恩田陸のレビュー一覧

  • 六番目の小夜子

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    結局サヨコが何だったのか腑に落ちないままに終わった。進学校の割に受験生が忘年会と称して酒を飲んでいるシーンはいかがなものかと思ってしまった。

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    2026年04月27日
  • 薔薇のなかの蛇

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    久々のリセシリーズ、相変わらず面白かった。
    と言っても(これも相変わらず)細かい内容より全体的な雰囲気とリセのキャラクターが好きです。
    恩田陸作品は途中まで面白いのにラスト拍子抜けの物もある中、リセシリーズは面白い。

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    2026年04月26日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    もどかしかった融と貴子が距離を縮める終盤のたたみかけは気持ちよく、成長していく学生達の姿が眩しく、読後感は爽やか。
    学生達と実際に一緒に夜に歩いているような非日常と青春を味わえたのも良かった。
    読み終えた後、表紙の絵にグッとくる。

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    2026年04月26日
  • 夜のピクニック

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    歩行祭という卓越した設定。
    魅力的な登場人物。
    自分が経験した青春時代の、ちっぽけな切なさに不思議と関連づけて想いを巡らせてしまう力のある作品。
    高校生活をやり直したくなります。
    登場人物像の男子が、少し作り物めいたように思える言動がある点や、みなリア充的な点は、若い男性読者には、違和感があるかもしれません。

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    2026年04月25日
  • spring another season

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    『spring』のスピンオフ短編集。バレエの世界に浸れるバレエ好きにはたまらない続編。最後に付いていたプログラムと萬春の解説がリアリティがあり、実際にこの目で見たいと思った。スペシャルサンクスに有名なバレリーナたちの名前が連なってるのも、バレエファンとしては神々しく見えた。

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    2026年04月25日
  • 夜のピクニック

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    読み切った…!
    恩田陸さんのいろんな意味での代表作。
    むかーし読んだことがあったけど改めて大人になってから読むと、忘れてた色んなことを思い出せた気がした。
    相変わらず長編でこんなに読み切れるかなって不安にはなったけど、
    最初から最後まで、徹頭徹尾、同じような表現は使わないしずーっと読み続けたくなるような飽きのこない表現が大好きで。

    恩田陸さん作品リレーしようか、検討中。

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    2026年04月25日
  • まひるの月を追いかけて

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    恩田陸作品だから一筋縄でいかない事はわかっている。わかってはいるものの、この作品に関してはどういう事なのか、様々な疑問が残る。
    わかりやすい答えを探すような作品ではない。むしろ謎そのものを探しながら、こうではないか、ああではないか、と考える作品でもある。
    物語の流れはシンプルだし、なんという難しい事はない。中盤以降の展開に関しては唐突すぎて異世界にでも紛れ込んだような気分になる。
    ハッピーエンドともバッドエンドとも取れない、むしろ安易な答えを出させないような展開は沼か、あるいはどこか別の世界への扉でもあるかのよう。

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    2026年04月24日
  • 夜のピクニック

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    【青春の一幕を胸いっぱいに吸い込める本】

    すれ違ってきた二人の人生がようやく交差する瞬間に立ち会うことができて、青春の一幕を感じ、とても心が温かくなった。

    高校最後の行事である、一日を通して歩き続ける歩行祭。ずっと胸に抱えていた異母兄妹というしがらみを持つ二人が、高校生活最後のイベントでようやく和解することができた。

    歩行祭といういわば非日常の空間で、高校三年間の想いが募るところも非常に青春感があって、学生時代を綺麗なものとして思い出せる。彼と彼女の友人たちも魅力あるキャラクターで、思いやりのある人間のできた高校生である部分も、物語の美しさに加担しているのは間違いだないだろう。

    異母兄

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    2026年04月24日
  • 珈琲怪談

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    喫茶店をはしごしながら、仲良しの中年男性4人が珈琲を飲みつつ順番に怪談を披露し、語り合う。真夏の京都で、初冬の横浜で、古書街の神保町で、時にビール怪談に、紅茶怪談になったりしながら。

    友達と喫茶店をはしごして、怪談するなんて、とても楽しそう。怪談を話すことで、同じ恐怖を共有し、親密度が増す。

    人が怪談に惹かれる理由として、現実の方がよほど不可解で怖いからこそ、説明のつかないものに魅力を感じるといったことが書かれていました。
    今、文芸界はホラーブームだそうですが、確かに、答えのない不安や曖昧さを抱える現代だからこそ、怪談という形でそれを疑似体験したくなるのかも。

    これまであまりホラーや怪談

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    2026年04月24日
  • 珈琲怪談

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    塚崎多聞シリーズ3作目。
    またちょいワル(?)おじ4人組が集まって怪談を始めます(*´꒳`*)
    今回の舞台は京都、横浜、東京、神戸、大阪、再びの京都の喫茶店。
    実在する喫茶店かモデルになっているとか。

