恩田陸のレビュー一覧
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怖いけど優しい
短いけれど、情景が分かりやすいお話。怪談ではよくある話かもしれないけど、死んだ後まで通いたいお店があるのはうらやましい感じもします。この先ずっと、彼の席が用意されると良いですね。
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ネタバレ 購入済み
空気感がリアル
東北の日本海側に住んでいるのでこの中に描かれているフェーン現象を身をもって感じています(特に今年は凄かった)確かにあの筆舌しがたい暑さは人間をおかしくさせる要因になりそうです。このお話を読んだ後はあの暑さがもっと重苦しく感じそうです。そして暑さが怖い‼‼‼
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すごい世界!!!
演劇って元々すごい好きなんだけど、天才たちの共演(競演かも…)のすさまじさ。観て演じて楽しいとか、そういう話じゃなく、ひとつのセカイって感じで哲学みたい。
こんな人生、素敵だな。大変だろうけど、憧れます✨ -
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「のんびり旅ができるというのは、なんてありがたいことなんだろう。確かな日常があって、明日も当たり前に世界があるからと思えるからこそ、旅に出ることができるのだ」(文庫版あとがきより)
旅に出ることが容易ではない今日、旅エッセイや写真集をめくりながら少しでも旅気分を味わおうとしている。恩田さんのエッセイ、あまり読んだことなかったなあと思い、『隅の風景』を初読。
小説でも、実在する場所であれ、実在しない場所であれ、情景描写が素晴らしく、いつも惹きこまれてしまうが、そんな恩田さんが書く旅のつれづれは、旅の発見・ハプニングなどなど自分も追体験しているようで面白い。
情景と同じ位、お酒と料理の描写も。私 -
Posted by ブクログ
再読
短編集。何度でも読み返してしまうくらい好き。
「心変わり」と「少女界曼荼羅」はいつか長編化かシリーズ化して頂きたい。けどこの世界の不気味さをも含めた魅力が活きるのは突然に投げ出されて終わる短さ故なのも分かるのでもどかしい所。
恩田陸作品はとにかく読者に何も説明しないまま独自の世界観がオープニングから最大速度で進むのが大好きで、其のスピードが衰えぬまま途中で投げ出されるこの感じこそが恩田作品の醍醐味だし、その良さが短編ではとにかく顕著だ。あらゆる断片が魅力的過ぎて、読者はあれこれ空想したり、続きやその過去の物語を夢想せずにはいられない。
恩田さんのエッセイ(土曜日〜のやつ)で、彼女は小 -
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舞台化希望
面白い!
密室劇の要素を踏まえ、登場人物も限られているので、舞台化したら面白そう。
登場人物が個性派揃いなので、舞台映えしそう!
恩田陸の作品の中ではサクサク読める部類なので、コロナ禍で暇を持て余す中、
一気読みしてしまった。近未来設定ではあるが、今般のコロナ禍を思わせる話題
も入っており、ある意味先見の明があったのだろう。 -
Posted by ブクログ
『海外旅行処女』??? なんでしょ、この怪しい言葉。『私の仲のよい友人たちは、しょっちゅう海外旅行に行っている』という彼らから、こんな『ありがたくない異名』を2003年9月まで頂戴していたという恩田陸さん。『これまでに飛行機に乗ったのは生涯でたった一回。そのたった一回乗った飛行機が、それはそれは恐ろしかった。お陰さまでますます飛行機が怖くなってしまった』という恩田さん。これはそんな恩田さんがイギリスとアイルランドに取材旅に行くことになったドタバタ旅をまとめた初の紀行文、いやいや、旅行エッセイであります!いや〜これ、たまらなく面白い本です。レビュー冒頭ですが、もうとってもおすすめーって言わせてく
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Posted by ブクログ
美しき謎と過去への思索の旅
圧巻だった
上下巻およそ750超Pあるが、特別なことは起こら
ず、学生時代の親友4人が数日間をともにしたY島
旅行での会話で綴られた物語
各章ごとにストーリーテラーが代わるのがポイント
ほぼ4人+1人の登場人物は下記で当ててみた
利枝子…黒木華
彰彦…加瀬亮
蒔生…豊川悦司
節子…木村佳乃
憂理…蒼井優
『三月は〜』の第一章と同じタイトル
四人の親友が非日常の旅にきて、それぞれが心に
引っかかっていた過去と対面し、ときに美しく、
ときに残酷に謎を明かしていく
利枝子は、親友の憂理の死の事実と最愛の蒔生が
突然去った理由を…彰彦は、親友の死の真相と姉の
歪