恩田陸のレビュー一覧

  • 土曜日は灰色の馬

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    ネタバレ

    彼女がどんな本を読み、どんな世界を愛しんできたか、わかる一冊。
    同年代の私には多いに同感するところがあり、懐かしさや親近感を感じてしまった。
    もちろん、別人である以上、そうかなぁと思うこともありながら、彼女が読んで、わたしが読んでいない作品を読もうと企らむのである。
    あー、楽しかった。

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    2020年03月12日
  • 妖し

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    あまり「妖し」じゃなかったんですが
    一番良かったのは
    窪美澄先生の 「真珠星 スピカ」
    死んだ母親が娘を こっくりさんを使って
    守る話で 愛情に不意打ちされて
    かなり泣けました さすが

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    2020年03月09日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(下)

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    リオデジャネイロ五輪、その閉会式のスクリーンを席巻した日本発のキャラクター達。日本人が胸を張った瞬間。その中央にいたのがドラえもん。ある調査では日本人の認知度97%とされる日本人の共通認識。
    もし、仕事で大失敗をした時、あの時、あの瞬間にこうしていたら、あれを見過ごさなかったら、人は誰でもそんな経験はあると思います。そんな時にもう一度あの時間に戻れたら、これもよく思うことです。でも思えばそんな発想がすぐできるのは、ドラえもんを知っているから、タイムマシンを知っているからなのかもしれません。でも同じ日本人でもドラえもん以前の時代の人だったらどうでしょうか。しかもあの時間に戻っても同じことを忠実に

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    2020年03月04日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    再読。「ドミノ in 上海」のあと「ドミノ」を読み返すつもりだったが、なぜかこっちが読みたくなった。読み出してからもビーディックコーヒーがこっちにも出ていたからだ、と気づく。今の時期に読み返したのはタイムリーだったかも。

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    2020年03月01日
  • 夜の底は柔らかな幻(上)

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    スピンオフ短編集から読んでしまった。

    途鎖って土佐とかけてる?土佐犬とか…
    現実的なのに途鎖は異国というか異世界のようだ。実邦のイロが気になって仕方ない。
    葛城のクソデカ感情に興奮してしまった。本当に横恋慕か?と思うけど愛憎入り混じってそうだし他にも何かありそう。捕まえたとしてお前は一体何をする気なんだよ。
    第一部の実邦の最後の言葉、スピンオフ短編集のあの場面そういうことかーーーー!!!!えっ、神山それは犯罪では…?(今更感)

    藤代家の人間が全く登場しなかったけど、後半で出てくるんだろうか。従兄弟の有一のキャラがいまいち想像できない。
    誰かが死ぬのかなと思うけど、そして死んだ人もいたけどち

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    2020年02月28日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    ネタバレ

    書かれている文章は普通の黒文字なのにも関わらず、鮮やかな色彩を持った音楽が不思議と聴こえてきます‼︎それぞれのコンテスタントが独自の演奏をする様が、文字から頭の中に映像として浮かんできて、読者である私もコンクールの観客席に座っているかのような感覚になりました。音楽という文字で表すには難しいものを、ここまで鮮やかに描き出せるなんて素晴らしいと思いました‼︎読み終わった後も充足感のある物語です。

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    2025年12月21日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

    素晴らしいが

    まず、めちゃくちゃ面白いです。
    それだけは確かです。
    ただ個人的な好みとして不満なのは、
    決して悪い点というわけではなく、
    女性の作家さんの傾向かもしれませんが、
    ラストに絶頂感はありませんね。
    盛り上げて、なだらかに下がっていくというか。
    絶頂を求めるなら、主人公に最後演奏して、
    思い切り震えるほど感動を追い求めてしめますよね。
    ただ、それができなかった。
    作品的に失敗しても作家としては挑戦して欲しかったな、と思いますが、
    これがいいと作者としては思ったのかもしれませんね。
    これって、のだめのラストにも通じるんですよね。
    思いきり盛り上げて終わるなら千秋のオケで演奏

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    2020年02月14日
  • 黄昏の百合の骨

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    麦の海にハマった人は、その次としてこれを読みます。逆だと駄目なので、先に麦の海です。
    主人公の魅力とミステリアスな雰囲気に引き込まれます。

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    2020年02月14日
  • 麦の海に沈む果実

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    恩田陸の小説で一番好きです。かつて女子だった人、学園に憧れた人は、胸キュンの要素がいっぱいだと思います。不思議で空虚な世界観がさすがです。

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    2020年02月14日
  • 上と外(上)

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    これ、面白かったです。
    なんていうんでしょう、少年小説よんだかのような?読後のさわやかさと、マヤ文明とかこー、マニアさをくすぐるかのような設定と、うふふ、もう、たまりませんな!的なときめき(笑)
    いやージャングルでサバイバルとか、絶対こんなの死ぬにきまってるよ!
    とか思いつつもやはりトキメキが止まりません!
    どうしても続きが気になって、急ぎ読みしちゃったので、再度ゆっくり読みなおそう~。