    どの話しも実際の出来事をもとに書いているとの事で、あーーっそんな話聞いた事ある(๑˃̵ᴗ˂̵)ってな感じの話が多く出てきます。
    それ故にじわ〜っと恐怖が襲ってきます。

    この不思議な男子会をこっそり覗いている様な感じもとても良き(〃ω〃)

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    2026年04月24日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    ネタバレ

    面白かった。
    小説を読んでるというより、仕事をする上で大事な考え方とかも学べた気がする。

    続編も決まってそう?なので、発売されたらまた読みたい。

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    2026年04月23日
  • spring

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    蜜蜂と遠雷も一気読みしましたし、こちらの作品ももちろんとても良かったのですが…恩田陸さんの作品はどこか少年少女向け小説っぽいというか、設定は魅力的なのにどこか軽いしあっさりしている気がする。
    最近の小説ではよくありがちな、極端に不幸な登場人物を出す(グロテスクな悲劇で読者を楽しませようとする)ところがないのは、よいと思います。

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    2026年04月23日
  • 愚かな薔薇 下

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    恩田さんの作品で好みのものは、独特な世界観、空気感を感じる。内容というよりも、香りに近い感覚。加えて共通するのが土地のノスタルジー。今回もそんな独特な世界を感じた。荒唐無稽というか、世界終末論にも通じるが、何が起こるかわからない今の時代、あり得ないこともないのでは、、、。ジュブナイルな世界観もある。恩田さんが描く10代は大人びており潔い。

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    2026年04月23日
  • 黒と茶の幻想(下)

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    ネタバレ

    密度の濃い小説だなぁ。でも恩田陸の文章ってこう、しっとりして密度がある、一定のイメージを想起させるよね。本作もテーマからもうかなり恩田陸っぽいなと思った。

    学生時代からの友人である4人の男女がひょんなことからY島にJ杉を見に旅行に行くことになる。気の置けない友人同士だが4人の間には過去に消えた一人の女の影がちらついた。彼らの間に横たわる美しい謎を紐解き、過去を見つける4日間の旅についての物語。

    本当に個人的な感想ではあるけれど最初の利枝子の章がとにかくきつくて時間がかかった。恋愛というものが人生の基本構造として語られるのって違和感があるので、全然理解できない人間のみっちりした内面に触れるの

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    2026年04月21日
  • 愚かな薔薇 上

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    ノスタルジー、不穏、ファンタジー、ミステリー、伝承、帯にもあるように、まさに恩田ワールド盛り盛り。やっぱこうでなくちゃねぇ。正統派、夜のピクニックやチョコレートコスモスよりも好みですわ。今回は吸血鬼もどき?下巻に向けて、それだけじゃあ終わらないでしょう、きっと(笑)

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    2026年04月21日
  • 月の裏側

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    ぞわりとする余韻が味わえるホラーSF小説?私はミステリだと思って読んでたのでびっくりした。しかし心とは、自分を自分たらしめるものとは一体何なのか。何があれば人間あり自分であると自信を持って言えるのか。そういう哲学的な面を考えさせられる小説でもあった。
    途中から面白くて一気に読んでしまう。どんな結末を迎えるのかどきどきしながら読めた。

    恩田陸の書く話は、斬新な観点に触れられるのでおもしろい。合わせて「不連続の世界」も読みたい。

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    2026年04月21日
  • チョコレートコスモス

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    恩田陸さんの作品は長編が多く、チョコレートコスモスも比較的ページ数は多かったものの、他の作品同様すぐに読み終わってしまいました。舞台の作品の一部分だけでも詳細に情景が書かれているため、演者が感じている景色が鮮明に浮かび上がってきました。複数人の視点から語られる物語は混乱しやすいですが、チョコレートコスモスは一度もわからなくなる場面がありませんでした。終わり方も綺麗でした。あとがきに書かれていた続編もいつか発売された際には購入したいと思っております。

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    2026年04月20日
  • 酒亭DARKNESS

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    酒場が舞台の怪談を集めた短編集。ひと言で言うと「孤独のグルメ」のホラー版。怪談話といっても、日常のちょっと不思議な話が多く肩の力を抜いて読めた。全国各地の実在するお店が出てくるので、機会があればぜひ訪れてみたい。

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    2026年04月20日
  • 六番目の小夜子

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    恩田陸さんのデビュー作ということで手に取った1冊。

    代わる代わる色々な人物の視点から物語が進んでいって面白かった。

    学校とそこにいる生徒の捉え方が個人的に深く刺さった。

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    2026年04月19日
  • spring

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    とある天才バレエダンサーを友人や親族などの視点から語っていく作品。
    めちゃめちゃ読みやすいしキャラの造形も分かりやすくて恩田陸の文章力にはまいどまいど感服します。

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    2026年04月19日