、をたくさん抱えて読み進めていった結果最後に怒涛の結び付きができて頭の中で完結する物語だと思う。
    ミステリーが好きな人は読みやすいかもしれない。

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    2026年02月26日
  • 麦の海に沈む果実

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    ラストに向けて、やや?な感じになったが、世界観は好きな感じ。理瀬シリーズというのも納得。きっとシリーズを読み進めるうちに、さらに理解が高まっていくのであろう。さ、次読まなくちゃ!

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    2026年02月25日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    登場人物全員が魅力的だった。
    クラシックやコンクールへの関心が薄い人生だったけれど初めて興味を持てたし、文章から演奏風景が頭に浮かんでくるようで素晴らしかった。

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    2026年02月25日
  • ドミノ

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    登場人物が多く、場面が変わるごとに人物紹介のページへ戻ったりしたが、最後一つに収束したときは、ある種の達成感のような満足感があった。

    最後、「ドミノ」はまだ倒れている途中に過ぎないような表現が印象的だった。

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    2026年02月25日
  • spring another season

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    「spring」から約2年。バレエの話だったこと、HALとフランツのことは覚えてる。
    でも、その他の登場人物の記憶があやふやで、必死で記憶の糸を辿りながら読んだ。
    それぞれのアナザーストーリー。心情が深掘りされていて、なんならこちらの方が面白いかなと思うほど。芸術でもスポーツでも、何かに真剣に打ち込む人は美しい。自分には到底目指せない世界なので、羨ましいなぁと思いながら読んだ。
    2作を連続で読んだら、さらに楽しめた気がする。
    「spring」未読の方は続けて読むのがおすすめ。

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    2026年02月24日
  • spring

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    恩田陸。
    末恐ろしい。最初はこれ読み進められるかと不安に思って30分。気づいたら、色んな世界で、色んな音を景色を見て、最後に目の前で彼の公演をみた。

    これは実写化できない。本だから出来るのか。
    ずっと出てくる人が恩田陸の世界の住人である。それでいい。居心地がいい。天才を見つめていたい。
    才能を感じていたい。

    彼の名前が題名にあることを忘れていた。
    これは、春の本である。

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    2026年02月23日
  • 歩道橋シネマ(新潮文庫)

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    恩田陸さんの短編集。初めての恩田陸作品の短編集をよんだが、ホラーからSF、ミステリーまで様々な短編でしたが、他の作品同様にテンポよく進みあっという間に全作品を読んでしまいました。

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    2026年02月23日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    作者の発言として巻末の解説にあった『これ、面白いのかな。こんな音楽と演奏が延々、続くだけの話』・・・正直、途中で「曲の描写と、登場人物が演奏聴きながら思い浮かべるイメージ描写が多すぎる〜」とは思ったし、音楽とは、ってまとめに「うん?」だったりはするんだけど、ストーリーは面白かった。そして編集者による解説が興味深くて、もし生まれ変わったら編集者とは言わずとも、本作りに携わる仕事いいなあと改めて思ったりなんかして。

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    2026年02月23日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    読んでて心地が良いとても好きな本。この本に出てくる曲を実際に聴いてみたい。
    上巻に比べてコンテストが進んでいくのが描かれているため仕方がないが、似たような場面が多く文章だけでは伝わりにくく単調に感じる場面を所々感じた。

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    2026年02月22日
  • MAZE 新装版

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    シリーズのブラックベルベットよりも読み応えあり。もしかして、人を飲み込む遺跡?と思いきや、人為的なものとオチがつくと思いきや、超常現象なのかも、と流石、可能性を残して終わる。

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    2026年02月21日
  • 月の裏側

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    珈琲怪談を読んでからのこちらの作品。
    深い。とても深い。
    これが恩田陸ワールドか!
    好きなジャンルなのでとても興味深く読ませていただいた。