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    2020年02月09日
  • 上と外(下)

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    この本を読んでいる途中、恩田陸のエッセイ「小説以外」を読んだ。そこで恩田さんは、つまらない本には本当に腹がたつ、いつもわくわくするような本を読んでいたいし、そんな本を読みたいという気持ちが、本を書く原動力なのだと。
    まさにこの小説が、「わくわくする本」。始めは、亀裂のはいった家族の問題から話ははじまるのだけど、ジャングルや地底へ場面が移ると、描写や心理の変化がリアルで、ずっとわくわくできた。ニコや祖父との練の関係もあたたかく、最後まで裏切らない展開だった。
    分厚いけれど、読み応えがあり。

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    2020年01月30日
  • ネクロポリス 上

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    恩田さんと英国というのはとても相性が良いと感じました。コーヒーと紅茶では文化が違うというのもよくわかります。同じ職場で食事をした後コーヒーか紅茶となった時もいつもなるほどと感じることも多いです。

    そして、この作品では、日本文化が他国に受容されるとしたら、何が、どのように、どのような形で受け入れられてゆくだろうかという恩田さんなりの考察を見ることができるように思います。それは図らずも恩田さんがそれぞれの文化をどのように見ているかに触れることでもあり、とても興味深いです。

    中でも一番興味深いと感じたのは、『向こう』に行く という考え方です。現代の日本でも未だこの言葉は神秘性を纏っていると思いま

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    2020年01月04日
  • 劫尽童女

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    父親の実験の道具とされ、ある部分で人よりも優れた力を持つ動物の能力をフィードバックされて生まれてきた遙。初めは小さな女の子として登場する。彼女が辿る過酷な運命を描いていく物語である。こんな力を持っていては圧倒的な孤独にならざるを得ない。とはいえ彼女に寄り添う高橋シスターや神崎の存在は読む者にとっては救いである。突然現れたトオルの存在もー。しかし、この出会いの後、とんでもない出来事が起こる。
    特殊な能力を持った人間の物語でありながら、我ら凡人にも生きる意味とは何かということを突き付けてくような思いがしてならない。

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    2019年12月17日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    「二・二六事件」に題材をとった歴史改変SFだ。宮部みゆきも「蒲生邸事件」で同じく二・二六事件を舞台にしていて、かぶるのかなあとちょっと不安になったが、いやいやこれは恩田陸独特の世界観があって、読みごたえがあった。むしろこちらの方が断然面白い。未来からやってきた国連の人間たちが、実際の事件をもう一度なぞっていくはずなのに、誤差がいろいろと出てきて、おいおいこれで大丈夫なのか、歴史がぐちゃぐちゃになるぞと読者を不安がらせるところも上手い。先を読みたくて、すぐに下を読むこと請け合い。

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    2019年11月27日
  • 三月は深き紅の淵を

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    同作者の中で一番好きなのがこれ。
    厳密には、特に2章が素晴らしい。

    登場人物二人の、編集者としてのスタンスや
    仕事への取組み、物語に対するちょっと過剰な
    までの思い入れ、こういったものがギュッと
    つまっているシーンがとても好きだ。

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    2019年11月20日
  • ブラック・ベルベット

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    シリーズ物と知らず恩田陸一冊目に選んだ本。
    主人公の説明がかなり遅れてされて不服だったけど、シリーズ3作目なら仕方がない。
    DFのネタがあるとT共和国へ。
    なんでも良いけど国名とか地名とか伏せるのなんか意味あるのかな。
    キャラがみんな好きだー

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    2019年10月27日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    彼氏(既婚)を追いかけてH市まで引っ越した妹を連れ戻しに、ついでに妹の彼氏が追っていた「クレオパトラ」が何か確認しに行ったがH市へ着いたところで連れて行かれたのは妹の彼氏の葬儀で…

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    2019年10月27日
  • MAZE 新装版

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    入ると人が消えたり消えなかったりする人喰い白い迷宮の謎を追う話。
    消える法則は? 消えない法則は?
    人が消えるのは何故なのか、どうやって消えているのか?

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    2019年10月27日
  • 蜜蜂と遠雷 (1)

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    原作読んだし、映画は見てもコミックは読まないな~(・-・ )と思っていたけれど、よく見たら皇なつきさん(すっごく大好き!)じゃないですか!!(*゚Д゚*)これは読まねば♪今回はコンクール前までだったけれど、これからが楽しみ~(*´∀`)♪

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    2019年10月06日
  • 錆びた太陽

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    原発事故によって日本中が汚染され、立ち入り禁止区域が各地に誕生する世界。
    ここでは、人型のロボットが人間に変わって汚染処理を行なっている。そんな世界に突如あらわれた、国税庁からのひとりの女性。そしてマルピーと呼ばれるゾンビも!?
    恩田陸ワールド全開です。

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    2019年10月06日