恩田陸のレビュー一覧

  • 小説以外

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    タイトルどおり恩田陸による小説以外の文章を集めたもの。雑誌などに掲載されたエッセイや文庫本の解説などなど。本当に本が(小説が)好きなんだなあとしみじみと感じ入ります。だからこそあのような作品が書けるんだろうなとも思い至りました。まだ読んだことのない本に対して書かれたものを読み興味をそそられ、本が好き本格ミステリが好きという件に同調し、もっともっと本が読みたいと、そういう気持ちにさせられる本でした。

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    2009年10月04日
  • 小説以外

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    デビューからの14年間に発表された全エッセイをまとめたもの。エッセイは読むものであって書くものではない、とご本人は言っており、エッセイでも好きな本読んできた本をテーマにしたものだったり、あとは他の作家の作品に寄せた解説文など、タイトル通りに恩田さんが書いた小説以外の文章を集めた本です。恩田さん、お話を書くのは好きだけど自分のことを書くのは苦手、ということでストレートに自分のことが書かれてるところは無いのですが、こういう本を読んでこう思っていた、とか、誰の作品の持っているこういう雰囲気が好きだ、とか、本を通じて恩田さんの人となりも透けて見えて、とても面白かったです。

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    2009年10月07日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    おもしろすぎる!日本名だから親しみもわくけど、カタカナだから異世界感もあっていい。リカちゃんの苗字を初めて知った。知っているサブカルチャーが出てくると嬉しくなりましたv

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    2011年07月21日
  • ロミオとロミオは永遠に〔上〕

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    久しぶりに読んでみた。前回と同じく、未来の日本ということであるが、世界観が壮大である。ただ新宿クラスの名前が覚えずらい・・・地球は破滅し、そこに日本だけが残っている。アキラとシゲル達は大東京学園へ入学する。いや〜またまた世界観がすごい!!大東京学園にはディズニーランドも。とてもつづきが気になった。下巻も楽しみですな。

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    2011年07月17日
  • 不連続の世界

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    月の裏側を先に読んでいたので、本書の世界観に入っていきやすかったです。ただ、世界線は全く同じではないのかなと思うほど、良い意味で月の裏側の話が全然感じられませんでした。本書だけで十分楽しめます。

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    2026年02月15日
  • spring another season

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    自分の気持ちを表現できる手段を持つことができるのは、羨ましい。フランツとの仲が儘ならないことも、HALの踊りに深みを与えるのだろうか。

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    2026年02月15日
  • 六番目の小夜子

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    とある高校でずっと受け継がれてたゲーム。
    サヨコと呼ばれる生徒が見えざる手によって選ばれ、サヨコは誰にも正体をばれないように、学園祭までやり遂げなければならない。
    そして今年、六番目のサヨコが誕生する年に、神戸から津村沙世子という、美人で頭のいい転校生がやってきて…

    現代ホラーを知るための100冊に選ばれていたので、恩田陸がホラー?と思いながら読んだら、
    デビュー作とは思えないくらいの引き込まれる文章と、謎の提示と展開にはさすがだなーと思ったが、
    これはホラーなのかな?
    読後感は「夜のピクニック」と同様。

    個人的には藤子不二雄の言うSF、少し不思議、が一番しっくりくるような。

    ま、ジャン

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    2026年02月15日
  • spring

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    今なおこんなにも瑞々しい小説を紡ぐことができる、恩田陸は本当にすごい小説家です。
    いつかの短編集あとがきで言及されていた「春の祭典」を、こうして読むことができ嬉しい。

    萬春について語る1〜3章、萬春自身が語る4章の四部構成になっています。
    私は『Q&A』とか、明かされていない何かについて語らせたら恩田陸ほど上手い人はいないと思っているので、1章で深津純が語る萬春の底知れない雰囲気が大好きです。
    4章はこれまでの3章に対するアンサーだと思っていますが、春自身から種明かしされても、彼のミステリアスな魅力は衰えませんでした。

    いつかバレエを生で鑑賞したいです。

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    2026年02月15日
  • spring another season

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    前作「spring」があまりにも素敵な作品で
    今作も楽しみでした。
    中でもフランツの章がグッときました。孤高の人であるが故の苦悩、でもHALと出会えたことでさらに深まった人格、踊り。短編でHALの周辺の人々の声が聞こえて前作をいろいろと思い出し、懐かしく感じながら読み終えました。やっぱり素敵な作品でした。

