恩田陸のレビュー一覧

  • 蜜蜂と遠雷(下)

    素晴らしいが

    まず、めちゃくちゃ面白いです。
    それだけは確かです。
    ただ個人的な好みとして不満なのは、
    決して悪い点というわけではなく、
    女性の作家さんの傾向かもしれませんが、
    ラストに絶頂感はありませんね。
    盛り上げて、なだらかに下がっていくというか。
    絶頂を求めるなら、主人公に最後演奏して、
    思い切り震えるほど感動を追い求めてしめますよね。
    ただ、それができなかった。
    作品的に失敗しても作家としては挑戦して欲しかったな、と思いますが、
    これがいいと作者としては思ったのかもしれませんね。
    これって、のだめのラストにも通じるんですよね。
    思いきり盛り上げて終わるなら千秋のオケで演奏

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    2020年02月14日
  • 黄昏の百合の骨

    購入済み

    麦の海にハマった人は、その次としてこれを読みます。逆だと駄目なので、先に麦の海です。
    主人公の魅力とミステリアスな雰囲気に引き込まれます。

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    2020年02月14日
  • 麦の海に沈む果実

    購入済み

    恩田陸の小説で一番好きです。かつて女子だった人、学園に憧れた人は、胸キュンの要素がいっぱいだと思います。不思議で空虚な世界観がさすがです。

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    2020年02月14日
  • 上と外(上)

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    これ、面白かったです。
    なんていうんでしょう、少年小説よんだかのような?読後のさわやかさと、マヤ文明とかこー、マニアさをくすぐるかのような設定と、うふふ、もう、たまりませんな!的なときめき(笑)
    いやージャングルでサバイバルとか、絶対こんなの死ぬにきまってるよ!
    とか思いつつもやはりトキメキが止まりません!
    どうしても続きが気になって、急ぎ読みしちゃったので、再度ゆっくり読みなおそう~。

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    2020年02月09日
  • 上と外(下)

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    この本を読んでいる途中、恩田陸のエッセイ「小説以外」を読んだ。そこで恩田さんは、つまらない本には本当に腹がたつ、いつもわくわくするような本を読んでいたいし、そんな本を読みたいという気持ちが、本を書く原動力なのだと。
    まさにこの小説が、「わくわくする本」。始めは、亀裂のはいった家族の問題から話ははじまるのだけど、ジャングルや地底へ場面が移ると、描写や心理の変化がリアルで、ずっとわくわくできた。ニコや祖父との練の関係もあたたかく、最後まで裏切らない展開だった。
    分厚いけれど、読み応えがあり。

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    2020年01月30日
  • 劫尽童女

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    父親の実験の道具とされ、ある部分で人よりも優れた力を持つ動物の能力をフィードバックされて生まれてきた遙。初めは小さな女の子として登場する。彼女が辿る過酷な運命を描いていく物語である。こんな力を持っていては圧倒的な孤独にならざるを得ない。とはいえ彼女に寄り添う高橋シスターや神崎の存在は読む者にとっては救いである。突然現れたトオルの存在もー。しかし、この出会いの後、とんでもない出来事が起こる。
    特殊な能力を持った人間の物語でありながら、我ら凡人にも生きる意味とは何かということを突き付けてくような思いがしてならない。

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    2019年12月17日
  • ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上)

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    「二・二六事件」に題材をとった歴史改変SFだ。宮部みゆきも「蒲生邸事件」で同じく二・二六事件を舞台にしていて、かぶるのかなあとちょっと不安になったが、いやいやこれは恩田陸独特の世界観があって、読みごたえがあった。むしろこちらの方が断然面白い。未来からやってきた国連の人間たちが、実際の事件をもう一度なぞっていくはずなのに、誤差がいろいろと出てきて、おいおいこれで大丈夫なのか、歴史がぐちゃぐちゃになるぞと読者を不安がらせるところも上手い。先を読みたくて、すぐに下を読むこと請け合い。

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    2019年11月27日
  • 三月は深き紅の淵を

    購入済み

    同作者の中で一番好きなのがこれ。
    厳密には、特に2章が素晴らしい。

    登場人物二人の、編集者としてのスタンスや
    仕事への取組み、物語に対するちょっと過剰な
    までの思い入れ、こういったものがギュッと
    つまっているシーンがとても好きだ。

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    2019年11月20日
  • ブラック・ベルベット

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    シリーズ物と知らず恩田陸一冊目に選んだ本。
    主人公の説明がかなり遅れてされて不服だったけど、シリーズ3作目なら仕方がない。
    DFのネタがあるとT共和国へ。
    なんでも良いけど国名とか地名とか伏せるのなんか意味あるのかな。
    キャラがみんな好きだー

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    2019年10月27日
  • クレオパトラの夢 新装版

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    彼氏(既婚)を追いかけてH市まで引っ越した妹を連れ戻しに、ついでに妹の彼氏が追っていた「クレオパトラ」が何か確認しに行ったがH市へ着いたところで連れて行かれたのは妹の彼氏の葬儀で…

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    2019年10月27日
  • MAZE 新装版

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    入ると人が消えたり消えなかったりする人喰い白い迷宮の謎を追う話。
    消える法則は? 消えない法則は?
    人が消えるのは何故なのか、どうやって消えているのか?

