恩田陸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
『チョコレートコスモス』→舞台俳優
『蜜蜂と遠雷』→ピアニスト
今回は天才バレエダンサー&振付師のお話。
本屋大賞ノミネートもあり、かなり期待が大きい作品。
2つの作品と違い、本作は既に頂点に立った主人公を各章で3人の関係者(同世代のバレエダンサーと作曲家、叔父)からの視点からと最終章は主人公自身の視点で描かれている。
天才を独特の世界観で言い回すのはいつも以上に素晴らしく、個人的には恩田さんも天才だと思っている。
バレエはよくわからない中、選曲した音楽を聴きながら必死にイメージした状態での読書の為、理解度は完全ではないので何回も読み直したい作品である。
-
Posted by ブクログ
旅行の飛行機で読もうと買ったホラーアンソロジー。
飛行機では結局1話目しか読まなかったけど、それ以降少しずつ読み進めた。
いろんなタイプの話が入ってて楽しかった。お得感。
特に印象的だったのは北沢陶さんの「お家さん」と恩田陸さんの「車窓」
お家さんは、大正時代に大阪の商家へ丁稚奉公する少年のお話。
時代や言葉が相まってすごく雰囲気があったし、ラストも恐ろしくて好き…
こういう作品もっと読んでみたい!
車窓は、新幹線から見える看板のお話。
少ないページなのにすごく引き込まれた。
ラストはいろんな解釈ができそう。
いろんな作家さんのお話読みたい欲でアンソロジー何冊か買っちゃったけど、読むペ -
Posted by ブクログ
「17年ぶりの塚崎多聞シリーズ」とのことだが私に取っては初めてのシリーズであった。
塚崎・尾上・水島・黒田の4人(黒田は不在のことが多い)で喫茶店で一人ずつ怪談を披露するのだが、その会談の内容は本格的にホラー要素のものがあれば怪奇現象で後味が悪いものと多数。当時、ゾッとしたいという気持ちでホラー小説を探していたところ、たまたま書店に並んでいたところに目について購入したのだ。
「なんか、怖い話ないか?」まさしく私の当時の心境を見事に表したものである。ゾッとしたい、怖い話が聞きたい読者はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。連作短編ということもあり非常に読みやすかった。