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    2026年02月15日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    おもしろかった。
    語り部(作者、恩田陸さん)がちょくちょくメタ的に登場して、主人公(梯結子・かけはしゆいこ)の一生を語るスタイル。

    主人公含め出てくる登場人物が皆相当にハイスペックなのも新鮮でおもしろかった。
    夜ピク読んだ時はそんな風に思わなかったけど
    恩田陸さんも相当頭いいんだろうし物事を考える時のセンスが抜群なんだろうな…。

    商社の仕事説明のところとか、魅力の伝え方が上手くて作家がエントリーシートなんて書いたら絶対通るんだろなとか関係ないことを考えたりした。

    次回発売がもう決まってる感じだったので、次回作も楽しみにしたい!

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    2026年02月15日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    すごく好みな小説?だった。
    興味を引かれるし尊敬するし憧れるし共感もできる
    働くうえで考えさせられる、今の自分を見直したいって思わされた。文庫版あとがきの最後の二択は、私はなんとかしなくちゃの人では無いのかも。と思ってしまったけど、もっとポップに仕事を捉えて良いのか。って気づきにもなった。たまたま買った本だったけど、続きとっても楽しみ

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    2026年02月14日
  • ドミノ

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    面白かったけど
    なんせ人数多すぎて
    収束したところで
    誰が誰や分からなくなって
    作品の美味しいところを逃しました。

    作者さん よく こんがらがらずに書けたなぁとそこは純粋に称賛します。

    こういうタイプの作品は映像で観た方が分かりやすいかなぁと思いました。

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    2026年02月12日
  • 月の裏側

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    ホラー×SF小説です。ホラーのためすっきり解決はしませんが、そんなに怖い訳ではなく、ほんのり恐怖が残ります。盗まれるという表現がいいです。

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    2026年02月12日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    ネタバレ

    とても読みやすく、気付けば一気にこの分厚い本を読み終えていた。
    音楽を文章で表現したということに惹かれて読んだが、確かにわかりやすく色彩や質感が手に取れるようだった。
    ピアノコンテストや業界のことについても知らないことばかりだった。文学賞とひとしく例えられていたところが印象的だった。亜夜がすきだった。

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    2026年02月11日
  • 光の帝国 常野物語

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    タイトルからはナルニア国物語ばりの世界観ゴリゴリファンタジー大作を想像するけど、我々の暮らしに潜む、とある一族を見守るような穏やかな短編集。
    一作目が常野の神秘性と彼らのひっそりとした日常が垣間見えるバランス感が絶妙で一番好き。

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    2026年02月10日
  • spring

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    「天才」と呼ばれる存在を、真正面からではなく、周囲の人々の視点を通して描いていく物語。

    主人公・ハルはどこかつかみどころがなくて、決して多くを語らない。それなのに、彼の周りにいる人たちの言葉や記憶、感情の中には、確かに“圧倒的な存在”としてのハルが浮かび上がってくる。この「他人の視線によって輪郭が形作られていく主人公」という描き方が、とても恩田陸らしくて心地よかった。

    本人の語るハルは静かで淡々としているのに、周囲が語るハルは眩しく、時に理解不能で、でも強烈に人の人生を動かしていく。そのズレが、この物語のいちばんの魅力だったと思う。

    天才とは何か。
    才能は祝福なのか、それとも孤独を伴うも

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    2026年02月10日
  • ドミノin上海

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    前作に引き続き、たくさんの登場人物を個性豊かに生き生きと動かす手腕は見事!映画を見ているようだった!

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    2026年02月10日
  • 月曜日は水玉の犬

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    人が本について書いている、いわゆるブックガイドというかブックリストが好きなのだと気づいた。作家さんがお気に入りの映画を教えてくれるのも大好き!

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    2026年02月09日
  • 八月は冷たい城

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    久々に読む。面白いね。屋外である意味では開けているのに外界から遮断された空間。同じ年頃の子どもたちとの奇妙な連帯。夏の人の謎。そんなあるわけ…なんて無粋なことは言わず、短い話なのでさらっと読む。

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    2026年02月08日
  • エンド・ゲーム 常野物語

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    今月は少し棘のある作品が読みたいらしい自分。と言っても、ラストがとんでもなく後味悪いのは苦手。こちらは、あらたなゲームが始まるのかもどけど、悪くはなかった。裏返す、裏返される、洗濯屋、???な感じもあるけど、もしかしたら現実にもあるかもね。

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    2026年02月08日