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    2019年10月27日
  • 蜜蜂と遠雷 (1)

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    原作読んだし、映画は見てもコミックは読まないな~(・-・ )と思っていたけれど、よく見たら皇なつきさん(すっごく大好き!)じゃないですか!!(*゚Д゚*)これは読まねば♪今回はコンクール前までだったけれど、これからが楽しみ~(*´∀`)♪

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    2019年10月06日
  • 錆びた太陽

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    原発事故によって日本中が汚染され、立ち入り禁止区域が各地に誕生する世界。
    ここでは、人型のロボットが人間に変わって汚染処理を行なっている。そんな世界に突如あらわれた、国税庁からのひとりの女性。そしてマルピーと呼ばれるゾンビも!?
    恩田陸ワールド全開です。

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    2019年10月06日
  • おともだち できた?

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    あかん!あかん!
    こんなん読んだらあかんやつです。
    おひっこしのあと、いい感じにほっこりするのかと思ったら
    ぞわぞわ ぞわぞわ です。
    残暑の厳しい日、大人が一人で読む絵本。

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    2019年09月13日
  • 消滅 VANISHING POINT

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    ネタバレ

    いろんな登場人物が入れ代わり立ち代わり登場し、推理小説を読むようにこの中にいるスリーパーは誰だろうと考えながら楽しく読んだ。成瀬の咳がひどくなった時は、騙された。これが推理小説なら、探偵役になる十時の独特で愛嬌のあるキャラクターが好きだ。小津のワンタンへの執着心、気の毒な大島凪人、飛行機好きの岡本喜良、ロボットを欲しいと思う三隅渓など変わり者ばかりだ。SFっぽさを感じさせてくれる、黒澤親子の存在は恩田陸ならでは。そして、題名の「消滅」の意味するものはなかなか深い。ベンジャミンの作り上げた、人と人との間の壁を壊し、双方を繋ぐものが日常的に使う生活用品であるところなんかが微笑ましい。この物語のキー

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    2019年08月06日
  • 消滅 VANISHING POINT (上)

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    登場人物が増えていくなかで、途中から名前ではなく特徴(「サングラス男」「ヘッドフォン男」「鳥の巣頭」等)で人物を表していたので、混乱することなく読み進められる。

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    2019年07月27日
  • ブラック・ベルベット

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    ネタバレ

    久々の恵弥シリーズ。
    旅行中だがあっという間に読んでしまった。
    今回はT共和国に仕事とプライベートの野暮用(?)で行ったはずがやはり何かに巻き込まれてしまう。
    今作は前作までをちゃんと読んでいないと楽しめないかもしれない。それくらいMAZEとクレオパトラネタが多い。
    個人的には慶子と満が出てきたので満足。
    多田からとある女性の捜索を依頼されるものの女性は恵弥の目の前で刺殺され、依頼した多田も謎の事故?で負傷してしまう。そして恵弥の元には色々な人が現れて慌ただしい。
    今までのまとめ感があるのだがこれでシリーズ終了なのだろうか?
    最終盤で恵弥は選択をしなければならないフラグも立っているのでこれで終

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    2019年07月08日
  • おともだち できた?

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    直木賞作家・恩田陸さんの決して良い子にはお奨めできないブラックなホラー絵本です。とってもシンプルなお話です。パパとママと小さな女の子の3人家族が引っ越して来ただだっ広い家で最初は遊び相手がいなくて一人で寂しそうにしていた女の子でしたが・・・・。あるお母さんの感想に「うちの子に読ませるのは絶対に無理!」というのがあってその気持ちはよーくわかりますが、でもまあ偶にはこんな変わった絵本があってもいいでしょう。怖いけど思わず笑っちゃいますね。この女の子は虐めっ子に負けない強い子だろうし普通の友達も出来たらいいね。

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    2019年05月26日
  • 錆びた太陽

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    面白いけど、すごく面白いかと言われると分からない。ただ、今この題材を取り上げたことがすごいと思う。
    ブラックユーモアたっぷりだけど、怖すぎて笑えない。

    この作品を書くに当たって恩田陸本人がウェブに書き下ろしたエッセイが衝撃的なので、ぜひそちらも。

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    2019年05月07日
  • 八月は冷たい城

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    前作で疑問に思ったこと、それらがゆっくりと紐解かれて行った。
    美しくて、虚しさが溢れる文章から想像も出来ないくらい過酷な現実の話だった。


    みどりおとこの本当の意味は、城から立ち去る子供たちの見送りなんじゃないかなって、考えてみたり。

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    2019年05月06日