    じわじわと何かが忍び寄ってくる恐怖。
    真実は意外と隠され埋もれていることがあるかもしれない。

    確かに存在する月の裏側。
    裏側には何があるのか。誰も知らない。はず。
    この世の中には説明できないこと、説明しなくてもいいことがある。

    あらためてじっくりと再読したい一冊。

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    2026年02月21日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    (備忘)初めての音楽小説。自分に馴染みのないジャンルだが。。と思って読み始めたけど、流石の本屋大賞+直木賞W受賞作。めちゃめちゃ面白くてページを捲るのが止まらない。字面を追いかけてるだけなのに、まるで気分はコンサートホール、演奏が聞こえてくる気がして縦乗りしながら読んでた気がする。それもただのコンサートではなく、バチバチの演奏バトルで痺れたなあ。主要キャラ4人とも個性があってみんな好きでした。

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    2026年02月20日
  • 珈琲怪談

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    不連続の世界みたいなシリアスさはなかったけれど、和気あいあいと進む会話劇と時々するりと入り込む恐怖のバランスがよかった。カフェ巡り&ただひたすらにおしゃべりしたくなる一冊。

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    2026年02月20日
  • 球形の季節

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    4つの学校と「谷津」という田舎町で起こる不思議な話。

    金平糖のおまじないや噂のようなものに別世界の話も混じり、ノスタルジックでファンタジーな世界観のお話でした

    田舎の良くも悪くも閉鎖的な雰囲気は田舎町で育った身としては共感!
    高校生の大人になりゆく過程の繊細な気持ちの変化や田舎の風景がとても丁寧に描写されていてよかったです!

    晋と仁の公園でのやり取りや静と裕美のシーン、結城の水泳授業のシーンなどのめり込むように読んでしまったシーンがいくつもありました!

    最後ははっきり伏線が回収される場面もあれば、読者に委ねる部分もありました。ラストはもっと続きがありそうな終わり方でしたが、この不思議な

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    2026年02月19日
  • チョコレートコスモス

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    「あなたへのおすすめ」に出てきて、このハイスコアだったので読んでみた。うーん、演劇の話を小説としてここまで掘り下げられるのか、と恩田陸さんの取材力と筆力の両方に驚いた。(自分の演劇鑑賞歴は、学生演劇3回、プロの一人芝居2回、だけなので、業界の重鎮が絡むような大作はまったく未体験)

    2006年の作品なので、当時の業界内位置付けで近そうな人として、以下の脳内イメージで読んだ。(かっこ内が本作での基本描写)

    ・東響子=松たか子(芸能一家、人気・実力とも若手No. 1)
    ・宗像葉月=寺島しのぶ(所謂美人ではないが独自の存在感と高い演技力)
    ・佐々木飛鳥=N/A (天才素人)

    それにしても、エチュ

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    2026年02月17日
  • 木曜組曲 〈新装版〉

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    ネタバレ

    全体的に、物書きを生業とする女性の業を感じました。
    でも、国文学、文芸評論家、トマトと茄子のスパゲッティのくだりは笑いました(笑)
    個々の物書きに対する姿勢やプライドは十人十色、でも共通してみんな命を懸けて向き合っているからこそ、強かで格好良いです。
    また、おそらく本人も気付いていない(であろう)魅力や本質に、周囲が冷静に分析し受け入れている描写も素敵だなと思いました。

    作家さん一人一人が身を粉にして完成させた作品は、読者である私も真剣に向き合わなければ…!という気持ちになりました!

    解説にて最後の説明は納得です。
    詳細は省きますが、「小説書くのも読書も、個人的で後ろめたい恥ずかしい行為」

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    2026年02月17日
  • 不連続の世界

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    月の裏側を先に読んでいたので、本書の世界観に入っていきやすかったです。ただ、世界線は全く同じではないのかなと思うほど、良い意味で月の裏側の話が全然感じられませんでした。本書だけで十分楽しめます。

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    2026年02月15日
  • spring another season

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    自分の気持ちを表現できる手段を持つことができるのは、羨ましい。フランツとの仲が儘ならないことも、HALの踊りに深みを与えるのだろうか。

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    2026年02月15日